艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

ここ三日間

2008年01月31日 20時53分27秒 | 個人日誌
 なんだかまた最近は書くのが面倒で。
 何もない一日だった~なんていうのは簡単なんだけど、その日食べたものや見たものを思ったまま書けばいいんですよね、本来は。
 要は、それについての書きかたで。どうでもいいことでも書きかたひとつで「おもしろい」ことにもなり得るんだけど、なんだか面白い言葉が出てこないんです。

 あったことだけでも書いておくか。

 一昨日は髪を切りに行ってきました。前回が10月の後半頃だったので3ヶ月くらいほったらかしだったわけだけど、やはり短くするとさっぱりしていいね。
 いつもいつも「今日は短めで」とお願いします。「長いほうが似合うと思うんですけどね」「朝が面倒なんで」。
 担当のかたにはもう6年も僕の髪を切っていただいてるのですが、毎回同じやりとりが交わされます。
 同姓には長いほうがいいと言われますが、異性には短いほうがいいと言われます。
 短くしてもらうのは、そんなエロイ動機が50%、仕事的にサッパリしたほうがいいであろうカンジが30%、クセ毛なので長いとまとまらないので面倒な気持ちが20%。

 昨日は「ここち湯」へ行って暖まる。明日病院行ったらしばらくシャワー禁止とか言われてたので、せっかくなら思いっきり大きな湯船でのんびりしたかった。
 低温サウナでヒマを持て余す。前にも書いたけど、温泉やお風呂は誰かと入るほうが楽しくていいな。いつもいつもtontoroと適当なこと喋りながら入った温泉のことを思い出す。
 やっぱ泡がブクブク出てくるお風呂が一番好き。こう腰のあたりにガー当たるのがいいねー。気持ちいい~このまま死んでも…生きる!

 汗を拭いて服を着て、牛乳を飲んでいると「うむ~、僕はなんでこんな土地で一人で風呂に入って、一人で酒を飲んで、一人で生活してるんだろう?」と考える。
 別に誰かと暮らしたいとか、一人がすごく寂しいってわけじゃあなくて。
 いろんなひとにあって、いろんなこともあったりなかったりだけど、あと十年もしたときに僕はこの何年間のことをどう感じるのだろうか。
 きっと一人で過ごしたこの日のようなどうでもいいことは覚えていて、肝心なことは忘れてしまったりするんだろうな。

 外に出ると、この夜はこの季節にしては暖かいのもあったけど、軽く汗ばむほど。ゴルフの温度計では外気温7度。これは1月にしてはずいぶんと暖かいよ。

 今日は病院に行ってきました。先週お伝えしたようにできものをさっくりと切ってもらいに行きました。
 あ~ん、手術は初めて。ドキドキしますが、ここは「手術なんて何回もやってるし、怖くないぞ!」っていうカンジを誰に対するアピールかはわかりませんが、控え室(?)では新聞をおっぴろげて待ちます。

 実はこの歳までからだにメスを入れたことがありません。そんなに大きな怪我も病気もなく育ったってことなので、大変喜ばしいことです。
 今回の手術は痕が残ってしまうでしょうが、今さら顔に傷の一個や二個増えてもあまり変わらない気もするので、まぁいいか。
 でも切られるのってやっぱり少し恐いね。
 学生時代に、ピアスやタトゥーもやってみたかったんだけど、やらなくてよかったかな~と今思います。痛そうじゃん、やっぱ。

 手術着に着替えて、給食当番みたいな帽子をかぶると気持ちが高まってきました。
 手術室なのに有線がかかっていて、なんだか場違いですが、だだっぴろい空間にちょこんと患者が乗るベッドがあって、周りには見慣れない機械や器具がいっぱいです。あのテレビでよくみる丸くてたくさん連なった照明が頭上にあって。

 ピコーンピコーンって脈拍をモニターしている音が、なんとも気持ちをざわざわさせますね。

 まずは局所麻酔。結論からいえば、これが一番痛かったです。その後はなにをしているのか全く見えなかったのですが、押されたり引っ張られたり。
 「炎症起こしたばかりだからけっこう血がでるでしょ」
 「はい」

 「???」
 どうやら先生が執刀しているわけではないようだ。

 「外から見える部分だからもっと丁寧にやりなさい」
 「はい」

 「誰?誰がやってんの?つーか、これなに?研修?!」
 局所麻酔なので動くことはできるんだけど、首の横をさくさく切られている途中に首を動かすなんていう二重の危険を冒す余裕は僕にはない。

 痛みはないのだけど、おおよそ30分ほどのあいだ「あ~今どうなってんの?どんな状態?見たいけど見たくない…」そんな妄想を膨らませまくってました。

 11針ほど縫って(多くない?)、終了。この手術のために今日は仕事を休んだんだけど、毎日手術するかわりに毎日休んでもいいよ、といわれれば毎日休むかもしれません。(どんだけ仕事キライなのさ!)

