艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

『全日本同時刻西瓜食祭』 in 辻堂

2008年06月28日 23時09分11秒 | 個人日誌
『どうも、今日は気が乗りません、よね3です。

数日前のジューシー日記上で『スイカに何をかけたら美味しいのか?』ってお話になりましてね。

「じゃあ、やってみましょうよ」って事で、企画参加者5人がそれぞれ色んな物をスイカにかけて試食してみようじゃないかって事になりまして。』

(よね3の日記より抜粋)

 …

 いやですw

 イキナリこの日記を読んだひとには、ことの起こりを理解できないでしょうから説明しておきますね。
 そもそもジューシーのせいです。いや、よね3とジューシー、そしてりちゅさん、悪乗りシジマのせいです。
 だってさー、僕がいない間になんかルールとか、食べるものとか決まっていて。仕事を終えて部屋に帰ってくる頃には「じゃあ○○は誰々が食べましょう」「食べるのはいついつにしましょう」って、なんつーか知らないうちに「え?俺はこのコと付き合わないとダメなの?」って空気。
 もしくは、ナイプラで、ちょっと席を外して戻ってきたら、向かいに座ってた後輩が「はい、飲んでください」って、今までおとなしかったように見えたのに、この短時間でなにがあったかわからないけど、どうも攻められてるカンジ。このコこんなコだったっけ?!

 いいや、もう。四の五の言わずに感想を書いておきます。


 なんてキレイなスイカなんでしょう!駅前の怪しげな露店で買ったので「おいしくないんじゃあないの?」と正直疑ってましたが、包丁を入れた途端に左右に割れるほどサックリ。
 あま~い香りが立ち上ります。スイカ食べるなんて何年振りだろう?普通に食べたい。


 これで半玉分です。切ってみたら、スイカってけっこうすごい量ですね。

 試しにふた切れつまんでみた。「おいしい!あまい!」よーく冷やしてあったし、スイカって夏に相応しい食べ物ですねー。
 ふと思ったのはさー、スイカって女のコと一緒に食べるもんじゃあないよね。だって種とかププププって口から出すの、なんかはしたないじゃん。女のコはきっと先に種をくり抜いてから食べるんだろうけど。


 最初に挑戦したのは、生ハムです。かるめに。
 ほら、メロンに生ハムで食べたりするじゃん。メロンとスイカって全然違うものだけど、なんか夏に食べるイメージがある。切り方も同じだしね。だから生ハムが合うんじゃあないかな。

 こりは…全然いけるな。スイカの甘みと生ハムの塩気が。味は申し分ないけど(申し分なきけどは言いすぎ)メロンと違って水分多いから、口の中で変に交じり合うね。そこが不満。(不満って。満足できると思ってる時点で、まだ考え甘かった)
 イキナリだけど「☆☆☆☆☆ 星五つ」
 逆にいえば、ここからは落ちるばかり。人生みたいなもんか。

 続いてこれ。

 キューピーから発売されているツナ&マヨネーズ。パンに塗って焼くとおいしい。バリエーションとしてコーン&マヨネーズ、ベーコン&マヨネーズなんかもありましたが、やめて、そこまでは。
 つーか、ここまでは、冷蔵庫にあったものなんだよね。冒険じゃあない。

 ただ、このツナマヨはやばかった。一口目で「うわー」。かめない。バカじゃあないの?
 もったいない、このマヨネーズって値段のわりにあまり内容量ないんだよね。
 「☆☆ 星二つ」ホントは星なんかナイところ。マイナスつけたいくらい。

 さてと、そろそろイヤになってきましたが、本気だしていきますか。気持ちとしては「ああ!飲むさ!」と言ってナイプラの水割りをイッキして「どうよ!」とグラスを置くと「でもまだ飲めますよね?」って、なんかかわいく言われた雰囲気。

 ジューシー先生の日記の中で「うなぎのたれとか山椒とかいいかもね」と、不用意なことを書いたために、僕に課せられているのはこのメニューです。書いたときにはもちろん自分が食べる羽目になるなんて想像だにしてません。



 どうしてそんなこと書いたかといえば。
 たまたまその日、うなぎが安く売ってて、それを食べていたから。パックで売ってるうなぎって、タレも山椒も小袋でついてくるから、こんなふうに単品で買うのなんか初めてっすよ。
 今日以降、この二品どうしよう?だいたい山椒なんか、うなぎに振りかける以外なにに使うのさ。


 うなぎのタレ+山椒

 色はまだツナマヨよりいいかも。山椒の香りもいいしね。どれどれ…
 …無理…
 口に入れたまま、「あー…あー…」って閉じれなくなってウロウロしました。なんで僕がこんな目に遭うんだ。(ホントだよね)
 「☆☆☆ 星三つ」山椒だけならいけるかもしれません。うなぎのタレの微妙な甘さが、命取り。同じ「甘い」でもタレの甘さとスイカの甘さって、こんなに違うんだな~と。そんなことわかってるって?いや、わかってないよ、あんたは。

 気をとりなおして次。とりなおせてないけど。
 正直、最後の一品はもうイヤでした。だいぶ時間あけました。なんか想像できるんだよね、ダメだってことを。そこにあえてチャレンジすることが、人間の偉大なところです。
 

 納豆+スイカ

 納豆にはいつもどおりによく混ぜ混ぜして、付属のからしとタレを入れて混ぜ混ぜします。そんで投入。思ったほどニオイはしない。
 ねっちゃりした中に、ジューシーなスイカ汁がいっぱいに広がる、まさに新しい感覚です。これも無理だわ。
 「☆ 星ひとつ」最後の最後だったし、いい加減お腹も限界です。故に辛口評価。スイカもそうだけど、納豆も普通に食べてみたら、とてもおいしかったです。

 ツナマヨと、納豆は、食べきれずに、申し訳ないけど捨てました。

 つーか、スイカめちゃんこ余ったな。後夜祭…ありません。ホントに甘くておいしいスイカなのに。
 食べ物は粗末にしてはいけません。明日はちゃんとおいしくいただきたいと思います。
 ただ、やる前から結果を怖がってはいけないって教訓。(そんなことは、スイカで試すもんでもないw)

自分も変わらなければと

2008年06月27日 23時21分00秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
 こんぐらいの歳でも「体力落ちたわ~」とか「前ほど飲めなくなったなー」なんて考えるようになりましたが、じゃああと5年も経ったらどうなっちゃうの?リビング・デッドみたくなっちゃうよ。腐った死体とか。

 朝起きて、随分と長い時間をうつ伏せのまま寝ていたようで、からだがコキコキする。
 目覚まし時計一回くらいじゃあ全然起きられないので、10分おきに鳴るようにセットして、それが三回四回目でやっとからだを起こす。
 10分でも夢を見て、それ以前の夢はキレイに忘れてしまいます、不思議と。

 会社に行って、更衣室で着替えながら「起きたらうつ伏せでさ~腰が痛いわーもー」とか喋りながら屈伸とかしてました。

 ぼちぼち帰ろうかと言う頃、背中越しに「おう!やっちん、湘南マラソンでるぞ!」と威勢のいい声が。「いやです」

 「10kmくらい走れるだろ?」
 「無理です。つーか、あなた走れるんですか?」
 「わからんけど、一緒に走ろうぜ」
 「だったら、もう今からでも準備しないと」

 声をかけてきたのは前のチームのひとで、歳はもう50過ぎの、僕の親世代のひと。
 いや、その前向き戦士なとこはいいんだけど、このひとさー、春に脳梗塞で倒れてんだよね。幸いにも後遺症もなく、入院も長くなく仕事に復帰したんだけどさ。(それでも外回りは会社から止められている。本人曰く「俺がだいじょうぶって言ってるんだし、医者にも運転止められてるわけじゃあないからイケルんだけどな」)

 親子ほど歳は離れてるんだけど、このひと何かにつけて「やっちんはすごいな、頑張ってるな」と言う。なにをもって褒められてんのかわからないけど、いえ、嬉しいけど。褒められるのは。それでも僕が成績悪くて落ち込んでいるときには「オマエしっかりせぇよ!」と叱る。

 「なんなら俺が走りながら手引いてあげましょうか?」
 「そうだな、もしものときはそうしてくれ」

 もちろんこの日記を読んでいるひとはご存知でしょうが、僕はもう半年どころか、去年の秋からサボリ癖と、重なった腰痛のため全く走っていない。会社の人間にもそのあたりは説明してあるのだけど。

 「ハシレナクテモ?」でもよね3とつよしがロードレースに挑戦し、チームのTシャツも出来上がり、以前からの参加者のみなさんは弛まぬ努力で常に走って、休みがちだったひとたちも走り始めた。
 僕ひとりだけボケボケしているわけにはいかない…だろうなーやっぱ。

 部屋に戻ってきて「でもなー、めんどーだなー」なんて考えて、だってさ~走って疲れて、明日も仕事で疲れて、疲労がずんずん重なって、そんなのイヤだし。とか、男らしくないことばかり考えてました。
 ずっと、そうなんだろうか?
 考えて考えて、なんか「これでいいじゃん、別になにか不都合あるわけでもないし、生活できてるし」と自分を納得させていた気がする。ずっと。

 走りますか!

 ちょいと汗ばむほどのストレッチをして、それから着替える。おー、そういえば僕は走るためにこのハーフパンツもシャツも、シューズも揃えたんじゃあないか。以前に比べれば、「もう準備はできている」時点で、前よりも走ることに対するスタートはお膳立てされているじゃあないか。

 どのくらい走れるかわからないけど、iPodは置いていく。

 いざ!

