艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

もう雨はいやなんだ

2007年07月31日 23時49分43秒 | 個人日誌
 昨日もすごい雨だったな~。雷も鳴ってたし。梅雨はまだ明けないのかな。

 昨晩は会社の飲み会でした。新しく来た人の歓迎会。
 お店を出た後に幹事さんが「お金、これだけ余ったから良ければ二次会で使って」と僕にお金を渡そうとしてきたのだが、会社の飲み会で僕は二次会まで行くことは滅多にない。
 それに二次会なんて、本当ならこの飲み会だってホントは延期でもよかったじゃあないか。
 自転車こいで、さっさと帰りました。部屋に入ったところで外からは激しい雨の音がしてきた。

 月曜朝のミーティング。いつも始めにチームリーダーから話がある。昨日までの数字、先週のリーダー会議であがった新しい周知事項などが主なところ。一通りそれらの話をしたところで「みんなにお知らせしなければならないことがあります…」と切り出した。

 それは同じ会社の人間の訃報だった。

 隣の島にいた人で、顔を合わせれば「最近どうですか?」とお互い尋ねたり、電話での業務連絡もする仕事上の仲間だったひと。
 春ぐらいからみるみる痩せていって、周りには随分と心配されていた。先々週に異動になる人の送別会でも、口数が少なく、ほとんど食事も酒も口にせず、黙っていた。
 そしてそのときまで、日常どおりの勤務をしていた。

 そのあと何日かして、緊急病院に運び込まれ、翌日精密検査を受けたところ医者に「もう幾日もありません」と宣告され、そのまま病院で息を引き取ったとのことだ。癌だった。

 あまりに突然のことに誰もが信じられなかったことだったに違いない。僕だってそうだ。
 ついこの前まで、そこに座っていたのに。
 そんなからだで仕事をしていたなんて。

 この休みが明けて会社にいけば、そのひとはまだそこに普通に座っているように思う。だって先週までそこで仕事していたのに。まだパソコンだってそこに置いてあるし、椅子だって机だってある。そのひとの顔写真の入った名刺がまだロッカーに貼ってあるし。どこにもまだあるのに。

 不謹慎なこと言わせてもらったついでに、子供っぽいこと言わせてもらおう。
 人の死に触れたことはあまりないけど、やっぱりできることならあまり接したくないな。知ってる人が亡くなるなんて、とても悲しい。
 僕は周りのどんなひとでも、そんな目には遭ってほしくないな。

 残ったものたちには、そのあとも続く日常ってのがある。
 悲しみを乗り越えてとか、そのひとの分まで頑張るとか、それもそうなのだけど…
 ホントに突然すぎて、なんだかまだ受け入れられないというかなんていうか、やるせない気持ちだ。
 ご冥福をお祈りします。

 今日は走りました。 
 コースを変えて5kmを走るつもりで。ところが、それほどキツくないな~なんて余裕で走っていたんだけど(余裕と言ってもいつもどおりにツライはツライよ)、2.5kmで折り返してしばらく走ったのちの3.5kmで歩きだしちゃった。そのままゴールまで歩いたまま。36分。
 それでも汗は相当かいたけど、なんだか不完全燃焼。じゃあそこからまた歩けばいいのにって言われそうだけど、う~ん、なにか今日はこれ以上やる気がしない。
 
 来週には札幌です。

どうでもいいこと、なんてものはない。

2007年07月29日 23時28分39秒 | 個人日誌
 全然関係ないけどさ。

 自分の初恋は10歳のときだったと思う。小学校5年生のときに同じクラスのコを好きになって。
 その年のゴールデンウィークに、ゴールデンウィークにだよ、一瞬雪が降った。
「春なのに雪なんて降るんだなー、すげーや」と思った。

 今日は21時前くらいに会社から帰ってきたんだけど「すげーや」どころの天気じゃあなかった。
 帰社してから「なんだか大雨洪水警報でたみたいですよ」と同僚が報告してくれて「でも雷は注意報みたいです」と言うので「そっか~、じゃあ仕事は全然片付いてないけどw早めに帰らないとね~」なんて暢気にしていたのに。
 川でした。
 え~と、こっからここまでが車道だったよね、たしか。っていうくらい歩道と車道を雨水が流れていく。
 あれ、なんていう物なのかな~。ちょっとした崖とかがコンクリートで固められて壁のようになっていて、その壁の間に等間隔で直径10cmくらいのパイプ雨水を排出するために設置されてるのがあるじゃあない。
 そこから雨水が流れるなんてもんじゃあなくて、ピューって水鉄砲のように飛び出してるんだよね。

 雷は5秒に一回光ってるし。
 会社を出るまえに事務の女のコと外を見ながら。
 「雨すごそうだね。雷も鳴ってるし」
 「私カミナリ好きなんですよ~。なんかワクワクしません?」
 「ワクワクするね~(うん、恐い)」

 途中で、自転車はもう無理だ、ここに捨てていこうってくらいの気持ちになった。シャワーを捻って体に浴びてるような雨が自転車を漕いでいる間ずーっと続いて傘は役に立たないし、靴も服もずぶ濡れで重い。ポケットに入っている携帯電話とiPodの水没を覚悟しなければならないかもしれない。

 なんとか部屋に辿り着いて、靴を脱いで逆さまにしてみるとダーっと水が出る。なるべく雫を落とさないように服を脱いで、洗濯機に放り込む。(今なら僕のパンツの中でバタフライできるだろうけど、そんなの僕だってイヤだ)

 この雨が上がれば、梅雨はおしまいだろう。

 ビールを飲みながら、明日のことを考える。
 明日は午前中にミーティングがあって、きっとそこではここ最近の成績不振の打開策とか解決案とか今後の方針とかが語られるだろうし、語るのだろう。夜には、すでに恒例となった歓送迎会だ。(この何ヶ月で何回やっただろう?)
 隣の部屋のヤツは神経症を患ってんのかなんなのか、たまに壁を通り越すようなものすごい歌声で歌いだすし、こんな天気で走ることはできないし、録画して溜めていたスタートレックはもうハードディスクいっぱいだ。相変わらずタバコは止められないし、お腹は空いてるけど食べる気力もない。

 明日のことはどうでもいい。明日になれば服も靴も乾いてるだろし。
 寝て、起きたら、昨日のことなどどうでもいいって思うのだから。

 (ここまで書いて、読み直して「いや、それは違うな」と思いなおしたので加筆)
 明日のことも昨日のこともどうでもいい、なんてこというと毎日をどうでもいい気持ちで過ごしているみたいじゃあないか。
 決して、そういう投げやりな思いで過ごしているわけではないけど、うまい表現がみつからない。
 明日の為とかいうよりは明日以降こうしていたい、こういきたいなーって考えるから(考えってほどのものでもないかも知れない)、昨日今日明日の直近の何日がどうこうじゃあなく、それ以前それ以降も思い出せるだけ思い出して、想像して。

独り言からの考察~メジャーに挑戦しているわけじゃあない。

2007年07月27日 23時29分07秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
「今夜は走りたくないな」
「どうして?」
「そりゃあ仕事で疲れてるし、もう少し早く帰ってこられたら走るけどさ。今から走ったら晩飯食べるのも何時になるの?って話だし、夜遅くに食事するのは体に悪いっていうし」
「またそうやって言い訳ばっかり。このまえ走ったのが火曜でしょ?今日走らなければ 三日間もダラダラしてたことになるよ」
「別に言い訳じゃあない。ここ何ヶ月も晩飯は夜11時過ぎだし、それもたいして量は食べてないっつーか、食べる体力もないじゃあないか。だいたいダラダラしてないって。仕事だってしてるんだし」
「理由なんていくらでも挙げようと思えば挙げれるよ。そうやっていつも逃げてるね。いつまで逃げるの?」

