艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

セクシャルバイオレットナンバーワン

2007年08月30日 23時39分46秒 | 個人日誌
 先日の体組成計での結果が思わしくなかったので「これではいかんぞ歯科医」と思い、昨日はお昼まで寝て、その後パソコンで遊んだり、テレビをつけてみると特攻野郎Aチームがやってて、そのままブルース・ウィリスが出ているなんかの映画を見たり見なかったり、HEROの再放送を見たり、合間にお茶漬けを食べるという大変に健康的な時間を過ごしてみました。

 さすがにこんな一日じゃあいけないな~と考えて、ツタヤに行ったけど(ここのツタヤがびっくりするほど品揃え悪い)、なにも借りない。
 晩飯はマックにしました。
 ビッグマック200円。安い安い!とおもって思わず買ったけど、いや~、こんなん一週間も食べ続けたらどうなってしまうんだろう。

 マックのハンバーガーってさ~、写真と違うじゃん。ファミレスなんかでもメニューに載ってる写真と現物が違うだけで、「おい!そこの姉ちゃん!俺様はこんなもの注文してないぜ!」と心の中で言うくらいの僕なので(ウソですよ~)、味はしょうがないとしても、映像的に全く別モノが飛び出してくるとがっかり。
 今さらマックのハンバーガーを指さして「どうしてこんなにパンが潰れてるんだ?店長呼べ!」もないしね。
 こういうものだと納得しなければいけないっつーか、妥協するっつーか。

 どうでもいいところで折り合いをつけるってのは世の中を生きていくために今では必要不可欠な要素になってしまっているけど、それが当たり前のように蔓延ってんのにはなんかしっくりいかない。
 なんかさ~、仕事でもあるじゃん。「ここで意地張ってもしょうがないから、穏便に」みたいな空気。例えこっちが悪くなくても、ときにはこっちが悪くても「まぁまぁそのへんで」みたいな。

 そんなに周りのことに文句言うのなら、自分はさぞしっかりやってんでしょうな~とか言われそうだけど、ああ!しっかりやってませんよ!ってなもんだ。
 だいたいそんなん論理のすりかえじゃん。じゃああんたはどうなの?なんてのは。

 あ~、どうでもいいこと叫んでスッキリした。
 
 それにしても不健康な食生活に、不健康なブログ。

 ↑ ここまでは昨日書いていたのですが、なんか好きななれない文章なのでアップしませんでした。できそこないだからと言って捨てるのもな~と思って本日アップ。

 で、今日。木曜日は仕事始めです。
 午前中の仕事を慌しく過ごして、午後のアポまで時間もあったからゆっくり好きなものでも食べたい気分だ。
 たまに行く茅ヶ崎の蕎麦屋に入ると、偶然に前に同じチームだったひとと会う。

 このひとはたしか僕の2、3コ上なのだけど、僕のことをよく「ロンリー○○」(○○には僕の名字が入る)と呼ぶ。
 理由は「だって、休みの日はいつも一人じゃん」とのこと。

 「夏休みはどうでした?」と尋ねると「サンフランシスコに行ってきた。そこからレンタカーでモントレーまで…」って、はぁ~海外ですかー、すごいなー。それもサンフランシスコ!え~と、それってアメリカのどの辺なんだろ?なんたってサンがフランでシスコ!だし。
 セクシャルでバイオレットでナンバーワン!みたいなもんだ。

 僕は海外に行ったことがない。休みにはいつも北海道に帰るし、海外に行ってみたい気持ちもあるけど北海道には敵わない。
 このひとはそんな僕を知っているので「行ってみなよ、一人でも海外に。なんとかなるぜ」とアドバイスしてくれる。いや、行ってみたいけど一人はちょっと。たぶん空港を出た瞬間に財布とかばんを掏られそうな日本人ランキングがあったら、相当上位に食い込めますよ、僕あたりは。

 だいぶ前によね3がイタリア紀行っぷりを日記に書いていて、イタリアはいいな行ってみたいな~と憧れました。今でも行きたい国の中では一番なのだけど。
 でも暖かいところにも行ってみたい。海のキレイなとこで、あえて浜辺には出ずにホテルのプールでパラソルの下で寝そべって、なんかこんなグラスにこんな果物がそえてあるような南国のカクテルを飲みながら、サンオイルを塗ってもらったり、お返しに日焼け止めをたんまり塗ってあげたい。

 部屋に21時過ぎに戻ってきて、今夜は思いがけず涼しかったので「走ろうか…飲もうか…」少しだけ考えて、飲みました。自己嫌悪。まぁいいか。

 アジ刺しを買ってきたので、またどんぶりにする。
 そういえば、北海道だとあまりアジって食べないですよね?こっちのアジはおいしいですよ~。シラスといいアジといい、小魚がおいしい。
 「なめろう」って知ってます?僕はこっちにきてから知ったんだけど。刺身にしたアジをまな板の上でガー包丁でガーってやって、刻みネギと納豆を加えてガーやって、ゆず味噌なんかも加えてガーってやる漁師料理。面倒なのでやったことないけど、ビールに合いそう。ガーのあたりが面倒。

 しかし今夜は本当に涼しい。エアコンつけると少し寒いくらいだ。それでも消すと暑い。もう秋なんだね~。女心と秋の空。

振り向き~も~せず 夏~はゆく~けど

2007年08月28日 22時39分38秒 | 個人日誌
 昨日は仕事のあとにゆっくり風呂でも入ってこようと考えていたのですが、部屋に戻ってきたらいつもどおりの21時だったし、動くのもダルくなって「明日でいいや~」と思っていました。

 だから今日は行ってきました。ずっと前にkeiponさんと行った海老名にある「ここち湯」。(Seven of Nine←時間のあるかたはこちらもどうぞ。このころのほうが文章にまとまりあるな)
 ここから車で4、50分ってとこかな。途中でラーメン食べたり(間違ってなんとかラーメンのダブルを頼んでしまい、ご飯もつけたから満腹。食券だから取り替えて貰うのもいちいち面倒だし、ここんとこ多くなったこの食券制はキライだ)しながら行く。

 温泉ってさ~、好きだけどヒマだよね。一人で黙々とサウナなんかで汗流していても「あ~本でも読みたいな~」って思う。
 前も書いたけど、tontoroとバイトでよく温泉なんかは行ったけど、やっぱりお湯に浸かりながら適当な話してからだを温めるほうが楽しい。

 前回もやりました体組成計にのりました。
 前回の数値→今回の数値で記載します。

 BMI  18.8→18.3(だからBMIってなにさ?)
 体重   65.2kg→63.4kg
 体脂肪量 8.1kg→8.0kg
 内臓脂肪指数 40→45(ここだけ著しい増量)
 筋肉量 24.2kg→23.5kg
 腕の筋肉量 2.9kg→2.8kg
 脚の筋肉量 11.3kg→11.0kg
 体脂肪率 12.4%→12.6%
 筋肉量  37.1%→37.0%
 基礎代謝量 1454kcal→1414kcal
 骨量 2.9kg→2.9kg
 水分量 41.8kg→40.6kg
 標準体重との差 マイナス12.7kg

