本編はあくまでもRomiyさんが書いた「琥珀の月」です。僕のは補足。なんつーか陳寿の書いた三国志に裴松之が注釈を入れたもんだと思ってください。
Romiy先生が自身のブログの文章の中で、僕のことを「待ち合わせの時間通りに来るなんてことはあまりない」(原文のまま)と綴っていますが、その通りです。返す言葉もありません。
さて、両国をあとにして向かった先は千葉県浦安市舞浜です。舞浜って土地は完全に埋立地なんですね。昭和50年にできた場所なんだってさ。さっき調べてわかったのだけど。うむー、この広大な土地が全部埋立地か~、埋め立てまくりだなー。すごいな。
海を埋め立てることが是が否かなんてことは置いといて、舞浜といえば東京ディズニーリゾートがどーんとあります。
夢はマイケルジャクソンのように、ディズニーランド貸切。そんでドタキャンしてみたいね。
去年、ディズニーシーに来たのは9月の頃でした。Akiちゃんと一緒に。思い出されるな~、あの愛の日々が。
そんで、ディズニーランドに来たのは、もう9年前にもなりますが、尚ちゃんと来ました。思い出されるな~、あの愛の日々が。
今回は一日目の夜をシー。二日目は終日ランドの予定。
梅雨時期だというのに、幸いにも天候に恵まれ、雨も降らず、太陽が顔を出し、暖かい日和でした。陽には焼けそうだけど、日陰に入れば涼しいカンジ。湿度はそこそこあったな。髪がクルっとなってたし。
今回の宿である「東京ベイ舞浜ホテル」にチェックイン。もちろん夜に飲むためのビールは近くのコンビニに寄った際に樽で買ってあります。
東京ベイ舞浜ホテル
ちょいと低めなドルアーガの塔みたいな外観です。
ホテルはネットで予約して、あとは現地でなんとかなるだろうの行き当たりばったり作戦ですが、フロントでチケットも用意してくれるので、ほんに便利な世の中ですじゃ。
こんなカンジの部屋
窓の向こうには海が広がっています。遠くに観覧車も見えるけど、どこの観覧車なのだろうか。
部屋に到着するなり、まずは眠ってしまいました。ベッドに横になって「これはひゃくパー寝てしまうな」と思いましたが、まんまと。
到着したのは16時半頃で、シーに入場できるのは18時からの夜用チケットを購入しました。夜用って言葉が変か、生理用品じゃあないんだし。なんといったかな…ああ、アフター6パスポートというのか。
たぶんチケットって呼んじゃあいけないんだろうな。ちゃんと「パスポート」って言わないと。Romiyさんが「わたしもよく知らないんだけど」と前置きして言ってましたが、ディズニーに出てくるミッキーとかドナルドとかも「キャラクター」と呼んではいけないらしい。でもディズニーキャラクターとはいうよね。それはいいのかな?
まぁ、とにかく18時まで入場できないのなら、17時59分までは寝ていられるわけだ。
この眠りに落ちていく時間が、とても幸せでした。なにも考えずに、それこそ仕事のことなんか考えずに、明日も明後日も休みで、このあとには確実な楽しいことが待っているっていう希望が現実にあることを感じながら。
こんな精神状態で眠れることなんか、けっこうあるけど、それほど多くはない。
前回にAkiちゃんと来たときも思ったのだけど、シーはかる~く陽が落ちたころの時間帯が一番キレイですね。ライトアップも幻想的で、まさに夢の国です。
ついつい考えました。なんだかんだいっても俺って幸せなんだな~ってことを。「めんどーだ」とか言いながらテキトーに仕事して、一人はいやだとか考えながらも一人でのびのびして、お酒も飲んで、おいしいものを食べて、たまにこういった場所で思いっきり羽も伸ばせるし。これ以上なにを求めるというのだろう。
去年一度来ただけで「シーのことならなんでも任せておけ!」的な気分な僕ですが、いざパークに入場すると、位置関係を全然憶えていません。それよりも前に来たことがあるというRomiyさんのほうが、よっぽど詳しかった。
それでも、去年できたばかりのタワー・オブ・テラーに関しては。僕のほうが一日の長はあるってもんよ!