「逃げてねーよ!」
「まぁ、明日は走るのかもね。でも最近の仕事の愚痴とか聞いてると、どうせたいして仕事もしてないんでしょ?仕事の不満ばかり言ってないで、会社がどうこうとか言ってないで、自分でなんとかしなよ。自分で走ることだけはやると決めたなら、それくらいはしっかりやろうよ」
「無理してまで走ることないだろ」
「そうかもね。でもさ、キミが今仕事に感じている不満ってやつは、やってもやっても周りの気まぐれや横槍で邪魔されるのにもう飽き飽きしていて、まぁこう言っちゃあなんだけど、キミはそれもありかな~なんて柔軟に考えられるほど強くないし、自分が信じてやってることが他人によって簡単に曲げられるようなルール無視の現状が不満なんだろ? 走るのにはルールがあるよ。しかも誰にも邪魔されない。そして疲れたら歩いてもいいんだ。なにもここからここまでの距離を走らないとダメなんてこともないんだ。やりたいようにやれるんだ」
「…かもな」
「じゃあ、こうしよう。別に今夜は走らなくてもいい。でも走るということは諦めるなよ」
「わかってるよ」

 わかってるよ、言われなくても。でもめんどーだな。

「口だけならなんとでも言えるよな。そんなことばかり言ってるからキミはあのコにもなにも言えないままなんじゃあないか」
「いや、ちょっとオマエ!あのコって誰のことだよ?言えないって何がだよ!?」
「別に誰のことでもいいよ。ここでいう誰かは特定の誰でもなく、キミが会ったたくさんの女のコのことだし。言えないこともそれは何ってわけでもないし、キミがそのひとたちの前では正直な気持ちを伝えてないだろうってことなんだから。つまりキミはいつもいつも、あのひとの為に~とかあのコの為に~とか相手がイヤな思いしないように~とか、相手の気持ちを尊重した振りして結局自分が傷つきたくないだけなんだよ。相手を思いやることとか勘違いして、一人で酔って、一人で酒飲んで酔って、はっきりいって病気だよ」

「あー、わりー。オマエさーそうやってずっと喋ってんの?」
「なにキレてんの?イヤになった?」
「いい気持ちなわけないだろ。走るのはいいけど、俺もオマエも苦しいぞ、走ってる最中は」
「よし、まずはストレッチからいこうよ」

 自分にうまく乗せられた気もするけど、今日走らなければ、また明日も際限のない説教されるのは困る。自分を責めるネタだけはおそらく尽きることはないからな。(誉めるネタはまりないのがさみしいところ)
 よし、走ろう。

 僕の走るコースはここにきてほとんど固定していて、ご近所を大回りの1.8kmコースと、小回りコースの700mがほとんど。途中に信号が少ないのとアップダウンがないこと、歩行者や邪魔な路駐があまりいないのがいい。
 5kmの距離ををしばらく走ろうと思って(前にshowさんが「5km走れれば10kmもいける」と言っていたけど、やっぱなかなかそうはいかない。なかなかどころか相当厳しい)、大回りを2週、小回りを2週で5kmちょうど。
 これが疲れてるときなんかは小回りを減らして4.3kmとか、もっともっとダルイときなどは大回り小回り各一週の2.5kmとか。

 当初は2.5kmでも「けっこう長い時間走ったな~」とか感じていた。
 この日記を見直せばその頃のタイムがあるけど、調べるの面倒。たぶん2.5kmで15分強くらいのペースだろう。

 今日の神奈川は最高気温32度。湿度めちゃんこ、水温ですら27度、風もなしという走りのコンディションとしては良くない。今夜は間違いなく熱帯夜だろうし、陽が落ちてからも空気がまとわりつくような天気。

 だから短い距離で行こうと決めた。大回りから。短くいくなら速度は気持ち早目でもいいだろう。いやんなったらそれでもいいし。10分ほどで一周。あまり疲れてないので流れでもう一周。
 普段なら、どこか痛くなって(ここんとこ痛くなるのはお腹が多い。お腹をかるく壊したような鈍痛がする)「はい、ここまで~」って気持ちになるのだけど、なんかまだ楽にいける。
 3週目は「これを走りきれば5.4kmか。それでも目標は達成だから、こんなとこで」と考えながら、走りながらからだのチェックをする。「膝、痛みなし。腰、問題なし。お腹、痛くない。呼吸、全く乱れてない。仕事、それは関係ない。あのコのこと、それも今は関係ない」よし!このまま走れる!

 3週した時点で時計をみたがタイムは忘れた。このあと小回り。また考える「これを走りきれば6.1km。新記録だな」。で、まだいける。
 ここを走れば6.8km。すごいすごい。でももう少し走れば7kmじゃん。でも200m刻みで距離測ってないし、このままだ、このままいこう。
 7.5kmでゴール。42分30秒。

 たぶん何度も走れば、十回に一回はこんなときもあるのだろう。正直まだいけそうに感じた。呼吸は全く乱れてないし、強いていうなら足の裏が熱い。汗もダラダラだ。同じダラダラするのでも、汗ならいい。
 分速176m、時速10.5km。おそらく終盤には速度は落ちているだろうが悪くない。

 疲れは今のとこ自覚ないけど残るかもね。明日も面倒な仕事あるんだよな~。次回もこの距離走れって言われても、ちょっと難しい。また一進一退の攻防が続きそうだ。

 新聞に書いてあったのだけど、メジャーにいった松坂がイマイチ波に乗れない理由。(僕に言わせれば、松坂は予想通り。むしろよく勝っていると思う)
 先発ローテーションの一角として、中三日とか四日で投げられるのだから、体調を整えやすいはずなのだけど、慣れない環境と気候で思い通りのコンディションにもっていけないままにマウンドに立っているからだ、というものだった。
 それについてパイレーツの桑田は、野球の先輩としてこう言っていた。
「マウンドに上がるとき、コンディションが最高なんてことは十回に一回あるかないか。不調のときにも技術で投げる術を身につけることが大事」
 その記事を書いた記者は、記事の最後にこう言っている。
 桑田は当然ベテランとしての経験も豊富だから、どうやって打者をねじ伏せるか、もしくは打ち取るか、若いころ悩んで悩んで今の技術を身につけた。あの年齢で海を渡ってメジャー相手に一歩も引けをとらない投球術は彼の努力の賜物でもある。その点、松坂はまだ若い。いつも絶好調でいることはこれから歳を重ねるごとにどんどん難しくなるのだから、そのときにどうするかを考えていかねばならない。

 いや、まぁ、そりゃそうだ。別に「ははぁ~」と頷くほどでもない当たり前の意見なんだけど。
 プロだもんな、どうしても結果を求められるから悩みも大きい。苦しいだろう。
 こっちは素人じゃん。しかも失敗しても誰にも何も言われないし。気が楽さ。走って走って、十回に一回もチャンスがあればそれはラッキー。努力の成果というよりは、むしろそういうときもあるでしょ~くらい。

 なにかを成し遂げたい、ああしたい、こうしたいと思ったときに僥倖に頼ってはいけない。
 じゃあどうすればいいのかといえば、それマウンドに上がる回数をひたすら増やしてあげればいい。
 中三日で登板。コンディションは悪い。でも回数をこなせば、たまにはそんな悪いなかでも、いいピッチングができる時は多くなる。確率の問題じゃあない。
 一回投げて、はいダメ。でも何回も投げれば二回くらいはいいことあるかもよ。

 走った夜にお酒を飲んで横になると、いつも以上にからだがポカポカする。それはうまく表現できないのだけど、からだの皮膚というか上っ面から熱が放出されるのではなく、真の部分、骨とか筋肉の部分からじんわりだけど心地いい熱がゆっくりと外側へ外側へと滲み出てくるようなカンジで、それも気持ちがいい。

