艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

メープル・シュガー・トースト

2011年04月30日 23時10分22秒 | 個人日誌
 こんばんは、シジマです。

 ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
 よくこの時期になるとテレビのニュースでは「今年は最大で10連休というかたもいるようで…」とか「羽田空港では出国ラッシュがピークで…」なんていう会話をよく耳にしますが、僕が社会人になってからというもの、僕の周りで「いや~今年のゴールデンウィークは10連休なんだよねー」なんて言うひとや、「休み入ったらすぐ羽田から海外へ飛ぶ」ってひとには会ったことない。
 ホントに10連休とってるひとなんて、いるのかな?会ってみたいわ。会って思いっきり羨ましがってみたいね。ジョッキ片手に妬んで絡んで、ビールの泡を飛ばしてやりたいね。

 特のこの休み、予定もなく。
 来週に、仙台で酒でも飲んで復興の邪魔してくるしか予定はない。

 天気がいいので、ラーメンを食べに行きました。

 最近は会社のひととラーメンを食べに行くことが、ままある。
 福島から出て来た純朴な少年に車を出させて、近場で。ニ、三週間に一度くらい。もちろんその頻度では僕の飢えは満たされないので、一人でも週に二回ほどは食べに出かける。

 今日はドライブがてら、少し遠方まで足を伸ばしてみましょう。(一人で)
 国道一号線を茅ヶ崎方面へ。平塚から北上するかんじで秦野市へ。秦野ったら、まぁ、なにもないところで、小樽や西野といい勝負かもしれない。
 けっこう渋滞していて、ところどころトロトロ走っていたけれど、このトロトロのときに左手にずっと川が流れていて、キラキラしていてキレイでした。

 道が空いていれば車で一時間かかるかかからないかくらいかな。今日は二時間かかりましたが。

 目指すお店は「なんつッ亭」というラーメン屋です。
 名前は聞いたことがあったけど、何系のお店なのか、どういう味なのか知らなかったので、かる~く調べてから出かけました。

 とんこつをベースにしたスープに、大量のマー油がかかっていて、みじん切りされたネギと、寝かせた醤油ダレに漬けられたチャーシューを具とした、とんこつラーメンのようです。


 お店こんなカンジ。

 駐車場もたくさんあるので、遠方から来られるお客さまも電車を使わずに車で来て、遠方から頭突きするのもおっけーです。

 土曜日とはいえ、時間も15時くらいだし、客もそれほど入ってないだろ~と予想していたのですが、店内では7、8人待ち。待つ間に店内の様子をみながら、バイトの女のコを眺めながら、みつめながら。

 朝から何も食べていないので注文は「らーめん ねぎちゃーしゅー」にします。ちゃーしゅーめんなら900円。ねぎらーめんも900円。両方入れば980円。お得お得!

 で、



 店内の張り紙に「おいしい食べ方」なるものが書いて貼ってありました。
 それによると「まずは麺をよくマー油に絡めて食べてください」「しばらくするとマー湯がスープに馴染んでくるので、スープをいただきましょう」「ちゃーしゅーは、スープの味が染み込む後半に食べましょう」とある。

 基本、こういう「正しい食べ方」には従わない性質なのですが、心の中で「馴染むッ!実に馴染むぞッ!」って言いたいがために、従いました。

 おいしかったです。

 点数をつけるなら、…7点かな~。500点満点で。7点は店員が元気いいこと。
 若干スープがぬるいような気がする。麺をズビズバーとすすりやすいのはいいけど。マー油がたっぷりだから、中のほうはけっこうアツアツかもと思っていましたが。

 もしも、ジューシーあたりの後輩が「神奈川に遊びに行くのでどこかいいラーメン屋連れてってください」と言ってきて、「どこにしようかな?三日三晩ラーメンだとしても」と考えたときに、残念ながら候補には入りません、この店は。