乗る前に「あの人形がどうして消えるのか、わからない。知ってる?」という質問をいただき、「ああ、あの人形ですか(あの人形ってなんだっけ?)…」と目線を彷徨わせたのは内緒です。
そもそも落ちる系は得意じゃあない。基本、毎日落ちるように生きてるしね。シジ…なんでもない。
しかし二度目ともなれば、心構えができてるってもんさ!それなりに。
乗った瞬間に後悔しました。うまいよなー、演出が。この僕を本気で怖がらせるなんてよ~、お客さんとこ行くときくらいか、みんなの目が僕の目の前のジョッキに集まったときくらい怖い。
それにしても、うしろに座っていた女のひとが、怖さのあまり失神直前までいっていたのは、大変失礼ながらおかしかったです。一緒に来ていた男のひとが本気で心配してました。
続いて、エレクトリックレールウェイに乗ってのんびりと次のアトラクションに向かいます。
ディズニーシー南西部から北西部をつなぐ、所要時間5分程度のゆっくりした乗り物ですが、夕闇に中に光るアトラクションを見ながらの乗り心地はいい。このまま線路を離れて中空へと飛び立っても、僕はちっとも驚かなかっただろう。
インディ・ジョーンズの最新作が19年振りに公開されるそうですが、これは一人でも観にいかねばなりません。
あまり映画を観ないのですが、小学生だか中学生の頃、テレビで放送してるのをビデオに撮ってやたらめったら観た。こういうわかりやすくて、でもハラハラしちゃうようなアドベンチャー好きなんだよね~。
インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮
前に来たときは、こんなに揺れた記憶はなかったのだけど。暗闇をズンズン進むアトラクションは面白い。本当に真っ暗なシーンもあるから「このあとどうなるの?」って想像力を逞しくできるところがいいんだろうね。
続いてのアトラクションはこれ。
間違った。これじゃあ2メガだわ。
これです。
レイジング・スピリッツ
こんなの去年はあったかしら?新しいやつ?それとも怖そうだから乗らなかったのかな。
まぁ、せっかくだから乗ってみっか。ものものしい保護バーが肩からお腹までをがっちり締め付けます。今まで乗ったアトラクションはここまでの装備じゃあなかったけど…すんごくイヤな予感がぎゅんぎゅんします。
係の人が(きっとこれもなにかちゃんとした呼び方があるんだろうか?)、Romiyさんのバッグを足元に置くように言いました。僕の帽子も足元に置いてくださいとのこと。この帽子は髪の毛と一体化しているから「やれやれだぜ」とか言ってる余裕もなかったけど、仰せの通りにします。
「これ、もしかしてグルン回ったりするんじゃあないですか?…なんか気分わるいっす」
「だいじょうぶ。足元に置くってことは一回転とかしないってことだし」
一回転しましたね。グルンと。慣性の法則で足元の荷物は吹っ飛んだりしないけど、勘弁して欲しいです。
シーの真ん中にある長江のようなところで、赤壁が再現されていました。すごい火計です。花火も上がってました。
最後はヴェネツィアン・ゴンドラに乗りました。
僕は、この船は絶対の人力で漕いでない!と言い張ったのですが、真実はどうなんだろう。まぁ、どっちでもいいんだけどさ。
普段から「まぁ、いいか」と思って生きているので、夢の国にいるとますます「まぁ、いいか」ってカンジです。本当に漕いでいたとしても、そうじゃあないとしても、楽しければいいじゃあない。
最後にヴェネツィアン・ゴンドラってのウソ。このあともう一回タワー・オブ・テラーに乗ったわ。いや、ヴェネツィアン・ゴンドラの前に乗ったのかな?(もうすでに記憶が曖昧)
ディズニー・シーではお酒が飲める!ってのがランドとの違いで、シーが出来たときには「それは是非行かねばなるまい」ってくらい、お酒の販売がウリだったような感もあったけど、飲みませんでした。
ホテルに戻って、飲むからね。
早速一本目を流し込む。うまい!こんなうまい飲み物はないぜ!と夜景を見ながら思いました。