ダーク・サイドに堕ちる(ただの脱輪)

2007年07月26日 22時46分47秒 | 個人日誌
 まぁ、運転は下手なんです。
 思い返せば最近では保土ヶ谷区あたりで左折時にホイールとボディ下をハードな擦りを披露し、一昨年はサザンを歌いながら完全によそ見してバンパーがくしゃくしゃになり、10年以上前にはローソンでインロック。

 下手というか、鈍いのです。けっこう自分でも自覚してる。

 今日も夕方、そろそろ会社に戻ってつまらない仕事とつまらない電話をかけて、ただ時間が過ぎるのを待とうなんていう、気分も下がり目なカンジで社用車を運転していました。
 物件調査して、さて車を出そうとバックでUターンしようとしたその時、ガクン!イキナリ車体が沈む感覚が。「なになに?!どこ!?今のなんなのさ!」
 すぐに車を降りて見回す。


 お客さまのアパートの駐車場なんだけど、この駐車場へと登る何段かの階段に左の前輪が落ちている。「あ~、もう!」
 ギアをバックに入れてアクセル吹かすけど車は動かない。Dに入れても動かない。
 (「ラフォージュなんとかならないか?」「無理ですね、完全に左舷のスタビライザーにパワーがいってません。非常用パワーもオフライン!」「艦長!このままではボーグに集中砲火を浴びてしまいます!」)
 当然普通に前輪駆動の車なんだけど、片方が地面に噛まないだけで車って動かないものですね。参ったな~。


 斜めってます。

 恥ずかしいけど、会社に電話して助けを呼ばなければならない。
 管理部の女性に電話をする。「じゃあ、今から行きます。何人かいればなんとかなるかもしれません」「自分でやっといてなんだけど、何人いてもなんともならないと思うよ。つーか雨降ってきたし」「え~マジですかー」

 しばらく本を読みながら待つと、この女性と最近入社した男の人がやってきた。「あ~、これはJAF呼ばないと無理ですね」「悪いね、わざわざ来てもらって」

 この女性は会社の人と今年結婚をして、僕が今住んでいるアパートの裏のアパートに住んでいるので、休みの日なんかでも近くのスーパーなんかで毎週のように顔を合わせる。人見知りな僕なので、この人とも旦那さんともあまり喋ったことはないが、二人でいるとこに会うと「うむうむ、いいカップルだ」となんとなくホンワリしてしまう。

 最近入社した男の人は、僕より若いので「おい!先生よ~!クリアファイルはどこにあんの?」「なんで先生なんですかw」と大変突っ込み易い。
 「今度飲みに行こうぜ」とよく話すのだけど、未だ飲みには行ってない。
 (どうして俺は男相手なら簡単に話できるのに、女性には奥手なんだろう。たぶん男にはどう思われてもいいけど、女性には嫌われたくない~なんてビクビクしてしまうからなのだろう)

 JAFが到着するまで時間がかかりそうなので、ご近所さんの女性には先に会社に戻ってもらった。すでに残業の時間帯だったし、悪いもんね。

 残った男二人でツラーっとタバコ吹かしながら、会社ってよ~仕事ってよ~とお互い話をして時間をつぶす。

 JAFの人がやってきて、手際良くジャッキ上げしたり、そのジャッキをかましながらこっちからジャッキあげして鉄板みたいのをかますのを見て、「いや~プロはすごいね~」と完全に野次馬状態。そもそも俺のせいなんだけどね。
 「このくらいなんてことないですよ。さっきタクシー引き上げてきたんですけど、そのタクシーなんか神社の階段からダダダダ!って完全に落ちてましたからね~」というJAFさんに「さすがっすね~」と、どうでもいい相槌。

 オチはないけど、こんなもので。救助を待ってる間にヒマで写真撮ったので、それをアップしたくて書いただけだから。

ワタシはドジで強いつもり

2007年07月24日 23時56分31秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
 休みの日には昼過ぎまで寝ることも多々あるのですが、今日は地震で目が覚めて起きました。それでも11時過ぎ。
 さぁーて、なにすっぺ。
 今日の神奈川は晴れ。ずいぶんと久し振りに太陽を拝んだ気がする。梅雨明けまでもうすぐだ。

 しばらくご無沙汰だった近所の定食屋に自転車漕いで行きました。そこのおばちゃんに挨拶して(この店は「通称おばちゃんの店」。札幌からこっちにやってきてすぐに、J郎さんに教えていただいたお店。魚をメインに定食を出してくれる)、なにを食べようかな~と壁に貼ってあるメニューを見渡す。おや?刺身定食がないぞ。
 「今日のお刺身なんですか?」と尋ねるが、今日は仕入れができなかったらしくお刺身がないらしい。残念。悩んだ挙句に鰯の生姜煮定食を注文すると、「マグロのカマがおいしいよ」とおばちゃんが言うので、「じゃあそれいただこうかな」と即変更。


 写真だとわかりづらいですが、ものすごく大きいマグロのカマ。

 もぐもぐ…もぐもぐ…食べても食べても全然減らない。
 ここだけの話、マグロの刺身はもちろん好きなのだが、カマってなんかモソッとしてる部分や、やたらと脂っぽくてドロっとした部分もあって、本当はおいしいと思えない。それにしても大き過ぎ。

 外でご飯を食べる時、新聞の置いてある店がいい。今は新聞をとっていないし、食べ終わったあとには何か読んでいないと落ち着かない。ここでは読売新聞を読む。

 新聞ってみなさんどこから読みますか?普通は第一面からなんだろうけど、僕は反対から読みます。つまりはテレビ欄から。
 小学生の頃に新聞を読み出して、当然政治経済その他社会情勢なんか興味はなく「今日はテレビでどんな番組やるのかな~」なんてチェックしていた頃の名残なんだろう。今はテレビ欄はちらりと目を通すだけで、すぐにめくってしまう。
 読売新聞のいいところは、植田ひさし先生が四コマ漫画を書いていることだ。
 やっぱ小学生の頃なんだけど、叔父さんにもらった同作者の「かりあげクン」が好きでよく読んでいた。

 あとは気になるニュースだけを読む。(読者からの人生相談もよく読む。「30代女性 夫の浮気に困っています」とか。札幌にいた頃は北海道新聞を読んでいたけど、そこでもお気に入りは「はいはい道新」。)

 食べている最中も新聞を大きく開いて、行儀良くないことに読みながら食べる。

 マグロもカマは食べきれなかった。

 ここの商店街にはおばちゃんのお店を出て通りを挟んだ向かいに自転車屋があって、アベくんから譲り受けた自転車に空気を入れるのが恒例なのだけど、その店はなくなっていた。つぶれたのだろう。
 長引く不況がこんなところまで…いや、むしろよくもったほうか。

 部屋に戻ってからは、なにをするわけでもなく。パソコンでシジマやよね3の日記にコメントを送る。
 もうすぐみんなに会える。

 夜になってから走る。ザ・ニンジャの灼熱地獄だった昼間とは打って変わり、海側からの微風が吹き、月の明かりが涼しげに夜道を照らす絶好の時間帯だ。
 二日前の走りのあと膝の様子をみていたが、痛みもだいぶひいている。

 前をゆくランナーを発見。全然知らない人だけど「お互い、無理せず行きましょ~」と心の中で一人会話しながら、抜く。
 またしばらく行くと、停めた自転車に座った男子高校生と、その彼女なのだろう女子高生が、お互いがこーんな近くまで顔を寄せあって何の話をしているのかはわからないが、もう家に帰らないといけない時間だけどまだ帰りたくないね、もう少しだけでも一緒にいたいね、そんな顔している。

