ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

赤毛のアン

2013-12-26 23:11:07 | 
小学校高学年から中学生のころ、
赤毛のアンが好きだった。

全10巻。
確か、村岡花子さんの訳で、
紙が赤茶けてしまったフルセットが、今も家のどこかにある。

その後、周りの噂話に興じているような世界観が鼻についた時期もあった。

原作も読んでみた。
ストーリーを、かなり細部まで読み込んでるので、割りと楽に読めた。
名訳とさほど雰囲気は変わらないから、まあ、読んだという自己満足(^^;

仕事帰りの図書館で、掛川恭子さんの訳を手にとった。
「アンの娘リラ」をサラッと読み流した。

当然、記憶にある文章とは違うが、
掛川さんの訳も読みやすい。

ホッとするような優しさや温かさがあると、改めて思う。
冬の日だまりのように、心地好い温もり。
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「政と源」「名もなき日々を」「物語ること、生きること」

2013-12-25 16:41:31 | 
「政と源」 三浦しをん  集英社  2013.8.31

 墨田区Y町。
 つまみ簪職人・源二郎と、銀行を退職した国政。
 
 源二郎の妻は早くに他界、国政の妻は娘のところに出て行って、ともに一人暮らし。
 弟子の徹平と賑やかに暮らす源二郎に対し、国政はときにやっかみも感じる。

 p243
  ゴールや正解がないから、終わりもない。幸せを求める気持ち。自分がしてきたこと。
  それらに思いを馳せては死ぬまでひたすら生きる。その時間を永遠というのかもしれない。

 徹平の仲人を頼まれた国政は、妻に毎日のようにように葉書を書く。

 その内の一通が秀逸だ。

  『あのとき、ああすれば』と、いろいろ悔いはあるが、そのほとんどが取り返しのつかない
  ことばかりだ。残された時間のほうが少ないのだから、きみも好きに生きればいいと腹の底から
  納得した。別々に暮らしていても、きみや娘たちが幸せであるようにと、いつも願っている。
  それだけは本当だ。思えば、俺が本気で幸せを願う相手は、きわめて少ない。索漠とした
  人生だったことを露呈するようで恥ずかしいが、しかし、幸せを願う数少ない相手の一人が
  きみであることは、俺の幸せだ。風邪を引くな。


「名もなき日々を」  宇江佐真理  文藝春秋  2013.11.15

 髪結い伊三次捕物余話第12弾

 伊三次とお文に支えられ、絵師修行を続ける息子の伊与太。
 大名家に女中奉公に出た茜の運命は、大きく動き始める。

  いつも当たり前の傍にあるものが、明日もあるとは限らない。
  その時におたおたしてはいけない。別の方法があるさ、と太っ腹に構えているのが肝腎だ。
  何とかなる。

  昨日と今日の間に、さして違いはない。違いはないけれど、昨日と今日は別の日だ。


「物語ること、生きること」 上橋菜穂子  講談社  2013.19.15

 そうか、1962年生まれだったのね。
 自伝的なエッセイ。

 子どもの頃に考えたことが、驚くほど重なった。

 p57
  小学生の頃、「時」というものについて考えたことがありまして。時の流れは、
  いつはじまって、いつ終わるのだろう。そして宇宙には果てがあるのだろうか。
  果てがあるとしたら、その向こう側はいったいどうなっているのだろう。
  もしそこが本当に「果て」なら、その向こう側は「何もない」はずです。
  「何もない」って、いったいどういうことなんだろう。それを考えると、眠れなくなる
  くらいこわかったし、広大無辺の闇の中に放り出されたようで、いまでも、背筋がぞくぞく
  するくらいこわくなります。

 この辺りは、まったく同じ。

  永遠と刹那。
  幼いころから、私には、私自身にはわかりえない巨大な世界が外側にあって、自分は
  その一部として生まれてしまったという気持ちがありました。
  人の命ははかない。そして私が死んだあとも変わらずに続いていく。

 荻原規子さんのときも、だいぶかぶってると思ったが、読んだ本、同じだなぁ。

  キュリー夫人、バーネット、リンドグレーン、ヴェルヌ、バローズ(ターザン)
  差とクリフ、ランサム、ワイルダー、ル=グィン、スーザン・クーパー、宮本常一
  柳田國男、梨木果歩、手塚治虫、ヴォクト、デュマ、アトリー

 数え上げるとキリがない。
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転換期が見えて…

2013-12-24 21:44:55 | 戀(こい)
爆発した(笑)

煮え切らない彼に食ってかかった。

重く感じるのはわかってるし、まだ言い足りないけど、
全ては自らの選択。

きちんと受け止めて欲しい。
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今年かぎりかも…

2013-12-23 22:51:40 | 日記


改めて 光のページェント♪

この間、一緒に見たから、もう見なくてもいいだろ、
と、彼が言ったけど
やっぱり、この時期に見たい。
ケーキを買いがてら、一人でも出かける気満々だった。

起きてるときだけルームウェアを着て、朝から一歩も出なかった日、
夜になって、私に合わせて彼も身支度をした。

やっぱり、一緒に見た方がいい。

温もりのあるページェントを見てから、公園のイルミネーション。


  


こんな、新たな趣向はあるけれど、
去年まで大きなサンタさんがいた場所は暗くて、ちょっと寂しい。

夜中にケーキを食べて、一足早いクリスマス。

来年はどうなるだろう…
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5円で幸運? (笑)

2013-12-21 09:37:18 | 日記
年に数回、地元放送局のホームページを見る。
試写会などのお得情報をみるため。

先日、数ヵ月ぶりに見て試写会を見つけた。
2局それぞれに1枚ずつだしたのは当たらなかった。

で、数日前の夜遅く、たまたま見てガックリ。
その日までの消印有効の観賞券プレゼントがあったのだ。

でも、翌日〆切がもう一つあった。

会合の出欠を出しそびれた往復葉書の片割れや、書き損じた葉書は、
5円の手数料で新しい葉書に交換してもらえる。

そんな葉書の1枚を郵便局で交換して、その場で書いた。
顔馴染みの郵便局員さんが、当たったことがあるかと聞いてきた。

それなりに、懸賞に当たったことがある。
試写会のチケットは去年も当たった。

そんな会話をしてたら、局員さんが、
あたりますようにと、葉書に祈ってくださった。

宝くじとおんなじ。
確率が低かろうと高かろうと、
自分で手を出さないと、絶対に当たりようがない(笑)

当たるといいなぁ。
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