 かかとから着地するように、腕は自然に触れるように軽く、脚も高く上げすぎすに…なんかいけそうだ。

 で、

 最初のコーナーで、腰にがっつり痛みを感じましたw
 前屈みになったりすると、たまにあるんだけど、腰骨が滑る感覚をおぼえるときがある。朝、顔洗ったりするときとか。「このまま屈んでいるとズルッといくなー」ってカンジ。
 それが前触れもなくやってきて、その場で引き返しました。歩いて。(時間記録なし。距離もたぶん500mくらい)
 なんて情けない。

 たぶん軟骨が、骨の間からぎゅっと押し出されてしまうというか。部屋で湿布をあてるまでの間に「あれ?それほどでもないかも」ってくらい痛みが引いてきた。
 今はけっこう平気。

 弱いよなー。ときに強がるけど、ホント貧弱だわ。
 いつもいつもダラダラしていて、自分に言い訳ばかりで、からだもこんな調子な僕ですけど、ホントに少しずつでも走れるように明日からやってみます。だから、これからもよろしくお願いします。

 ホント、ちょいとやる気になったくらいでからだはついてくるもんじゃあない。健康でいることって難しいよな。それでも、ほんのちょっとのやる気があるかないかで、これだけ差がでるものもない。

 明日さっそく走…
 …祭りか。

 (あーあ、書いちゃったから近いうちに走り出さないとな~。みんなのうしろからちょこちょことでも走ります。)

To Be or Not to Be

2008年06月26日 22時07分37秒 | 個人日誌
 『To Be or Not to Be』

 とても有名なセリフですね、三国志で。

 って、全然ちゃうよ。
 シェイクスピアの「ハムレット」の中のセリフっすね。とは言いながら、シェイクスピアを読んだことありません。古典とか、えーとこれはなんていうんだ?戯曲?
食わず嫌いというか、読んでないからなんともいえない。ただ食指があまり動かない。
 昔の文学に触れるのも、いろんなことを知るために有益だろうな~と思って、ごくごくたまに名前だけで本を買ったりするけど、読んでるのが苦痛だったりする。ドフトエフスキーだっけ?「罪と罰」って。読んでる時間が罪と罰みたいなもんだったよ。
 もうちょっと、こう、自分の中にしっかりとした土台がないと、入ってこないね、知識も感性も。


 シジマに似てる

 このセリフは「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」と訳されるようだけど、僕はずっと「やるべきか、やらざるべきか」と思ってた。まぁ、どっちでもいいだろう。
 つーか堅いわ!いいじゃん、どっちでも。どうしてそんなに選択肢が極端なの?…ああ、そのへんがきっとこの物語の面白さなのか。「今は決めないで、次にやる」じゃあダメかい?(「明日って今さッ!」って言葉もあるしな~。やっぱし、今なんだろ~なー)

 前述の話はあんまり関係ないけど、なにをするにも迷うのは、すでに僕の専売特許として認められてもいい頃合だと思う。
 おおよその事柄において、「どっちにする?」という二択があって。どっちを選んでもめんどくさいことになりそうだなーと考えて、それでも時間ギリギリには決めなければいけない。逆にいえば、限界の目一杯まで考えつくす余地がある、そんな状況で。
 「選ばない」という第三の選択肢もあるけど、それじゃあダメだぞ、シジマくん。ジューシーくんも。先輩である僕を見習って…もっとダメか。

 この話もあまり関係ないけど。
 CDを買いました。


 B'z The Best ULTRA Pleasure

 買うかどうか迷いました。だって、ここに入ってる曲は既に持ってるのも多いしさ。それでも買うのが、ファンってやつなのかなー、いや、逆に買わないのがファンなのかなー…まぁ、いい、買ってから考えようってカンジで買いました。

 B'z好きなんです。
 本格的に聴き始めたのは高校の頃だったと思う。一年生の頃に仲の良かった友達に薦められてCDを借りた。たしか『RISKY』だったと思う。
 最初に聴いたときの記憶はけっこうおぼろげで。たぶんそれまでにも耳にした曲があったけれど、よくよく聴いても「ふーん」くらいだった。
 それでも「じゃあ、次はこれ聴いてみな」と貸してもらううちに、いつのまにかウォークマンを買って、自分なりのベストをテープで作って、繰り返し聴いていた。
 たいがいそうだけど、好きになるものって「いつのまに?」ってくらい自分では気がつかないもんだ。女のコに関しても、出会ってすぐに恋に落ちるってことはあんましない。「自分でもよくわからないけど…」ってことを何度考えたことか。

 最近になって、ここ何年間で発売されたアルバムを借りてきて聴いていました。
なんともなしにテレビなんか見ていると、B'zの新曲は自然と聴こえてくるじゃあない。超メジャーだし。
 正直、最近の曲はどうもな~ってカンジでした。聴いてても思わず買ってしまいたいくらいの衝動には駆られないというか。

 贅沢は敵だ!級のイキオイで神奈川での生活をしていたので(そーでもないか)、CDもほとんど買ってなくて。そもそも音楽を再生できる機器がなかったし。
 ONKYOのデッキと、iPod、それとGOLFに乗せたハードディスクで音楽聴くようのなったのって、なんか自分の中ではごくごく最近の出来事って気がする。
 それまでは曲も歌も、自分の頭の中にストックされたもんを好きなときに持ち出して、思い返して歌ってるくらいだった。(変なひと)

 だから、B'zのすごさをしばらく忘れてたよ。なにがすごいかって、「アルバムのなにげに入ってる曲がすごい!」って。
 そのへんにまた気がついて、繰り返し聴いてます。B'zが好きなひとと話をすると、たいがいが「アルバムのあの曲いいよねー」って話になりますよね。

 B'zの話は書くと長くなりそうなので、このあたりで。また気が向いたら書きます。ついでに書いておくと、この一年くらいはずっと「きみをつれて」という曲が好きです。
 歌詞は後ろ向きのような、思い出を引きずる男っぽくて「シジマだな~」なんだけど、、ラストのギターソロがいい。なんか、ずっと無言のまま向かい風に逆らって歩いてるカンジがする。

 話かわるけど、ずっと前にshow先生のブログで紹介されていた本。これいつ単行本になってたんだろ?けっこうマメに本屋には行くのに全然気がつかなかったっす。


 「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ

 帯には「評判どおりの仰天作。必ず二回読みたくなる小説などそうそうあるものじゃない。」
 そう?まぁ、読んでから考えよう。
 なんでもラストの二行がすごいらしい。つまりは最後の最後に「あッ!?」といわせるような、「今まではなんだったの?!」みたいな面白さがあるに違いない。

 で…

 いやー、おでさー、あたまわるいのかなー。じぇんじぇんわかりませんでした。なんか、ここに、ここになんかあんだろーなーってのはわかるんだげどー、それがなんなのか。
 すみません、誰か教えて。
 あ!コメントで書くと、読んでないひとにはネタばらしになってしまうから、今度飲んだときに教えてください、show先生。

前フリ

2008年06月24日 23時59分46秒 | 個人日誌
 今日は、昼から会社のひとと大井競馬場に行ってきました。

 競馬というか、ほぼ飲んでいたんだけど。最終レースなんて20時過ぎとかだから、正直眠かった。こんな長時間だらだら飲むもんじゃあない。やっぱ、ガッ!っと飲んで、よくわからないうちに寝てしまうような飲み方のほうが、僕は好きだ。

 帰り道、辻堂駅で降りまして。そこに露店みたいのがあって「安いよ安いよ~」と威勢のいい声が。

 ゴゴゴゴゴゴゴ…

 「もう閉店だから安くしておくよ~」
 「じゃあ一個ください」
 「お兄さん、いい男だから二個で900円にしておくよ」

 「一個でいいって言ってんだろうがよ~。俺の言うこと聞こえなかったのか。その耳は飾りもんなのか~ッ?」とは言いませんが、一個400円にしてもらいました。

 
 茨城産だそうです。
 チンチンに冷やして、おいしくいただきま…

 …ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

偽撃転殺の計、虚誘掩殺の計

2008年06月21日 21時54分07秒 | 個人日誌
「えっと、詳しくはドッピオさんの

『艦長日誌 補足(仮)』

を見て下さい。

たぶん、果てしない長文で、なのに結論、よくわからない感じで説明してくれています。

たぶん。」

(原文のまま)

 なんて失礼な先輩なんでしょうか!w
 一体どこが長文で、どこが結論わからないカンジなのか。どれどれ…あー、これは長くて意味わからんね。昨日の日誌を読み返してみれば自分でも痛感します。

 つーわけで、今日はディズニー話はナシです。
 別に気分を害したとかそういうわけではないっす。
 もうねー、そんなこと書いていられないくらいの衝撃的な出来事があったんですよ。

 警告:これより先を読んではいけない

 昨晩、僕は長文を書き終えて、いつものようにタイトルはどうしようかってことを随分と長い時間考えて、結局はRomiyさんのタイトルをパクって落ち着いて、さ~て寝るかってパソコンの電源を落としたのだけど。

 その瞬間!
 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ

 ホントにヒドイよ。
 でっかいゴキブリが!部屋の壁を走っているゥ~ッ!!
 位置的にはエアコンのある壁の下30センチほどのところ。床からの高さは170センチくらいかな(この部屋は天井が高い。3メートルくらいある)。今まで見たこともないような、大きいゴキブリが!、もう一回言うわ、大きいゴキブリがッ!
 このままでは、じきにここも腐海に沈んでしまう!

 
 も~あり得ないよね。なんでここにいるの?!こいついつからいるんだ?!
 からだじゅうが震えましたよ、ホント。

 午前2時。ぼちぼち寝ないと明日の仕事に差し障るけど、見なかったことにしては眠れない。もし寝てしまったとしても、眠りの無防備のときにからだの上を這っていた日には…。
 「こいつを始末しないことには眠れない」
 どうしてくれようか。

 まずは相手の動きのパターンを観察。…動かない、触覚はあっちこっちにめちゃんこ動いてるけどね。
 僕が決意を固めたことは、コイツには充分に伝わって、悟られていると考えたほうがいいだろう。

 コイツを始末する得物は?と、キョロキョロしながらも、目線は外さないようにする。ほんの一瞬でも目を離したらどこに動くかわからない。相手の位置を見失うのが一番怖い。
 なにか固くて、重たいもので、一撃で仕留めるしかない。なにか固くて重たいものといっても、股下に手をやってはいけないよ。そういうブログじゃあないから。

 そんなわけで手にしたのはティッシュ箱。今までもこれで何匹か仕留めてきた。(記憶が確かなら、コイツで4匹目)
 遠くからオーバースローで打ち据えるのはリスクが大きすぎる。動きを察知されて、安全圏に避難されかねない。ここは、限界まで近づいて、手首のスナップをきかせるようにゼロ距離射程で圧殺するほうが確実だろう。

 ゆっくり動くんだ…中国人のする太極拳の動きのように!
 スピードは出サズ!タダシッ!「万力」ノヨーナ力をコメテッ!!

 あと少しってところで、ゴキブリ猛ダッシュ。こともあろうに天井の隅まで逃げ出した。
 ああ、マスター、お許しください。僕がこのあとにとった行動は、ジェダイとしてあるまじき行為でした。
 御自ら賜られた、騎士の聖なる武器であるライトセーバーを、ぐいーんと伸ばして、それで天井のゴキブリを突っついたのです。
 よね3、本当にすみません。(「いやいやドッピオなら手を伸ばせば雲とか突き抜けるほどデカイし」、とかそんなん考えられないくらいパニックでした)

 右手にライトセーバー、左手にティッシュ箱。シルバーチャリオッツ&アヌビス神、二刀流ッ!とか言ってる場合じゃあないんだってば。
 たぶん、昨晩の僕は、ここ最近ひとに見せたことないくらいのかっこ悪さでした。(いや、いつもそんなもんか?)