二本目、三本目と空けながら、途中お風呂に入って更に酔いを深める。
コンビニでは「まぁ、余ったら余ったで」とか言いながら買ったお酒も足りなくなった。いつ寝たかは憶えてない。
Romiyさんの日記の中では「何を話したかとかはあまり覚えていないけれど、ビールが美味しくてしょうがなかったことは覚えている。」(原文のまま)とありましたが、僕は覚えてます。
たしか…そう!なんか太陽系の成り立ちとか、銀河系がどうとか、宇宙にまつわる話をしてました。たぶん。「つまり、僕の説ではビッグバンそのものが…」って、何様ながらの適当理論。とりあえず喋ってるのが気持ちいいから喋ってたカンジです。
「あれ、あれなんて名前でしたっけ?」
「プレパラート!」
「そう!それ!」
「接眼レンズとか?」
「それ!」
意味がわからないけど、けっこうこういうどうでもいい会話の中に、真実ってもんはある気がする。だってさ、どんな気の合う人間でも、お互いに会ったときに「元気だった?」なんて型どおりのことは尋ねたくないじゃん。その過程にたくさんの楽しいことも苦しいこともあったり、なかったりだけど、それよりも今こうして顔を合わせているってことを、もっともっと楽しめるように、記憶に留められるように、そのためだけに邁進する。
ただ、そうあるように願うほどペースは速くなって、どんどん酔っていくから、いつも頭にからだが追いつかない。
ネタばらしっぽくなるから、書くかどうか迷ったけど書いておく。
水面から火の鳥みたいのがガーでてくるショーのときに、「なんかやってる!見に行こう!」と意気込んで歩いたものの、変な城壁に迷い込んで行き止まったり、引き返したりで、いい場所取りができなくて、結局人垣の頭越しにショーを眺めた。
僕は背が高いから、人の頭越しでも充分に見えるけど、Romiyさんはそんなに見えてないんだろーなーと、その姿を一歩下がって眺めてた。仮に僕は全然見えなくてもいいから、代わりにRomiyさんがもっとよく見えるように楽しんでくれればいいなーと思った。僕は楽しんだフリができればいいや。
でも、それって違う。
たぶん、どんな人間もそうだろう。
相手が自分に気を遣っていたってことを知れば、きっと逆に気を遣ってしまうだろうし、それって本人が一番望まないことだ。
だから、自分自身がうんと楽しむこと。たまに調子に乗って知らず知らずのうちに独りよがり的に「俺が楽しければそれでいい(俺が天下に叛こうとも…)」な方向に流れがちだけど。
楽しむ準備をしておくこと。仕事もなにも上手くいかなくても、そんなものはあっちに置いてけぼりにできる精神状態を作っておくことも必要。
ときに、それでも飲みに行って「うわー、なんか風邪気味かも。体調悪いし」なんてこともある。そのときには飲みながら次回の予定を立てておく。準備して準備して失敗なんかいつものことじゃん。だいたい、生きていくうえで、そううまくいくことなんかない。一度なにかに失敗して、もうあとがないのなら、とっくに死んでる。
ここ何年も感じるのは「ひとに会うのっていいことだな~」ってことです。家族も親戚も、先輩も後輩も友人も、かわいい女のコも、会っているときは「会いたいって気持ちは、同じなんだ」ってことを、ひしひしと感じて、それが相手に伝わって、相手の気持ちも伝わってきて、こんな瞬間のために今までがあったんじゃあないのって感じます。
楽しむってことを、それまで考えて、いざその場では感じる。
だから、いつでも誰かと会うことを想像して、計画している。夏の帰省の計画とか。いつでも想像はできるけど、あいにく、誰にもいつでも会うことはできなくて、僕の計画は「じゃあ何ヶ月後にまた」っていう曖昧なものなのだけど。
なんか後半、まるで「楽しくなかったの?」と思われるような書き方してますけど、本当に楽しかったですよ。ああ、なんかこう書けば書くほどなんだかな~僕って。なんつーか、自分の感情をうまく的確に表現できない。いつも。
なんかだんだんよくわからない話になってきたので、今はここまで。
