楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

洞爺湖のチップ漁

2021年06月08日 | 『私の自転車旅物語』

最低気温が二桁になったので自転車野宿旅に出掛けた。行き先は洞爺湖。

千歳、支笏湖を通って、今シーズンもナントカ美笛峠をクリア出来た。

 

途中、蟠渓温泉に1泊した。「蟠岳荘」のおばさんはお元気だったが、コロナ感染拡大防止のために役場から多人数や町外からの受け入れは抑制するように言われいるとか。私ひとりのために準備をしてくれていた。

 

2食付で6,000円。食べきれない料理と65℃の良質の源泉。

 

洞爺湖へ向かった。

緊急事態宣言でいつも利用する向い洞爺の中央公園を始め、周辺のキャンプ場は全て閉鎖していた。温泉街で宿を探そうと走っていると月浦付近で小型モーターボートやワゴン車が集まっている一角が目に入った。

聞いてみると6月1日に解禁になったチップ漁をしている内水面漁業関係者の基地だった。話すと空き地にテントを張らせてくれた。奥の黄色いのが私のテント。助かったぁ。

 

4時30分頃。早起きしてチップ漁を見物した。「チップ」は紅鮭が陸封された種で道東の〝チミケップ〟湖に生息していたものが支笏湖と洞爺湖に放流されたと聞いたことがある。

 

中之島に2隻の舟影が見える。

午前5時30分頃。仕事があるため早めに切り上げた船が戻ってきた。 

 

量も型もまずまずとのこと。自然物しか無い時代はキロ3万円もしたとか。孵化放流が始まってからは価格が下がり、今はコロナ禍で需要が減って1匹500~1,500円程度という。札幌の市場に運ばれる。

 

午前8時。〝基地〟で漁獲者毎に計量して氷水に漬けられ直ぐに出荷された。

 

3~4泊のキャンプ予定だったがままならず。温泉街で迎えの車にピックアップして貰って、快晴が勿体ない洞爺湖を後にして三階の滝から白老に出る峠をドライブして帰宅した。

 

《白滝》

 

《洞爺湖畔のレストラン「望羊亭」 75年の歴史がある》

 

 

《遠くに残雪が筋に見える羊蹄山。やや雲に隠れている》 2021.6.7

 

 



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