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介護は24時間365日(2009年9月21日放送分)

2010年05月18日 | FM放送要旨
かずさFM 83.4メガヘルツ 「熊本秀樹の生活まる得情報」
放送時間 毎週月曜日9時30分~ 再放送19時30分~




NO25 介護を考える(要旨)


 1.介護の実態
  ①85歳を超えると4人に1人が要介護状態になるといわれています。
  ②65歳以上で亡くなる方の寝たきり期間はおよそ8.5ヶ月です。
  ④認知症の発症率85歳以上で約30%です。
   65歳以上の高齢者はごく軽い人を入れると10人に1人が認知症になるそうです。
  ⑤介護する者の2人に1人は60歳以上の人たちです。


 2.介護するリスク
  ①介護は重労働
   介護をしていると、時には憎しみを感じることもあるそうです。
    介護をしていて時々憎しみを感じた人は1/3(32.7%)もいます。
   介護の負担は予想以上です。
    力仕事から精神的な苦痛、経済的な負担まで多くの問題を抱えることになります。
  ②負担に感じること
    食事や入浴約60%。
    留守にできない40%弱。
    精神的苦痛30%強。
    経済的負担が20%以上。

 
 3.介護で困ったら
  ①家族の痴呆症など高齢者介護で困ったら、介護の相談窓口に行ってみましょう。
    地域包括支援センターは全国に約4000箇所あり、市町村の直営又は委託機関です。
     ケアマネージャーや社会福祉士、保健師などが常駐しています。
     認知症などのほか一般の虐待、1人暮らしの相談も受け付けます。


 4.介護保険
  ①介護保険のサービスを利用すると、自己負担分は実際にかかった費用の1割です。
    ただし、介護状態により限度額が決められています。
  ②65歳以上の人を1号被保険者といい、原則として年金から納めることになります。
  ③40歳~64歳の人を2号被保険者といい、 健康保険料といっしょに納めます。
    国民健康保険の人は医療保険分と介護保険分をあわせて国民健康保険税として
    世帯主が納めることになっています。
    サラリーマンは給料に応じ医療保険と一緒に給料から天引きされます。