それにしてもディズニーシーは最高に楽しいところだね~。暮らしてもいいな。
一晩寝たら、翌日はディズニーランドです。
Romiy先生が自身のブログの文章の中で、僕のことを「待ち合わせの時間通りに来るなんてことはあまりない」(原文のまま)と綴っていますが、その通りです。返す言葉もありません。
さて、両国をあとにして向かった先は千葉県浦安市舞浜です。舞浜って土地は完全に埋立地なんですね。昭和50年にできた場所なんだってさ。さっき調べてわかったのだけど。うむー、この広大な土地が全部埋立地か~、埋め立てまくりだなー。すごいな。
海を埋め立てることが是が否かなんてことは置いといて、舞浜といえば東京ディズニーリゾートがどーんとあります。
夢はマイケルジャクソンのように、ディズニーランド貸切。そんでドタキャンしてみたいね。
去年、ディズニーシーに来たのは9月の頃でした。Akiちゃんと一緒に。思い出されるな~、あの愛の日々が。
そんで、ディズニーランドに来たのは、もう9年前にもなりますが、尚ちゃんと来ました。思い出されるな~、あの愛の日々が。
今回は一日目の夜をシー。二日目は終日ランドの予定。
梅雨時期だというのに、幸いにも天候に恵まれ、雨も降らず、太陽が顔を出し、暖かい日和でした。陽には焼けそうだけど、日陰に入れば涼しいカンジ。湿度はそこそこあったな。髪がクルっとなってたし。
今回の宿である「東京ベイ舞浜ホテル」にチェックイン。もちろん夜に飲むためのビールは近くのコンビニに寄った際に樽で買ってあります。
東京ベイ舞浜ホテル
ちょいと低めなドルアーガの塔みたいな外観です。
ホテルはネットで予約して、あとは現地でなんとかなるだろうの行き当たりばったり作戦ですが、フロントでチケットも用意してくれるので、ほんに便利な世の中ですじゃ。
こんなカンジの部屋
窓の向こうには海が広がっています。遠くに観覧車も見えるけど、どこの観覧車なのだろうか。
部屋に到着するなり、まずは眠ってしまいました。ベッドに横になって「これはひゃくパー寝てしまうな」と思いましたが、まんまと。
到着したのは16時半頃で、シーに入場できるのは18時からの夜用チケットを購入しました。夜用って言葉が変か、生理用品じゃあないんだし。なんといったかな…ああ、アフター6パスポートというのか。
たぶんチケットって呼んじゃあいけないんだろうな。ちゃんと「パスポート」って言わないと。Romiyさんが「わたしもよく知らないんだけど」と前置きして言ってましたが、ディズニーに出てくるミッキーとかドナルドとかも「キャラクター」と呼んではいけないらしい。でもディズニーキャラクターとはいうよね。それはいいのかな?
まぁ、とにかく18時まで入場できないのなら、17時59分までは寝ていられるわけだ。
この眠りに落ちていく時間が、とても幸せでした。なにも考えずに、それこそ仕事のことなんか考えずに、明日も明後日も休みで、このあとには確実な楽しいことが待っているっていう希望が現実にあることを感じながら。
こんな精神状態で眠れることなんか、けっこうあるけど、それほど多くはない。
前回にAkiちゃんと来たときも思ったのだけど、シーはかる~く陽が落ちたころの時間帯が一番キレイですね。ライトアップも幻想的で、まさに夢の国です。
ついつい考えました。なんだかんだいっても俺って幸せなんだな~ってことを。「めんどーだ」とか言いながらテキトーに仕事して、一人はいやだとか考えながらも一人でのびのびして、お酒も飲んで、おいしいものを食べて、たまにこういった場所で思いっきり羽も伸ばせるし。これ以上なにを求めるというのだろう。
去年一度来ただけで「シーのことならなんでも任せておけ!」的な気分な僕ですが、いざパークに入場すると、位置関係を全然憶えていません。それよりも前に来たことがあるというRomiyさんのほうが、よっぽど詳しかった。
それでも、去年できたばかりのタワー・オブ・テラーに関しては。僕のほうが一日の長はあるってもんよ!
