熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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団塊世代が、団塊ニート、団塊フリーターと呼ばれる日

2006年05月05日 | 団塊世代の生活意識改革
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千葉県内に住む団塊サラリーマンが持っている退職後の就業意識調査(千葉県調査)が発表されました。
これを見ると、8割の団塊世代は定年後も働きたいと回答していますが、およそ半数の人たちは、お金は欲しいが楽な仕事をしたいと考えているようです。
そんな、うまい話があるのでしょうか。
退職後も働きたいと思っている人たちの理由は、

①生活を維持するため62%、

②生きがいや社会参加のため17%、

③健康のため7%

だそうです。

多くの団塊世代は今までのように、本気で働くことは考えていないようで、働くにしても、労働条件や仕事の内容によると答え、短時間の勤務や自宅から近い所で仕事をしたいと思っているようです。

企業もおよそ半数近くが今後3年間で人材が不足すると答えているのですが、団塊世代の望む労働条件、賃金とは大きなギャップがあります。

働きたいと考えている定年退職後の団塊世代が仕事に対する甘えを捨てない限り、団塊ニート、団塊フリーターと呼ばれる人たちが多く出現する日がやってくるような気がします。

仕事はいつも真剣勝負、その覚悟がなければ、現役の若い人たちから団塊世代の労働力は使い捨てと思われてもしかたがないと思います。