 看護婦さんに切除した「根」の部分を見せてもらいました。
 よく(?)吹き出物のあとからちょこんとしたなんか物体が出てくるじゃあないですか?僕だけ?あんなものかな~と想像していたら、いやいやいや。
 1センチ大の球体みたいなものが、瓶詰めにされています。
 「すごい大きいですね!」そうさ、俺はなんだってデカイんだぜ~、ってのは妄想で。
 病理検査に回されるようですが、たぶんそれ喋りだすよ。「シンイチ…」とか言って。

 お酒を控えるように言われたので、ビールだけ飲むことにしました。麻酔が切れたのか今頃になってジンジンとした痛みがやってきたけど、あと何杯か飲めばきっとだいじょうぶ。

 午後からは腰のリハビリを受けて。
 これだけ毎週毎週病院に通ってるんだから、そろそろ事務の女のコや看護婦さんの中では「ねぇねぇ、あの毎週来る彼って独身かしら?」「彼女いるのかしら?」とかそんな話題が…。
 ないね。

 ネタがないので、シジマからバトンが回ってくるのでも待つことにするか。

sleep , DATA

2008年01月27日 23時35分36秒 | 個人日誌
 朝起きると「今日は絶対に早く帰ってきて、早く寝るんだ!」って決意も固いのですが、仕事を終えて部屋に戻ってくると寝るのがもったいない。

 誰よりも寝るのが得意だと豪語していますが、よくよく考えると夜は5時間ちょいしか寝ていない。やっぱ8時間は眠りに充てたいな。
 昼ご飯を食べたあとは眠くて眠くてしょうがない。運転もままならないので5分だけ寝ようと思って車を止めると、すぐに夢をみてビクゥッ!ってなるくらいです。

 今日もそこそこには忙しくもあり、適当に手も抜きながら仕事をしていて食事を摂れたのは17時。普通はこんな時間なら寝ないのが社会人だろうけど、寝ました。寒くて目が覚める。
 この十年くらいいわれてるけど、三食きっちりと食べる生活習慣なら、お昼の食事のあとは15~30分ほど仮眠をとるほうが頭を効率良く働かせることができるそうで。それ以上の時間を眠ってしまうと完全に体も脳も睡眠モードに入ってしまうから、短時間でも目をつぶってじっとしているだけでもいいってのは、最近の常識なんですってよ。

 スタートレックでさ。

 ボーグってなにが怖いかって、『征服』が目的じゃあないところ。

 人類とか異星人であるロミュランとかクリンゴンとかカーデシアも、いろいろ口に大義を唱えても、やりたいことや目的は「同一の価値観で共存する」ことであったり、支配することであったり、資源を奪うなどの利益の為であったり、単に敗者を服従させて勝利者となりたい、とか。それが平和的におこなわれるかどうかもまた考え方の違い…ってことはおいといて。

 ボーグの場合はただテクノロジーを吸収して、種族がより効率的に、より無駄のない生命体へと進化することが目的なもんだから、そこに気持ちや感情が入る余地がないんだよねー。満足って感覚もない。
 もしも「絶滅したほうが、より効率的だよ」ってことに納得することがあれば、自ら絶滅することもしてしまう。そんな種族。

 もともとは人間と姿形も考え方も、似たような種族だったそうだけど。
 より良い進化のためには個性は必要ないと考えて、アリやハチのように集団で同じ思考を同時に共有することが効率的と信じ、個人個人の考えや思いを一瞬にして伝達し共有できるネットワークを開発し、そのために神経回路を機械化。
 人体の弱い部分も機械で補うことによって、より高度な生命体へと発展した(と彼らは信じている…そもそもこうなってしまったあとに『信じる』という概念が残っていたのかはわからないけど)。

 地球のテクノロジーを吸収しようとしたボーグの船が地球へ向かったのが第74話「浮遊機械都市ボーグ」。このエピソードは誰もが知っているとこですね。

 ボーグの船は『ボーグキューブ』と呼ばれるやたらと大きくて、巨大な正四面体をしており外装には一切の装飾をも加えてもいない、ただ無駄なく効率だけを優先させたそんな形をしています。機械類やパーツも剥き出しですし。
 この形状で宇宙空間を飛べるのかどうかを真顔で話すことは、スタートレック好きとしてはやってはいけないことです。

 


