艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

おにぎりつぶれてなかったかい?

2014年04月28日 22時56分58秒 | 個人日誌
どうにもこうにも仕事が忙しい。いやね、仕事の量が多いのは別にそれほど苦じゃあない。時間かければできるし。
困っちゃうのは仕事のやり方がわからんことなんです。引き継ぎの時間もなかったから。いろいろやらないといけないのに、前任者のようなスキルもないしさ~。
気持ち的には初代キン肉マングレートを継いだテリーマン。

朝も早く出て、会社一番乗り~。よーし、タバコ吸うか~。いやいや、仕事の準備するか~( ̄Д ̄)ノ
と気合い入れて、夜までえんやこら。

部屋に戻って晩ご飯食べたら、すぐに寝る時間。
一日24時間は短すぎます。48時間欲しい。そしたら、あと24時間は寝てられるのになー。

先週は札幌に帰っておりました。飛行機でブイーンとね。
父の納骨がまだでしたので。

父の骨壷はとても重いです。気持ち的にも実際持っていても。
それをぐっと持ち上げて、墓に納めるときに中腰になり…中腰の姿勢のままで地面より低い場所に物を置くのって、けっこうしんどい姿勢ですヽ(´o`;

まさか勤務地が変わるなんて思っていなかったもんですから、四連休を申請していた。そのため仕事遅れてるという話もある。親戚や家族もぼくのために日程合わせてくれてるので、会社の都合など構ってられん。どこの世界に仕事で納骨できませんでした、なんて話あるかい。
幸い新しい上司は、以前ずーーーっと一緒に仕事した仲なので、快く休みを承諾していただけました。初めて会う職場のかたもみなさんとてもいい方ばかり。

実家ではひたすら食べてました。主に天ぷらを。




右はサンマ、舞茸、アスパラの天ぷらです。
左はアイヌネギの天ぷら。実家のベランダの下にアイヌネギが生えるので、それをいただきます。
これはもう美味しくないわけないっ。

前日にはふきのとうの天ぷらをいただきました。天つゆに合うわ~。大根おろしもたっぷりで。




うちのネコは6月で二十歳になります。シュークリームのクリームの部分をあげると旨そうに舐めてました。

神奈川に戻る日にはいつも母がおにぎりを作ってくれます。
辻堂に着いて、部屋から実家に電話をすると母は「おにぎりつぶれてなかったかい?」と尋ねてきます。
このおにぎりを一人で部屋で食べながら、ぼくはいつもありがたいと思う。
そして「長男なのに、家にもあまり帰れず申し訳ありません」とも思う。親戚への連絡もお坊さんの手配なんかも母任せだしね。

毎度毎度、北海道を離れるときは「うわー、ずっと戻りたくないな~」と後ろ髪を引かれる思いです。
それでも「よーし、明日から仕事がんばるぞー」(←棒読み)と、無い気合いを振り絞って働いて働いて働くのです( ̄Д ̄)ノ

京都日誌 補足 (仮) その2

2014年04月16日 22時19分45秒 | 個人日誌
いろいろ見所も盛り沢山の京都。
ご存知のように、あまり物事や計画を深く考えたりしないぼくですので、観光も行き当たりばったり。

前の晩に、飲みながらそれとなく「どこ行こうかな~」行き先考えつつも、二日目。

起きたら10時でした。なんの変哲もないホテルでしたが、すごく熟睡できました。なんだろ?空気清浄機のおかげかな?加湿器のおかげ?
前の日の夕方に寝てしまったときも気持ちよく眠れました。今年の眠り具合ナンバーワンの気持ち良さです。

ホテルに併設されているコーヒーショップで、アボガドと鳥肉とスライストマトが挟まったサンドイッチをもしゃもしゃ食べながら京都の地図を眺め、荒れた胃にブラックコーヒーを熱いまま流し込む。

「よしっ!金閣寺だ( ̄Д ̄)ノ」
発作的に決め…いや、金閣寺は行きたいと前々から考えてましたってば。
なんせ京都は初めてみたいなもんだから、ベタな観光地を訪れてみたいんです。