 カーテンの裏に!?また天井に?!反対側の壁に?!
 どこに行かれても本気でヤダ。動く動く。

 最終警告:ここから先は、心臓の悪いかたは本当に読み進めないでおいたほうがいい。僕もギリギリなんだ。

 テレビの後ろに隠れたとこまでは視認できたのだけど、そこから先がわからない。まだテレビの影に潜んでいるのか、とっくに移動しているのか。バイオハザードより怖いよ。どこから襲ってくるのか?または襲ってこないのか?予想がつかない。
 このまま襲ってこない、つまりは、いなくなってしまうのが一番させてはいけないことだ。

 テレビ周りには本やプレステ、そのコントローラー、そして裏側にはハードディスクやチューナーに接続された無数のケーブル。探すのは容易じゃあない。
 深夜に、大きいゴキブリを相手にそんなところを覗き込むなんて、尋常な神経じゃあ耐えられないよ。

 いたッ!
 テレビと台の隙間にいた!わずかな空間に身を隠してじっとしている!そんで、こともあろうに、触覚だけはみ出している!
 もう勘弁してください。忍耐の限界です。

 互いにこのままの状態では、勝負はつかない。おそらくこのゴキブリは、僕がずっと睨みつけてスタンド出している限り、絶対に姿を現さないだろう。
 ゴキブリは虫の習性がそうであるように、餓死するまで動かないこともあり得る。僕は翌日の仕事のために眠らなければならない。緊張も持続しない。均衡が続けば続くほど不利になる。
 困難極まるときこそ、もう一考。策はあるか?

 「ここは偽撃転殺の計でいこう」

 …

 曹操は、許昌を窺う張繍を逆に攻め、とうとうその城まで相手を撃退し、包囲しました。北方の袁紹を攻める前に後顧の憂いは除いておかなければならない。ここで完膚無きまでに叩いておかねばならない。
 曹操の大軍に対し、張繍は寡兵。しかも城内に追い詰められ、もはや逃げ道はない。
 しかし「窮鼠、猫を咬む」という諺があるように、弱者であっても追い詰められたときには強者に思わぬ反撃をすることがある。

 そこで曹操は、わざと城の東門を威勢よく攻め立て、城内の守備が東門に結集し、意識がそこだけに向いたのを見計らって、転じて兵の薄くなった西門を猛攻撃。
 これが『偽撃転殺の計』。

 「案ずるな、張繍どの。偽撃転殺の計あれば『虚誘掩殺の計』があります」賈詡は、張繍に進言します。
 張繍の陣営には「その知略は四海を縦横す」とまで称される謀士賈詡がいました。

 策を弄するとき、その策を講じれば講じるほどに、自分の知におぼれ易い。欺くつもりで仕掛けて、まさか策を逆手にとられて自分が落とし穴に向かっているなんてことまで、ひとは考えが及ばないものだ。
 曹操ですら、そうだった。

 …

 いわんや、僕が。

 ピザハットの出前用のチラシを細く折りたたみまして、それを隙間にいるそいつに向かってグイッ!
 当然、その反対側から出てこざるを得まい!その先にはライトサーバーが唸りをあげている。

 ところが、ゴキブリはおもいっきり正面から打って出てきた。「しまった!敵は作戦を読んでいたぞ!我が策は破れた!」

 部屋の一方の壁には服を吊り下げているのだけど、そのどこかに紛れ込んだ。追い込んだつもりが、かえって相手の有利な状況にもっていかれてしまった。(冷静に書いてるけど、書きながらも汗が止まらない)
 ここまできたら、服を一着ダメにする覚悟をもってでも。

 落ちてきて、で、飛んだ!?わーい、飛んだ飛んだ、クララが飛んだ!

 初めて見ました。飛ぶところ。見るもんじゃあないね。反対側の座椅子に着地して、そこからワープ9で消えた。
 座椅子ごと蹴っ飛ばす。このとき、僕はたぶんすでに意識ないよ。

 いない、また見失った。
 そうさ、僕はいつでも見つけたいものを見つけられないんだ…。こんな神奈川くんだりまで来て。一体なにをしたいのか、なにを探して彷徨うのか。もう疲れた…。

 ゴゴゴゴゴゴゴ…

 
 ↑これ本当です。一生忘れないでしょう。この感触。素足の裏に踏んづけた、このときの衝撃を。

 キレました。頭の中でなにかがプツ~ンと音をたてて。
 左手に持ったままのティッシュ箱を振り上げて、3月に買った、まだ新しい絨毯の上で「無駄ァッ!無駄無駄無駄無駄ァッ!!」ラッシュを叩きこんだ。

 動かなくなったそいつを見下ろして、ティッシュを二桁は重ねて、包み込む。せめて丁重に葬ってやろう。強敵(とも)よ。

 って、まだ生きてる~ゥ!!飛ぶとは聞いていた。でも死んだフリまでするなんて! 

 しかし動きは鈍い。もうボロボロ。
 「こんなやつでも必死に生きようとしているんだな…」
 「シンイチ…」

 
 「我々は弱い。それだけでは生きてはいけないのだ。だからあまりいじめるな」

 でも、でも…。


  
 「散滅すべしッ!ディオ!」

 今日、会社でこの話を(こんな調子の話ではないが)、三回は話したね。
 北海道にはゴキブリはいないけど、こっちじゃあ当たり前にようにいるらしい。まぁ、そうかもね。でも、自分の周りにいて欲しくないし、きちんと防御する術を知っていれば二度とこんな思いはしなくて済む。

 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」 孫子の兵法書

 この一文は有名ですね。相手を恐れるのは恥じることではない。恐るるべきを恐れるのは当然のこと。問題はどう対処するかってことなんだ。

 まず安心したのは、大きさがこのくらいだったという話を同僚にしたときに「それなら、外から入ってきたやつだからだいじょうぶ」と教えてもらったこと。
 よくわからないけど、ゴキブリって一匹みたら三十匹とか言うじゃん。ところがみんなして「その大きさならそれはない」って自信満々に言うんだよね。なんでも種類が違うのだとか。
 でも思い返せば、小さいのも出たことあるんだよな~。「それはマズイかもしれません。そいつは家の中で増える種類ですから」だって。いやーん。
 本気で引越しを考えています。どこに行っても、こっちで住んでいる限りは逃げられないと言われたけど。

 仕事帰りに、同僚のアドバイスをもとに薬局で買い物をしました。網戸にスプレーする虫が来ないとかいうニオイの薬剤と、廊下や水廻りに置く罠と。
 とはいっても、どこから入ってきたのか?ってことが問題なんだ。そこさえ判れば、まず侵入を防げる。排水溝なのか?網戸なのか?換気扇の隙間?どこか隣の部屋から?
 置く罠というのは、その中のエサを食べたゴキブリが、そのまま毒を巣に持ち帰って、そこで死んで、その死体を食べた仲間も一緒に死ぬというもの(あー、書いててイヤになってきた)。でもこれってさ~、この部屋の中に侵入してくることを想定した罠だよね。出ていかなかったら、ここで死ぬんでないの?いやだいやだ。
 かといって、ゴキブリホイホイみたいのはダメらしい。あれはニオイで呼び寄せてネバネバで動けなくするものだから、ニオイを嗅ぎつけて外から寄ってくるんだって。そんで、そこに捕まった仲間を食べて、またその仲間が…(あー!ホントやだ。なんでこんなこと考えなきゃあいけないんだ)。
 網戸にスプレーもさ、その薬剤の成分って絶対に人間のからだにはいいものじゃあない。散布するのはいいけど、風を部屋に吹き込ませるわけにはいかないから、窓を開けられないじゃあない。

 余談ですが。
 薬局で、ゴキブリ対策のためにどれを買おうか迷っているときに「なにかお探しですか?」と声をかけてきた制服姿の女性の店員がいた。「実はこれこれこういう事情でして」
 「それなら、これが効き目ありますよ」
 「これですか!いや~これは効きそうだ!」
 「こっちのホイホイなんかだと、すぐ捕まりますし」
 「へー(僕もキミに捕まってみたいな~)」

 なんだか話が弾みまして。「僕、生まれ北海道なんですが、北海道にはゴキブリっていないからびっくりしちゃって」
 「えー!北海道っていないんですか?いいですねー」

 神奈川も含め、関東圏って北海道人が多いのですが「北海道出身」ってだけで、けっこう会話ができる。やっぱ、外国なんです。

 と、そのコの名前をチェックしておこうと思って名札を見ると。
 「陳」

 北海道どころの外国じゃあなかったね。
 よくよく聞けば、たしかにアクセントが違う。でもすごく日本語は流暢。留学生なのかな。三国志の話すればよかった。

琥珀の月 補足(仮)

2008年06月20日 21時25分56秒 | 個人日誌
 本編はあくまでもRomiyさんが書いた「琥珀の月」です。僕のは補足。なんつーか陳寿の書いた三国志に裴松之が注釈を入れたもんだと思ってください。

 Romiy先生が自身のブログの文章の中で、僕のことを「待ち合わせの時間通りに来るなんてことはあまりない」(原文のまま)と綴っていますが、その通りです。返す言葉もありません。

 さて、両国をあとにして向かった先は千葉県浦安市舞浜です。舞浜って土地は完全に埋立地なんですね。昭和50年にできた場所なんだってさ。さっき調べてわかったのだけど。うむー、この広大な土地が全部埋立地か~、埋め立てまくりだなー。すごいな。

 海を埋め立てることが是が否かなんてことは置いといて、舞浜といえば東京ディズニーリゾートがどーんとあります。
 夢はマイケルジャクソンのように、ディズニーランド貸切。そんでドタキャンしてみたいね。

 去年、ディズニーシーに来たのは9月の頃でした。Akiちゃんと一緒に。思い出されるな~、あの愛の日々が。
 そんで、ディズニーランドに来たのは、もう9年前にもなりますが、尚ちゃんと来ました。思い出されるな~、あの愛の日々が。

 今回は一日目の夜をシー。二日目は終日ランドの予定。

 梅雨時期だというのに、幸いにも天候に恵まれ、雨も降らず、太陽が顔を出し、暖かい日和でした。陽には焼けそうだけど、日陰に入れば涼しいカンジ。湿度はそこそこあったな。髪がクルっとなってたし。

 今回の宿である「東京ベイ舞浜ホテル」にチェックイン。もちろん夜に飲むためのビールは近くのコンビニに寄った際に樽で買ってあります。

 
 東京ベイ舞浜ホテル
 ちょいと低めなドルアーガの塔みたいな外観です。

 ホテルはネットで予約して、あとは現地でなんとかなるだろうの行き当たりばったり作戦ですが、フロントでチケットも用意してくれるので、ほんに便利な世の中ですじゃ。

 
 こんなカンジの部屋
 窓の向こうには海が広がっています。遠くに観覧車も見えるけど、どこの観覧車なのだろうか。

 部屋に到着するなり、まずは眠ってしまいました。ベッドに横になって「これはひゃくパー寝てしまうな」と思いましたが、まんまと。
 到着したのは16時半頃で、シーに入場できるのは18時からの夜用チケットを購入しました。夜用って言葉が変か、生理用品じゃあないんだし。なんといったかな…ああ、アフター6パスポートというのか。
 たぶんチケットって呼んじゃあいけないんだろうな。ちゃんと「パスポート」って言わないと。Romiyさんが「わたしもよく知らないんだけど」と前置きして言ってましたが、ディズニーに出てくるミッキーとかドナルドとかも「キャラクター」と呼んではいけないらしい。でもディズニーキャラクターとはいうよね。それはいいのかな?