 晩御飯はサラダにしました。ラーメンやらチャーシューやら食べた分をプラマイゼロにしたくて。まぁ、プラってんだろーけど。

 ゴールデンウィークか。
 たぶん、来週には今日なにをしていたのか、もう憶えていない。
 10年前のゴールデンウィークにはなにをしていたのかは憶えている。札幌で。

 そう、あのとき…俺は
 つまり、あれは… そう、だから未来はきっと… ←JINふう 

花吹雪

2011年04月16日 23時25分17秒 | 個人日誌
 ケーブルテレビを見ていて、たまたま北斗の拳がやっていて、しかもレイの「おまえらの血は何色だ~ッ!」の回でした。
 なんだか得した気分。
 次回は「地獄からの呼び声!レイは死兆星をみたか!?」だそうです。

 昨日は研修で、弘明寺ってところに行ってきました。横浜の。
 弘明寺、そこは最後のフロンティアっつーか、最古のフロンティアみたいなもんらしく、ウィキペディアで調べると、700年代に建てられた寺だかなんだかが残っているとか、柱か像が残っているだか、けっこう面白いものもあるようなのですが、素通り。

 お昼にとんかつを食べました。とんかつ好きです。そういえば今でこそやたらとラーメンを食べるようになりましたが、一時期とんかつに凝っていて、それこそ一週間の半分はとんかつをいただいていました。
 最近は食べてなかった。

 というわけで、とんかつをペロリと。
 研修には、上司と同僚の三人で行き、この同僚は女性なのですが、一緒にもぐもぐととんかつを食べていると、明らかにご飯が多すぎて残しそうな雰囲気。

 以前に、show先生が言っていたのかな?そのときの会話。(違っていたらすまん)

 「ご飯食べに行くじゃん、女性と二人で」
 「うん」
 「で、当然こっちが先に食べ終わってるんだけど、女性のほうが食べるの遅くて、最終的に『ご飯残っちゃった。食べる?』と言って白飯だけ差し出してくる」
 「そういうことあるわな」
 「でもこっちは、おかずも全部食べ終わっているし、ご飯だけあっても…って話さ。食べきれないならもう少し早く言ってほしい」

 この同僚の女性が、「あ~、このご飯の量、これは食べきれないな~」ってことは、かなり早い段階から、なんとなく想像していた。
 なので、僕はとんかつを一切れ残して、備える。

 で、結局「ご飯食べきれないんでしょ?」「はい」なんだけど、僕はとんかつを食べるのが久々でおいしくてしょうがなかったし、待ってられなかったし、残していた一切れも食べ終えたあとだから、「食べきれないんでしょ?」「はい」「そっか」で終了。
 オチないっす。

 研修は予定時間よりも早めに終わり、「うむー、これは一旦会社に戻ることができてしまうじゃあないか」と思った。できれば直帰したかったところだったのですが。

 仮に一旦会社に戻るとする。ちょっとだけメールチェックでもしておくか~とパソコンを立ち上げるために机につく。「あ、ドッピオさん、これお願いしていいですか」「いいですよ」…といういつもの残業パターンであることはわかっていたのですが、会社に戻り、いつものように仕事。

 弘明寺って、桜がけっこうキレイな場所があるらしくて。駅からすぐ近くの商店街の中程に、川があり、その川辺に咲く桜がいいらしい。時期もちょうどいい。満開をややすぎ、風も強かったこの日なら花吹雪だったでしょう。
 研修の帰り道に「みて行きたいな」と思っていたのですが、ふと、この女性の同僚に「ちょっと寄り道して桜みて行ってもいい?」って尋ねるのが、なぜか気恥ずかしくて。

 ①「行きましょう!わたしも桜みたいです!」
 ②「じゃあわたし先に会社に戻ってますね」
 ということを気恥ずかしく考えたわけでもないのだけど、いつか、まぁ、みる機会もあるだろう、くらいに考えてしまった。

 やっぱり、一瞬でもみに行けばよかったな~と、今では思っています。花吹雪。

4月っていつもこんなカンジ

2011年04月10日 22時05分02秒 | 個人日誌
 夜はビールを飲み、タバコを吸い、本を読んで、ひたすら楽な生活をしています。なんなんだろうね、生きるって。