 迎え撃つ宇宙艦隊の船は、ことごとくボーグキューブの前に粉みじんにされてしまいます。
 数々の防御網をまるで無人の野を行くがごとく押し寄せるボーグ。台風や津波がやってくることを知りながら、為す術をもたない今と変わりありません。
 ボーグ襲来ってのは、もうこれは戦争というか、災害のレベル。

 いち早くボーグ襲来の知らせを受けていたジャン・ルーク・ピカード艦長率いるエンタープライズ号は、どの艦よりも早く辺境の宇宙域でこのボーグ艦を撃退しようと試みていますが、全ての武器は様々な種族を同化してその技術の粋を極めたボーグの強力なシールドによって完璧に阻まれます。
 さらに、こともあろうかエンタープライズの船内にボーグの侵入を許してしまい、ピカード艦長は拉致されてしまいました。

 ボーグの船の中で、強制的に改造手術を受けたピカードは、その人生で培った全ての経験と知識をボーグに同化されてしまい、ひととしての尊厳を失ったまでか、完全なる組織社会であるボーグの一器官としての命令を受け、操り人形となってしまいました。

 器官として与えられた役割、それは「代弁者」としての役割です。
 ピカードの知識を得たボーグですが、もともと驚異的な軍事力を持つボーグが艦隊の防衛網を抜けることは容易いことでした。
 人間という種族には、ボーグにはない「個性」や「発展性」「意外性」「想像力」といった未知の力があることをボーグは警戒していました。人間代表としてピカードを同化することでそれらを克服しようと考えたのです。
 しかしながら、ピカードの知識は吸収しても、彼の考えかた、いわゆる知恵の部分、個性はボーグのネットワークに乗せることはしませんでした。集団であるボーグ社会に、個人の意見を持たせるという思考はボーグにとって「非」効率的だから。

 だからこそ、ピカードは意識は残されたまま、ボーグに操られるという、その後の彼の人生で、ずっとトラウマになるであろう屈辱的な体験を受ける羽目になったのです。
 ピカードが知りえた艦隊の防備に弱い星域、船の弱点、それがことごとくボーグには伝わり、前述の通り、艦隊の船はほとんどが破壊され、乗員は死に、いとも簡単に地球までの行程を許す結果となってしまいました。(俗に言う『ウルフ359の戦い』です)

 艦長を失ったエンタープライズは、ボーグキューブが地球に到達する寸前で必死の思いで追いつきます。

 副長のライカー、操舵主任のデータ少佐、ドクタークラッシャー、戦術仕官ウォーフ少尉らエンタープライズのクルーは決死の覚悟でボーグキューブ内部へ転送降下。ピカード艦長の奪還を謀ります。

 内部では行き交うボーグたちが、まるでライカーたちが目に入らないかのように歩き回り、それぞれが船の運航のための作業を行っています。
 いつ攻撃されるとも知れないのでフェイザーライフルを構えるウォーフ。しかしデータは「彼らはこちらを脅威とみなさない限り襲ってこない」と言い放ち、実際ボーグは見向きもしません。
 外を歩いていて草むらに虫を見かけたとしても、よほど近くまで飛んできたり害をなさなければ、わざわざそちらまで歩いて行って手で払ったりはしないってカンジ。

 まぁ、結局はボーグとの戦闘になるのだけど。そこは省略。
 なんだかんだで、無事にピカードを取り戻しエンタープライズへと帰還したクルーたち。しかしピカード艦長は無事ではありませんでした。

 身体機能も脳も神経もボーグにより改造されてしまっていて、それらを外科手術で除去することは彼の死にもつながりかねません。
 しかも今この目の前にいるピカードは、機械でグロテスクに覆われており、かろうじて外見はピカードの姿は取り留めているものの、発する言葉も動きも全てボーグそのものです。

 機関主任のラフォージュが、機械化されたピカードの神経回路を、サイバネテック生命体であるデータ少佐のポジトロニックブレインと接続させる提案をします。
 上手くいけば、艦長を目覚めさせることができるかもしれない。同化されたばかりの体は、まだ完全にはボーグの支配下に置かれていないかもしれない。
 もしも艦長が、二度と自らの意思を取り戻せないほどの重症であっても、そこまで同化のプロセスが進んでいるのであれば、調べることによってボーグのなんらかの弱点を発見できるかもしれない。

 ボーグの一人称は常に「我々」です。個人という考え方がないため。
 それゆえ一個体は、個人としての考えや判断力はなく、他の一個体が得た情報がすぐさまネットワークを中継して全個体が共有するシステムをとっています。
 つまり一個体から逆にネットワークを通じて、ボーグのシステムを読み暴こうという目論見です。

 データ少佐は、ボーグのコントロールアクセスに入り込むことに成功しますが、現在進行中の地球への攻撃と侵略を「中止」するという命令や「武装解除」という命令系統には、当然にことながら高度なプロテクトがかかっており、ボーグキューブの進行を止めることはできません。