駅からのバスに乗る。「一日乗車券」みたいのが有り、一日三回乗れば元もとれるということで、購入。
たぶんバスに乗っている他のお客様におかれましては、とても邪魔だったのでしょうが、ぼくは運転席の後ろでガー立ちながら前方や横の窓を覗き込んでは地図を広げていました。
知らない街並みを眺める幸せ(´Д` )そして仕事のことを忘れる幸せ。

前回も書きましたが、この旅行はレンタカーなし。
観光名所は駐車場も混むだろうし、その駐車場を探すのってけっこう手間じゃん。一人だからいざとなれば歩いてダラダラ。なんとでもなるし。
レンタルで自転車も季節的に気持ちいいかも。

金閣寺に到着。駅からけっこう距離あって、20分くらいバスに乗っていた。




まさにゴールド・エクスペリエンス。来てよかった。もちろん金閣寺を見るのは初めてです。そして空も春らしい涼しさで快適。




境内にある、夕佳亭(せっかてい)という茶室。風呂さえつけてくれれば住める。

金閣寺をあとにして向かったのは二条城です。とりあえず大政奉還しておくか~くらいの気持ちで。
二条城には行く予定なかったのですが、金閣寺行きのバスの途中で眺めてなんとなくのつもり。




二条城はけっこう印象に残る場所でした。まずキレイ。中では写真は撮れませんが、床板をギシギシ踏みながら歩くのが楽しかったです。
将軍が大名たちと謁見する間、みたいな部屋が広くて住みやすそう。エアコンつけてくれれば住んでもいい。




ひとり旅している今回ずっと思ってましたが、やっぱこれ一人でいるのはもったいない。




庭園を歩きながら、こんな池の前で、女のコとかるくドーンって押しあっこしたい。




お堀で押しあっこでもいいよ。「落ちたら死ぬねー」「死にますねー」とか言いながら。

二条城をあとにして、次に向かう場所は決まっている。
それは壬生寺。
新選組についての知識と云えば大河ドラマと、司馬遼太郎の「燃えよ剣」くらいでしかありませんが、壬生は押さえておきたいポイントです。
距離も二条城から2キロくらいだし、歩くか。

みなさんご存知のように京都の街は碁盤の目になっているから、道は分かり易い…のでしょうけど、初めて歩く道を知っているかのようには歩けないよね、やっぱり。それでもわくわくする。




なんか商店街っぽいとこに出た。
歩いていると蕎麦屋をよく見かける。旅行雑誌にも、京都はニシン蕎麦が有名と書いてあったな~。
どれ、ひとついただきますか。お腹も空いてきたことだし。




目についたお店に飛び込み、



とんこつラーメン。
やー、このラーメン。空腹のせいもあったかもだけど美味しかった。いわゆる博多のとんこつとは違う味わい。スープはさらりとしながら味がとんがってて、チャーシューがかるく炙ってあり香ばしい。この店は是非ともみなさんにオススメしたい。チャーハンもいただき満腹。

このあと壬生寺までは道を間違えまくって30分歩く。もう夕方。16時近い。




寺自体はたいしたことありませんが(←罰当たり)、100円払って入った資料館では芹澤鴨のお墓などもあります。さすがに写真は撮ってません。憚られる。




すぐそこに新選組壬生所旧跡もありますので、ついでに行っておくか。




想像どおりの画。
ここでは土方歳三や沖田総司らが、芹澤鴨を暗殺したその部屋なんかを実際に見ることができます。
ああ、ここぜひJ郎さんと一緒に来て「鴨飲み」したいな~。

畳の部屋に座って、ガイドさんが語る新選組誕生の経緯や、どのようにして芹澤鴨を暗殺したかの話がされます。
向かいに座っていた女性が可愛かったので、あまり話聞いてません。

近くのバス亭から祇園あたりまで行く。途中、三条とか四条とかお店がたくさんあるとこを通りました。京都で買い物するならこのあたりなのかな?