 結果
 BMI 普通体重→低体重
 体脂肪率 非肥満(変わらず)
 内臓脂肪指数 非肥満(変わらず)
 筋肉レベル(1~8の数値で表されるらしい)
  全身 6(変わらず)
  腕  6(変わらず)
  脚  6→5

 え~と、総括すると、痩せて筋肉も減ったけど内臓脂肪はついたぞってことだな。
 もうだいぶ走ってないし(やる気がでない)、あまり食べてないし、そのくせ仕事もうまく行ってないストレスもあるだろうし、結果はまさにその通りって感があるね。
 ダラダラしていると筋肉の割合って絶対に減る。特に運動している人も運動していない人も、やる気のない生活を送っていると、それだけで体は弱く衰えていくからな。

 お湯に浸かりながらボケボケと考えた。
 前にkeiponさんとここに来たのは、もう半年前だけど、その頃からすでに「仕事辞めよう」って随分と思っていた。でももっと思い返せばそれ以前からそんなことはいつもいつも頭の片隅にはあって、それでも「ダメになるまではこのままでいいか」なんて引き伸ばしていただけ。

 それでもみんなの話を聞くと、けっこう誰でもそうなんだよね。「いつまでも今の地位にいられるかわからない。いつダメになるかわからない」なんて不安は誰にでもあって。
 その不安を僕は黙っていられない性分なので、周りにぐわーっとぶちまける。こんなにツライ目に遭ってんのは、きっと僕しかいないんだみたいな被害妄想気味なイキオイで。

 代わりに楽しいことや嬉しいこともやはり黙っていられないので、このブログでは、割りと包み隠さずそのときの本音を書いているのだけど、なんかこれって子供っぽいかな~。(あ、ウソかも。楽しいこととかはあまり書いていない。書くと当たり障りあるし)

 薬草のサウナみたいのがあって、たしか前は補修中だったかで入れなかったんだけど、挑戦。
 やたらと間口が狭い入り口をくぐって入るなり、ものすごい熱気と湯気。前が見えません。あ~でもこれは効くわ~。
 僕のほかには奥に一人お客さんがいるだけだったが、その人はず~っと水をかぶっていた。それって意味あんの?せっかくのサウナなのに。でも真似してやってみた。「きもちいい~!」

 露天風呂に「眺望の湯」ってのがあって、他に露天と変わりないけど「景色がいいのかな?」と入ってみましたが、空は雲っていたし、(たしか今夜は月食)視界に入るのは屋根の上のアンテナとかしかないし、目の前は普通に男湯だし、騙された。

 帰るころに大雨。
 サザンをかけて大声で歌いながら運転する。「離れても元気でいてと~呟いた空の果て~ 儚きは花火にて燃えて~無常を噛みしめるだけだよ~♪」
 今の気持ちとは合わない曲だけど、どうでもいいんです、そんなこと。 

飲んで、終電で乗って、コンビニでお買い物して、眠るまで飲む

2007年08月27日 23時43分22秒 | お酒
 半年前くらいかもう少し前だったか忘れたが、近くのセブンイレブンが閉店した。部屋から最寄のコンビニだったので、とても残念だった。バイトにかわいい女のコもいたし。

 今日仕事中に立ち寄ったセブンイレブンで、その当時のバイトさんを発見しました。女のコじゃあなくて、J郎さんと俺が「セブンにいるイケメンくん」と呼んでいた男のひとなんだけど。そんなにコンビニが好きなのか~って思った。
 それだけ。

 酔っ払ってコンビニに行くのが好き。一人じゃあなくて女のコとね。
 どこかで飲んでほろ酔いかもしくはいいカンジに酔って、そのあとに部屋で飲むためにお酒を買って、「おつまみはどうしよう?お菓子にしよう。あ、こんなポッキー売ってるんだ!?買おう買おう!」なんて言い合っているときとかが好きです。だいたいが酔ってるわけだからあまり憶えていないのだけど。

 飲むときってさ、大人数の飲み会だと、そう予定していたわけでもないのに最初の店で二時間くらい居て、そのあとに場所を変えて飲みなおすっていう一次会二次会の流れを呈することが多い。
 少人数の飲み会や、二人だけで飲んだりすると、わりといつまでも最初に入ってお店で何時間も飲み続けたりしない?

 初めて行ったお店でも気に入ると何時間でもいられるのですが、今ふと思ったんだけど、ある程度まで飲んだらお店を変えたほうが楽しいかも。

 というのは同じ店でずっと飲んでいると、飲むペースは当然最初は速く、次第に遅くなって、そのうちだんだんと惰性で注文しているような気がする。この飲みかただと、酔うのも早いんだけど「あ、酔ってきたな。今一番いい時間帯だ」ってやつを味わいきれないままに、次のお酒に移行してしまっている。

 一次会から二次会へ。その歩いている時間帯って、当然歩いているわけだからその間はお酒は飲んでいないわけじゃん。このアルコールの空白の瞬間は、それまでのんだお酒が程よくからだと頭に回り始めて、次のお店に到着するころには一番いい酔いかたをしていると思う。

 (うまくまとまらないのだけど)
 始めの一杯は10分で。だいたいが最初はドリンクからオーダーだから、その一杯を飲みながら「なに食べようか?」なんてメニューを眺める。店員がやってきて食べ物を頼んで、ついでに「生イッコください」。
 食べながら飲む。休み休み飲んで二時間でビール5杯くらいがベストかな。それからお店を探しながらウロウロする。この時間で心地よい酔いが訪れて、次の店ではちびちび飲みながら。

 「酒弱くなったな」って思う。もともと強いほうじゃあないけど、だからこそこんなこと言ってるのかもしれないけど。

 ビールも5杯を超えると、本当はおいしいと思えな~い~オウホホゥ~。それでも焼酎、ワイン、日本酒に切り替えるとあっという間につぶれてしまうので、やっぱビール。つぶれなくても翌日に残ることを考えると、強い酒はあまり飲みたくない。
 それなのに強いのを欲しがるときもあって、そんな時には折れる。「これ飲んだらあとで吐くよ~」って頭の中では警告しているのに、もう聞こえない。自分の声が聞こえなくなっているので、当然周りの声も聞こえない。
 そして翌日の朝には「うわー、バカだな、俺って弱いくせに」と思う。

 あれ?コンビニの話だったのに。なんか起承転結もまったくなく適当な文章になっちゃった。

 お互いにいいカンジで酔って、普段なんか絶対に手をつないだりもしないのに、腕組んで歩いて、たぶん他人からみたら変な動きをしていて大声で喋っているカップルとかに思われるんだろうけど、そのままコンビニでウロウロして買い物して、部屋までまた歩く。その一部始終を忘れていることが多いのに、なぜかその時間がけっこう好きってこと。