 まぁ、とにかく18時まで入場できないのなら、17時59分までは寝ていられるわけだ。
 この眠りに落ちていく時間が、とても幸せでした。なにも考えずに、それこそ仕事のことなんか考えずに、明日も明後日も休みで、このあとには確実な楽しいことが待っているっていう希望が現実にあることを感じながら。
 こんな精神状態で眠れることなんか、けっこうあるけど、それほど多くはない。

 前回にAkiちゃんと来たときも思ったのだけど、シーはかる~く陽が落ちたころの時間帯が一番キレイですね。ライトアップも幻想的で、まさに夢の国です。

 ついつい考えました。なんだかんだいっても俺って幸せなんだな~ってことを。「めんどーだ」とか言いながらテキトーに仕事して、一人はいやだとか考えながらも一人でのびのびして、お酒も飲んで、おいしいものを食べて、たまにこういった場所で思いっきり羽も伸ばせるし。これ以上なにを求めるというのだろう。

 去年一度来ただけで「シーのことならなんでも任せておけ!」的な気分な僕ですが、いざパークに入場すると、位置関係を全然憶えていません。それよりも前に来たことがあるというRomiyさんのほうが、よっぽど詳しかった。
 それでも、去年できたばかりのタワー・オブ・テラーに関しては。僕のほうが一日の長はあるってもんよ!
 乗る前に「あの人形がどうして消えるのか、わからない。知ってる?」という質問をいただき、「ああ、あの人形ですか(あの人形ってなんだっけ?)…」と目線を彷徨わせたのは内緒です。

 

 そもそも落ちる系は得意じゃあない。基本、毎日落ちるように生きてるしね。シジ…なんでもない。
 しかし二度目ともなれば、心構えができてるってもんさ!それなりに。
 乗った瞬間に後悔しました。うまいよなー、演出が。この僕を本気で怖がらせるなんてよ~、お客さんとこ行くときくらいか、みんなの目が僕の目の前のジョッキに集まったときくらい怖い。
 それにしても、うしろに座っていた女のひとが、怖さのあまり失神直前までいっていたのは、大変失礼ながらおかしかったです。一緒に来ていた男のひとが本気で心配してました。

 続いて、エレクトリックレールウェイに乗ってのんびりと次のアトラクションに向かいます。

 
 ディズニーシー南西部から北西部をつなぐ、所要時間5分程度のゆっくりした乗り物ですが、夕闇に中に光るアトラクションを見ながらの乗り心地はいい。このまま線路を離れて中空へと飛び立っても、僕はちっとも驚かなかっただろう。

 インディ・ジョーンズの最新作が19年振りに公開されるそうですが、これは一人でも観にいかねばなりません。
 あまり映画を観ないのですが、小学生だか中学生の頃、テレビで放送してるのをビデオに撮ってやたらめったら観た。こういうわかりやすくて、でもハラハラしちゃうようなアドベンチャー好きなんだよね~。

 
 インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮

 前に来たときは、こんなに揺れた記憶はなかったのだけど。暗闇をズンズン進むアトラクションは面白い。本当に真っ暗なシーンもあるから「このあとどうなるの?」って想像力を逞しくできるところがいいんだろうね。

 続いてのアトラクションはこれ。
 
 間違った。これじゃあ2メガだわ。

 これです。
 
 レイジング・スピリッツ

 こんなの去年はあったかしら?新しいやつ?それとも怖そうだから乗らなかったのかな。
 まぁ、せっかくだから乗ってみっか。ものものしい保護バーが肩からお腹までをがっちり締め付けます。今まで乗ったアトラクションはここまでの装備じゃあなかったけど…すんごくイヤな予感がぎゅんぎゅんします。
 係の人が(きっとこれもなにかちゃんとした呼び方があるんだろうか?)、Romiyさんのバッグを足元に置くように言いました。僕の帽子も足元に置いてくださいとのこと。この帽子は髪の毛と一体化しているから「やれやれだぜ」とか言ってる余裕もなかったけど、仰せの通りにします。
 「これ、もしかしてグルン回ったりするんじゃあないですか?…なんか気分わるいっす」
 「だいじょうぶ。足元に置くってことは一回転とかしないってことだし」

 一回転しましたね。グルンと。慣性の法則で足元の荷物は吹っ飛んだりしないけど、勘弁して欲しいです。

 シーの真ん中にある長江のようなところで、赤壁が再現されていました。すごい火計です。花火も上がってました。

 最後はヴェネツィアン・ゴンドラに乗りました。
 
 僕は、この船は絶対の人力で漕いでない!と言い張ったのですが、真実はどうなんだろう。まぁ、どっちでもいいんだけどさ。
 普段から「まぁ、いいか」と思って生きているので、夢の国にいるとますます「まぁ、いいか」ってカンジです。本当に漕いでいたとしても、そうじゃあないとしても、楽しければいいじゃあない。

 最後にヴェネツィアン・ゴンドラってのウソ。このあともう一回タワー・オブ・テラーに乗ったわ。いや、ヴェネツィアン・ゴンドラの前に乗ったのかな?(もうすでに記憶が曖昧)

 ディズニー・シーではお酒が飲める!ってのがランドとの違いで、シーが出来たときには「それは是非行かねばなるまい」ってくらい、お酒の販売がウリだったような感もあったけど、飲みませんでした。

 ホテルに戻って、飲むからね。

 早速一本目を流し込む。うまい!こんなうまい飲み物はないぜ!と夜景を見ながら思いました。
 二本目、三本目と空けながら、途中お風呂に入って更に酔いを深める。

 コンビニでは「まぁ、余ったら余ったで」とか言いながら買ったお酒も足りなくなった。いつ寝たかは憶えてない。
 Romiyさんの日記の中では「何を話したかとかはあまり覚えていないけれど、ビールが美味しくてしょうがなかったことは覚えている。」(原文のまま)とありましたが、僕は覚えてます。
 たしか…そう!なんか太陽系の成り立ちとか、銀河系がどうとか、宇宙にまつわる話をしてました。たぶん。「つまり、僕の説ではビッグバンそのものが…」って、何様ながらの適当理論。とりあえず喋ってるのが気持ちいいから喋ってたカンジです。
 「あれ、あれなんて名前でしたっけ?」
 「プレパラート!」
 「そう!それ!」
 「接眼レンズとか?」
 「それ!」

 意味がわからないけど、けっこうこういうどうでもいい会話の中に、真実ってもんはある気がする。だってさ、どんな気の合う人間でも、お互いに会ったときに「元気だった?」なんて型どおりのことは尋ねたくないじゃん。その過程にたくさんの楽しいことも苦しいこともあったり、なかったりだけど、それよりも今こうして顔を合わせているってことを、もっともっと楽しめるように、記憶に留められるように、そのためだけに邁進する。
 ただ、そうあるように願うほどペースは速くなって、どんどん酔っていくから、いつも頭にからだが追いつかない。

 ネタばらしっぽくなるから、書くかどうか迷ったけど書いておく。
 水面から火の鳥みたいのがガーでてくるショーのときに、「なんかやってる!見に行こう!」と意気込んで歩いたものの、変な城壁に迷い込んで行き止まったり、引き返したりで、いい場所取りができなくて、結局人垣の頭越しにショーを眺めた。
 僕は背が高いから、人の頭越しでも充分に見えるけど、Romiyさんはそんなに見えてないんだろーなーと、その姿を一歩下がって眺めてた。仮に僕は全然見えなくてもいいから、代わりにRomiyさんがもっとよく見えるように楽しんでくれればいいなーと思った。僕は楽しんだフリができればいいや。
 でも、それって違う。
 たぶん、どんな人間もそうだろう。
 相手が自分に気を遣っていたってことを知れば、きっと逆に気を遣ってしまうだろうし、それって本人が一番望まないことだ。

 だから、自分自身がうんと楽しむこと。たまに調子に乗って知らず知らずのうちに独りよがり的に「俺が楽しければそれでいい(俺が天下に叛こうとも…)」な方向に流れがちだけど。
 楽しむ準備をしておくこと。仕事もなにも上手くいかなくても、そんなものはあっちに置いてけぼりにできる精神状態を作っておくことも必要。
 ときに、それでも飲みに行って「うわー、なんか風邪気味かも。体調悪いし」なんてこともある。そのときには飲みながら次回の予定を立てておく。準備して準備して失敗なんかいつものことじゃん。だいたい、生きていくうえで、そううまくいくことなんかない。一度なにかに失敗して、もうあとがないのなら、とっくに死んでる。

 ここ何年も感じるのは「ひとに会うのっていいことだな~」ってことです。家族も親戚も、先輩も後輩も友人も、かわいい女のコも、会っているときは「会いたいって気持ちは、同じなんだ」ってことを、ひしひしと感じて、それが相手に伝わって、相手の気持ちも伝わってきて、こんな瞬間のために今までがあったんじゃあないのって感じます。

 楽しむってことを、それまで考えて、いざその場では感じる。

 だから、いつでも誰かと会うことを想像して、計画している。夏の帰省の計画とか。いつでも想像はできるけど、あいにく、誰にもいつでも会うことはできなくて、僕の計画は「じゃあ何ヶ月後にまた」っていう曖昧なものなのだけど。

 なんか後半、まるで「楽しくなかったの?」と思われるような書き方してますけど、本当に楽しかったですよ。ああ、なんかこう書けば書くほどなんだかな~僕って。なんつーか、自分の感情をうまく的確に表現できない。いつも。

 なんかだんだんよくわからない話になってきたので、今はここまで。
 それにしてもディズニーシーは最高に楽しいところだね~。暮らしてもいいな。

 一晩寝たら、翌日はディズニーランドです。

とにかく何か遊ぶ予定を入れておけば、からだは勝手に動く。

2008年06月18日 23時11分17秒 | 個人日誌
 巨人が貯金1だそうで。開幕直後から故障者続出で、今期から先発に復帰した上原も元気なく、投手陣もボロボロで、ベストオーダーも組めないような状況のなか、よく頑張りました。

 全然野球見てないけどね。
 それどころか、ここ何日もテレビをほとんど見ずに生活してました。リモコンの電池が切れて、なんだコノヤロー!ってキレたため、テレビをつけるのが億劫だっただけです。ほら、このリビング広いから、いちいちテレビのとこまで行くの大変なんだよね。