 こうしている間にもエンタープライズはボーグキューブからの攻撃を受け、しかもこちらの反撃は全く通用せず、既にこちらの船のシールドは危険レベルまで達しています。
 このまま最後の砦であるエンタープライズは破壊され、地球はボーグに蹂躙されるところとなり、全人類はボーグとして同化されてしまうのでしょうか。

 再三のアクセスを試みるデータは、ピカードに命令を発しているボーグのごくごく基本的な指令コマンドへのアクセスをようやく成功しました。攻撃指令を停止させるような高度なレベルまでの侵入を行うには、時間も技術も足りません。

 ピカードとしての意識を回復させようとするクルー達。それでも無理矢理にボーグの回路から切り離すと個体は死んでしまいます。

 自我のないはずのピカードが「データ…データ」と口を開きます。
 最初はドクタークラッシャーやラフォージュをはじめとするクルーはそれが、意識の深層に残っていた艦長のうわごとではないかと考えます。

 「眠れ データ 眠れ」
 しかしながらこれを聞いたデータはこの言葉を、単純にイレギュラー的な神経への逆結のアクセスによるピカードの単なる脳内の反射作用だとは考えませんでした。
 「これはきっと艦長からのメッセージだ。作戦の指令だ」

 データはピカードを通じて再度ボーグネットワークに対してコマンドを入力します。
 それは先ほどまでの高度な指揮伝達系統へ命令実行ではなく、機械生命体ではあっても有機体が必ず行わなければならない本能への命令コマンド。

 猛攻をしかけていたボーグキューブが突如、エンタープライズへの攻撃を止めました。驚くほどの静寂。
 ブリッジでエンタープライズの指揮を執っていた副長のライカーは、コムリンクを通じて機関室にいるデータに問いかけます。「なにをした?」
 「ボーグは今、休息中です」
 「休息だと?」
 「はい、副長。休息をとることはボーグにおいても非常に基本的な機能です。基本的に行われることだからこそ、そのコマンドへの侵入は容易でした」
 「つまり、どういうことだ?わかりやすく説明してくれ、データ」
 「簡単に申し上げると、『眠れ』という指令を与えました」

 半信半疑なライカー副長。ブリッジに仕官に命じて、急に攻撃を中止したボーグキューブの解析を行わせます。防御シールド、オフライン。フェイザーバンクもオフライン。
 完全なる無防備となってるボーグに対して、こちらは武器の照準を合わせて一言「撃て」。

 つまりなにが言いたいのかというと、僕も早く寝なさいってことなんですね。今1時53分。あーあ、また5時間しか寝れないよ。


:補足
 時計ありました。
 
 これ、ボーグインプラントをつけられたピカード艦長

N-3B

2008年01月26日 22時30分16秒 | 個人日誌
 寒いよ~寒いよ~。お風呂に入りたいよ~。温泉行きたいよー。
 いや、こんなに寒い日が、こんなに連続して続くなんてさ~。本当に地球温暖化してるの?してないよ、きっと。

 年間で数回しか湯船に浸かるってことをしません。お湯をはるのがめんど…いかんいかん、面倒とかそんな言葉はもう使わないことにしたんだ、僕の中では。

 だるくてね、お湯はるのが。
 ザブ~ンと入るのは実家に帰ったときか、稀に銭湯に行ったときくらい。

 宿に到着したら、まずは温泉。ゆっくり浸かってから部屋ではプイ~ンとして。
 いやいや、そのまえに。朝から出発して、景色を眺めながらゆっくりとドライブ気分で目的地へ向かいたい。

 ドライブの途中、晴れた空のした、店先のベンチでご当地のアイスとか、甘いものが食べたいとこだ。お互い違う味を選んで、「それも一口食べさせて」とか言いたいな。
 宿はやっぱり、「思ったよりもキレイじゃん」と思わせて欲しいね。荷物は自分たちで運ぶから案内は結構です。靴を脱いで部屋に上がって、そこからの景色を見て人心地。温泉に入るのは一服してからだな。
 初回の温泉は、まずはさっくりと。からだを温める程度に。

 あの、あれ、あるじゃあない。温泉宿の部屋で、和室の横の窓際あたりに決まったように一段低くなってテーブルがあって、椅子が向かい合わせで並んでいる箇所があるじゃあないですか。隅っこにタオルを干すとことかあって。
 浴衣姿で、そこに座って窓の外の雪景色でも見ながら、わーとかハァ~とか言いながらダラダラして。

 晩御飯の時間までだいぶあるなら、一度服に着替えて外でも散歩したい。ただただ「寒い!」って言うだけのために。湖が近くにあれば見にいきたいな。夕日はどっちに沈むんだ?