 飲んでから二人で電車も好き。終電で、満員で、べつにどうするわけでもなく二人で向かい合って、電車の揺れでグラッとしたときに僕は思わず腕を伸ばして、そのコのために壁を作るときとかほぼ無意識なんだけど、こういうのってなんかいいなって、あとで一人になったときに思い出して膝をつく。

 

胸に~残る言葉は 消え~な~い~まま~に~

2007年08月26日 23時54分02秒 | 個人日誌
 暑いよ~暑いよ~言いながら、だんだんとしのぎやすくなってきた。
 今ちょいと外に出たみたら、月にかかる雲が鱗雲みたいな薄明るい秋の空なんだよね。(女心と秋の空←これはあまり関係ない)

 昨日帰りがけにスーパーに寄ったら、刺身の盛合わせ定価980円が「おつとめ品」になってて398円。うわーこれ安~い!って思わず手が伸びたけど、ホッキ貝とか入っててさ、貝類ってあんまり時間経つとやばいじゃん。安いのは魅力的だけど。最近ジューシーくんも食あたりで胃がメロメロになったって話も聞いてたかし。
 半額のまぐろの握りを買って帰りました。

 そして今日。真鯛のお造りが298円。養殖とはいえ、うむー、これは買いだな。
 鯛はあまり食べない。キライじゃあないけど、北海道ではあまり鯛は食べないよね。

 鯛丼にしました。なんでもどんぶりにすればきっとうまい。

 おいしかった。淡白なのに味わい深い。今度は鯛茶漬けにしてみようっと。

 お昼に初めて入ったお店でサーロインステーキの定食をいただきました。写真を撮ってこなかったのが悔やまれますが、ものすごくリーズナブルで、しかもお肉は柔らかで大満足。
 鉄板に乗って運ばれてくるサーロインは生なので、それが焼けるさまを眺めて楽しめる。お店は松屋のカウンターみたいでやや貧弱ゥッ!貧弱ゥッ!で、しかも食券。そのマイナス要素を考慮しても余りあるくらいおいしかったです。ガッと食べてガッと店を出る。ぜひshowさんをつれて行きたいようなお店です。

 今民放で、このまえ横浜赤レンガで行われた桑田圭祐のライブの模様が放送されているけど、今年アルバム出るのかな~。サザンもいいけどソロのほうがホントは好き。

 よくさ、サザンの曲といえば夏!夏真っ盛りって思われるけど、僕はあまりそう思わない。夏の終わり~秋への予感への寂しさって楽曲のイメージなんだけど、それについてはまた今度。

 たまにiPodからしばらく聴いていなかった桑田の曲が唐突に流れると、思わず自転車を降りて、膝をつくくらい「おー」ってなるね。


補足:今このブログを書いてからshowさんのブログ読むと、そっちでもサザンの話題でした。
 こうやってなぜか考えることが似ていたときには、そのへんの居酒屋でお互いビール片手にして、後輩の女のコとかもしくはあまり知らない女のコとか相手にして、二人して「オマエ、わかってねーな!」ってなんか説教でもしたい気分だw

遭いたく~なったと~きに~ キミはここにいな~い~

2007年08月25日 22時51分05秒 | 個人日誌
 タイトルと内容は関係ないよう。
 このブログでたまにタイトルに「~」がついていると、それはなにかの歌の歌詞です。だいたいが、帰り道に聴いていた曲が耳に残っていて、それをそのまま使ってるだけっす。

 それにても残暑が厳しいざ 
 最近あまり茅ヶ崎に行くことがなかったのですが、今日たまたま通りかかった道沿いに新しいとんかつ屋をみつけました。
 見つけましたってのは正確じゃあないかな。以前にもそこにはとんかつ屋があって、かなりのお気に入りだったのですが、去年の11月に閉店してしまい寂しく思っていました。(常連でもないのに最後に食べに行って、お店の人に「今までおいしかったです。ごちそうさま」と思わず言ってしまうくらい)
 まさにその場所で、違う名前だけどとんかつ屋がオープンしてる。
 無類のとんかつ好きな僕としては見過ごせない。

 お店の前に立つと、同じ場所で同じとんかつ屋なので、なにか不思議な感覚がするが店先の色使いもよく見れば以前とは違うし、なによりあのとんかつ屋特有の脂くささがない。
 ガラガラ~っとドアを開けて入ると、カウンターから「あ!どうも!」と元気のいい声。声をかけてきた人をパッと見ると「どこかで会ったことはあるけど、どこの人だったかな?」って一瞬思ったけど、ずぐに僕も「あ~!どうもです!」と答える。

 よく行く寒川町のとんかつ屋があって、そこでいつも黙々ととんかつを作っていた職人というべきひとがそこにはいました。僕にとって懐かしい顔。
 「びっくりしました?」
 「お久し振りですね~。いつこちらにお店を?」と、質問を質問で返しながらここで店を出すことになった話を聞く。
 たまたまここのテナントが空いたのを人づてに聞いて、この際だから独立してみようと考えたとのこと。

 まぁ、正直言うと以前のお店でそんなに話すほうではなかった。僕がそれほどそれほど頻繁に行かなかったってのもあるし、このひともどちらかというと無口に仕事するカンジのかただったから。話したことも一度だけ。
 それでも、その一度を強烈に憶えている。

 その寒川のお店はいつも大盛況なので、一人で行くと席に案内されるときにだいたいがバイトの女の子に「カウンターでよろしいですか?」と聞かれる。
 カウンターは全席禁煙なので、「まじかよ。でも混んでるししょうがないか」と思うんだけど、たまたま禁煙しているときにそのカウンターに案内された。

 で、座ってメニューを眺めていると、その職人さんが僕に「申し訳ありません」となぜか一言詫びたあとにバイトの女の子を呼んで「こちらのかたは煙草を吸うんだから、ちゃんとしたお席にご案内しなよ」と言った。「いえいえ、今はやめているんでいいんですよ~」となんか嬉しい気持ちになりながら横から話すと「それでしたらいいんですけど、気がきかなくてすみません」と謝ってくる。
 これはもう客冥利につきる。

 そんなひとがお店をだしたなら、これはまた是非来よう!って思っちゃう。

 「そのごタバコは止めれました?」
 「それが挫折してしまいまして…(このひともあの時のことを憶えていたんだな)」
 「無理しなくていいと思いますよ。変にストレスになってもね~」

 「おかわりどうですか?」と笑顔で尋ねてくる。
 前のお店を辞めて独立。不安もたくさんあっただろうに、この気さくさ。なんともなしに嬉しくなる。

 初めてのお店でおかわりはハシタナイ気がするので(そんな気遣いはかえって野暮かも)、今度来た時に思う存分食べることにする。

 夕方に会社に戻り、いつものようにまたダークな気持ちで仕事する。今日は会社全体が人も少なめで静かだったので、同僚に相談などしてしまいました。「俺なんてさ~」って言う僕に「絶対だいじょうぶですって」と励ましてくれる。話してて途中で泣きそうになったね。
 
 そのごタバコを吸いに行って、周りのひととバカ話をしておもいっきり笑う。

 なんだよ、僕の近くにはいいひとたくさんいるじゃあないか。
 いや、いつも思ってるんだけど、どうしても気分が乗らないとき、なにやってもうまくいかなくて、やる気もなくなってウジウジしていると「どうして俺こんな一人なんだよ~?」って弱音を吐きます。
 それでも楽しいひとと接したあとには「よし、やってやろうじゃあないか!」って気が晴れる。

 そんなこんなで暮らしてきて、来月で丸六年になります。

 もはや知り合ってから札幌で飲んでいた年月よりもこっちでのほうが長いくらいだ。そう思うととても不思議なカンジがします。  

明日なんて知ったことかい!