祇園の街並みは、これぞ京都ッという雰囲気があります。
行ってみたかった時計のお店が近辺にあり、買おうか買うまいか店内をウロウロしまくって、買わない。

近くの八坂神社まで歩く。




とくに見たいものはない。つーか、すでにこの辺りで正直いうと一人旅に飽きてきた。




円山公園ってところにある像。もう帰りたい。ビール飲みたいなー。




だいたい、いつも一人なのに旅行に来てまで一人なんて、なにがしたいのやら。




「ねねの道」を歩いて高台寺へ向かいます。ここも前日の清水寺のようにライトアップされていてなかなかキレイとのことだ。




階段をあがり、




まぁ、わるくない。




お腹すいたなー。




関係ないけど、北海道って竹林ないよね。

ねねの道はダラダラ歩くにはとても素晴らしいのですが、一人で歩くとちょっぴりさみしくて、悟り開けるかなーって気分になります。

バスで京都駅まで戻りたかったのですが、来たバスは満員。
歩きますか。
ひたすら一時間ほど歩く。不動産屋の前で「京都って家賃どれくらいかな?」と物件を眺めてみると、かなり安いです。どうしてなんだろ。

show先生オススメの三十三間堂を通り過ぎる。時間的にもう閉館してるしさ。

ホテルの部屋でひと息。21時くらいかな。さぁ、何食べますか。
京都ってさー、「京野菜」とか「湯葉」とか有名だよね。でも、野菜でビールは飲めないし、湯葉でご飯すすむわ~ってカンジはしない。
こう、もぐもぐ食べて、ビールはジョッキからグイグイ飲みたい。

パンフレットに書いてあった焼肉屋さんへ。生レバーが写真に載っている。やー、今日日生レバーなんて食べれないじゃあないですか~。
早速「生レバーください」と注文すると「すみません、切らしてまして」まぁしょうがない。
「炙りレバーが美味しいですよ」「じゃあそれ」しばらくして「すみません、炙りも切れてまして」
「そしたらー、ハラミください」「切れてまして」
( ̄O ̄;)キレるぞ、こんちくしょうっ

やむなく注文したカルビが意外においしくて、なんだかんだで満足しました。ビールも一杯300円で安かったし。

一人で二泊三日は長すぎたかな~と思いながらホテルで照明暗めにして、テレビ点けて地方放送みながらレッドアイを飲む。


もう一度のお別れ

2014年04月11日 23時27分02秒 | 個人日誌
京都のつづきを全然書けていません。仕事忙しくて(ー ー;)
おいおい書きます。
まぁ、一人で旅行して、でも楽しかったよ~って話だからたいしたものでもないのですが。

4月1日付けで勤務地が変わりました。異動です。
今までの会社は徒歩15分ほどで、楽々な場所にありましたが、先週から電車乗り継いで横浜の関内という地に通勤しています。

電車通勤はなかなか大変ですね。ぼくなんかは電車乗っている時間そのものは30分強ほど。一時間二時間かけるひともザラにいるらしいですから、ホントそんなひとたちはすごいと思います。

電車内が混んでるのは、言われるほど苦じゃあない。頭一個飛び出してるおかげでしょう。
イヤなのは、咳やくしゃみしたあとのその手でそのまま吊り革つかまるおっさんとか、やたら痰からんで喉鳴らしてるおっさんとか、席に座って寝て頭後ろに反らしすぎて窓に頭当たって脂つけまくっているおっさんです。
全部おっさんだわ。

電車の中で化粧する女性には、嫌悪感ありません。イヤホンで音漏れも、若者の携帯ゲームも気にならないけど、さっき挙げたようなおっさんには「オマエさー、職場でも家庭でもだらしないやつだろ?もっと紳士になれよ」と思います。

とは言いながら、ぼくも歳はもうおっさんの域に入ってるんだよねー。
自分で自分省みるのが一番難しいから、ぼくも気をつけないとな~。無意識に鼻ほじくってるかもしれないしね。