 あ、どうも、ご挨拶が遅れまして。ディズニーランドの新しいアトラクション、ドッピオです。身長が186㎝以下のお子さんは乗れません。
 そんなわけで、ここんとこ休日出勤もしてやる気をみせていたので、久しぶりの二連休どころか三連休をこっそりと申請して、昨日今日と遊びまくってました。明日は寝て過ごします。

 先月に引き続き、Romiyさんがやって来てくれたので江戸東京博物館に行きました。
 現地に12時待ち合わせの予定が、起きた瞬間から「これはもう遅刻だな~」と諦め入るような時間だったのですが「諦めたらそこで試合終了だよ」という安西先生の声が聞こえたような気がして、道が空いていたこともあり、GOLFのポテンシャルを充分に引き出すことができ、まんまと遅刻しました。

 
 江戸東京博物館(写真はどこかのHPから。ろんもちで無許可)

 この江戸東京博物館は、ゴールデンウィークで行こう!ってことで、show先生とRomiy先輩と先月計画していたものの、当日になって休館ってことを知り(どんだけ無計画なのよ)いつかはリベンジしようと心に誓った場所です。

 江戸から東京への時代の移り変わりを庶民目線で詳しく紹介、展示されており、庶民のシジマにもオススメです。もちろん、やんごとなきよね3にあたりましても、普段交わらない下々の庶民の生活を垣間見れるあたり、是非ご照覧いただければ恐縮至極にございます。

 案内のひとに「写真撮影はナッシング?」と千葉級に尋ねたところ、まったく問題ナッシングで、館内はほぼ自由に撮影できるとのことです。一枚も撮らなかったけど。
 Romiyさんは「もっと幕末っぽいものを見たかった」とのご様子でしたし、僕は「もっと遊郭的なものを見たかった」のですが、それでも2時間くらいたっぷりと見て回りました。そしてほとんど忘れました。

 山車だったか、御神輿の上に関羽雲長の像が鎮座しているものがありました。これだけでも写真撮ればよかった。もちろん頓首再拝して「蜀漢の復興を一人でも為して見せます。ジューシーが」と心の中で呟くことは忘れません。

 参考までに書いておきますと、江戸東京博物館は墨田区にあり、辻堂からは横浜新道をガー行って、首都高をガー行き、高速降りたあとはニュアンスで、車で1時間半もあれば着きます。showさんなら徒歩圏内かもしれません。シジマなら津軽海峡を泳ぎきれるかどうか、まずそこから。
 両国駅下車して徒歩5分。両国国技館すぐ横。両国国技館の地下には焼鳥製造の工場があるとRomiy先輩は言い張るのですが、本当なのでしょうか?

 車があると行動範囲が広がるといいますが、そうそういいことばかりでもない。東京近郊ならかえって車ないほうが自由に移動できるし、時間も早い。車なんかで遊びに行くとガスは食うし、駐車場にお金かかるし、道はわかんないしでわやです。都心なんかホント、ナビなしでは走れません。荷物を置いておけるのがメリットなくらい。あとは人数が二人以上だと、やっぱ電車の移動よりも楽だし、車は。
 それにやっぱし、女のコ乗せて走りたいんだよね。

 さっき帰ってきて、左後部のドアにドアパンチの痕を発見しました。しかも一度の傷じゃあない。なんてこったい。

 さて、江戸東京博物館をあとにして、次なる目的地へ向かいます。遊び尽くすったら遊び尽くす。僕らの冒険は、今始まったばかりだ!(ドッピオ先生の次回作にご期待ください)

 つーか、書き続けたいけど眠いのでここまで。ものすごく疲れてます。いや、疲れは疲れなんだけど、心地良い疲れかたです。からだがほんのりとホカホカして、足がジンジンしているところに、ビールを流し込んで、フワーってカンジ。

梅雨の中休み。ここでいう中休みって意味わかんないよね。

2008年06月15日 23時42分57秒 | 個人日誌
 先日、帰り際に「今夜は鍋かい?」と上司が。

 そんな僕はいつもいつも鍋を食べてると思ったら、その通りさ。でもなんでわかったのかな?「こんな暑い日にこそ、キミなら食べそうだから」と言われました。読まれてる!なんか悔しい。

 飽きもせず三国志を読んでいます。お昼を食べながら、お客さんの家に入るまでの時間とかで。
 ホント不思議なもので、いくら読んでも「もういいや」って気になりません。読むたびに新しい発見があります。
 読み進めながら「僕ならこう書いてみたい」と思ったりして、それを拙く書き綴ったのが「三国日誌補足(仮)」であり、もっともっと書いていきたいけれど、それこそ吉川英治の三国志に触れるたびに、その表現の素晴らしさに、自分なんかが…と恥ずかしくなります。
 まぁ、基本的に、自分のもの、なんて思っている人生なんかは誰かの模倣だったり、知らず知らずのうちに巻き込まれた流れの中にあるもんだろうから、それもいいか。

 三国志なんかを読んでいると「歴史好きなんですねー」といわれたりもしますが、好きだけど詳しくはない。日本の戦国時代とか好きなひととか多いじゃあないですか?僕は全然そのへん詳しくありません。
 きっと、この時代のことも「知れば知るほど」面白い。三国志を知らないひとに会うと「じゃあ、これから初めて読むなんて、幸せだよ!」と羨ましく思うのと同様に、戦国時代を知らない僕も、これから知る喜びがあるのだと思うと楽しみです。

 でもさー、正直、歴史物ってとっつきにくいとこあるよね。特に三国志なんかは最初から最後までの登場人物を数えると数百人にもなる。正史なら(これも読んだことない)数千人にも及ぶのかな。

 まず、ひとの名前を憶えるのが大変。でもよー、けっこう名前なんてどうでもいいんだよね。大まかな流れっつーか、ストーリーだけそれとなく把握しておいて「ところでこの事件って、誰が首謀者なの?」「え?ここに出で来るひとってどんなひと?」ってところから、その人物を憶えて、あとは芋蔓式で。細かいとこまで憶えたり、細かい暦や人物ばかり憶えるのは専門家やマニアに任せておけばいい。

 読む度に、違う角度から検証しています。(検証しているってほどすごいもんじゃあないけど、テキトーに)例えば、今回はこのひとの流れを追ってみようとか、このちょいと登場するひとって誰なんだ?ってところをチェックして、調べたり。
 面白いことに、必ずどこかで輪が繋がるというか、自分でも知っているエピソードや「あ!つまりこのときのこれって、こういうことか!」ってな具合に、歴史には必ず整合性がある。
 それでも不可解な出来事には(物語だし、古いものだし、理屈のつかない出来事もあるのだけど)「どうしてこのように書かれているのか?なぜ、記述にあたって婉曲される必要があったのか?」ってことを考えると、また面白い。

 具体的になにさ?と尋ねられると、僕はまだまだ「例えばさ~」って語れるほどのレベルじゃあないのだけど。

 金曜日以降、すいぶん天気がいい。天気予報では「梅雨の中休み」とかいってる。週間予報なんか全然アテにならない。昨日まで雨の予報だった火曜水曜が、今日には晴れの予報になってたり。
 天気を予測するのは難しいんだろうけど、テレビに出てる気象予報士って、別に資格とって一年二年のペーペーじゃあないんだろう?なんでこんなにコロコロ変わるかな。
 もちろん休みの日には晴れて欲しいので、いいんだけど。一週間のうち五日間ずっと雨でも全然かまわないんだよなー、休みの日にさえ晴れてくれれば。

 変な話なんだけど。休みの日にはのんびりダラダラしていたい、疲れることはしたくないって性格のはずなのに、休みの日に遊びに行って、仕事に行って、当然からだは正直で、布団に入ると5分ももたずに眠ってしまうのですが、なんだかここんとこは、そんな毎日は充実しているっつーか、からだはムチャしていても、気力はものすごく充実していて、いいカンジです。
 朝は起きると「今日は絶対に仕事から早く帰ってきて寝る!」って心底思うのに。変なの。

 朝、目が覚めて、上半身を起こして、うーんって伸びをしてから、そのままの体勢で布団の足元側に倒れこんで、10分ほどやっぱり寝て「起きないと、起きないと…」と考えながら、歯を磨いて顔を洗う。
 イキオイだけで一ヶ月くらいなんとかなったりするときも以前はあったけど、最近はなかなか。二、三週間続くと、気持ちは前へ前へいこうとするが、からだはついてこないねー。

巨神兵復活

2008年06月11日 23時56分16秒 | 個人日誌
 どうもこんばんは。眠り王子のドッピオです。なにをしていてもだいたい眠いです。運転していても仕事をしていても。寝てても眠いです。その気になれば、女のコと一緒に寝てても、寝ます。

 みなさん、今日はなんの日かご存知ですね?
 そう、関井くんの誕生日ですよ。
 なんですと!?知らないだって?そこに並べ!今からおまえたち全員を殴る!

 何気に年上なんだよね、関井って。今日から関井さんと呼ばせていただきます。関井さん、ジュース買ってきてください。僕、コーヒーね。いやまじすんませんけど。

 札幌にいれば、今頃はお誕生日を祝って飲ませ…飲み会でもしているものを。ほら、僕、今神奈川だからー。関井くんのこと、あとはよろしくね、あべくん。

 今日は仕事でした。ここんとこ休日出勤が多いな。でもいいんです。他に誰もいないから余計な仕事も頼まれずに、やりたいようにやれるし。その代わりに他の日に休んじゃえ~。しかも定時で帰るもんねー。

 昨日は服を買いました。写真を載せようと思ったのですが、眠いので省略。
 去年買った夏用の水色の半袖のボタンシャツがあるのですが、なんともなしにお店をのぞくと、色違いのシャツが売っているのを発見しました。
 黄色の半袖。黄巾族を名乗るからには、黄色は要チェックです。
 去年買ったのはLサイズ。今日買ったのはMサイズ。別にからだが縮んだわけでも、折れてるわけでもなく。
 「買うべきか、買わざるべきか」。服を手にとって30分ほど眺めたり、なでなでしたりして買いました。「Mでも着れるだろう。わかってるべ、俺も」ってカンジで。着れたしね。
 他にも白や緑もあって、それらも欲しかったのですが、Sサイズしか残ってなかったのでさすがに諦めました。いくらなんでもSサイズなんて、大西くんか、もしくはいつもぴちぴちではちきれそうな服を着ているtontoroくんくらいしか着れないでしょう。