2007年08月24日 23時52分08秒 | 個人日誌
 毎日毎日眠くてね~。朝起きて眠いのはもちろん、会社に行って仕事にかかっても、気を抜いたら寝そう。お客さん宅に入る前に、車の中で資料を読みながら話すことをまとめていてもやっぱり眠くなる。
 運転中にもウトウトしそうになるので、コンビニの駐車場に入って5分だけ寝ようと思うと、一分で意識失います。暑くてすぐ起きるけど。
 う~ん、ダメ街道ひた走りだなー。

 出社して、チームの朝会で上司が「昨日のリーダー会議で議題にでたんだけど、先月この会社で成績が50%にも満たない人が12人もいました。今月も同じようなら、配置転換も含めていろいろ考えなければならないって話になったから、みなさんも気をつけてください。今月はうちのチームにもそんな数字の人がいますが…」
 「なんですと?!誰ですか?そんなにヒドイ成績なやつは!俺がガーンと言ってやりますよ! …あー、俺か」今月はマジでやばい。
 この会社に勤めて6年近くになるけど、こんなに契約とれないのは初めて。

 なんとかしなければならない。

 とは言いながら、日記でも何度も書いてあるけど、「明日から来なくていいよ」と会社からある日言われても、別に「そっか」としか思わない。知り合った人間がどんどんいなくなる中で、たまたまここまで残ってこれた自体が「何かの間違いじゃあないか?」って考えてるし。

 でも実際には辞める前には残務処理も引継ぎもしないといけないし、それをやってる自分は「わかっていたはずなのに」すごくみじめな気分になること請け合いなので、やっぱできればそうはなりたくないな。

 たぶん僕のためなんだろうけど、業務後に勉強会みたいのをやってくれて、「ここをもっとこうしたら…」「お客さんがこう言ったら…」「そもそもこの商品は…」みんなで、プレゼンの仕方をチェックする。ああ、眠い。(最悪だな、俺)

 一人でコンビニで買ってきた晩ご飯を食べながら、これではいけないと思う。なにがいけないかって、いつまでもダラダラ文句ばかり言って、帰ってきてもこれといって楽しみもなく、予定もなく、張りのない生活をいつまで続けるのか。

 そんなことって、いい歳した男なんかは誰もが思うのだろうけど、誰だってそんなことを考えたくはない。考えられないってほうが正確かな。「でも明日も仕事はある。行かなきゃ」って考えのほうが大きいから、余計なこと考えてるヒマないし、余裕もない。

 もっとこう滾りたいんだよね。あたりかまわず走り回って、飲んで、大きな声で叫んで、「明日なんか知ったことかい!」とか気の合う仲間と言いあって、二日酔いで目が覚めたいんだ。

 それも無理だった。
 いやね、札幌帰ったじゃん、この前。でもあの時僕は一度も吐いてないんですよ。そりゃあ吐くまで飲むのはイヤだけど、それ以上に「ここでつぶれたら、明日一日体調悪いまま過ごすことになるな~。せっかくの休みなのにもったいない」って守り入ってしまう。

 じゃあ結局何したいのさ?これからどうしたいのさ?仕事辞めてなにするの?って尋ねられると、たぶん僕は答えに窮する。なにがしたいんだろう?
 逆に「このままイヤイヤ今の仕事続けてどうしたいの?」と聞かれても、それも答えられない。

 まぁ、なんとかするさ。

(う~む、ホントは明るく楽しい話題を書きたいんだけどね、帰ってきて一息ついていると、頭の中には今日の仕事とか明日の仕事とかそんなことしか浮かんでこないんだよね。例えば「この前読んだ本の話」とか「音楽の話」とか、そういう話題をしたいのに。)

どうでもいいことに怒ってみる

2007年08月23日 22時59分53秒 | 個人日誌
 明日は給料日です。イヤッホ~。思えばあんまり働いてもいないのにけっこうくれるもんだな~、うまい棒何本分になるのかな。

 大人と呼ばれる年齢になると、みんな自分の給料とか、もちろん他人がいくら稼いでいるかとかあまり気にしないし話題にすることもないけど、僕はそのへんがわりとオープンで、聞かれるとすぐに答えます。はしたないかな?
 別にどこそこの誰々がたっぷり給料もらっててうらやまし~とか、なんで俺こんなに貧乏ブルースなの、とかそんなことではなくて。
 そのお金のなかでどうやりくりしているかってことに興味がある。
 興味があるっていっても飲みながらの話題のひとつ程度のもので、「株やってます」「うひょー」とか「メンション買いました」「うわー」とか「車買って月々の返済がこのくらいです」「まじで?」とか、ただそんなん聞きたいだけ。

 初めて自分の口座をつくったのは、たぶんみなさんと比べて遅いと思うのですが、大学4年の頃だった。
 北海道銀行にツラーっと行ったはいいけど「口座作るのってお金かかるのかな?」と当時からけっこう世間知らずなやつでした。
 窓口で「100円からでも新規で口座は開設できますよ」と言われ、僕はなにを思ったかなけなしの1万円を入れたので、財布の中身が寂しくなってすぐにおろした。

 それまではコンビニやテレビ局のバイト代なんかも、現金支給だったし、貰ったら財布に入れて「さて、これで今日突然の飲み会が入っても安心だぞ」なんて考えてたのだけど、口座にお金を入れると、おろすのにお金がかかるのに納得できず(「なんで、俺が俺の金を引き出すのに手数料が必要なのよ?!」)、結局は口座もあまり使わなかった。
 そのご郵便局のバイトも始めてここでのバイト代は郵貯じゃあなければならないとか、どうでもいいうるさいことを言われたのでそれも作る。
 神奈川で暮らしてからは、今度は今度で郵貯に給料は振り込めないとか、どうでもいいうるさいことを言われたので、UFJで作る。
 どうしてUFJかというと、当時一緒に住んでいたあべくんが「なんかかっこいいじゃあないですか、名前が」「うむ、名前が」とか、そんなどうでもいいうるさいこと言われたからだと思う。