部屋の近くのセブンイレブン。
昨日会社帰りの22時くらいに行くと「明日でバイト終わりなんですよー」とバイトの女子高生が。

「そっかー。寂しくなるねー。明日は自分来れるかわかるないから今のうちお別れ言っておくよ」と手を握って(いや、ホント変な意味じゃあなく)、じゃあね~と。
女子高生の手をにぎにぎするおっさんですね。

で、今日はなんとか会社を21時前くらいに出てセブンイレブンへ。
さすがに今日は手を握りませんでしたが、もう一度さよならが言えたので良かったです( ̄Д ̄)ノ

京都日誌 補足 (仮) その1

2014年04月03日 22時57分11秒 | 個人日誌
 九州の旅行を終えてからも、もう一回食べたいな~馬刺し、行けなかった鹿児島にも行きたいな~、もうどこか旅に出たいわ~とふつふつと思っておりました。
3月は三連休もとれたので、これは行くしかない( ̄Д ̄)ノ

ですが、やはり九州はちょいと遠い。
もうねー、ぼくいつもいつも言ってますけど飛行機キライなんですよ。すぐ遅れるし、欠航するし、それにたいしてなんの保障もお詫びもないからね。(「機材繰り」ってなんなのっ。繰りまくれや)

飛行機抜きで九州は難しい。
だが、広島ならどうだっ!新幹線で行ける。広島なら牡蠣も美味いだろうし、厳島神社って一回行ってみたかったんだよなァ~。
山口県もいいとこらしいですよ、先生。北海道からみる日本海と、山口からみる日本海はまた趣きも違って、景色もいいらしいです。

いろいろプラン練っていると、ふと「京都もいいな」と急に思い立ちました。桜の時期だし、京都は一番いい季節なんじゃあないかな~。
思えば京都には一度しか行ったことがない。それも修学旅行で。
当時17歳くらいのぼくなんかがさ~、京都の神社仏閣の厳かな雰囲気や、侘び寂び、はんなり具合なんか分かるわけもなし。
今この歳だからこそ見えてくるものが、京都にはあるんじゃあないかな~と一人浸りつ、行き先は京都に決めた。

旅程は3月23日日曜から25日火曜までの二泊三日。
今回の旅行、一人です。ことわっておきますが←だれに?

なんかねー、誰にも告げずにふらりとしてみたくて。




まずは辻堂から東海道線に乗って小田原まで。電車で30分ほどでしょうか。
辻堂から横浜とか川崎の方へは割と多く電車に乗ることもありますが、小田原方面は記憶にある限りでは10年振りくらい。
J郎さんと小田原でかまぼこ買って、「これつまみにして今晩飲むか~」なんて遊んでいたとき以来。

新幹線に乗るための駅として、新横浜、品川という選択肢もあったのですが、辻堂~小田原の間の車窓からの眺めを楽しみたかったんです。「あ~、いま相模川渡った~。これが大磯か~。二宮か~」とのんびりしながら。

小田原着。新幹線は9:36の発車。時間に余裕持ちすぎて、小田原で一時間弱待つ。ちびちびとコーヒーを飲む。

新幹線ってさ~、ひかりとかこだまとかしじまとか、種類あるじゃん。あまり乗らないのでどれが早くてどれが便利なのか知らない。
今回乗ったこだまは、各駅停車のため時間はとてもかかるのですが、そこはあえて。だってここも楽しみたい、車窓からの富士山とかさ~。




いいねー。ぼくの登った富士山。

静岡や愛知など、ほとんど知らない土地の街並みや「わー、なんか大きな川だ~」なんかを眺めているのが楽しかったです。

ちなみにこだまでは14号車だったかの一番前の座席だったのですが、電源がついている。携帯を充電できるしすごいね~、すごくない?と、先日show先生と飲んでいるときに話したら「ひかりなら全席に電源あるよ」と教えられました(;^_^A




京都着、12:44。三時間あまり新幹線に座っていただけなのに、お腹空いた~。ホテルのチェックインまで時間もあるし、まずはお昼ご飯ですね。

もちろんどの店で食べるか、そのあとどこを観光するか、しっかり者のぼくは全ての計画を決めてあります( ̄+ー ̄)
新幹線の中で←
三週間も前に買った旅行雑誌を初めて開きながら。