 夜は部屋で食事したい。その辺の海でとれたウニやらカニやらアワビやらを持ってきてちょうだい。固形燃料で小さな鍋もいいね。瓶ビールを、そうだな…とりあえず5本ほど持ってきてもらおうか。
 程よく酔ったところで、もう一回温泉に入ろう。体中がふやけたところで、どうでもいいような温泉宿のお土産を眺めながら買うわけでもなく冷やかして。
 部屋に戻って、また飲んで。

 あれ?ここまで書いていて「なんかこんなん以前も書いた気がするぞ?」と思ったら…やられた。
2007年07月21日『勇気と臆病は、思ってるほど明確な区別はない。』 とほぼ同じ文章じゃん。

 Romiyさんと話したんでしたっけ?「それでも温泉って男と女の二人で行ってもなんだかね~だよね」みたいな話。温泉メインだと会話ないし、別に一緒に入れるわけじゃあないから、それなら大人数のほうが絶対楽しいって話。

 とうとうこの冬、出陣と相成りました。


 これ。N-3Bです。12、3年は着てますね。

 大学一年かそこらのこと。
 前の晩でがっつり飲んで、僕はミノルハイツに泊めてもらって。泊めてもらったくせに「この部屋寒いな~」と文句ばかり言ってたのだけど、そんな二日酔いの朝にshow先生が「コート買いに行かん?」と唐突に提案してきた。
 狸小路にある、今でもあるのかな、なんていったかなあの店。振られ気分でロックンロールみたいな名前の店。
 ドイツ軍とかアメリカ軍からの流出品を扱うようなミリタリーなグッズ満載なお店。店内が狭いけど、そのごちゃごちゃ感がけっこうキライじゃあない。今もまだ健在ならチラリと覗きに行きたいくらい。

 show先生の話では「二着で15000円」との触れ込みだったけど、実際にはそれは一着の値段。
 しかしながらこれはいい買い物でした。僕の人生の中で、いい買い物ベスト3にランクインするな。
 なんといっても暖かい。頭まですっぽりフードかぶってしまえば死角ないよ。ファーがフワフワで中の生地も肌触りいいし。そこらへんのちゃらちゃらしたコートより断然暖かいし、生地も厚くて丈夫でグイグイ引っ張ってもへっちゃら。
 ポケットも大きくて深くてたくさんあるし。たくさんのポケットはシルエットを損なうもんだけど、このN-3Bに限っていえばその弱点はない。すっきりで無駄がない。
 膝上のこの長さがまたいいね。無駄に長くない。

 たまに街でN-3Bっぽいのを着ている男とか見かけるけど、「オマエが着るな!」って怒りすら感じるね。小柄な女のコが着てたりするとかわいいアイテムだと思うんだけど、残念ながら着ているのは見たことがない。「っぽい」ものは見るのだけど。

反撃のときを待つ

2008年01月23日 23時26分35秒 | 個人日誌
 ども、ごぶさたです。
 実は扁桃腺が腫れてエライことになりまして、ご飯は食べられないし水も飲めないしで、会社を休みました。シジマが。

 自分大好きっつーか、自分かわいいので今月の日記を読み返してみました。うむー、なんか内容に乏しいな~って思いました。本気で書いてないでしょ?ってカンジ。
 休みの日の夜とか、休みの前の日の夜もテンション上がるじゃあないですか?イキオイあるというか。飲んでいても。そのイキオイがあまりないんだよな。今週はどういうわけか。

 僕はいたって健康です。うそ。

 休みの日には病院に行くのが恒例になってしまいました。こんなことしていたら青春が終わっちゃうよ。

 午前中から腰のリハビリを受けました。なんだか寝っころがって腰をぐいぐいと引っ張られます。両わきの下にベルトをこうやって固定、腰周りにも固定、そんで引っ張ります。こうやって身長を伸ばしているんですね~。

 それが終わると、前回も書きましたが右頬下にあるデキモノも処置したあとの経過を診てもらいます。
 「もう袁紹…炎症は治まったようだから手術しましょうか」
 「え?今なんて?」
 「来週また来てください」
 今月は休まないつもりだったんですが、どうしても木曜日じゃあないと手術できないとわがままを言われたので一日休まないとな~。
 手術といっても局所麻酔だか打って30分程度で終わるみたい。でも手術着に着替えるのが少しドキドキ。記念に持って帰ったら怒られるかな。
 手術の同意書ってやつを書くようにいわれました。保証人は空欄でもいいですか?と尋ねたら、いいですとのことだった。