乗る前に「あの人形がどうして消えるのか、わからない。知ってる?」という質問をいただき、「ああ、あの人形ですか(あの人形ってなんだっけ?)…」と目線を彷徨わせたのは内緒です。
そもそも落ちる系は得意じゃあない。基本、毎日落ちるように生きてるしね。シジ…なんでもない。
しかし二度目ともなれば、心構えができてるってもんさ!それなりに。
乗った瞬間に後悔しました。うまいよなー、演出が。この僕を本気で怖がらせるなんてよ~、お客さんとこ行くときくらいか、みんなの目が僕の目の前のジョッキに集まったときくらい怖い。
それにしても、うしろに座っていた女のひとが、怖さのあまり失神直前までいっていたのは、大変失礼ながらおかしかったです。一緒に来ていた男のひとが本気で心配してました。
続いて、エレクトリックレールウェイに乗ってのんびりと次のアトラクションに向かいます。
ディズニーシー南西部から北西部をつなぐ、所要時間5分程度のゆっくりした乗り物ですが、夕闇に中に光るアトラクションを見ながらの乗り心地はいい。このまま線路を離れて中空へと飛び立っても、僕はちっとも驚かなかっただろう。
インディ・ジョーンズの最新作が19年振りに公開されるそうですが、これは一人でも観にいかねばなりません。
あまり映画を観ないのですが、小学生だか中学生の頃、テレビで放送してるのをビデオに撮ってやたらめったら観た。こういうわかりやすくて、でもハラハラしちゃうようなアドベンチャー好きなんだよね~。
インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの魔宮
前に来たときは、こんなに揺れた記憶はなかったのだけど。暗闇をズンズン進むアトラクションは面白い。本当に真っ暗なシーンもあるから「このあとどうなるの?」って想像力を逞しくできるところがいいんだろうね。
続いてのアトラクションはこれ。
間違った。これじゃあ2メガだわ。
これです。
レイジング・スピリッツ
こんなの去年はあったかしら?新しいやつ?それとも怖そうだから乗らなかったのかな。
まぁ、せっかくだから乗ってみっか。ものものしい保護バーが肩からお腹までをがっちり締め付けます。今まで乗ったアトラクションはここまでの装備じゃあなかったけど…すんごくイヤな予感がぎゅんぎゅんします。
係の人が(きっとこれもなにかちゃんとした呼び方があるんだろうか?)、Romiyさんのバッグを足元に置くように言いました。僕の帽子も足元に置いてくださいとのこと。この帽子は髪の毛と一体化しているから「やれやれだぜ」とか言ってる余裕もなかったけど、仰せの通りにします。
「これ、もしかしてグルン回ったりするんじゃあないですか?…なんか気分わるいっす」
「だいじょうぶ。足元に置くってことは一回転とかしないってことだし」
一回転しましたね。グルンと。慣性の法則で足元の荷物は吹っ飛んだりしないけど、勘弁して欲しいです。
シーの真ん中にある長江のようなところで、赤壁が再現されていました。すごい火計です。花火も上がってました。
最後はヴェネツィアン・ゴンドラに乗りました。
僕は、この船は絶対の人力で漕いでない!と言い張ったのですが、真実はどうなんだろう。まぁ、どっちでもいいんだけどさ。
普段から「まぁ、いいか」と思って生きているので、夢の国にいるとますます「まぁ、いいか」ってカンジです。本当に漕いでいたとしても、そうじゃあないとしても、楽しければいいじゃあない。
最後にヴェネツィアン・ゴンドラってのウソ。このあともう一回タワー・オブ・テラーに乗ったわ。いや、ヴェネツィアン・ゴンドラの前に乗ったのかな?(もうすでに記憶が曖昧)
ディズニー・シーではお酒が飲める!ってのがランドとの違いで、シーが出来たときには「それは是非行かねばなるまい」ってくらい、お酒の販売がウリだったような感もあったけど、飲みませんでした。
ホテルに戻って、飲むからね。
早速一本目を流し込む。うまい!こんなうまい飲み物はないぜ!と夜景を見ながら思いました。
二本目、三本目と空けながら、途中お風呂に入って更に酔いを深める。