 同じ服を、色違いで二枚買うことをよくします。
 以前誰かにそのことを話したら「へー、私もなんですよ」って返事で「そっか、珍しいことでもないんだ」と思ったのですが、僕の場合は一度買ってみてサイズが合う服に出会えることがなかなかなくて(だいたい袖や裾が短い)、だから気に入ったときにはもう一枚買う。
 それでも色違いだと、どうしても「やっぱこっちの色のほうが好きかも」とか、それまで持っている服の色調に合わせて、結局はどちらかを着ることになるのが多いのだけど。
 ちなみに靴下は同じものを何枚も買います。片方に穴が開いても無事なほうをとっておけるでしょ。

 そして昨日の昼間はいい天気。梅雨の晴れ間ってやつだね。
 久しぶりに布団を干して、干したまま車に乗り込んで、相模原に行ってりちゅさんを迎えて、相模原公園に行ってきました。
 平日だというのに公園の駐車場はいっぱいですが、公園そのものは相当な敷地面積があり、人口密度も低くて、いいカンジ。一面緑とあじさいです。

 公園にやってきている家族連れがいて。お子さまがピッチャー、パパがバッター、ママがそれをカメラに撮って。
 子供の投球フォームを評価したり、バスターエンドランについて尋ねてくるりちゅさんの手作りのお弁当を食べながら、僕は曹操の人となりについて解説しました。

 携帯を車に置いてきてしまっていたので写真はありませんが、芝生に覆われ、風の通り抜ける公園です。
 向こう側では風の中で、一回も交わらないバトミントンをする家族がいたり、幼稚園の遠足なのか、並んだ紅白帽が闊歩して。女の子がお母さんとおじいさんおばあさんとやって来て、お人形を入れた手押し車を押しながらニコニコしています。
 平和です。
 「そのとき袁紹と争っていた曹操が…」なんて言ってる場合じゃあないね。

 あ!そうだ。神奈川在住のひとは観ましたか?なにって、三国志に決まってるじゃあないですか。中国で作った実写ドラマですよ。前に書いたじゃん。
 いやー、なんつーか。僕もこのドラマは初めて観てるんですけど…劉備があんましかっこよくない。これならまだ僕やシジマや関井のほうがかっこいいよ。

 りちゅさん手作りの、ふじっこの入ったおにぎりや、ふじっこ入り玉子焼き、ふじっこザンギ、ふじっこと卵とソーセージとブロッコリーのサラダ。ふじっことアスパラのベーコン巻き、ふじっこきんぴらごぼう、ふじっこなミニトマト。ふじっこ味のりんご、ふじっこまみれのキュウイ。お茶の中にもふじっこ。
 大変ふじっこでございました。

 うそですwすごくおいしかったですよ。



 特に、ふじっこがw

 公園をあとにして、「ざぶん」という天然温泉に行きました。久々に日光浴をしたあとのお風呂なので、早くも腕がひりひりしました。
 そういえばいつだかの合宿で。つよしがえらく陽に焼けて真っ赤になっていた。僕は焼けるとすぐに黒くなる体質なので、そんなつよしを見て「痛そうだなー」と思い、叩いておきました。

 この「ざぶん」の湯はウーロン茶のような色をしています。ぬめぬめしていて肌にもよさそうです。なんだかもう、随分と昔のように思われますが、切った首の傷の癒しにもきっといいのでしょう。

 今月はたまたま仕事の調子もいいです。「なんで俺が休日にも働いてんだよ~」ってむしゃくしゃすることもありますし、「えー!?これって俺の仕事じゃあないだろう?」と文句タラタラなときもありますが、調子のいいときには調子に乗る僕はやたらと喋りまくります。
 と、いつものように残業をしていたときに「調子いいね」と声をかけられ「いや、偶然っす。みんなのおかげです」なんて優等生ぶって答えていたのですが、「春先の頃、元気なかったもんね」とチームの誰かが言うと、「そうそう、あの頃のドッピオさんったら、なんか寂しそうでしたよ」「俺なんかチームに来たばかりだったから、イキナリ励ますなんてこともできないし、どうすればいいかわからなくてw」などなど、思いがけずにみんなに想われていたことを知り、泣きそうになりました。ああ、やっぱ、みんなのおかげだよ。

 あんまり関係ないけど先週、仕事から帰ってきてテレビをつけると、金曜ロードショーだったかな、「風の谷のナウシカ」をやってました。
 宮崎駿先生の作品は、実は今までちゃんとみたことがありません。話の途中からなんとなく観たとか、飲みながら観たりで。ちゃんと始まりから終わりまで観たってことがない。

 この日も見始めたのは話の半ばくらいから、しかも、やぱっし飲んでいたんだけど「面白い!」。急に原作が読みたくなったので、バブっちゃいました。
 ネットであっという間に届けてくれるんだもんね。便利な世の中になりました。

 
 初めて、大人買いってやつをしました。

 小学校の頃に友達の家で、途中まで読んでいた気もするんだけど、この漫画ってけっこうキツイですね。手とか脚とかちぎれて飛ぶわで。
 まだ全部読んでないけど、一体どこに向かう話なのか、楽しみです。

 トトロはテレビでみたことあるかな。まだよちよち歩きだった下の妹が、いつもなら夜の9時なんて、もう寝る時間なのに、映像に釘付けで観ていた。きっと面白かったんだろう。小さい子供は、本当にトトロが見えるのかもね。

 相模原は、街としてひとが住む以前の昔々は、きっと森だったと思われます。今でも街のあちこちには林が広がっているし。りちゅさんが言ってました、「ホタルもいるよ」と。
 きっと、もっともっと昔にはトトロもいたのでしょう。まっくろくろすけとか。

 巨神兵はいました。折れてたけど。

胃腸いいちょうし

2008年06月09日 22時35分31秒 | 個人日誌
 ちょいとつまめる回転寿司がいいね。なんて話をこのまえしましたが、今日はなんとなく「濃いものが食べたい」という欲求に駆られ、お昼は濃厚なスープに濃厚なスープが入っているようなラーメンにしました。

 ビタミンが足りないので、おやつにレモン荷重の入ったアイスを食べました。全然ビタミン足りてないけど、いいんです。気持ち気持ち。

 夜はギリギリでスーパーに滑り込み、半額になったお寿司を買って、今食べてます。「うわー、これうめくねー」
 回転寿司程度で舌が肥えてしまったので、半額のお寿司があまりおいしくないです。こんなんで、カウンターに座るお寿司屋さんなんかに入ってしまった日には、ますます味に贅沢になってしまいそう。

 ついでに書くと、昨日は晩ご飯に鯛茶漬けをいただきました。前の晩に、天然物の鯛刺しを買ったはいいが、食べるまえに寝てしまったので、当然賞味期限なんか切れている。
 一晩寝かせたくらいじゃあ刺身はわるくならないけど、ここ3週間ほどお腹の調子がクラスター爆弾のようになっているので、用心に越したことはない。
 そんで、熱せればいいだろうっていう同僚の意見を取り入れてお茶漬け。わさびの効き具合が胃腸いい調子でした。

 「富良野っていいところですか?」
 突然の同僚の質問に「そりゃあアンタ、なまらいいよ。だら銭、しゃっこい。わや」とは答えませんが、富良野のラベンダーってこの時期でしたっけ?
 会社では北海道人として認知されていて、ある意味アイデンティティーにもなっている僕は、富良野にはあまり行ったこともないくせに
 「もうすぐラベンダーに時期だから、きっといいよー。行くの?」なんて聞いてみる。
 その同僚は、なんでも明日から4連休らしく(うらやましい)、今のとこ予定もないので明日イキナリ富良野とか行ってみようかな~と考えたらしいです。

 でね、札幌にも寄るかもなんて話になって、その同僚が「前に行ったときに入った店で、札幌にある『はねもん屋』ってとこがうまくて安くて」という話をしだして、僕は「はねもん屋??なんかすごく聞いたことがあるぞ」と、心のどこかにひっかかったのだけど、思い出せないんです。
 こう、思い出せそうで思い出せないようないずいカンジ。

 絶対行ったことあるはずなんだけど、どんなお店かも、誰と行ったのかも思い出せない。そんなにおいしいお店だったら覚えてそうなものだけど、僕なんかは飲んでいるときにはほとんど食べないから、だから記憶にないのかも。
 札幌で大学生やってた頃って、ほとんど女のコとマンツーで飲みにいくこともなく、数えるくらいしかないから、きっとカローさんとか、あべくんあたりの放文の誰かと言ってるんだろうって気がする。
 ホームページでお店をチェックしても、全然思い出せない。

 誰か、おねがいです。このお店を知っているひと、また、僕と行ったことがあるというひとは教えてください。すすきの近くのお店だから、当時すすきので飲むったら、やっぱカローさんとか、まっつさんとか、じゅさんとか、show先生か、あべくんくらいなカンジもあるんだけど。

 数ヶ月前に、何度目かを読み終えた吉川英治の三国志を、また読み始めました。これを全八巻揃えたのは、大学1年の頃くらいで、そのときから二、三年に一回のペースで読んでいる。
 さすがに、一回読むと「しばらくいいな」ってくらい満腹になるはずなのに、なぜかそれほど日を置かずに再び。主に回転寿司をつまみながら読んでいます。あとは、お客さんのところに行く前の車の中とかで。
 「さすがにこの短期間では飽きるでしょ…どうかな?」と思って読み返していますが、面白いです、やっぱり。
 きっと本当に好きなんだろう。

おまえが~咲くならば~ ぼくは 穴~掘ろう~

2008年06月08日 23時31分59秒 | 個人日誌
 写真は、このまえ買ってきた花です。
 まさか僕が花を買うことになるなんて。別に誰にあげるわけでもなくて、眺めているだけなんだけど。



 名前は知りません。花の。写真だと黒く見えるけど、実際には紫。

 でさー、つぼみっぽいのが二房ある。わかりますか?
 この蕾がいつ咲くのか、ここ四日間ほど待ってるんだけど、一向に開くカンジないんだよね~。
 買ったときに「眺めるだけじゃあ面白くないけど、この蕾が開くのをワクワクしながら待ってるのは面白そうだ」と期待していたのに。

 女のコと二人で飲みに行ったりすれば、少なからず期待とかするじゃん、男なら。言葉ではキレイごと言ってても。
 それと同じくらい、そこに蕾があれば咲くことを期待するだろう?
 「いやー、あなたの人生、つぼみのままみたいなものじゃあないですか」って、尚ちゃんあたりに言われるところを想像すると大変腹が立つので、自然の摂理に逆らおうが、道徳的にどうであろうかとか関係なく、意地でも咲かせてみせる。