 手術のまえに血液検査をしなければいけないというので、血も抜かれました。「オマエらの血は何色だ~!!」とか言われながら。
 あ~もう。休みの時間は削られるわ、惰性でツラ~っと行ったらイキナリ採血されるわでやっぱ病院なんて楽しくもなんともねーっす。
 昨日今日とロクな食生活をしていなかったせいか、かる~く貧血。昼間なのに星が見えましたね。北斗七星の横でひっそりと輝く星が。

 それにしても本当に寒いですね。去年はこんなに寒くなかったと思う。寒ければ、もう少し僕のブログの中にでも「寒い」って表現があってもおかしくない。
 都心では雪が降ったそうですが、僕が住んでいるあたりでは朝方に少し降っただけのようです。一日中冷たい雨でした。こんな日は温かいものが食べたいので、最近お気に入りのラーメン屋へ。


飽きてきた。

 テンション低いわけでもないんだよな~、別に動くのが面倒なわけでもないのだけど、なにもしたくないというよりはなにを見ても心が動かない。部屋でボ~っとしていると平気で一時間くらい経っている。うむ、これは良くないぞ、俺。
 手術もイベントということにして、心の底から楽しんでしまえ!ブログのネタになるしね。どうせなら思いっきり切っちゃってください。そんで酔っ払ったときに手術自慢とかするから。「いや~ここの傷はさ~」なんて。


晩御飯はこれ。あとはブロッコリー(茹でるのが面倒だったのでレンジでチンしただけ)とミニトマト。

 誰がなんといおうと、生ハムはこれです。「十勝グルメの便り ロース生ハム」他のものに比べてしっとり感が段違いです。本当のプロシュートってやつはパサパサっとしていて塩味がきいていますが、それもキライじゃあないが値段も高いので普段は食べない。

 どうでもいいけど、アメリカの大統領選挙ってなんだか意味わからないね。同じ党の候補が争ってんの?そんなに日本のマスコミがとりあげるほどのネタなのかな。マジでどうでもいいわ。
 たいした意味のないネタをさも重大かのように取り上げてるけど、俺にとっちゃあ、明日の仕事具合とか、シジマは病院に行く金はあるのか?とか、来月よね3来るときに休みとれるのかどうかのほうが大事。

 まぁ、誰もがそうなのかもしれないけど。
 僕は、一人のときはどんなに落ち込んでも楽しくなくてもいいんじゃあないかな、と思う。それはそれで億劫な気持ちであることには変わりないのだけど。その代わりに、誰かと飲みに行ったりするときなんかは、普段溜め込んだ力を思う存分開放してあげたい。疲れた顔とか、悲しげな表情とか思いつめた横顔なんかはしたくないね。
 

蹴り飛ばす

2008年01月19日 23時41分05秒 | 個人日誌
 天気予報では明日は雪だそうだ。降らないほうに賭けよう。魂を。

 イヤなことあってさ~なんてことはあまり書かないようにしています。だって日中あったイヤなことを、わざわざ帰ってきてから振り返ってまた気分悪くなるの嫌だし。
 それでもイヤな思いなんてことは、普通に生活していればたいがい起きるものだけど、書き残すことにどれだけの意味があるのかわからないけど、目をそむけちゃあいけない気もするのであえて書きます。
 読むと気分悪くなると思うので、「みんなみんな生きているんだ友達な~んだ~」ってかたは、この先は読まないほうがいいです。マジで。

 今日の一件目のお客さんは、一人暮らしをしたおばあさんの家でした。
 娘さんが代理で契約するとのことだったので、お伺いする日時を娘さんと電話でやりとりしていて、先日に一度、約束の時間に訪問したのだけど、これがまた外から見てもわかるくらいのゴミ屋敷っつーか、秩序がないんですよね、玄関先に。
 そして不在。しばらく待つが戻ってくる様子もなかったので次のアポへ向かう。のちほど電話が入って、風邪をひいて病院に行っていたとのこと。それならしょうがないよね、とそのときは思っていた。週末にまた訪問することになる。
 だから今日は再アポ。
 僕は「娘さん」と書いているけどさ、会うまで娘と思わなかったね。だって声が男だもん。男っつーか、汚いんだ。喋りかたが。
 しかも今日はそのおばあさん宅で会う予定だったんだけど、時間きっかりにお伺いすると、おばあさんしかいない。おばあさんも「もうすぐ娘が来るはずなんだけどね~」と困り顔。
 30分遅れてやってきた娘さんは、悪びれる様子もなし。「すみません、遅れて」とは言ってたけど。なんだ、その上下スウェットは。

 子供づれでやってきて(それは別にかまわないが)、僕が話している途中もタバコを吸って、子供の友達も一緒に連れてきて(それも別にかまわない)、その子たちがトランプをやりだしてはしゃいでいると(それもかまわない。子供は友達と遊んで元気でいるのが仕事みたいなものだし)、イキナリ声を張り上げてこの娘さん「あんたらうるさいよ!しまいにはブチ殺すよ!」と言う。
 あーやだ。