 僕には今まで生きてきて、その中でたった一度だけ「彼女」といえる女性がいたのだけど、高校の頃、やっぱり同じように、放課後の学校帰りに二人、道端で立ち止まって、なんの話をしていたのか今ではもう思い出せないが、この男子高校生と女子高生のような宵の時間を過ごしていた。

 そのコとは、僕が19の夏になる前に別れたが、それ以来会っていない。
 (これこれ、そこのあなた!「じゃあこのひと、いつから彼女いないんだろ?って年数を数えるのはやめなさい。むしろやめてくれ~)

 5.7kmを33分で。
 よね3に「ペース落とせ」と何度も忠告されていて、僕も自分のからだのためにそう心掛けているのですができていない。そう思っていましたが、今日の走りでわかったことがあります。
 5kmで時計を確認すると「27分30秒」でした。そしてその後の700mまで含めて33分。この間5分30秒。全体的には時速10.3kmで走っているのですが、最後の700mは時速7.6km。もちろんこの700mだけペースを落としたわけではない。
 つまり僕の今の走り方は、スタート時は速いけど後半にかけてどんどん遅くなる、そんなペースなんです。

 みなさんどのように走っているのでしょう?最初のペースのまま(スピードを維持したまま)ゴールしているのか、それとも僕と同じく後半はゆっくりなのか。
 ゆっくりになっているなんて、走ってる最中にはなかなか認識できないけど、どうなんでしょう。(ラップを計れる時計が欲しいな)
 ホントはずっと同じ速度で走ることが理想です。あわよくばゴール前ではスパートかけられるような。

 あ~ 心に~ 愛がなければ~ スーパーヒーローじゃあ~ ないのさ~♪

DATE

2007年07月23日 23時44分07秒 | 個人日誌
 あまり期待しないで待っていましたけど、会社からもらいました。おもしろいって評判じゃあないですか。
 
 


 ダイ・ハード4.0のペアチケットで~す! 観たいひと~!







 「はーい!」

 よし!一人で観てきます。二回も観れるじゃん、うわ~ラッキー。

真っ赤な熱帯樹のハンモックでチーターが待ってんだ!

2007年07月22日 23時33分25秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
 朝から小雨。うわーもうバス間に合わねー。今日はスーツを脱いで私服で出勤。スーツ濡らしたくないし。
 汗で汚れていい~のは ジーパンにランニングシャツ わーおわーおわおわお ツタに絡まりあの日へスライディングジャンプ!♪
 
 出勤すると今週から来た新しい人が、僕に同行したいという。よっしゃ!俺様のトークを勉強するがいいさ!(強気で)
 京都出身だというその人は、北海道生まれだという僕に大層興味を持ったようで、まぁ初対面の大人の男同士ってやつはお互いに、生まれがどこだ、育ちはどこだ、今までどんな仕事をしていたか、そんなさわりの会話でもご飯三杯は食べれるもんだ。

 一日中その人とガチンコで、運転しながらあっちこっち行って仕事しながらも、なんだかずーっと話していた。

 特に僕がたくさん話したのは車のことや、走ること。北海道を離れてこっちでも暮らしのことや、一度だけ行った釣りのことのように脈絡ないことなかりだったんだけど、その人は僕の話を聞いて「すごいいろんなこと経験しているんだね。なんかどんな引き出しでも、開ければなにか飛び出すっていうおもしろさがあるね」なんて褒めるもんだから、僕も止まらない。喋る喋る。二日分以上は喋ったな~。

 今、部屋で一人ブログを書いてると思うんだけど、この人は「人をうまく喋らせる名人」なんじゃあないだろうか?と考える。相手にうまく喋らせる雰囲気を作って、結構口下手な僕が自分のことをあたかもお話上手かと錯覚させてしまうような特殊能力。営業に必要な力だ。それも、大きな力だ。
 僕にもその力を身につけることはできるのだろうか?
 (Not from a JEDI.「ジェダイからは無理だ」)

 会社帰り、着替えて外に出るとたまたま今のチームの人たちと自転車置き場で一緒になった。そこでなんとなく仕事の話になり、Iさんが「そういえばKさんがドッピオさんのこと随分心配していたよ」と言いだした。

 先週の金曜日の夜、4,5,6月の第二四半期の評価と合わせて、一般の会社でいう課長クラスのKさんとの面談があった。全営業社員が対象。
 Kさんはいつもニコニコしていて、でも僕らが拾ってくるクレームや問題を、きっちり自ら現場まで出向いて、苦労を背負い込むけど、それを下の者には見せない大変男気のあるかただ。

 僕はこの金曜日は、早いとこ会社を出て、待ち合わせの駅まで走って、この手に冷たいビールの注がれたグラスを掴みたかったので、その面談も早いとこ済ませたかった。
 「さ~て誰が最初かな?」
 「僕が行きます!」

 そんなわけで面談。この三ヶ月の数字から話は始まる。Kさんは「この調子で今後も頑張ってよ」と僕にはっぱをかける。
 「なにか会社に言いたいこととか、意見があれば聞くけど何かあるかい?」
 「率直に申し上げて宜しいでしょうか?つーか、キツイっす!全然やっていく自信がないと言いますか、なんというか…(ここからはいつのも弱気発言たらたらなので割愛)」

 僕の話を黙って聞いていたKさんは静かに言いました。
「そうか。でも君のことは全く心配してないよ。実際のとこヤバイ人間なんていっぱいいるけど、ドッピオくんの名前が挙がることは一度もなかったし、今後もし数字を落としていくようなことあっても、だからって俺は君がもう駄目で、この会社にいらないとは考えない。
 仕事には向き不向きがあるけど、そのあたりはたぶん君が考える以上に上は営業全員をきちんと見てるからね。もしどうしても今の仕事がやりたくないということでも君のいいとこを活かせる部署を用意するよ。それも俺の仕事だから、心配しないでさ」
 というようなことを。

 こんなん言われて「あーはい」なんて簡単に言えるほど、僕も死んでない。
 「駄目になるまでやってみよう。こんな俺を使ってくれるなら…だいたいまだ新しい仕事を始めて2ヶ月ちょっとじゃあないか。もう無理なんて言うのは早すぎる」

 Kさんは僕のことをたいそう心配してくれたようで、チームメイトのIさんに「彼をよろしく」と言ったらしい。
 Iさんも「ここにいるみんな、平気そうな顔していても心の中では、俺ももう駄目だっていつも思ってますよ。でもやっていくしかないじゃないですか」
 なぜかお互い自転車にまたがったまま、決意新たに「やるしかねぇ!」みたいな空気醸し出しながら、また明日~お疲れ様~と別れる。

 あ~もう!走るしかない!今日は疲れてるし、一人でも冷たいビールはやっぱりおいしいから、早いとこ飲みたいけど~…。

 走り始めてすぐにお腹が痛い。あーなんだこれ。横っ腹じゃあなくて下腹部が痛い。でもここで歩くわけには…歩いたどころか立ち止まる。え~い、走れば治ります。
 3.2kmを18分30秒で。距離は短い。ものすごい汗。痛みが引いたはずの左ひざも痛いし。今日はこの辺で勘弁してやらぁ。

 僕はこの何年間でなにかに本気になったことがあっただろうか。仕事も恋も一人の生活も、言うことは大きいけど。そもそも何かを成し遂げただろうか。
 いや、う~ん。仕事は結構きちんとしてきたつもり。つもりだけじゃあ良くないだろうけど。
 誰かのことを、そのひとに向かって好きだなんて一度でも言ったことがあっただろうか。

「…でも、答えなんて今見つかるわけないんです。
その選択が正しかったかどうかなんて、五年後か、十年後か、死ぬ間際か、死後か…いつ分かるかなんて分かりっこないんです」シジマの言葉。

 そうなんだろう。なにが最善なのかは誰にもわからない。最善の行動だと信じていくしかないじゃあないか。
 それでもここんとかはお昼食べたあとに15分か仮眠をとることにしてる。これってサボリ?