 ところがUFJは近くにATMがなく、その頃って今のようにどんな銀行でもコンビニで降ろせるってことがまだあまりなくて、しょうがなく近いところで横浜銀行の口座も作った。もう今ではどこになにが入っているのかわかりません。まぁしばらく使っていないところは入ってたとしても数千円くらいなんだろうけど。

 時間のあるときにでも、口座をひとつに統一したいんだけど、これまた振込み手数料とかかかるし、だからなんだよ!手数料ってさ!機器設置の費用だって、機器そのものの単価だって、そのごかかるメンテナンス費用だって、毎日毎日全国の預金者から払ってもらうほど?そこまでのものじゃあないだろ。

 え~と、読んでいただいているかたがたに銀行勤めのひとはいませんね…
 
 だいたい俺は銀行が好きじゃあない。
 ひとのお金を預かって運用して「わーい」とか「うひょー」とか「まじで?」とかやってんでしょ。それはいいよ。がんがん稼いでください。
 なにがイヤかって、15時に閉まることだね。いまどきどこのサービス業が15時に閉店するのさ。「いやいや、閉めてからの業務が大変なんだよ」ってことなんだろうけど、そんなんどこも大変なんじゃい。
 た~まに聞くけど「私たちはお客様の視点に立ち、17時まで窓口業務を行っております」って当たり前じゃん、そんなこと。

 あ~スッキリした。
 自分とあまり関係のないことなんかを、なにも知らないくせにガッツリと文句言うとストレス軽減にいいね~。

 どうもここんとこ、なにか不満があってもそれに対して文句も言わずに「僕が、僕が」ばかりで、外に向かって攻撃していないのもひとつの原因なんだろう。
 だからってあまり度が過ぎると、ただの不愉快な人になるのでここまでにしておこう。

 以前ほどカッカしなくなったような気がするけど、それはもちろんいいことなのだけどさ。(考えたらここ何年も我を忘れるほどに怒鳴り散らしたことがない)
 ときに理不尽に扱われたり、怒って当たり前の局面で「ここで文句言ってもなにもならないし、嵐が収まるまで待とう」って、自分を抑えていると、そのあとに鬱屈するのは誰でもない自分なんだよね。

 だから、シジマくんよ。明日社長を殴れ。

誰も悪くない

2007年08月22日 23時56分39秒 | 個人日誌
 今日は洗車をするつもりでしたが、あまりの暑さに面倒になったためガソリンスタンドで手早く洗車してもらったら、車にキズがついて返ってきました。
 あとで気がついたので今さらしょうがない。まぁ、小さな小さなキズなんだけど、やっぱり自分の車くらい自分で洗わないといけない。

 帰りにスーパーで買い物をして、レジを売っている人が差し出したレジ袋に穴があいていました。しかもそのレジのひと、それに気がついていて、かつ僕もそれに気がついていることに気がついたのか、一瞬ハッとした表情を浮かべたまま、なにもなかったかのように、交換もせずそのまま。
 いいんだけどさ、レジ袋くらい。部屋に持って帰るまでの間で破れなければ問題ないのだから。

 そのスーパーから車を出そうとしたときに、一方通行を無理矢理に出ようとした車が正面にやってきて、お互い動けなくなり、そのまま僕は動かずに「キミが謝るまで、殴るのを、やめない!」くらい、相手がこっちを避けるかバックするのをず~っと待ってました。公道じゃあないからどっちが悪いわけでもないけど。
 このスーパーでは一通の表示があちこちにあって、それを無視して出会い頭にぶつかる車が多いんだけど、どうしてこんなところで僕はイライラしないといけないのか、笑顔で道を譲ってあげるくらいの余裕を僕は持ちたい。
 
 そんなんで、あまり楽しい一日ではありませんでした。

 気持ちが浮かないときって、だいたいなに見ても「ショボ~ン」ってなるもんなんだよね~。

 そんなときは「なにも考えずに気楽にパーっといこうぜ!」って、なんとか前向きに持っていこうとはするけど、なにもしたくないし、なにも見たくない。

 も~、いつのまにこんなことになっちゃったんだろう?
 なにかやってはいけないことをやってしまったのか、やるべきことをやらなかったのか、それはわからないけど、このままではいけないことは感じる。 

蜘蛛を殺しました

2007年08月21日 23時41分05秒 | 個人日誌
 今日の日記は特に盛り上がりもオチもありませんので、読み飛ばしていただいてもかまいません。

 「二週間前の今頃に戻りたい」そんなこと考えてます。仕事もなにも放ったらかして、のんびりしていたい。

 今日は9時頃に起きて、座椅子で何するわけでもなくテレビをつけたままボーっとしていて、そのままの体勢でまた寝てしまいました。
 再び目を覚ましたのは夕方の17時。そんなによく眠れるな~俺。昨日だって別に夜遅くまで起きていたわけじゃあないのにさ。

 三週間ぶりにゴルフを引っ張り出して、ご飯を食べに行きました。こんな時間だからもう晩ご飯なのか朝ご飯なのかよくわからない。

 このままドライブに行こうかな~なんてちょっと思うけど、ガソリンは高いし、どうせ一人でつまらなさそうだったので、やめてまっすぐ部屋に戻ってきた。

 早々に飲みだして、「今日もなにもしなかったな~。なんて無駄な休みの使い方なんだろう」と思いながら、なんともなしに天井を仰ぐと、なんか黒いものがいる。蜘蛛でした。しかし虫ってさ、じっとしているときはホント身じろぎひとつしないよね。
 椅子を持ってきてその上にたち、いやいやながらボックスティッシュの裏側でドーン!蜘蛛は糸を垂らして天井からブラーンとなったのだけど、そこで力尽きたのかポトリと落ちてきました。
 虫は怖いねー。なにが飛び出すか次の動きが読めないところが怖い。
 
 最近走るのはサボリ気味です。すっかりからだも鈍っているので、今走ったらまた筋肉痛と戦うところからやり直しかも。

 一度気持ちをどこかで切り替えないと、休みボケのままズルズルいきそう。

 自分ってやつが一番やっかいだな。

俺に任せとけ!! (やだ)

2007年08月20日 23時10分37秒 | 個人日誌
 暑い日が続きます。
 北海道との夏の違いは、その「長さ」にとどめをさしますね。なんだかんだ言いながら9月下旬までは、最高気温25度以上の夏日が続く。北海道ならお盆を過ぎると急激に肌寒くなるっつーか、夜は半袖じゃあ寒い(たしかそうだったような)。

 去年の10月だったかな?まだまだ暑いな~なんて思いながら、仙台にぷいーっと一人で車で行って(7時間くらいかかった。運転するのは好きなので平気。でも高速で捕まったのが悔やまれる)、汗で汚れていいジーパンにランニングシャツで仙台の地に降り立った瞬間に「寒ッ!なんで!?」と思った。