 30分待つ間、おばあさんはどういうわけか僕に、娘は最近旦那と離婚して、その旦那は浮気ばかりして家に帰ってこないだの家賃はいれるけどフラフラ遊びまわって挙句に体を壊してだの、他人の僕にはどうでもいい情報をたくさんくれたのだが、「この娘にしてその旦那あり」と思いました。

 こっちは仕事だから、不快な素振りはせずに(たぶん表情には出ていないと思うが、こればかりは自分でもわからないよな)契約をしてもらいました。

 午後からは横浜で業者と打ち合わせ。駅構内で待ち合わせだったが時間になってもやってこない。たしかこの店の前でという約束だったが。
 電話をしてみようかと考えたころに、当の人間から電話が入った。「早めのに着いたので先に店に入ってました。今どこですか?」オマエが指定した店の前だよ。まぁ、このくらいは日常茶飯事なので文句はもちろん言わない。そんなに腹立たないし。
 これはそんなにイヤなことでもないか。こんなのは慣れた。

 打ち合わせが終わって帰社するため電車を待っていた、ホームで隣に並んでいた女性が滑り込んできた電車に乗り込んだときにコトは起こった。
 その電車のドアが開くと女性は電車の中に進み、その進行方向にいた男が網棚から荷物を降ろすときに、その荷物が頭にガン!と当たってしまったんですね。男は(男と呼ぶには若すぎるせいぜい高校生くらいか)一緒に乗っていた友達らしき人間と喋るのに夢中で、当たったことには気づかずに。
 女性は腹が立ったのだろう、男の後ろから肘でかるく小突いた。すると男は「なんだこの女は?」と振り返り、やはり肘打ちを返して「くそったれ!」と言い放ちました。
 もうやめようよ。

 偶然僕はいい(悪い?)位置にいて。電車に乗り込む人間が後ろからどんどん来るから、僕の立ち位置はちょうど肘を打ち合った女性と男との間に割り込む形となった。
 二人はそれ以上なにかをしようとはしなかったが、考えました。「ここでもしもこの二人がまたなにか始めたら僕が止めなきゃあならないのか?それとも放っておくか?変に首突っ込んだら、僕もケンカの当人となるのではないか?こんな他人だらけの電車の中で他人のケンカにしゃしゃり出てどうなるっていうんだ?」ってことを。

 電車を降りてホームから改札へと昇る階段の途中で、足元にカードのようなものがたくさん散らばっていました。なんだろう?と不思議に思って上を見上げると、男性が一人、財布に入れていたカード類をなんらかの理由でまとめて落としてしまったのか拾っていた。誰もがその横を通り過ぎる。誰も拾うことを手伝いはしない。
 僕も手伝うことはしない。黙って通りすぎた。

 もしも僕が、今日のどの場面にでも、再度出会う機会があっても、同じ行動をするだろう。

 どうでもいいじゃあないか、他人なんて。ということまではさすがに思わないけど。
 僕が首を突っ込んで、なにかがいい方向に向かうのかな。
 その子供の将来が変わるのか?女性は助かったと感じるのか?男は僕にケンカを売るのだろうか?拾うという僕の行動で、階段の渋滞にさらなる渋滞を起こすんじゃあないだろうか?
 
 僕も、僕の友達もきっとそうなんだろうけど、そんなことがあった日には、どうでもいい話をして飲みたいな。もし今日起こったことを話すような空気になっても、かる~いネタとして「今日イヤなものみたよ」って話す。「マジかよ?!それはムカつくな~」「でしょ?」ってなんでもないことのように酒の肴にしたいところだ。

 事実として、もしもそこで僕が相手を蹴り飛ばしていたなら。そんなことはここには書けない。真顔で話せない。
 僕の友達や好きなひとが、何事かにやむなく怒ってしまって我を忘れたなんて話をしだしたら、それを聞くのはなにか悲しいもんね。「そんな目に遭ったんだ。悔しいね」って思う。
 友人が怒りを表さざるを得ない状況に追い込んだ、知らない他人に本当に腹がたったりするだろう。

どういうふうにそうさをはじめますか?