コンビニでは「まぁ、余ったら余ったで」とか言いながら買ったお酒も足りなくなった。いつ寝たかは憶えてない。
Romiyさんの日記の中では「何を話したかとかはあまり覚えていないけれど、ビールが美味しくてしょうがなかったことは覚えている。」(原文のまま)とありましたが、僕は覚えてます。
たしか…そう!なんか太陽系の成り立ちとか、銀河系がどうとか、宇宙にまつわる話をしてました。たぶん。「つまり、僕の説ではビッグバンそのものが…」って、何様ながらの適当理論。とりあえず喋ってるのが気持ちいいから喋ってたカンジです。
「あれ、あれなんて名前でしたっけ?」
「プレパラート!」
「そう!それ!」
「接眼レンズとか?」
「それ!」
意味がわからないけど、けっこうこういうどうでもいい会話の中に、真実ってもんはある気がする。だってさ、どんな気の合う人間でも、お互いに会ったときに「元気だった?」なんて型どおりのことは尋ねたくないじゃん。その過程にたくさんの楽しいことも苦しいこともあったり、なかったりだけど、それよりも今こうして顔を合わせているってことを、もっともっと楽しめるように、記憶に留められるように、そのためだけに邁進する。
ただ、そうあるように願うほどペースは速くなって、どんどん酔っていくから、いつも頭にからだが追いつかない。
ネタばらしっぽくなるから、書くかどうか迷ったけど書いておく。
水面から火の鳥みたいのがガーでてくるショーのときに、「なんかやってる!見に行こう!」と意気込んで歩いたものの、変な城壁に迷い込んで行き止まったり、引き返したりで、いい場所取りができなくて、結局人垣の頭越しにショーを眺めた。
僕は背が高いから、人の頭越しでも充分に見えるけど、Romiyさんはそんなに見えてないんだろーなーと、その姿を一歩下がって眺めてた。仮に僕は全然見えなくてもいいから、代わりにRomiyさんがもっとよく見えるように楽しんでくれればいいなーと思った。僕は楽しんだフリができればいいや。
でも、それって違う。
たぶん、どんな人間もそうだろう。
相手が自分に気を遣っていたってことを知れば、きっと逆に気を遣ってしまうだろうし、それって本人が一番望まないことだ。
だから、自分自身がうんと楽しむこと。たまに調子に乗って知らず知らずのうちに独りよがり的に「俺が楽しければそれでいい(俺が天下に叛こうとも…)」な方向に流れがちだけど。
楽しむ準備をしておくこと。仕事もなにも上手くいかなくても、そんなものはあっちに置いてけぼりにできる精神状態を作っておくことも必要。
ときに、それでも飲みに行って「うわー、なんか風邪気味かも。体調悪いし」なんてこともある。そのときには飲みながら次回の予定を立てておく。準備して準備して失敗なんかいつものことじゃん。だいたい、生きていくうえで、そううまくいくことなんかない。一度なにかに失敗して、もうあとがないのなら、とっくに死んでる。
ここ何年も感じるのは「ひとに会うのっていいことだな~」ってことです。家族も親戚も、先輩も後輩も友人も、かわいい女のコも、会っているときは「会いたいって気持ちは、同じなんだ」ってことを、ひしひしと感じて、それが相手に伝わって、相手の気持ちも伝わってきて、こんな瞬間のために今までがあったんじゃあないのって感じます。
楽しむってことを、それまで考えて、いざその場では感じる。
だから、いつでも誰かと会うことを想像して、計画している。夏の帰省の計画とか。いつでも想像はできるけど、あいにく、誰にもいつでも会うことはできなくて、僕の計画は「じゃあ何ヶ月後にまた」っていう曖昧なものなのだけど。
なんか後半、まるで「楽しくなかったの?」と思われるような書き方してますけど、本当に楽しかったですよ。ああ、なんかこう書けば書くほどなんだかな~僕って。なんつーか、自分の感情をうまく的確に表現できない。いつも。
なんかだんだんよくわからない話になってきたので、今はここまで。
それにしてもディズニーシーは最高に楽しいところだね~。暮らしてもいいな。
一晩寝たら、翌日はディズニーランドです。