京都駅から徒歩10分くらいの麒麟邸というお店。すき焼きが絶品らしいです。




ビーフカツ定食をいただきます。大きい。サクサクして肉も歯切れがいいのでパクパクいけます。ソースに少し辛味があり、ビールにも合うだろーな~。
運ばれてきた瞬間に「わー、これ大きい」と一人声をあげ、旅行で気持ち高まっているので「うまい、うまい」と食べているとカウンターの向こうから大将が「ありがとうございます」と声をかけてくれました。こっちも嬉しい。

満腹になったところで観光モードへ。
近いのは西本願寺か。行こう、歩いて。

レンタカーは手配していません。今回はこの足で歩いたりバスに乗ったりの、ゆる~く散策するのも旅行の目的のひとつです。知らない土地歩くの好きだし、その気になれば100キロくらいはかる~く歩いてみせますぜ、こちとら。




西本願寺。京都感たっぷり。

うちは浄土真宗なので、やっぱこういうとこお参りしないとねー、大人としては。
…ちょっと待てよ。たしかに浄土真宗だけど、お西さんだったかな?四十九日のときにお坊さんはお東さんのお話をされていたような。

母親に電話して尋ねてみる。
「うちはお東さんだよ、たしか」
なんですとっ( ̄O ̄;)

これはまずい。世が世なら宗教対立ですよ。隠れキリシタンですよ。殉教モンです。

だが、宗派は違えどお参りする気持ちは大事なんです( ̄ー ̄)と自分を納得させる。
東本願寺行きますか。ダッシュで。




東本願寺。きっと仏様も許してくださることでしょう。
阿弥陀堂は修復作業のため入れず。

それにしても歩き回っているとやや暑い。
この三日間、天気にはとても恵まれました。晴れているし、昼間の気温も18度くらい。

15時少し前にホテルにチェックイン。
宿は普通のビジネスホテルです。
旅行プランを考えているときに、宿の場所はどうしようかな~と思い悩んだりしませんか?
駅から近いほうが便利なのか、それとも行きたい観光地への交通の利便性を重視したほうがいいのか。
なんせ土地鑑ないのでわかりません。
駅近くで、朝ご飯においしそうなサンドイッチが付いているホテルにしました。

さて、部屋でリュックサックを下ろして、とりあえずベッドに横になる。次はどこに行こうかな~、行こうかな~ムニャムニャ(( _ _ ))..zzzZZ

( ̄O ̄;)起きたら18時近く。しまった。無駄に早起きをしたばかりにこんなに眠ってしまうなんて。
しかし、一日目のこの日、本願寺の他に行きたかったのは清水寺の「春の夜間特別拝観」。夜じゃあないと行けない。まぁ、計画通り( ̄+ー ̄)ということにしましょう。

清水寺は通常なら夕方には閉門してしまうようなのですが、時期時期で夜間にライトアップされているらしく、昼間とはひと味違う幻想的な景色がある…と旅行雑誌に書いてありました。
なんてスリルがあるんだろう( ̄Д ̄)ノ

ホテルから京都駅まで徒歩2分ほど。どのバスに乗ればいいんだろ?と知らない場所ですから迷いそうなものですが、そこはさすがに観光地京都。バス路線もとてもわかりやすく記してあります。(間違って違う列に並んでたけど)

バスに揺られて10分くらい、いや、もう少しかかったかな。五条坂という名のバス停で降りる。
おそらく同じ観光目的で来たのであろう若い女性三人組が「どっち行けば清水寺なのかな?」「そこ歩いてるひとについていけばだいじょうぶじゃあない?」と囁きあって、一緒のバスから降りたぼくのうしろについてきました。
「お嬢さんたち。全然だいじょうぶじゃあないよ」(ー ー;)




