「私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施してください。」
赤木さんの奥さんが3月27日午後、インターネット上の賛同者募集サイトChange.org(チェンジ・オーグ;米国法人)で呼びかけを始めた。
僅か二日で15万人の賛同者が殺到した。その一人になつた。事務局によると日本で過去最も多く最も速いという。
奇しくも3月28日は赤木さんの誕生日だった。大阪日日新聞の相澤冬樹記者(元NHK大阪)がyahooニュース(3月29日9:23)で伝えている。
赤木さんの『手記』報道に続いて、3月26日に発売された『週間文春』をネットで買って読んだ。
信頼する直属の上司だった池田靖氏(当時、統括国有財産管理官)が一周忌の時に奥さんに告白した内容を報じている。
地下埋設物の程度と撤去費用、どれだけ売却額から引かなければならないのか、「自分たちは最期まで調べようとしたが大阪航空局(国有地管理者)は動かなかった。撤去費用が8億円になるという確信、確証が取れていないんです。」
「赤木さんが文書改竄の詳細なファイルを残していて、大阪地方検察庁に提出している。どのような課程で改竄したかが全部わかる。」
この2点も新たに出てきた事実と思われる。最近の世論調査も8割が再調査を求めている。
安倍首相と麻生財務大臣、佐川理財局長(当時)は新たな事実と新たな調査を求める声に真摯に応えなくてはならない。
この件に限らず政権と国民との信頼感がどんどん乖離してきている。