久し振りに旅行から戻って、いつものように知人と朝のポタリングをした。
この時期、繁殖期を迎えてカラスが大声で鳴く。
襲われそうになって、知人と必死に逃げたことが話題になった。
頭上近くまで飛来するとなかなか怖い。
朝食を食べてから庭のハナミズキを見ていると、かなり大きなカラスが1羽飛来した。
庭の餌台には屋根が邪魔をして入れないので、いつもは直ぐに立ち去る。
ところが今朝は違った。
羽をばたばたさせて、枝に食らいつき始めた。
こんな姿は見たことが無いので暫し観察した。
枝を嘴で挟んでは体重を利用するために身体を落としては引っ張っている。
羽のバタバタはこの繰り返しだった。
やがて、中くらいの枝が折れ、それを咥えると立ち去った。
どうやら繁殖期を迎えたらしい。
枝は巣作りの材料だろう。
それにしても、普通は枯れ枝ではないのか。
ひよっとして、生木のしなやかさ、弾力性が高級素材なのかもしれない。
そういえばポタリングの時に、あちこちからカラスの鳴き声がしていた。