ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

有楽町ガード下の安らぎ

2010-03-16 22:16:13 | 
東京駅の真ん前にある「新丸ビル」から日暮れの丸の内界隈を有楽町方面へと歩きました。

古いビルと新しいビルが整然と混在するこの一帯は日本のビジネスの中心街です。
よく〝三菱村〟と言われる一帯もありますが他にも由緒ある伝統的な大企業のビルがたくさん屹立してあります。

日も暮れたビルの谷間を歩くと道の両側にはバーバリーやアルマーニなどのブランドショップが軒を連ねます。
会社帰りのOLさんでしょうか不況もそっちのけで度のお店も賑わっています。

こんな街で仕事できる人たちが何となく羨ましくなります。

有楽町のJR駅前につきました。
このまま銀座方面へ行き日比谷線に乗りこもうかと思っていましたが、
何となく有楽町の〝ガード下〟に後ろ髪をひかれる思いがして、
知らず知らず今来た道を戻っていました。

いやぁ、久しぶりだなぁ…

ガード下に続く道とそこから分かれる横丁。
見物することひとしきり、とある焼鳥屋さんの暖簾をくぐっていました。

焼き鳥セットと生ビールを注文しました。
すでにサラリーマンの皆さんでカウンターもテーブル席も半分以上埋まっていました。

次に熱燗2合とホッケ焼を頼みました。

新橋でも渋谷でも新宿でもない独特の雰囲気が有楽町にはあります。
その空気を吸いながらほろ酔い気分で帰宅しました。

JRの窓に映る景色がなぜか郷愁を誘います。
初めてこの景色をみたのはいつの頃だったろう…

目黒駅からいつものように路線バスで少しばかり揺られて僕の住む街に至ります。

さっきまで有楽町にいたなんてまるで嘘のようです。


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