楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

与野党ともよくよく考えて欲しい

2023年04月25日 | 日記

統一地方選は地元では市議会議員選挙だった。

日頃、こまめに市議会の模様をペーパーにして配布している若手の候補に投票し、当選したので良かった。

 

この候補は初陣では自転車に旗で回り、今は選挙カーで流すようなことは一切しなくてもいつも上位当選だ。

公約どおり、予算の的確な執行などについて常にチェックし、議会で質問に立ち、その内容を知らせてくれる。

政治家として大成して欲しい。

 

衆参補欠選挙の山口2区で家系図をビラにした候補が当選した。

かつて改革の志士を輩出した土地柄は消え失せ、今や阿倍家と岸家が家業として国会議員に就いていることが〝家系図選挙〟でよく分かった。

〝家系図議員〟はそもそも政治家の資質が無いのではないか。

 

山口4区のNHKの当確速報はあまりに酷かった。

開票開始の20:00を少し過ぎたあたりで安倍前総理の後継の元市議・吉田真次氏の当確を出し、カメラが直ぐに選挙事務所の昭恵氏の万歳を映していた。

あまりに手回しが良く、このようなことが続いていたことに驚いた。

公式の票数はまだ入っていない段階で、そこまでしてNHKは報じなければならないのか、呆れた。

 

何でも、開票が始まる〝午後8時当確〟は阿倍元総理の時代ら続いていて、今回も強い要請があり、民放は断わったがNHKは受けたという。

最終結果は接戦であった。

 

いずれ解散総選挙がある。

衆参補選はどの地区も投票率が10パーセント前後に激減している。

立憲民主党は5戦全敗でも岡田幹事長が即座に「執行部は責任を取らない。」と表明した。

 

政治に対する失望はさらに広がり、投票率は益々下がるだろう。

与野党ともよくよく考えて欲しい選挙結果だった。