:補足:
 本日7月23日8:50から21:35まで、この日記は一旦閉鎖してました。なぜかわからないけど文字化けするので。なんか変なこと書いたからって自粛していたわけじゃあないっす。

勇気と臆病は、思ってるほど明確な区別はない。

2007年07月21日 23時52分38秒 | 個人日誌
 いつの間にか雨がパラパラ降ってきた。梅雨も来週末くらいまでは明けないだろうな~。そんなにかかりますかね~と言ってたけど、かかるぜ~。

 やっぱりビールだな。
 しかし、一日に摂る水分のほとんどはビールだろうけど、他には何で水分摂取しているか?食事で摂取する水分は除いて。どうでもいい話だけど、自分の記録として残しておこう。
 
 起きると水を飲む。(大学一年生の頃に、部室に置いてあったミネラルウォーターのボトルをふと見て「水なんて買って飲むものじゃあない」と言うと、「あー、すみませんね!」とJ郎さんに言われました。そんな僕も今では買った水しか飲めません)
 朝ご飯のあとにはインスタントコーヒー。濃い目にして飲む。
 出社するとクリスタルガイザーを買う。これを仕事中にちびちび飲む。
 仕事中は、お昼ご飯のあとに缶コーヒー、夕方に缶コーヒー、帰社してから仕事に行き詰ると(行き詰ってないときがあるのか?)缶コーヒー。たまに胃の負担を思ってカフェオレを飲む。

 コーヒーばかり飲んでいたのですが、ここ一週間くらいかな、意識的に野菜ジュースを飲むようにしている。
 野菜ジュースは最近いろんな種類があるね。メーカーは忘れたけど、黄色の野菜とか赤の野菜とか紫の野菜とかそんなシリーズがあるけど、どれもすっきりして飲み易い。そして缶コーヒーより安いしね~。
 でも飲み易さを求めているわけでもないので、濃いのもいい。喉越しのわる~いドロっとした野菜ジュースなんかは、なんだかからだに良さそうじゃん。

 カフェイン中毒ってほどではないけど、一息入れたい時にはやっぱコーヒー。紅茶はあまり飲まない。
 ピカードが何かあるごとにレプリケーターに向かって「アールグレイ、ホットで」と注文するのを見て、それを真似して僕も喫茶店に入ると「アールグレイ、ホットで」と言ってみたりもしたが、あまりおいしいと思えなかった。
 ブラックコーヒーもあまり飲まないな。甘いのが好きだから。

 こんな話をしたいわけじゃあないんだ。だからといってこれから書く話が、したい話なのかというとそうでもない。

 なかなか調子の上がらない日々が続いています。原因なんてものはもうどれだったのかすらわからなくて。
 さっきなんて、ビールとりに行って座椅子に座ったときに「あれ?さっきまでなにしてたっけ?」って思い出すのにしばらくかかった。本読んでいたわけでもないし、テレビはつけてなかったし。「あ、そっか、なにもしてなかったな」

 昨日話をしていて「自分はいつも辞めたい辞めたい言いながら、どうしてこの仕事を長く続けるのかなー」ということを改めて考えてみた。
 それは、なんだかんだ言って頑張ってるとか、自分でも気がつかないけど意外と要領よくやってるからでもない。
 終わりを自分で決断できないからだ。

 きっと、いつか、誰かが、「はい、終了」とホイッスルを吹いてくれたり、もしくはどこかに九回の裏があって、それは自分が望む望まないに関わらずやってくるのではないか、ということを期待しているんじゃあないだろうか。
 「いや、でも、やっぱさ」とも思う。別に点取り合戦やってるわけじゃあないから、どうやって生きていても、90分戦って延長戦は点数に関係なくあるし、雨なら翌日再試合もあるし、九回裏のスリーアウトでその日の試合が終わっても、次の試合はある。
 終わりはいつでもそばにあるけど、それを決めるのは自分でも誰でもない。
 (じゃあなにが終わりを決めるのかというと、それはずーっとあとになってから「あ、あれが終わりだったんだ」って意識したときが終わり。)

 「やめます!」というのは勇気がいる。だけど、今の状態で辞めるのは勇気がないからだとも思う。困難なことに立ち向かう勇気がないのに、勇気を出して辞めるのはおかしな話だ。立ち向かうのは、どんなときだって臆病な決断ではない。
 臆病だからすぐにも駄目になりそうだけど、「辞めたいんですけど~…」とも言わない。臆病だから。臆病だから慎重に考えたりもするのかもしれない。
 勇気と臆病は、みんなが思ってるほど明確な区別はない。

 「それでもよくやってるじゃあないですか。」と言われて「そうなのか?」とも思うけど、僕は自分のこともよくわかってないんだ。

 それにしても、温泉には行きたい。車でブイーンと走って、途中でなにかおいしいものを食べて、宿に着いたらまず荷物を置いてすぐ温泉に入る。
 ホカホカのからだのままでぼけ~っとして、晩ご飯までの時間を散歩でもして。だからこそ近くに湖の畔とか海辺のある所がいいな。
 お膳にのった食事を部屋まで運んでもらって、瓶ビールを注ぎながら。程よく酔ったら、また温泉に浸かって。そして窓辺で景色を見ながら(暗くてなにも見えなくてもいい)、また軽く飲んで。
 翌日の朝は少し寂しい気持ちになるけど、そこは無理矢理にでも元気に振舞って、帰り道にどこかでアイスでも食べながら。 

 (どん~なに 明日が 見えな~くても)

ひとは一人で、ひととして生き得るか?

2007年07月19日 23時37分24秒 | 個人日誌
 ここんとこの天気は曇っていて太陽は出ていないが、雨雲ではないので雨は降らない。気温もあまり上がらずに湿度もそれほど蒸し蒸ししたものではない。
 はっきりしない天気だ。まるで誰かさんみたいだ。いや、僕のことです。どうも。

 先日お呼ばれいただいたとこの後輩に本を借りました。伊坂幸太郎の「魔王」。まださわりしか読んでいないが、おもしろい。
 
 このブログでたまに本の感想を書こうと思うのだけど、書いているうちに関係ない話ばかりしそうな予感がぎゅんぎゅんするし、書いているうちに「うーん、僕がこの本を読んでおもしろかったのはそういうものじゃあないんだよな~、なんというか、あのその…」なんて、言葉ではうまく表現できないと思うので、書いていない。

 その新婚の後輩の家で奥さんの手料理をいただき、ビールを飲みながら、
(家に着くまでの同僚の車の中で「俺はハイネケンしか飲まんよw」とか言って、「マジですか?ビール買っておいて、としか言ってないのでハイネケンではないと思いますが…」と後輩をいじめておいて、いざ家に入るとおとなしく一番搾りを飲みます。当たり前だ。そもそもビールにはそれほどこだわりがない。でも黒ビールは好き)
 「え~と、たしか俺の2コ下だから今年もうすぐで30歳か~」
 「はい」
 「そっか~、大きくなったなー。初めて会った頃なんかこんなんだったのに」
 「どんなんですかw?」

 「奥さんは確か旦那さんよりも更に2コ年下でしたよね?」
 「はい」
 (「そっか~、大きくなったな~。結婚式の時はこんなんだったのに」)←これは想像で。

 お酒も進み愉快愉快。どうも僕は後輩をからかって楽しむという、あまり人に褒められない気がある。

 張飛は「尊敬できる目上のものにはかしこまった態度でいたが、下の者にはかなり横暴な振る舞いをした」らしい。関羽はその逆で「目上のものにはどちらかというと反抗的な態度をとり、上も下も同じ人間であろう的な考えかたをするが、部下にはよく目を届かせて、なにかと親身にしていた」らしい。

