【交流戦】巨人×楽天、巨人らしい試合？

　史上初のセパ交流戦の開幕戦では、パリーグが優勢だったが、横浜の逆転サヨナラ勝ちにつづいて、辛くも巨人が逃げ切り、阪神も逆転勝ちした。しかし、中日と広島は完全にやられた格好だ。

プロ野球結果　巨人８－６楽天

　巨人×楽天は８回を終わる時には巨人が８－２とリードして楽勝かと思われたが、相変わらずリリーフ陣が弱く、２点に追い上げられるも何とか逃げ切った。

　巨人は優位に試合を進めながらもあと一歩攻撃の詰めが甘く、楽天の先発ホッジスに今シーズン最長の７回途中まで投げさせてしまった。そして、リリーフ陣が危うく追いつかれそうになるという冷や冷や野の勝利で、ある意味今シーズンの巨人らしい勝ち方だった。

【WILLCOM】4月は5万増？

　恋人同士の“距離を縮める”アイテムとして、ＰＨＳ（簡易型携帯電話）の人気が急上昇している。通話し放題の定額サービスが、ゴールデンウイークなど連休しか会えないカップルの支持を集めたようだ。

　ＰＨＳ最大手のウィルコム（東京都港区）の加入者増加数が月間５万件ペースと大幅に伸びている。１日からサービスを開始した音声通話の定額サービスが好評なためで、若い恋人同士など、これまで携帯電話を使っていた人がＰＨＳに乗り換える動きも出てきたという。

　定額サービスを利用すれば、ウィルコムの加入者同士なら月額２９００円（税込み）で電話かけ放題。さらに、家族であれば２台目からは同２２００円を払えば、かけ放題となる。

　３月１５日に定額制導入を発表してからは加入申し込みが殺到。それまで月間数１０００件から、多くて１万件程度だった加入者の増加数が、３月は３万３３００件と急増した。

　さらに４月は増加ペースが加速し、５万件に達したもよう。申し込み受け付けの電話やＦＡＸ回線数を増やしても対応が遅れる状況となったという。

　ウィルコムの八剱（やつるぎ）洋一郎社長は、「２台以上購入する人が全体の７割を超えている」と、親子や夫婦、恋人同士など従来ＰＨＳを使っていなかった新しいユーザー層の開拓に成功したことを指摘する。

　このまま月間ペースの加入者増加数を５万件以上に維持して、「２００６年度内に累計加入者を４００万件（今年３月末は同３０３万件）にする」（八剱社長）と意気込む。

ウィルコムのＰＨＳ、定額サービスで加入者急増

　４月のウィルコムの加入者数は５万件行きそうらしい。ボーダフォンはいきなりそんなに増えないだろうから、これで月間シェア３位は確実かもしれない。このまま月間シェア３位が続けば、ＰＨＳを忘れてしまったユーザーにも、その存在も再認識されてくるだろう。

　週末の新宿などでは、あちこちでウィルコムのティッシュが配られていたり、東京ドームのバックネット近くの広告にウィルコムのカラー広告があったり、最近はその宣伝もかなり力が入っている感じだ。

　量販店の携帯電話売り場を見ていても、ウィルコムはけっこう売れているのが実感できるだけに、この勢いはしばらく続きそうだ。ウィルコムユーザーが増えれば増えるほど、音声通話定額の相手が増えるだけに、口コミで広がると、ますます面白くなりそうだ。

今日からセパ交流戦

　今日からセパ交流戦が始まるが、やはり注目は巨人と楽天の対戦だろう。

　皮肉にも、セパの最下位同士の対戦となっただけに、楽天としては今のどん底の巨人なら勝てる可能性も高くなったと言え、楽天にとってはラッキーなのかもしれない。

　これで巨人が楽天に負け越すようだったら、ファンの怒りも爆発しそうな気がする。

TCAの発表は金曜日か？月曜日か？

　毎月７日あたりに前月の月間シェアが発表になるので、今回は６日の金曜日になるのか？９日の月曜日になるのか？ちょっと気になる。

　４月は新入学シーズンであり、３月の次に新規加入が見込めるはず。その月に月間シェアがどうなったかはとても注目される。

　ＤｏＣｏＭｏとａｕのトップ争いはどうなったか？
　ウィルコム定額制を目前にしたウィルコムの純増数がどれくらい伸びたのか？
　家族通話定額制を発表したボーダフォンが純減をどれだけ食い止めらめるのか？

　特に今回は注目のポイントが多い。