ドコモは、「N901iC」が「P901i」を再逆転して首位に立った。5月6日掲載のランキング以来、P→N→P→Nの順で首位を交代している。
価格を見ると、N901iCもP901iも2万円台なかば。4月の3万円台から比べるとやや値下がりしたものの、依然として値崩れしていない。なお、3位のらくらくホンこと「F672i」は、3000円程度と手ごろな価格になっている。
auは、トップが先週と変わらず「A5509T」。2位と3位が入れ替わり、9位と10位が入れ替わったが、それ以外の順位は先週と同じままだ。
上位陣の価格を見ると、1位のA5509Tは1円まで下がった。2位の「W21CAII」は、発売後まだ日が浅いこともあり、1万9000円程度と高めの値段になっている。この価格は、発売直後から落ちていない。なお、5位の「W31S」も2万円程度と、発売当時の価格から変わっていない。
ツーカーは、相変わらずのランキング。1位「ツーカーS」、2位「TT32」、3位「TT31」は先週と変わらない。4位と5位、6位と7位が入れ替わるなどしているが、全体に大きな動きはない。
価格は、ツーカーSが3990円。これは4月に調査を実施したときから変わっていない。TT32、TT31は値を下げており、いずれも“1円端末”となっている。
ボーダフォンは、180度開いた状態からさらに180度折り返せる「V603T」が首位を堅持。“振って操作”の「V603SH」は、先週3位から1つ順位を上げた。
価格を見ると、V603Tは1万4000円台。V603SHは2万円弱と、こちらのほうがやや高い。ボーダフォンの端末は「702NK」などが1円になっているが、3位の「802SH」は1万円程度、7位の「902SH」が2万円程度と、一部端末はまだ高値に留まっている。
ドコモで“N”が再逆転――端末価格調査も
DoCoMoだけトップが変わったが、その他は変わらず。新機種もなく、ベスト10の顔ぶれもほとんど変わらなかった。
気になるのは、ボーダフォンでエンジョルノがベスト10入りした点だ。もしかしたら、これは今月の純増数を増やすためにこの時期にエンジョルノを水増しした可能性がありそうだ。来月初めにドンキホーテで格安のエンジョルノが出てきたら、水増し用のエンジョルノがドンキホーテに流れたと推測される。
|
NTTドコモ |
au |
ツーカー |
ボーダフォン |
1 | ↑ | N901iC | → | A5509T | → | ツーカーS | → | V603T |
2 | ↓ | P901i | ↑ | W21CA2 | → | TT32 | ↑ | V603SH |
3 | → | F672i | ↓ | A1404S | → | TT31 | ↓ | 802SH |
4 | ↑ | P700i | → | A5507SA | ↑ | TT51 | → | V602SH |
5 | ↓ | P506iC | → | W31S | ↓ | TS41 | → | 802N |
6 | ↓ | N506i | → | W31K | ↑ | TK40 | ↑ | V402SH |
7 | ↑ | N700i | → | W22SA | ↓ | TK40(*) | ↓ | 902SH |
8 | ↑ | SH700i | → | W31SA | ↑ | TK31 | ↑ | 702NK |
9 | ↓ | SH901iC | ↑ | W21T | ↓ | TK41 | ↓ | V602T |
10 | ↓ | F880iES | ↓ | W21K | ↑ | TK31(*) | ↑ | V102D |
(*)表記は「プリケ―セット」(**)表記は「プリケーロングセット」対応端末
|