 だからこそ関羽は、漢帝を退けて都を牛耳る曹操には、人としての情と熱さを感じながらも反抗し、その後皇帝の名乗りを挙げるほどにまでなる孫権にも最期まで降らずに、首を刎ねられた。
 張飛は、下の者をないがしろにしたからこそ裏切りに遭い、志半ばにして暗殺された。(つーか目上のものにもすぐ手をあげていたような気もするが。「しゃらくせぇ!」とか言って。)
 
最強の二人だね。

 三国志についても、このブログではたくさん書きたいのだけど、最近読み返していないので、きっとおもしろく書けないようなカンジがする。やっぱ常に繰り返し繰り返し読んでいないと、その本のおもしろさっつーか、感じたものを表現できない。

 ひとについても同じことがいえるように思う。
 しばらく会ってないひとのことを思い出すとき、最近の記憶がないとそのひとの一番強い印象が心に残っていて、その印象以外は時間の経過とともに削ぎ落とされる。
 あとになってから評価される、もしくはされないことって、結局そのひとの本質だったりする。

 だから今ここで三国志の話がちょこっと出てきたときに、僕は関羽と張飛という、誰もが一番印象に残るキャラクターが出てきたのだろう。
 実際に関羽も張飛もどんな人間だったかは伝承でしかないし、むしろほとんど史実でもない作り話だというし。

 ひとがひとをみるとき、ほとんどは正確な意味をもった評価をなさない。

 人間関係もそんなものじゃあないだろうか。
 自分が誰かのことを、誰かと誰かの関係について考えるとき、その思考の大半は思い込みと一方的な価値観から鑑みた、誰もが同じように思っていると錯覚した関係で、正確なものなどない。
 いや、それが悪いこととかじゃあなくて。それが当たり前なんだけど。

 大事なひとのことを思うとき。その二人の関係が誰の目からみても歪な関係で、不思議なものであっても、当人同士はあまり気にしない。それは「他人の言うことなんか気にしないぜ~」ってことではなく、自覚できない。

 僕にとってこのひとは大切なひとです。とは言ってみても、それは当人にしかわからないことだし、周りがどんなに理解しようとしても、同じ目線でものをみることは絶対にできない。(否定的な意味ではないよ。その差異が、またおもしろいからね~)
 それでも、親しい友人や恋人ができるひとは「同じ目線でものをみようと、相手のことを真剣に考えるひと」なんだろうな。その努力が同じ方向を見たときに、最高の親友だったり、恋人ってものが現れるんだろう。 
 
 なにが言いたいのかわからないって?うん、僕もわかっていないんだ。
 これまでやってきたことに、そもそも意味なんて求めようもないし、意味をつけようすれば一人では困難だ。そもそも意味なんてつける必要があるのか?(なしといえばなしだけど、あるとして考えたほうが人間らしく生きられる)

 どんな物事にも、それひとつでは意味を成しえない。他の物事との比較で初めて意味をもつ。
 (自分勝手な人間が手に負えないのは、その自分が考える意味と他人が考える「意味」との比較と判断ができないから。価値観は自分にしかない、比較対象をみないから)

 僕には幸い、多くの友人がいる。僕もどちらかというとわがままに我を通すほうだけど、たまには考える。
 だからこそ、誰かに意見をされたり、言葉をかけられると、喜んだり、悲しんだりできるのかもしれない。

 親しい誰かに会うのが嬉しいのは、きっとそのひとも嬉しいと思うからだ。

身軽でいるということは、自分勝手だってことなんだ。

2007年07月18日 23時32分24秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
 今日はなにして過ごそうかな~と起きると昼。あ~もう寝過ぎ。でもなにも予定はない。雨降ってるし。まだ梅雨は明けないのかな。
 洗濯して、「部屋の掃除でもするかー」と動き出すが、トイレを掃除しただけで飽きた。
 
 それにしても部屋においてある物が増えたな。なるべく身軽でいたいのでインテリアや家電は滅多に買わない。家電なんかそりゃあ頻繁に買うひとなんかいないだろうけど、置き場所に困るものは極力買わないようにしている。食料品やビールやシャンプーや洗剤や歯ブラシなど常に消費するものは買うけど、それも買い溜めしないように生活していたのに、気がつけばなぜか歯ブラシが3本も4本もあるんだよな~。
 手榴弾でドーンって一回、部屋を爆破させたい気分だ。きっとキレイになるだろう。

 なんともなしにテレビをつけると、テレビ東京で「ハートブルー」をやってました。10年くらい前の映画かな。この昼下がりに、何度もやってる再放送の映画ってついついみてしまう。
 映画を劇場で観るなんてことはもう何年もしていないのだけど、テレビでやってる再放送はよく見る。ずっと前にジャッキー・チェンの酔拳を二週連続で1と2をやっていたときは、見ようと思っていなかったけどやっぱり見てしまった。
 
 雨があがったのでご飯でも食べに行こうか。
 部屋を出ると、僕の車を阻むように誰かの車が路駐してる。しょうがねーな~、クラクション鳴らして、思いっきり抗議の意志をこの誰かさんに伝えよう。
(僕は走っていても滅多にクラクションは鳴らさない。鈍いので咄嗟に鳴らせないのもあるし、だいたいのケースは鳴らしても鳴らさなくても同じだ。道を譲ってもらったときに「プ」と短く鳴らすのは苦手。鳴らそうとしてよく空振りします。かっこ悪いでしょ。)
 と、アパートのお隣さんが「あ!ごめんなさい!」とその家の窓から顔をだしてきた。

 このお隣さん。僕もここに住んで長いので、会えば挨拶するくらいには顔見知りのおばさん。ある朝いつものように「おはようございます」と挨拶すると「おはようございます。いってらっしゃい」と挨拶し返してきた。たいしたことではないかもしれないけどさ、誰かに「いってらっしゃい」なんて言われることないから、なんだかいい気分だった。

 そのお隣さんが「今うちに来てる人の車なんです。すぐどかせますので」と言うので、そりゃあ僕も「いいんですよ。気にしないでください」というしかない。「僕たぶん2、3時間戻りませんから、良かったらここに停めても構いませんよ」って、俺もいつのまにかここでの生活に馴染んじゃったな、な~んて一人そんなこと考えて車を出す。

 靖幸ちゃんが寂しがっているよ~ ベッドで勉強させて~ あげて~

 記憶では2週間前に洗車したばかりだし、梅雨もいつ明けるのかわからないけど洗車してきました。禊なのかもしれない。

 帰省する前には服を買うことにしている。あまりみっともない格好でみんなには会いたくないし、休みへのテンションをファッションで上げる。
 でもさ、服って普段から買わないといざ買おうとしても何もイメージできないんだよね。何も買わなかった。自分にどんな服が似合うのか、それすらイメージできない。

 走るのは何日振りだろう。金曜日に走ったのが最後かな。今日は無理しないで。コーヒー飲んで、タバコを立て続けに3本吸って、さぁ!行きますか!