 先週から今週のことをざざっと書きます。

 ご心配をいただいた僕の父さんの病状ですが、先週に退院しまして、今後は通院しながら抗がん剤治療を受けることになりました。
 もう少し入院していたほうが良かったようなのですが、「今日退院したい、いや、させろ」と言ったかどうかはわかりませんが、同僚だった友人のお父さんの葬式に参列するために退院したそうです。
 いや、ホント自分の心配しましょうよ。
 まぁ、お医者さんも退院させたってことは、それほど危ない状況でもないのかな?と僕は楽観的に思っています。

 しかし、いずれ親は死ぬ。
 誰にでも起こることなんだろうけど、ここ何週間かは実感として迫ってくるものがあって、やっぱり怖かったです。

 ひとの死にはあまり接したことがなくて、だからってわけでもないだろうけど、僕は死ぬことを震えるほどに考えたことはない。
 プラス、営業やっている人間は営業に弱い。というわけで、保険に入っちゃいました。

 「どうやって断ろうかな?」と保険の勧誘がきたときは考えていました。

 例えば今ここで「コンビニでも行くかー」で歩道歩いていて、車がイキナリ突っ込んできてドーンで死ぬ。
 始末にお金がかかるだろーし、残された家族(両親と妹たち)にもなんか保障的なものがあったほうがいいな~なんてことは、これぽっちも考えたことなかったんだけどね。僕の貯金でなんとかしてくれ、くらいの気持ちで。

 誰かが死ぬのは悲しいけど、自分のこととなると、なんだろ?逆に「どうとでもしてほしい」ってことしか考えていない。

 もしも飲みすぎて。
 一人で歩いて帰っているときに急に胸が苦しくなって、倒れる。そのまま起きれない。
 翌日に発見されて、できればそこに埋めてほしいけど、それも迷惑だろうから、海に捨てるか、それもな~ってカンジに思うなら、火葬にしたのちに海に散骨してもらいたい。

 とは言いながら、保険に入っている自分を省みると「死んだときのことを考えないといけないのかな~…なんてめんどくさいんだ」という気持ちでいっぱいです。

 父さんはもちろん保険に入っているので、治療費もずいぶん助かったようですが。
 となれば、僕もやっぱ家系的にガンかな~、なるなら。
 保険、入っていればいざというときに助かる。いや、でもその保険料で治療費まかなえるし~と、けっこう葛藤もありながら、最終的には「これも大人の考えかたなのかな?」という漠然とした思いで。

 …

 ここから先も、僕のどうでもいい話が続きますので、読みたくなくなったかたは、このへんで切り上げたほうがいいかもですよ。

 最近読んでいる本↓

 『項羽と劉邦』 司馬遼太郎


 いわずと知れた、古代中国の物語ですね。なまじ三国志なんて読んでいたから「歴史に詳しいんですね」と思われたりしますが、全然詳しくないです。
 上中下巻のうち、現在中巻のなかほどまで読んでいますが、かなり微妙。読みづらいし、人物名が漢字で覚えられません。(いまさら)
 とにもかくにも、主人公である劉邦、項羽の両人がテキトーすぎて、「よくこれで世の中を渡っていけたな」と、自分はさておき、とても思います。特に劉邦の何も考えなさ具合ったら、ヒドイです。ノリとイキオイだけ。項羽もどっこいどっこい。

 …

 先週、休みの日にスーパーに買い物に行って。
 最近は休みの日にも割りと早起きで(といっても9時くらい)、ときには一日に二回スーパーに行きます。
 で、帰ってきたら、借りている駐車場になぜかウイングロードが停まっている。
 困ったぞい。

 住んでいるアパートの前には路駐するほどのスペースはなくて、もしも路駐すれば他の車は通行できなくなってしまうほど狭い。
 今では馴れたのですが、ホントね~、こっちは道幅が狭い。あと、民家と線路も近い。住んだ当初は驚いたもんです。なんでこんなに家の近くに線路あるのかな~って。手を伸ばせばベランダから電車に届くんじゃあないか?ってほど。