 先週帰省してから、イヤイヤ神奈川に帰ってきてその後一週間仕事しましたが、どうしてこんなに仕事って面倒なんだろう?いや、面倒というのははちょっと違うな。
 今はそんなマイナスな気持ちだから、なにをしても「あ~やってられない!」とただただ文句ばかり言ってるけど、あと何年かして、もしくは辞めたときに思うのは「あ~、俺も若かったな~。あの程度で挫折するなんてさ。結局自分に負けたんじゃん」とか考えるのかな。
 仕事のグチなんてさ、ここで書いたって意味ないし~俺だって自分にやってることを否定するようなことは言いたくないんだけど、一体なにしてるんだろ?俺は。
 
 戦いの中で相手を理解したものは負ける。

 弱気はこのくらいにして、話題変えよう。

 昨日は更新しませんでしたが、別に女のコとDATEしていたわけでもなく、かといって外出していたわけでもない。一人ってやつは気楽でいいわ。
 晩ご飯も食べたいもの食べちゃうもんね~。
 showさんのブログにあるように、僕も外でおいしいものを食べたいのだけど、なんせお金もないし、仕事が終わって何も予定がないのならすぐに部屋に帰ってゴロゴロしたい(僕はだからいつまで経っても一人なんだろうな)。

 スーパーでお刺身を買ってくる。いつもお刺身なんて、閉店間際の半額になっていないと買わないけど昨日は気分的にどうでもよかった。

 うに、はまち、サーモン、中トロ盛り合わせ798円。定価でも安居!


 海鮮丼。酢飯にちぎった海苔をかけたいとこだけど買ってくるの忘れた。

 昼はヒレカツ食べたし。

 ホントいうと普通のロースカツが好き。
 このお店は一週間に一度くらい行く。馴染みになったからか、店員さんも最近になって僕に話しかけてくれる。
「夏休みはとられたんですか?」
「ええ、まぁ」
 そのくらい。


 けっこう大きい。お昼から食べ過ぎると午後の仕事がだるいっすよね。

 朝ご飯はニンジンやらなんだか果物を練りこんだパンとソーセージとミニトマト。(写真なし。朝は「ブログのために写真撮ろう!」なんてそんな気持ちにもならない。起きた直後から「今日はあれやっておかないと。あ、あのお客さんに電話と、あとあの現場どうなったかな…」なんてことしか考えない。いやだ)
 いつもはこれにコーヒーがつくのだが、ここ最近は本気で胃腸の調子が悪いのでコーヒーは飲んでいない。

 夜、昼、朝の順番で食事具合を書いちゃったけど、今さら書き直すのも面倒だからこのままでいいや。

 どうでもいいけど、24時間テレビは好きじゃあない。作られた感動なんていらないんだよ。(好きな人はすみません)

 飲みながら晩ご飯を食べて満腹でストレッチする。もう一週間以上走ってない。

 パソコンでみんなの日記を読んで、You Tubeで今さらながら小島よしおを見る。あとはサイクロンZ。どちらもテレビで一回しか見たことない。あまりテレビは見ません。
 笑いながら寝ました。

 あと、さっき洗濯機まわしたら「カラカラカラ」とずっとペンタゴンの笑い方みたいな音してたけど、放っておいてあとで開けてみたらなぜかビールの空き缶が入ってた。
 間違いなく俺が入れたんだろうな。

旅の途中で「肉」と書く

2007年08月18日 23時39分07秒 | 個人日誌
 会社の人にお土産を買って帰ったのですが、みなさんから「白い恋人じゃあないのw?」と尋ねられます。
 何年も前の雪印とか今年のミートホープのときもそうなんだけど、「俺様のいないあいだに適当なことしてんじゃあねーっすよ!」と思わずプリプリしてしまいます。
 怒らせるんじゃあなくて、もっともっと僕を悔しがらせていただきたいもんだ。「え~!俺がいない間に北海道ってそんなに楽しいことになってるの?!」って、いてもたってもいられないほどに帰りたくなるような、そんな嬉しいニュースを聞きたい。

 それでも、だいたいいつも頭の中には北海道の景色しかなくて、こっちで暮らしてからも東京のどっかとか神奈川とかで飲んでいても、飲む相手が北海道の人間だと、僕はいつも「帰りたい」って話をする。話をしなくても「この店を出たらこのまま北海道まで行って飲みなおさないか?」と心の中で思ってる。

 そんなに帰りたいなら帰ればいいじゃんっていう簡単な話なんだけど。
 前にJ郎さんと飲みながら
 「人間五十年なんだから、その中の何年間くらいは故郷を離れて暮らすのもアリじゃあねぇ」
 「そうっすね」
 「暮らしてるっつーか、旅だからな、今、俺ら。旅していても金なくなるからその土地でたまたまちょっと働いてるくらいの」
 「そうっすね」
 「でも明日の仕事行きたくね~」
 「そうっすね」

 帰省中に「ああ、このまま北海道にいたい…」って思ったのは、マドモアゼル唯先生の新築の家でバーベキューをしたときです。
 昼前によね3とshowが迎えにきてくれました。二人とも昨日の飲み会がなかったかのように元気に喋っています。僕は少しだけ二日酔いで「食べたら吐くかも…でもマドモアゼル唯先生の庭で吐くわけにはいかないな」と後部座席でずっと思ってました。
 僕なんかは前日はそんな飲んでないはずなんだよね。だんだん酒は弱くなるな。

 マドモアゼル唯先生との待ち合わせ場所に到着する頃に、急に元気が出てきて「こんな天気のいい日にバーベキューなんて最高じゃあない!」と今さらながらワクワクしてきて(この日はホントに天気よかったですよね~)、スーパーで食材を買ってるときなんか、見た目変わらなかっただろうけど「も~早く焼きたい!」と、相当浮かれてました。

 ところが

 マドモアゼル唯先生の子供と遊ぶのに夢中で、焼くのはよね3たちにお任せにしちゃいましたw
 あと一時間もいたら僕も一緒にプールで泳いでいたね。

 下のお子さんがプールからあがりたいって腕を伸ばしてくるので、がしっと抱き上げたら、やっぱり慣れない大人に抱っこされた緊張のせいか腕とかぎゅっと掴むんだよね。
 こんな小さな手なのにその力が意外と強い。

 「パパとママのとこに行く?」と、ベランダまで運んでそこにひょいと降ろすと、すぐにママの顔を見つけて、また抱っこをせがむ。

 夏の青空の下で、それも札幌でのカラリとした空気の中で、気の合う友人たちと網を囲みながら「あ!そこもう焼けてるよ」「タレくれ」「悪い、ビールとって」「おにぎり食べるひと~?」なんて喋りながら、近くで子供がわぁわぁ言いながら遊んでいて、ザクザクの氷の中から取り出したビールを飲みながら、靴を脱いで素足になりひんやりとした芝生を歩き、南の方角はどっちかな?とキョロキョロする。