 もしも、このまま咲かなかったら、花屋に前回り受身しながら飛び込んで「オマエのところは咲かない花を売ってんのか?!」って、叫ぶな。心の中で。

 風邪が流行っているようです。僕も今ちょっと体調が悪い。今日は早めに帰ってこれて、早い時間から飲んでいるせいからかも。

 ちょっと訂正。「期待するだろう?綺麗ごと言ってても」ってのは、少し違うな。
 ホントは、「キレイな言葉だけ言っていられたら、どんなにいいだろう」という願望はあるけど、反面「この僕がそんな甘いこと、できるわけないじゃあないか。むしろできてもあえてしない。いや、できない自分への言い訳か」とかグルグル思う。
 今ここに、口説けそうな女のコがいて。でも、目の前にはビールがあって。飲むことを期待する周りの目があって。飲むね。強がって。

 たいして酒に強いわけでもないのに。自分でも、自分のことを面倒な性格だな~って常々思います。

回転寿司のグルグルと、銀河系のグルグルは全然似てませんよ。

2008年06月07日 23時20分01秒 | 個人日誌
 さ~て、なにを食べようかな~。食事の時間は大切な休息タイム。なにをどう食べようが、誰にも文句は言わせないぜ~。

 基本的に、朝はかる~くパンやソーセージ、ミニトマトなんかの朝食を飽きることなく毎日続けています。いや、飽きてんだけど、時間ないじゃん朝なんか。コーヒーも飲みたいしね、インスタントだけど。
 お昼は、仮にお昼じゃあない時間までずれ込んでしまっても、なるべくはコンビニやファーストフードでは済ませないようにしています。
 昼の食事が一日の食事摂取の大きなウエイトを占めているので、例えば「13時からアポ」ってときには、その13時を終えて15時から食事にします。移動時間を考えると13時前には到着していたいので、時間のない中で急いで食べるとかイヤなんだよね。

 ここんとこお昼には回転寿司ばかり行ってます。寿司好き。キライなひととかいるのかな?キライなネタがあるってひとはいるだろうけど。
 回転寿司もいろんなお店がありますね。僕が気に入ってるのは、全品一皿105円ってお店。いちいち値段を考えないで食べることができるから。いやじゃん、食べながら都度お金のこと考えるのなんて。でも食べ終わったあとに「う~ん、食事にお金使いすぎたな」なんて後悔もしたくないし。

 ちなみに今日食べたのは、炙りサーモン×2(僕が小さい頃、寿司ネタに鮭なんてなかった気がする)、やりいか姿(ゲソがついててお徳)、あじ(味がいいから)、いわし(いわしは生が一番)、まぐろ(ここは外せない)、生えび(甘エビじゃあない)。計7皿。
 そのときそのときで食べたいネタを選択できるのも嬉しい。しめ鯖も好きだし、タコもいいよね~。軍艦や巻物はあまり食べない。

 むむ…、寿司で思い出した。遠い昔、遥かかなたの銀河系で。まだ札幌にいた頃だけど。久しぶりに会う女のコにおいしいものを食べて欲しくて「なに食べるか、俺が決めておくよ」とは言ったものの、リサーチしておいた寿司屋はゴールデンウィークでお休み。ならば!と向かったお店も同様の理由でお休み。結局、普通に居酒屋に行った記憶が。
 「どうやら僕は、とても使えない人間なんじゃあないか?」とようやく疑問を持ち始めた、そんな夜でした。

 回転寿司のもうひとつの利点は、食欲ないな~なんてときにも少量だけつまめること。「なんかからだの調子が悪いな…食欲もない。それでも食べておかないともたない」って体調のとき。逆に「今なら最高の波紋が練れるぜ~!」ってときにはがっつり食べてもいいし。時間のないときにもサクッとお店に入って、パッパと食べて、会計ガー済ませられるし。

 「ガー」って久しぶりに言ったわ。
 今の仕事を始めたばかりの頃に「ねぇ、ドッピオくん、あの現場ってどの道を行けばいいかな?」と同僚に尋ねられて「あの道を真っ直ぐガー行くじゃあないですか~。で、右にガー行ったところにありますよ」なんて答えると、「いやw全然わからない。ガーってどのくらい?」「だからー、信号曲がってガー行くじゃあないですか、で、ガー…」「ごめん、わからないw」

 晩ご飯は仕事帰りにスーパーに寄って、なんとなく目についたものを買ってくる。肉はほとんど買わない。生ハムくらいかな。あ、チキンも買うか。
 夜はやっぱり飲んでしまうので、どんなに「お腹すいたー。なに食べようかな」と会社で喋っていても、結局は刺身なんかで済ませてしまう。
 仕事を終えて部屋に戻ってくると「さーて、なに作ろうかな」って意欲が全然沸かないんだよね。

 そうそう、このまえさー、会社のひとたちと残業で遅くまで残っていたとき。
 残業なんかしているとお腹も空くし、頭もボーッとなって効率が上がらない。よく言われるけど「夜9時以降の食事は、代謝も鈍くなるので太る」って。最近のメタボだかなんだか知らないが、一般的に30代の人間が夜9時以前に飯なんか食えるわけないじゃん。
 話逸れたけど、残業していたときに「ピザとってもいいですかね?」と尋ねてみた。僕はこの会社に何年か在籍しているけど、未だ、夜に出前をとってるひとをみたことがない。禁止ってわけじゃあないのだけど、どういうわけか不文律のように出前はしてはいけない的な空気があるんだよね。それを承知での発言なんだけど。
 話の趣旨は会社の夜食で出前はアリかナシかってわけじゃあなくて(普通アリでしょ)、ピザの食べ方について。

 ピザってみなさんはどうやって食べますか?どうやってって、別に箸で食べるのはおかしいとか、アクロバティックに食べるとか、そういうことじゃあない。

 友達と3、4人で宅飲みしながら(宅飲みって言葉も久々に使ったな)「腹へったな~」「ピザでもとるか」という流れでデリバリーの電話をしますよね。このシュチュエーションだと、Lサイズを注文したり、Mサイズを二枚ほど注文したり、何枚か届けてもらうことになる。
 つまりは「一枚のピザをピース毎に、みんなで思うがままにつまむ」ってことになるよね。

 僕ねー、これダメなんですよ。

 「ダメなんですよ」ってことを言ったときに、同僚に「みんなが好き勝手に食べるピザに触れないってこと?潔癖症なの?」と聞かれましたが、これは全くの誤解。全然潔癖症じゃあないし。その気になれば、自分で掃除したトイレに頬擦りできるよ。イヤだけど。
 じゃあなくて「ピザを分け合って食べるのはおかしい」ってこと。
 普通、一枚のピザは一人で食べるもんだろう。

 おっと!誤解すんねい!なにも一枚のピザを食べてる途中で持て余して「残りは明日食べよう」とか「お腹いっぱいで残りそうだから、良かったら食べる?」というのはおっけーよ。

 食べようとするハナから「みんなでシェアして食べましょう」ってのが変ってこと。
 なんつーか、例えるならさ~、ラーメン食べに行って一杯のどんぶりを二人がかりで食べてるみたいじゃあないか。おまえらクロスボンバーかと。一杯の牛丼を二人がかりで食べます?右と左から箸入れて。初めから器を分ければいい。お寿司を半分に切って食べないでしょ。
 なんつーか、運転しているときに、アクセルは僕が踏むから、ブレーキは任せた~みたいな違和感を感じるんです。一本のシャワーを同時に二人で使うかのような。(ひとつの浴槽に二人で入るとか…それは、かわいい女のコなら許す。むしろ好き)

 僕だけかな~?

 あ、もちろん、小さなお子さんがいて、分けながら食べるのはいいんですよ。ふーふーしながら食べてくださいね。

 鍋はもちろんおっけー。鍋はみんなで囲んでわいわい食べるもんだしね。温泉での部屋食で、それぞれに一人鍋みたいの出てくることあるじゃん、固形燃料が下にあるやつ。逆にこれはいかん。鍋は複数で食べるもの。

 なので、アレも実は違和感をもって食べている。焼き鳥を箸で串からザザザっと落として、一個一個食べるのも。
 これも、こっちで暮らしてから指摘されて「そうなの?僕の食べ方って変なのか?」と初めて思った。

 飲みに行って。お皿にもっさり盛られた前菜代わりのサラダはどうする?これは普通にお互いよそおいたいね。「アスパラ食べれたっけ?」「トマト好き」とか喋りながら。むしろ僕がキミのお皿によそおいたいね。ビールを飲みながら。
 よそおってくれるなら、よそおう仕草を見ていたし、キレイによそおうとする姿も素敵だし「はい、どうぞ」と差し出す手もキレイだし、やっぱり女のコはどんなものよりかけがえのない存在ですね、シジマ先生。

 そんで、心の中で思う。メインデッシュはもちろんそのコだし、デザートもそのコだし、食後のコーヒーもそのコだし。

 まったくそぐわないシュチュエーションだけど、満点の星空を見ながら、寿司を食べてみたい。

与えられた役割をこなせ

2008年06月05日 21時29分05秒 | 個人日誌
 らいで~~~~ん!!

 つーわけで、最近なにをしていたのかというと、ゲームしてました。昔のやつだけど、お金も使わないしいいね。俺、バルーンファイトめちゃんこ得意よ。

 

 まぁ、やっぱ昔ほどゲームはやらなくなったのだけど、たま~にやると面白い。
 今やってるのは「METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY」ってのです。あれ?そういえばゲームについて書くのって初めてかな?

 

 このゲームのテーマでもあり面白いところは「見つからないように任務を遂行する」ってとこ。今までのゲームが「ひたすら敵を倒す」なんてものが多かったのに(この頃はいろんなジャンルのゲームがあるけど言うほど詳しくないっす、ゲームは。)「逃げる」わけでもなく「見つからないようにする」ってとこが斬新だよねー。

 だってさ、ちょっと足音立てたくらいで
 「ん?なんの音だ?」
 ロッカーに隠れます。そしたらロッカーまで敵が調べにくるからね。やむを得ず発砲。発砲音を聞きつけてどんどん敵がやってくる。

 
 ドキドキしながらやってました。一人で。ストーリーも面白いなーと思ったんだけど、ネットでは酷評されてますね。いいんです、僕は好き。

 もともと長居はするつもりのなかった神奈川在住の生活で、やってきてから三ヶ月ほどで一人になってしまい「これはゲームでもしてないと気が狂うな」と思いました。
 当時は(今も)こっちにはあまり友達がいなくて、showさんはそのとき札幌だったし、おざけんともごくごくたまに会うくらい。

 あ、昨日飲み誘ってくれたのに、行けなくてすまんね、show先生。いや、午前中仕事出て、そのあと一人で温泉行ったらもう気持ちよくなってさ~。がっつり寝てました。

 神奈川に来たのは2001年9月22日。日付はすんごくよく覚えている。
 翌週にはバイトを始めて(当時、頭の中に地図がなく、どこでバイトしていたのか定かじゃあない。なんか横浜から乗り継いで辺鄙なとこまで行ってた)それも一週間くらいの期間限定だったので、すぐに無職。
 派遣会社に登録して、翌月の頭に面接を受け、月末にはもう働いてました。こんな簡単に働けるなんて世の中ちょろいな~って思ったのですが、ちょろくなかったね、やっぱし。