 一体どこのどいつが、この駐車場に車を入れやがったのか。誰か近所のひと?このアパートのひと?
 考えてもわからないので、とりあえずその車の真ん前に僕も車を止めて、「さぁ、どうしてくれようか。(どうなっても)知らんぞ」って気分。

 道の狭い、このあたり。実は何度かこういう目には遭っている。勝手に駐車場を使われることを。
 たいがいはすぐに車の持ち主が現れて「すみません!」と言ってくるので、僕も「いや、いいっす」と何事もなく。

 でもこの日は別になにがあったわけでもないんだけど、気分がダークサイドというか、心の狭いことに「もうホント、第一声からどうしてくれようか」って気持ちはぎゅんぎゅんで。
 ちょいと誰かが「ドッピオさん、やっちゃって~」と背中を押せば、ブロック振り上げてボンネットあたりボコボコにへこませてもいい。

 待つこと30分。
 これは血の雨が降るかもしれない。



 僕の。

 と、隣の一戸建てに住むひとが出てきて「その車なら、その部屋のひとですよ」と親切に教えてくれた。
 このお隣さん。会えば挨拶をする中で、「今日は暖かいですね~」「暖かいですねー。行ってきます」「いってらっしゃい」くらいの会話をするのですが、どうも僕が長い時間待っているのを見かねて、誰が車を止めているかを教えてくれたようです。

 このとき思ったのが。
 その車を止めていた人間に対して、怒りのままに「オマエなにしてんの?ハゲ。車どかす前に謝っていけ、タコ」なんて僕がぐわー言った日には、お隣さんがなんか告げ口したみたくなって、肩身狭いだろうし、それは悲しい。
 かといって、このまま済ませるのな~。

 教えてくれた部屋というのは、僕のアパートの横並びの部屋だったので、とりあえずそこにピンポ~ン。
 は~い、と出てきたのは、歳の頃は同じくらいの男性。
 「車」
 「すぐどかします」

 車の鍵を取りにいったのか、その男性はドアを開けっ放しにして部屋の奥に引っ込んだので、部屋の様子を見ないつもりでもよく見える。
 「引っ越してきたんスか?それも今日?」
 「はい」

 怒りしょぼ~ん。
 今日、車で荷物を運んできて、駐車場は空いている。長い時間停めるつもりはなかったのかもしれない。よくみれば「とちぎ」ナンバー。
 栃木から出てきた純朴な少年が一人、引越しの荷物を抱えながら、ついつい空いている駐車場に車を停めてしまう。
 しょうがない。

 …

 会社まで歩いて出勤したり、自転車で行ったりしています。ここんとこはもっぱら自転車で、途中、同僚に会ってそこから歩いて行くことが多い。

 と、ある日、その同僚がベビーカーを押した奥さんと歩いていて。いつものように自転車で追いついた僕は、自転車を押しながら並んで歩く。
 この奥さんも元は同じ会社で、出産のための育児休暇中なのですが「でももう来月から復帰なんです」「え~!早くない!」なんて話をしながら、歩く。
 去年の夏に生まれたお子さんが、ベビーカーの中からずっと僕を見てる。
 「パパのことさえ、こんなに見つめてくれないのにw」とご主人。

 子供はかわいいな~。ホントかわいい。育てたこともないし、なんでこんなに僕のことを見るのかわからないけど、でもその顔はとてもかわいい。

 近くの保育園に預けることが決まったようで、「これだけ人見知りしなければ、保育園でもだいじょうぶかもね~」と思う。

 …

 今は別の支社に行ってしまった先輩も、去年の秋深いころに子供が産まれ(ここも職場結婚)、「ああ、挨拶にちゃんと行ってないな~」と思い、この前の飲み会で(つぶれた日。このひとと話をしたときはまだそれほど酔っていない)、「今度遊びに行ってもいいですか?」と尋ねていて「いつでもいいぞ」と言われていたのに、二週間ほど連絡もしなかった。
 来週、遊びに行くことにしました。