 コースを変えて川沿いを走る。呼吸は苦しくない。よしよし…と考えていたら1.5kmの地点で水溜りを避けようとしてぬかるみに足をとられてシューズがびしょびしょ。「なんだよッ!」って声に出しちゃった。「あ~もう走りたくない」

 それでも少しは頑張りましょ。せっせと走って、そして息が上がってきて、せめてアパートの前に辿り着くまでは走ろう。呼吸も走り方も乱れまくってました。気持ち悪い。なんかオエってなるし、どういうわけか左手の指がつる。タバコやめないとな~。

 途中歩いて、4km25分。ぜんぜん気持ちよくない。膝も痛いし。湿布はたくさんあるので左膝に貼る。関節の痛みじゃあない。左膝の内側やや下あたりのポコっとした辺りが痛む。なにかにぶつけたような痛みだ。

 この時間でまだ晩ご飯を食べていない。今ビール3本目でなんだかお腹もたっぷんたっぷんだし。健康には良くない。ここで食べるのもやっぱり良くないと思うんだけど、どうなんだろう。

 さてと、明日から仕事か。どこからやる気を捻り出そうかな?心のどこを探しても、もう捻り出すほどのやる気は残ってないのだけど。

お呼ばれされて…

2007年07月17日 23時38分38秒 | 個人日誌
 今日は去年結婚式を挙げた会社の人にお呼ばれされまして、そこの家でお食事をいただいて先ほど帰ってきました。
 またこれが新婚ホヤホヤで、部屋もキレイで、幸せそうなお二人を見てるとさ~、僕なんかも「はぁ~、なかなかいいもんだな~」なんて居心地いいんもんだ。

「いや~、結婚か~。考えちゃいますね~」
「その前に誰かいい人見つけないとね」
「そっすね~」

 それほど飲んでないつもりなのですが、なんかけっこう酔ってるのでこの話はまた明日書きます。

 結婚ってさ~、もう大変だと思うんだよね。だってもう二人だけの話じゃあないじゃん。それってさ、俺なんかが自分がそうなったとき「うわ~めんどーだな」って考えてしまいそう。
 長いこと付き合ってたら、結婚って自然に想像するものかな?とか思っていたけど、そういうものでもないよね(いや、知らないのだけど)。かといって、明確に結婚のきっかけなんてものがあることもないじゃん。(きっと)

 むむ~、なにを言いたいのか自分でもわからないけど、結婚ってなんだろう?恋愛の延長ではないとは思う。
 そのひとと一緒にいたい気持ち。今後一生添い遂げることを覚悟すること?単に契約なのか?
 いや、そんな割り切りかたじゃあできることじゃあない。

 う~ん、けっこう本気で考えるな。これからのことを。

走れるだけでいいのに。

2007年07月15日 23時33分25秒 | ハシレナクテモ? 私的記録
 ボーっとしたい。ダラダラしたいのではなくて。

 走って、息を整えながら汗拭いて、それからボーっとしているのが今は一番好きだな。

 仕事なんかでさ~、まぁ毎日面倒なことばっかり。仕事中にはもうプレッシャーから逃げたくて「あーもう!走りたい。こんなくだらないことやってないで、走っていたい!」って思う。
 このときは走りたい理由は、たぶん逃避なんだよなー。

 で、夜になって「俺は今日なんだかんだいいながら仕事したんだから、これ以上自分に負荷かけなくてもいいじゃん。疲れてるしよ~。早いところ飲んじゃえ」とは思いながら、それが毎日続いたらさ、さっきテレビでやってたけど同じくらいの歳で日雇いのバイトばっかりして寝床は漫画喫茶みたいな、僕が一番なりたくない人間になってしまうような気がするんだよね~。
 このときの走る理由もやっぱ恐怖モチベーションなんだよな。

 走ると最初は(何度も書いてるけど)本当にキツイ。「今日はちょっと無理かも。走る体調じゃあない」なんてネガティブなことばかり次々頭に浮かんでくる。
 すぐに「え~い!そうは言っても、もうすでに今この瞬間は走ってるわけだし、このまま行けるとこまで走ってやらぁ!」なんて、そこがスイッチ入る瞬間。
 このときの走る理由は、何かから逃げるためのものではなくて、何かに向かって走るとても開放的な時間を得るためなんだ。

 熱しにくく冷めにくい僕ですが(だいたいこのブログだって、書こうと思ってから実際に書き始めるまで何ヶ月もかかった)、走り始めてしまったのでしばらくは続きそうです。

 だから「どうせすぐ帰るさ」と何年も前に宣言しながら、なんだかんだで北海道に帰らないのかな。それはいいことなのかどうなのか、未だに答えが見つからない。
 (じゃあ他の問題については答えを見つけているのかと問われれば、自信をもってこう答える。「見つかるわけないだろ」)

 走れるだけでいいんだ。僕は。それ以外のどうでもいいことは考えたくない。明日の仕事のことなんかくそくらえだ。

 今日は走ってません。腹筋とか腕立て伏せとか背筋をちょこっと。俺ってホント筋肉ないな~。太りたい。健康的に太りたい。すこしくらい贅肉ついているくらいに太ってもいいな。
 飲もう。

 台風一過で明日は天気がいいみたい。うれしい。週末も天気いいみたいだよ。

僕の中では未だにミリバール

2007年07月14日 22時40分47秒 | 個人日誌
 オチも盛り上がりもなにもありません。

 台風が近づいているとかで、会社では「明日の朝、万一交通機関が止まるようなことがあれば無理に出社しなくてもいい。天候次第では午後半休もあり得るので、みなさんご周知ください」とのお話が回ってきました。

 札幌ではありえないけど、こっちの台風はけっこうマジですごい。(札幌だと大雪でも学校が休みになった記憶はないな~。地下鉄は動くしね)

 仕事から帰ってきて部屋で飲んでると、なんだか明日は会社に行きたくない気持ちだ。いつもそうだけどさ。それにしても、明日はもう休みな感覚で飲んじゃってる。
 天気予報見ると、関東への台風の再接近は明日午後で、午前中はまだだいじょうぶそうなんだけど。

 気が抜けた。今夜は走りもしなかったし、筋トレもせず、ストレッチだけした。だって、帰ってきたらスーツも靴も雨でズブ濡れで、なにもやる気しない。でもなにか食べないとな。

 熱いシャワーを浴びて、飲んで、今日は寝ます。気が抜けた。

 今日は隣に女のコいても何もしないで、ただ寝たいなー。(そんなんばっかり)

吐いて~捨てるほど~愛の歌はある~

2007年07月13日 23時26分46秒 | 個人日誌
 13日の金曜日。いや~ヒドイ一日でした。

 午前中の仕事を終え、それが長引いたため次のお客さんのところに行くまであまり時間がない。だけど、お昼ごはんを食べてる時間はありそうだ。近くのファミレスへ入る。

 このファミレスはハンバーグが売りの店で、以前に「ランチメニューなら安いけど、思わず奮発してハンバーグステーキをいただいちゃいました」とか書いたお店。

 朝から曇り空だったけど、時折雨が降って、車を降りてから店に入るまでの間に降られるようなイヤな天気だ。

 昼時をやや過ぎた時間ではあったけど店は混んでいて、すでに何組かの客が席が空くのを待っている状態のようだ。レジの前にある紙に名前を書いて順番に呼ばれるのを待つ。
 いよいよ次は僕の番と言う頃、その瞬間に店に入ってきた男の人に、店員が「何名様ですか?おタバコは吸われますか?」と聞いて、席に案内していった。

 あれ?もし間違っていたら誰か教えてほしいんだけど、次の順番は僕じゃあないかな?どうやらその店員は、まだ待っている客のことをすっかり失念して、その次の客を案内してしまったようだ。
 まぁ、ミスは誰にでもあるよね。俺だってたまに大切なお客様相手にミスだってするさ。次呼ばれるの待ってよ~っと。
 だけどよ~、今の僕はそんなに寛容に誰かを許せる気分じゃあないんだ。

 なぜなら午前中のお客さんは「どうせ、あんたは契約したいだけなんでしょ?」みたいな物言いで、とにかく無茶な要求ばかりしてくる。「契約するから、その三年間無料で契約とかにしてよ」とか「契約してもいいよ。すぐやめるけど」みたいに、も~なんかすんごく見下した物言いばかり。
 (この時は「これは僕が提示した商品にきちんと価値を見出せていないんだな、それはこのお客さんが理解がないからでも考えていないのではなく、僕のトークがこのお客さんの心に対して訴えるものが足りなかったからなんだ。つまりは僕の売り込み方がつまらないものになってしまった結果なんだ」と前向きな気持ちにはなったのだけど)