 帰るべき地はやっぱりここなんだな、とも思うし、でも遥か南方にやり残した仕事が手ぐすね引いて待っている、それをなんとかしないとな、とも思う。

 昨日書いたこととかぶるんだけどさ。
 会いたいな~と思うひとには、どんなに離れていてもやっぱりどこかで必ず会うもんだ。偶然会うってのとは違って、「会いたいねー」なんて思ってたりすると、その機会は巡ってくる。
 しばらく会ってないし~、こんなに遠くにいるし~、ってちょっと寂しくなったりするけど。

 ふと見ると、よね3とshowが日陰で寝てる。
 額に「肉」って書く絶好のチャンスだったんだけどな~。まぁいいか、次回の楽しみにしよう。

HERE THEY COME

2007年08月17日 23時46分50秒 | 個人日誌
 帰ってくるころにすごい雷。10秒に一回はドーン!ゴロゴロ…。落ちたのが近くだとパチパチパチって鳴るよね、雷って。
 サンダーサーベルで串刺しになる前に無事に部屋に到着しました。

 考えたらさ、もう一週間も走っていない。帰省中には一回しか走らなくてそれも意気込んで走り出したらものすごい夕立みたいのに襲われて、思わず木陰で雨宿り(つーか疲れただけ)。
 あとになって何km走ったのか調べてみたら、3kmでした。そんなものか。けっこう疲れたのにな。

 さて、札幌での飲み会のお話。
 土曜日のすすきの。よね3にお店を予約していただき、僕の希望で男だらけの飲み会。夏真っ盛りの札幌で男だけなんて暑いけど、いいんです。飲めば冷えるから。
 も~、ただ飲んで喋って、ときに喋らなくても拳が言葉になるような飲み会をしたかった。で、まさに、顔をどこに向けて喋ればいいのかわからないくらいのメンバーだ。(希望した僕は遅刻。お店を予約したよね3も遅刻w)

 集まったメンバーはUMEさん、つよし、マドモアゼル唯先生、クメ、あべ、ジューシー、シジマ。
 これだけの猛者がいれば「曹軍百万なにするものぞ!」とまでは言わないけど、韓玄とか金旋くらいの国ならあっという間に潰せそうだ。

 よね3を待ちながら飲むこと一時間ほど。
 ビール片手にUMEさんのシジマ、ジューシーに対する会話を微笑ましく観察していると、席の後ろから誰かの呼ぶ声がする。
 なんとチャコとしーちゃんではありませんか!

 この日、全く別口でイッコ下の後輩たちが(tontoro主催で)すすきののどこかで飲んでいることは知っていたのだけど、まさか同じ店なんてすごい偶然。
 「ちょwwwこっちの席にも顔見せてくださいよ~」とチャコの言葉につられて、後輩たちの席に行ってみると、びっくりすることにもう何年も会っていなかったひとたちがたくさんいる!

 十年以上も会っていないと、顔はわかっても名前は出てこないくらいに記憶なんか薄れるものだけど、そこにいたコたちのことは一瞬で「あ~!元気?!○○ちゃん!」って、すぐに名前を思い出しました。
 ホント、不思議なカンジ。自分がこんなにもみんなのことを覚えていたなんて。

 とても嬉しいことにみんなも僕のことは覚えていてくれたようで「え?ウソ!?本物ですか?」とか言われました。何に対する本物なのさ。強いていうなら加藤鷹のニセモノか。

 懐かしい人間に合うと、なんというか心が乱れるな。なんだろう。その一瞬で、会わなかった時間がなかったかのように感じるからか。
 十年会っていなくても、会えばわかるとかじゃあないよ。その十年がなかったものとして扱われるんだよね、なんか勝手に頭の中で。

 「今より昔の自分のほうがよかった」なんて思うひとはいない。昔のことなんて思い返せば未熟で、それはたぶんどんなに歳をとってもそうなんだけど、「あんな自分ってなにさ!その頃はそれが良かれと思ってやっていたなんて、自分で自分が恥ずかしい…」って誰もが思う。
 きっといろいろと楽しいこともあったのに、なぜか引け目を感じてしまうような、そんな、あまり振り返りたくなかった過去の自分に一瞬で戻されてしまうから心が乱れるんだなー。

 わかる?いや、書いている自分もわかってないんだけど。
 もっと極端にいえば、自分が小さい頃によく遊んだ親戚の自分と同年代くらいの子供、それからずっと会わないままで、お互い長じてから突然会うと、なんか不意打ち食らったみたいにまごまごしちゃう。そんなカンジ。
 子供の頃に、なにを喋ってなにをお互い楽しくて遊んでいたのか忘れていることのほうが多いけど、なんだか楽しかったことだけは記憶にあって、でも今はそれをどう相手に伝えても、あまりにも会わなかった時間の隔たりが大きすぎて、「ども。久し振り。あの頃は楽しかったね」って素直に言えなくなかったりしない?

 しかし、それにしてもだ。時間ってやつとひととの付き合いってものは不思議なもので、「長く付き合ってるからお互いのことわかるか?」と問われると、たいていはその通りだと僕は思うけど、そうでない場合もたまにあるじゃん。どれだけ濃い時間をお互いが過ごしたかが重要なんてことは今さら言うまでもない。
 長い時間を一緒にいられるってのは、それだけでけっこう気が合うってことで、合わなければそもそも長い付き合いにはならない。
 じゃあ「短い時間でお互いのことを分かり合えるか?」と問われるとさ、小説やドラマなんかだと一瞬で恋に落ちたり、鍔迫り合いの刹那に相手のことわかるとかあるけど、今までそういう経験はないな。

 どうでもいいか。
 みんなに久々に会えて、ただ楽しかった。ってことで。

 (あと何日かは、帰省の話でこのブログを書きます)

 
 :追記
 つーか、すすきのの何百店舗も飲み屋あるなかで、二つの飲み会がたまたま会うなんて在り得るのか?仕込み?でも気付かれずに仕込むなんて誰にもできなかったと思うし。
 もし誰か仕込んでたなら、こんな嬉しい演出は久々で感激でした。

実家で紫蘇巻きを食べる

2007年08月16日 23時19分48秒 | 個人日誌
 夏休み明けの朝は、仕事の気持ちが乗らないどころか「実は今日もまだ休みじゃあなかったかな?」って夢見たりするんだけど、朝起きて日付を確認するとやっぱり今日から仕事なんだよね。

 ここ何年も、夏休みは9連休をとります。半分くらいは飲みに行くけど、半分は実家でゴロゴロしている。なかなか有休もとれないから「ここぞ!」というときにたっぷり休んで、クビになってもいっか~くらいの気持ち。

 実家で食べるものはなんでもかんでもおいしくて、夏は特に畑でとれるトマトやナスなんかがいい。実家にいる間はリビングにいてず~っとミニトマトなんかつまんでいる。
 この時期は紫蘇巻きが大変おいしくて、串に4~5本刺したものをこれでもか!ってほどいただく。二枚の紫蘇に4分の1ほどに切った茄子と南蛮に味噌を少々塗って、フライパンで焼く。ビールにあうのなんのってさ。(写真はない)
 茄子漬けも好きなのだけど、あまりよく育たなかったとのことで小ぶりのものばかりだったらしく、この夏は漬けなかったと母さんが言っていた。