方向は間違ってないが、裏通りを進んでしまっています。(帰るときに気がついた)
灯籠が行く道をやさしく照らしている。




清水寺に到着。バス停からなだらかな登り坂を10分は歩いた。




桜が咲いていれば言うことなしだった。この一週間後に満開。
女のコと二人でさー、立ち止まって夜桜を眺めて、清水寺の舞台まで歩いた日には、

①黙って微笑んで相手の手を握る。言葉なんかいらないよね。

②「好きですっ」清水の舞台から飛び降りるつもりで気持ち伝えちゃいなよ。

③清水の舞台から飛び降りる。黙って微笑んで相手の手を握って。

幸いにも一人旅ですから、最も選びそうな③番という選択肢をチョイスせずに済みました。
まぁ、飛び降りたところでぼくの身長なら階段を一段くらい降りた程度。




写真だと分かりづらいのですが、周りの木々が暗い池に反射して、まるで池の中に別の世界があるような光景です。うむ、キレイじゃ。

一人旅は初めて。日頃から無計画で何事にも「めんどーだな~」という気持ちが先立ってしまうぼくなので、逆に「一人旅したらどういう行動するのかな?」と自分のことなのに他人事みたいな気分です。

よくさー、「誰もが帰るべき場所がある」みたいなドラマとか小説とかあるじゃあないですか。例えば…例えが出てこないけど。彷徨った末に辿りついた場所じゃあなくて、心の平安を感じるような帰り着く場所。

たぶんさ、家族がいるひとなんかはやはりその家族の元だったり、実家だったりするんだろうね。
ぼくも実家です。




帰り道に歩いた、こちらがきっと表参道。

仕事してて、イヤになって「今日はもう帰るわ」と言って会社を出るけど、長く住んだアパートは、全くもって帰ってきた感はない。洗濯して、ご飯食べて、布団敷いて寝る。朝起きたら着替えてシャワー浴びるだけの部屋。

昔、J郎さんが言ってた。
「俺らがここにいるのも旅みたいなもんじゃん。故郷離れて、知らない土地に来て。でもそれだけじゃあ食べていけないから、その土地で仕事して」
いつか北海道に帰りたいと思っているうちは旅。帰らなくてもいいや~なんてことになったら、それはもう放浪なんだよね。




丞相っ( ̄O ̄;)
参道のお土産屋さんで遭遇した諸葛亮孔明。
すみません、丞相。わたしが山頂に布陣したばかりに。

もう21時頃になって、駅まで戻ろうかな~とバス停にバス来たら満員。だが乗る。

「帰るべき場所」ってなんか違うな。「べき」っあたりが。誰が決めたんだ?その場所を。決めるのは自分じゃあないか。

Romiy先輩もいつだか言ってたな。
「誰かが待っていてくれれば、それがわたしの帰る場所」みたいな。

帰るべき場所じゃあない。帰りたい場所なんだ。
それがどこにもなければつくればいい。北海道はやっぱなかなかに遠くて、なかなか帰れないなら、帰りたい場所をふたつもみっつも作ればいいじゃん( ̄Д ̄)ノ←よくわからなくなってきた。

晩ご飯どうするかな~と、駅の周辺をウロウロする。あまり飲み屋がない。京都の地元の方々はどこに行って飲むんだろう?




ホテル近くの「軍鶏農場」というお店(写真は昼間)

ホントは焼肉が食べたかったんだけど、ラストオーダーまで時間なくて。この店は京都着いたときにすぐに目にはついていたんだけど、来る気はあまりなかった。ところが入ってみると、店員の服装がギャルが着るような膝までの短い浴衣みたいな装いで、いや、そんな、チラチラ見たりしてませんよ。




もも肉が一番美味しかったです。歯応えあって。このあとは「龍馬が食べたかった軍鶏鍋」というのをいただき、間にビールを3杯、焼酎1杯を飲み干してホテルへ戻る。

道すがら、コンビニでドライマンゴーとししゃもと更にビールを仕入れ、部屋でまた飲む。ちゃんと飲み過ぎかな。

二日目はどこに行こうかな~、え?予定はちゃんと決めてるんじゃあないのかって?
はい、ちゃんと決めてますよ。明日決めるってことを。

…to be continued