 そんな複雑な気持ちだったからかもしれないけど、店員に「次のかた、そこに名前を書いてお待ちください」と遠くのほうから言われた時に「いやいや、だから既に名前書いて待ってるんだってば」と、思わず「ちょっと!私ずっと待ってるんですけど。どうして後から来た人を先に案内するんですか?このデカイ体が見えないとでも?見えてないならその目ン玉はいらね~よな~」最後の二言は心の中で言っただけだけど、けっこう怒ってしまった。
 「あ、すみません!お客様。しばらくそこでお待ちください」

 すでに待ってる相手に「お待ちください」か。それは既にけっこう飲んでいる俺に向かって「飲みかた足りないんじゃあないですか?」という後輩くらい失礼だぞ。
 俺が曹操なら「こやつの首を刎ねて見せしめとせい!」と言うか、もしくはここが北炉なら「オマエじゃあ話にならん、店長呼べ」というクラス。

 それでその店員どうしたと思います?なんとね、俺の前に案内した客を戻して、その席に俺を座らせたんですよ。気まずいわ~。じゃあ他になにか解決法あったかといえば、それは僕にも思いつかないし、僕が怒らなければ何事もなく過ぎたのだろうか。

 やはり怒るのは良くない。注文した食事を食べていても味がよくわからないもんね。「もっと優しい言い方があったんじゃあないか?俺」

 食べ終えて、次のスケジュールを確認すると、失念していたがこのあと向かう場所はここから意外と近い。な~んだまだ時間あるじゃん。
 というわけで文庫本をとりだして読み始める。

 本を読んでいる時間はとても幸せだ。現実のどうでもいいことは頭の片隅に浮かぶことなく、本の世界にどっぷり。(ちなみに今日読んでいたのは「高く孤独な道を行け」ドン・ウィンズロウ著)

 ふと本から目を離し、足元に目をやると、そこに信じられないものを見た。大きさでいうと親指より一回り小さいくらいか。
 以前にJ郎さんから教えてもらったのだけど。
 玉葱ってあるじゃあない。あれを食べられるのはこの地球上では人間と、他には一種類の生き物しかいないらしい。

 もう、ありえないっす。ゴキブリが一匹、僕のズボンに乗っかってる!

 反射的に、持っていた文庫本で脚を掃う。

 そういえば、野球部の頃もなかなかバットがボールに当たらなかった。
 だからゴキブリを狙ってフルスイングした文庫本は空振り、それどころか手からすっぽ抜けてマウンドまで…隣の席近くまで飛んで行く。

 最悪でしょ。すぐに体中を見回すが、今の一連の動きでゴキブリはどこかに姿を隠したようだ。

 レジで会計をする時に、さっきミスをした店員が「申し訳ありませんでした」と頭を下げてきた。僕も大人気ない振る舞いをしてしまったことを反省していたので「いえ、こちらこそ。気になさらないでください」と言った。(つーか俺もどのツラ下げて「気にしないでください」なんて口にしてるんだか。そんなこと言うくらいなら最初から大人しくしていればいいんだ)

 ゴキブリのイメージが頭から離れずに、車に乗ってもしばらく手が震えた。これは最早、虫がキライとかそんなんじゃあなくて、もう絶対に受け入れられないほどにダメなんだなーと思う。よく女性がドラマなんかで「あの男は生理的に無理」とか言うけど、こういうカンジなんだな、きっと。

 午後のお客さんのところに行く前に、一服したくて自販機でコーヒーを買う。
 あまり考えずに「BOSS 楽園」という缶コーヒーを選んで「楽園へ~行こう 楽園へ~行こう おお~きな~船~で~」と一人歌って、プルトップを引こうとしたその時!
 「あれ、これカフェオレじゃん!」いや、別にカフェオレがキライなわけじゃあない。
 あのさ、たまにあるじゃん。自販機の入れ間違いってのが。お金入れてその商品のボタンを押したのに違うものがゴトンゴトンと出てくるってのが。
 「楽園と書いてカフェオレとは読まね~だろうがよ~!それともあれか!カフェオレのミルクでまろやかになったコーヒーと、楽園って概念には何か因果関係があるのか!」

 夜は走りました。今日ばかりは走りでもしなければやってられない。走り具合については「ハシレナクテモ?」のコミュに書きます。

キミのあんな姿や、こんな姿を、僕はいっぱい撮りたいんだ。構わないよね?

2007年07月12日 23時34分31秒 | 個人日誌
 今日は普通の話だから、途中で飽きずに読んでね。

 お昼に時間があったので、よく行く茅ヶ崎中海岸のお店へ。前もこのお店のことは簡単に紹介したことあったのだけど、基本的には焼肉屋さん。ただし、ランチタイムは定食屋のように焼肉から離れたメニューを提供してくれて、安くてうまくてボリューム満点のお店。食後にアイスコーヒーを出してくれるお店っていいよね。

 以前は多い時には週に三回は通ってた。今はなかなか時間がなくて、それでも二週間に一度は行く。
 (このお店に夜に来たことは一度しかない。もう何年も前だな~、当時まだ二十歳そこそこの女のコに、そのコの仕事が終わる頃に「晩飯一緒に食べよう」とメールして、二人でやってきたそのときだけ。あのコ元気にしてるのかな~)

 ご夫婦でやってるお店で、たぶん僕が会社の人と会話してるのを聞いていたのだろうけど、「今年は北海道に帰らないんですか?」とか気さくに聞いてくる。

 「ドッピオさんはとんかつ好きなんですよね、今日の日替わりはカツカレーですよ」
 「あ、いいですね~、じゃあそれいただきます」

 そんな会話もありながら。今日はまさに日替わり定食がカツカレーだったのでそれをいただきます。
 ポークカツカレーの上にナスの揚げたのも乗っていて、添え物にキムチ、そしてタラコをまぶした大根サラダ。(メニューを読み間違って「タコの大根サラダ」いや~、タコのサラダもおいしいからな~なんて思ってたけど、もちろんタラコも好き)

 運ばれてきた料理を見て「うむ、これはもうひとつの芸術品だな」と思って、写真を撮りたくなった。

 ここでさ~、ひとつみなさんに質問。

 おいしいそうな料理を前にすると、ブログにアップしたいから写真撮りたくなるじゃん。その時どうしてる?つまり、お店の人に「写真撮ってもいいですか?(「写真を撮らせていただいてもかまいませんね!」)」と断るか、黙って撮るか。(シジマばりの盗撮で)

 僕は数少ないながら何枚かブログ用に写真を撮っているけど、全部無断。別にそのときお店の人になにか言われたことは一度たりともないのだけど、なんか勝手に撮るのって後ろめたくてね。それでも、人物を撮るわけじゃあないから、いちいち断るのもどうかなって思うし。
 なにかスマートに写真を撮るための粋な言葉とかないものか?こう、気を遣わずに、しかも相手も思わず「どうぞどうぞ、撮っても構いませんよ」と言ってくれるようなものが。

 「最近太ってきたから気をつける意味で、食べるもの写真に撮って自分なりに管理しよーかな~って」セリフが長いな。
 「自分で作る料理の参考にしたいので」一人のときの料理具合を突っ込まれたら困るな~。
 「いや~、実は僕、カメラ部でして…」イマイチだな~。
 「あまりにおいしそうなんで、写真撮ってもいいですか?」毎回は使えない。

 ブログに使いたいってことは言いたくないし、ブログのことは会社の人にも絶対に知られたくないので、「ブログのために…」という理由は使えない。

 なにかいい方法はないものでしょうか?