 いつだかの冬に帰ったときに「なに食べたい?」と母さんに聞かれたので、冬だし鍋だな~と思って「しゃぶしゃぶが食べたい」と言うと、息子はよっぽどしゃぶしゃぶが好きだという印象が強かったのか、夏でもしゃぶしゃぶです。暑い。おいしいけど。

 朝から天ぷらやカレーなど濃いものもなんのその。若干二日酔いでも、この休みじゃあないと食べられないから~と思ってたくさん食べました。

 僕くらいの年齢になると、父さんも「好きなひといないのか?誰でもいいから連れて来い、反対しないから」とストレートな探りを入れてきます。
 こういう話題を親とするのは、まぁ、やっぱ苦手なので「あ~、まぁ、そういうひとがいれば連れてくるよ」と答えますが、そういうひとがいないところが悩みの種です。
 父さんも母さんもここ何年かで病気して入院なんかしたもんだから「いつまでもいると思うな」みたいこと言うので、息子としたら「わかってるよ」としか答えようがない。

 親戚のかたがたと会うのも夏の恒例です。今回は父さんの還暦祝いってことでサッポロビール園に行きました。

 僕は長男でありながら、こういった会合は苦手で、しかも性格もチャランポランなので、親戚一同と会うときには昔からあまり愛想のいいほうではない。
 大学4年生のときに「卒業おめでとう」の集まりを企画してもらったのに、僕は直前になって卒業できないことを親に明かし(実家に送られてくる成績表は親の目に触れないうちに処分)、その集まりは「みなさん元気でなにより」の食事会になったもんだから、誰も何も言わないけど僕は「ああ、悪いことした」と深く反省した。
 それ以来、神奈川に来てもツラーっと元気な顔をみせるようにした。みせるようにしたったあたりが「何様?」って思われるかもしれないけど、それは主観の違いってもんだ。特に何事がなくとも「元気にしてます」って顔をみるのが僕は好きなので、何事かあったときだけ笑ったり泣いたりするよりはきっといい。

 下の妹二人は、僕に構わず仕事とバイトで(別に寂しいわけじゃあないぞ)帰省していてもなかなか一緒に食事とはならないのだけど、元気であればそれでいい。
 お姉ちゃんは仕事を変えて、受付嬢をしているようだ。
 一番したの妹が産まれてから、家族は自然とこの小さい妹が中心の呼び方になったので、僕は兄なのに妹を「お姉ちゃん」と呼ぶ。そして一番したの妹は自分のことを「ワタシ」と喋れるようになったころから、家族の誰もが話しかけるときには「ワタシはどうするの?」とか今でも「ワタシはバイト行ったの?」とワタシって単語を固有名詞のように使う。
 その一番したの妹は、今年大学4年生。就職も決まってるし、兄としては一安心だ。

 今年で13歳くらいになる猫は、帰省したその日には僕の顔を見て「誰?誰?」という顔をして決して寄ってこない。三日くらいの時間が経つ頃にやっと、近づいても逃げなくなる。それでもガー追いかけると、すばやくベッドの下に逃げ込んで、そこでなにから逃げていたのか忘れたように眠りだす。

夜中にリビングで飲んでいるときに、側のソファで寝ている猫。

 札幌での飲み会の話まで書こうとしていたのだけど、今日はここまで。

 それにして故郷はいいもんだ。離れてから気付くんだよな、だいたいが。 

夏の終わ~り~

2007年08月15日 23時01分47秒 | 個人日誌
 本日、神奈川に戻ってきました。

 札幌は大変な暑さでした。毎年夏には羽田で飛行機降りた途端に「うわー、やっぱ北海道とは違う蒸し暑さだな~」と思うんだけど、今回はあまり感じなかったな。
 休みの前半こそ札幌も雨が多くて「なんだよ!せっかく帰ってきたのに!」と憤慨してましたが、その雨もどこにいったのかなってくらいの厳しい暑さ。やっぱり夏はこうじゃあないと。

 「北海道ではお盆が明けると、夏も終わり」と僕は勝手に思っているんだけど(夏の終わりってみんなそれぞれの基準がある。例えば甲子園が終われば夏も終わりとか、海に入れなくなるくらい寒くなると終わりとか)、帰省して、遊んで、そしてこの部屋に戻ってきて一息ついた瞬間に夏終わったわ。

 だってもう今このときでも少しでも気を抜くと、頭の中にはず~っと札幌での飲んでいた日々しか浮かんでこない。

 まぁ、いろいろ書きたい楽しいこともあるんだけど今日はまだまだホワ~ンとしているので、また明日。

 この一週間分の読んでいなかったみなさんのブログに目を通すのに2時間ほどかかりました。足跡だけつけてコメントは入れてません、すみません。

 明日から仕事です。明日のブログの第一声はたぶん「あ~、もう札幌に帰りたい」だな。

ワープ9で北伐(出師の表は亜空間通信で送る)

2007年08月06日 23時50分39秒 | 個人日誌
 さて、明日は札幌です。

 もう何も言うまい。

 明日から関東圏は天気いいみたい。ずーっと晴れマークで最高気温も35度近くが一週間続く。かわって札幌は雨の予報。まぁ、晴れるけどね。

 しばらくの間、連絡にはこのブログもmixiも使えません。
 今後の連絡は電話かメールか狼煙か(でも関羽は荊州から魏に打って出たときに、背後をうかがう呉からの攻撃への備えとして要所要所に狼煙台を作ったけど、そこを呉の呂蒙と陸遜に急襲されて、狼煙台は一度も狼煙をあげないまま降伏。関羽は最終的には息子の関平とともに麦城にて孤立し、呉軍に捕らえられて斬首に処されたからな~)、もしくは亜空間通信でお願いします。(ちゃんと暗号プロトコルを使って通信しないと、ドミニオンに傍受されるので気をつけて)

 北伐を終えて蜀に凱旋するのは15日になります。

 「ワープ9で発進!このままロミュランの領域まで向かう」
 「しかし艦長、まだ武器システムが完全ではありません。もしも今、遮蔽されたロミュランウォーバードに遭遇したら…!」
 「ふふふ、ご心配召されるな、我が君。すでに趙雲に二千の兵を持たせて東の山に伏せさせております」
 「しかし、曹操が西から攻めたらなんとする?」
 「曹操ほどの策略家であれば、こちらの策を読んであえて西からは進撃せず、かえって伏兵を置くのに適当であろう東こそが抜け道と読んで、そこをやってきます。知者、知に溺れます」
 「さすがはデータ少佐」
 「私のポジトロニックブレインは一秒間に1000TBの情報を処理することができます。計算では今後エンタープライズの進路として最適なのはコースを連星系にセットして二日と35分17秒で通過し、その後迂回コースを8時間12分ちょうどの間ワープ5で航行し…」
 「もういい、わかった、ありがとう少佐」

 行ってきま~す。