 今の仕事が当時選んだ仕事のままなんだけど、まさかここまで長くなるなんて。まぁそれでもまだ6年半くらいなんだけど。だって当初は「半年も働ければいいやー」ってテキトーに考えてたしね。

 その年末にじゅさんが札幌に戻り、僕も帰省して、正月休みが明けてから一人神奈川に戻ってきたときの心境ったら「さて、どうする?」ですよ、ホント。なんで僕はこんなとこにいるんだろう?ってカンジ。
 なので、プレステ2を買いました。ゲームでもしていないと一人で夜を過ごすこともできそうになかった。
 そのときに買ったのが、さっき書いたゲーム。

 今日帰ってくるときに「ここ最近の精神状態はなんなんだろう?」ってことを20分くらい考えてみて。
 倦怠期だ!って結論に落ち着きました。

 倦怠期って、普通は、恋人同士がなが~く付き合ってるとマンネリに陥ってしまうことや、夫婦がなが~く生活いていてマンネリに陥ってしまうって意味で使われる言葉だけど、一人でもある。いや、きっとある。間違いなくある。絶対ある。
 「起きる→仕事→スーパーで買い物→一人でご飯→寝る」
 この生活に飽きてるんだな、きっと。だからって「じゃあぼちぼち彼女でもみつけますか」なんて、そんなことできるならとっくにしてますがな。

 休みの日には、昼は外に食事に行って「おいしいおいしい」言ってるんだけど、一人だとそれにも限界がある。たまにまずいお店にあたったとしても、誰かと一緒に「う~ん、イマイチだね」って感想を述べながら、言い換えるなら時間を共有しながら食べたいんだよね。
 ときに車で意味もなく遠出してみるんだけど、気分転換になるかなって思いながら。これは気分転換どころか「意味ないな」って気分で帰ってくるのがオチ。そこでさ、誰かがいればその意味のないものも、意味のあることに感じられるんじゃあないかなと思うわけ。

 そもそも僕が自分が知っている知識ってものは与えられたものしかない。自分から進んで学んだものなんか、全体の2%くらいだろう。
 三国志の知識も、高校2年生くらいのときに友達に薦められて読んで今に至るだけ。
 誰でもそうなんだろうけど、一人では俯瞰できる世界ってのは本当に狭い。自分が見ているものを、もう一方の目から見た意見とか聞いたり、同調したり、思い切った異論反論があって初めて「なるほど~、そうきますか」って新しい捉え方ができる。

 ここ二週間ほどツタヤに行って、なにも借りない。
 「お!これ観たかったんだよね~」って映画はもちろんあるのですが、「でも、ここで借りても借りなくても時間は同じように過ぎていくし、借りるだけお金がもったいないな」なんてことを考えてしまいます。
 そこで「これが観たい」ってかわいい女のコが隣で選んだら、僕も思わず「いいね、それにしよう」って借りるんだろう。「あまり興味ないジャンルだけど一緒に観てみるか」って心の中で思っていたとしても、「これは!面白い!」ってものに出会えるかも。
 もしくは、それに触発されて「じゃあ僕は、この棚のこっちからあっち側まで全部」とか言って三国志全部借りるね。24とかLOSTどころじゃあないよ。すごいイヤがられるんだろうな。

 女のコといても僕は「どこ行きたい?」と尋ねて「どこでもいい」と言われると、ついつい自分のテリトリーというか、一度行ったことある所や、一度食べたものをまたなぞる行動をとりがち。それは知っていると安心できるから。失敗がないだろうと思うから。
 でも、それじゃあつまらない。ときには未知の宇宙に勇敢に航海した物語もいいんじゃあないかな。

 とは言いながら。たまにひとに会って、その「たま」の時間を「失敗したな~」ってことにはしたくない。いつもいつも会ってるなら、その失敗も笑い話になろうもんだけど「次回会うのはいつのことやら」ってときには時間を無駄にはしたくない。このジレンマ。
 僕は気に入っても、相手にとっては面白くないものもあるし。その差異がまた面白かったりもするんだけど。
 その差異についても話す時間があれば結果「あのときね~」って笑って話せて、いい思い出になるけど、限られた時間だと互いに心に思ったことが、そのままの記憶でどこにも開放されずに残ってしまう。

 なに書きたかったか忘れたのでこのへんで。そもそもなにを書きたかったわけでもないし。
 またいつものようにオチない話だけど、いつもこんなこと考えてるわけじゃあないよ。頭の中のほぼ全部を占めているのは楽しい思い出と、そこから想像できる希望的観測。

 
 「動くな!」

一心不乱に~

2008年06月01日 23時06分22秒 | 個人日誌
 あっという間に六月になりましたね。早いような、早いような。六月といえば…今月もとくにプランはないけど、関井の誕生日があるな。これ大事。 

 今日は朝からお天道様も拝めて、気温もぐんぐん上がり爽やか~な天気。
 僕の住んでいるところは、関東圏でも比較的湿気の多い地方なのですが、今日は空気もカラリとして、かいた汗もそのままじっとりってこともなく、とても過ごしやすかったです。
 毎日こうならいいのに。

 そんなわけで、仕事もテキトーなとこで切り上げてさっさと帰ります。

 早速スーパーに寄って「なに食べようかな~」と買い物カゴを持って鼻歌交じりに店内をうろつきますが、白菜が売ってない!なんだよ、もう!これじゃあしゃぶしゃぶできないじゃあないか!
 幸いにも、なかなかいい色したマグロの刺身がワンパック298円とお買い得だったので、今夜はこれで一杯やることにしましょう。

 まだ19時半。部屋に戻ってきて、着替えるよりも早く早速ビールを一本取り出して、座椅子にでーんと腰を下ろして飲み始める。こんなに早く帰ってこられた夜にはなにしてやろうかな~野望は広がるな~フフフ…ぐーぐー…

 しまった!まんまと寝てしまった!

 起きたら22時。シャワーを浴びながら「なんだよ!これじゃあ普段と同じじゃあないか!」と、ため息をつく。
 「よし、明日からは帰ってきたら、必ず飲む前にシャワーを浴びるぞ」とかなり小さな小さな決意をしました。
 やると決めた!ってほどすごいことでもなんでもないけど、すぐにでもできそうなことです。

 何年か経って「2008年の6月はなにをしていたかな?」と思い出そうとしたときに、「そうそう、あの頃から帰ってきてから、まずはシャワーを浴びることにした」なんて、まず間違いなく覚えていない。

 楽なほうへ、楽なほうへ、流されようとするのはしょうがない人間の性だし、より楽しいことばかり考えて「それを想像して、向かおうとするのが、なにがイケナイんだ?」とも感じるのだけど、そうやって時間を過ごしていくうちにいつのまにか甘えてる。衰えている。あんまし飲めなくなったし。

 かといって、ビシッと括入れて、明日からは心入れ替えていこうぜ!って張り切りすぎるのは、病人にいきなり肉を食べさして無茶飲みさせるようなものなので、小さくてもいいからできることを少しづつやればいいんでないの。
 なんて、わずかながら自分を奮い立たせた六月。ってことにしておこう。
 五月もそうだったし、四月もそうだったし、いつもそうなんだけど。

 ここ何年も、同じような生活リズムでほぼ毎日を生きていると、けっこうどうでもいい些細なことが目につくようになったな。いい意味でも悪い意味でも。
 夜飲んでいて、いつもよりおいしく何本もビールが飲めたり、朝ご飯をおいしく食べれると「からだの調子いいな」と感じるし、逆に普段どおり何も変わらない時間管理をしていても、なにかしっくりこないときは、自覚できないほど微妙などこかが少しづつ悪化している。

 でっかい変化は好むところじゃあない。毎日が平坦な道のりで、たまに面白いことができて、不意に石に躓いて怪我するようなトラブルにぶちあたる生活はホントに勘弁してほしいと考えているけど、ホントにそれでいいの?俺。

 そういえば、スタートレックの話で。エンタープライズを休暇で離れて、故郷でバーリトゥード大会に出場して優勝し、その帰りシャトルで独り帰還するウォーフが、個人日誌の中で「今からエンタープライズに戻るが、このまま無事に帰ってこの栄誉をみんなに報告したいが…なにかトラブルが起こってくれてもいいという気持ちもある」と記録する。
 クリンゴンは平穏な時間など望まない、次から次へと困難が降りかかってきて、それを自分の力で乗り越えることこそ生きがい、みたいなことを象徴するセリフ。

 僕はそんなに強くもないし、さっき書いたようにトラブルは真っ平だ。でもさ、ひとは言うじゃん、「リスクを恐れたらなにもできない」なんて。危険にぶちあたることのないように生きていければ、それのほうがいいのにさ。
 払った代償が大きいほど得るものも大きいなんて、本当にそうなのか?

 それでもなにが無駄で、なにが必要かなんて、こんな32年生きてきたくらいじゃあわかるわけもないので、なにをもって幸せとするかもわかるわけない。

 振り返ったときに、あの頃は笑顔だったなってことを積み重ねるしかないじゃあないか。

 今ではシジマやジューシーやダーキシやあべくんなんかとも年に一回とか二回とかしか会って飲むこともないけど、その数少ない会うときには「俺はホントにダメなやつなんだ」ってことは心の欠片にも思うことがないように、強がりじゃあなくて。本当に自信を持って「今が最高!よし!じゃあまた半年後か来年に会おうぜ!」と言えるように生きてます。

 なんかキレイにまとめようとして、却ってまとまりのないオチになったな。
 次回は「どうして僕は先輩のまえでは弱くて、後輩のまえでは必要以上に強がるのか」について、テキトーに考察してみたいと思います。今回の話と関連ないけど。そもそも、こんな話をするつもりもなかったし、書いているうちに頭に浮かんだことを連ねているだけ。
 読んでいるとわかると思いますが、急に話題が変わったり、口調が変わるときには、その合間に書きかけのままボケーっとしているため。書こうとしたことを忘れたり、どうでもいいこと考えたりしている。平気で一時間くらい経っていたりするし、洗いものしたり、歯を磨いたりしているから。

 ぼちぼち寝るかな。さっきまで寝ていたのに、またちゃんと眠くなるとこは僕ってすごいなー。おかしいのかもだけど。

 タイトルの「一心不乱」はあまり意味ないです。今日聴いたB'zの曲。B'zのアルバムも今では買うことなくなっちゃたけど、シングルじゃあなくて、アルバムに入っている曲が何気にいいってこと多いね。
 一心不乱か~、僕はそうやって生きたことないな。今思い返して「そういえばあのときの自分は一心不乱だったかも」ってくらいで。でもそんなもんじゃあないの。