2008年01月18日 23時30分53秒 | 個人日誌
 なんか最近はひとつ流れを作ると、その流れのままズルズルと書き連ねることが多いな。今はなぜか「幸せ」について。ちょっと前は「言葉ってなんだ?」とか、もしくは三国志だったし、「恋ってやつはよ~」とか、シジマとか。

 朝が一番寒いです。風も強いし、なにより仕事に行きたくない気持ちが寒さを倍増させるよな~。
 会社近くまできたところで、信号待ちのパジェロミニから誰かがこっちに向かって手を振っている。「この皮ジャンは13年モノだぞ」とか思いながらよくよく目を凝らすと、つい最近営業部に移ってきた人間ではないか。
 「どしたの?今日休み? あ!?もしかして産まれた?!」
 「はい!無事に産まれました!」

 彼は僕の2コ下くらいで入社しばらくは事務系の仕事をしていた。当時はほとんど仕事上の絡みはなかったのだが、いつのまにか「最近どーよ?」なんて僕が馴れ馴れしく気楽な口をきくようになったので、それ以降なんだかよく話すようになった一人だ。腰痛もちって点で一致してるけどね。
 結婚したんですよ~なんて報告してきたときには、既に奥さんは妊娠していて(たしかそうだった気がする。間違ったらすまん)、昨日の時点で予定日はもう一週間も過ぎていた。
 心配する彼に「初産だからそんなもんだ」と適当なことを言ってた僕ですが、朝っぱらからこんな嬉しいニュースはないね。

 会社に到着すると、また別のひとが。
 こっちの彼は一昨年結婚式を挙げたやっぱり僕の2コ下の男なのだが、入社してすぐにいじめやすそうな気配を僕は感じたので、「最近どーよ?」と馴れ馴れしく気軽な口をきいて遊んでやってるそんなひと。
 彼はよくいつも休日に出勤をしているので、僕は「カミさんとケンカしたのかい?」と尋ねるのだが(ケンカしたことなど聞いたこともないし、勝手にいってるだけ)、その彼がマグカップになにやら透明な液体を入れて大事そうに抱えて歩いている。
 「なにそれ?お湯?」
 「白湯ですw」
 「そんなに金ないのか?あーそっか、もうすぐ新居も完成だもんな~」
 「節約しないといけないんで」
 来週には引渡しだそうで。2世帯住宅とのことだがこれは是非とも遊びに行ってムチャしたいものだ。

 かたや子供が産まれ、かたや新築を建てて、みんな僕のおかげで立派に成長したな~…と朝から思いました。

 あ~もう、寒いけど外回り行きますか!やだ。
 一件目のお客さんはあっという間に契約できなさそうな雰囲気醸し出したので、適当なとこで切り上げる。今日は午後から横浜に行かなきゃあならないけど、ずいぶんと時間が余ったので病院に行きました。
 外科。このまえ切ったとこを診てもらうため。薬も欲しいし。

 待合室でいいだけ寝ました。ようやく名前を呼ばれたのが13時前頃。次のアポは14時だけどだいじょうぶかな?

 「傷口が閉じかかってますね」
 「???」閉じちゃあダメなんですか。
 なんでも今はまだ中にある膿だかが全部出ていないので、ガーゼを傷口に詰めてわざと回復を遅らせていたらしい。そりゃあ痛いわ。
 つーわけで、また傷口を開いてグイグイとされました。神はいないのか。

 治療を終え、会計に呼ばれるのをウロウロしながら待っていると、カウンターの前でじいさんが一人、そこの職員に向かってなにか文句を言っている。やれ、カード払いができないなんておかしいとか、この病院は手続きに時間がかかりすぎだ、とか。オマエのせいで俺の手続きが遅れてんだよ。
 このじいさん、僕が待合室でいい夢見ているときにも「ちょっとタバコを吸いに行ってくるから、あとどのくらいで順番が来るか教えてくれ」と職員に尋ねて「8番目です」と言われると「そんなに待てるか!」とアホヅラこいてのたまってたんだよな~。
 自分の発した質問の答えがまっとうに返ってきても、それが気に入らなければまっとうな対応ができずに癇癪を起こすだけの、最早この世にいていい生物じゃあないなって思われてるぞ、この待合室のみんなに。

 このじいさんはどんな人生を歩んできたんだろう?と考えた。
 どんな青春を送ったんだろう?戦争には行ったのかな?家族はいるのかな?孫はいるのか?いるならその顔はかわいいものじゃあないのか?奥さんとの関係は良好なのか?この歳になって親友と呼べる人間は周りにいるのか?もう亡くなってしまったのか?毎日食べるご飯をおいしと思って食べているのか?この冬の寒さを感じる心は持ち合わせているのか?

 僕の周りにはたくさんの幸せなひとがいるぞ。みんな僕に「こんなことがありました。こんな楽しいことが。こんな素敵なことが」って笑顔で話してくる。
 だが、じいさん、あんたに分け与えられるほどの幸せはもってないな。自分で探せ。その歳になっても周りの幸せに気づかないなんて、そんな人間はひとと話をする権利すらないんだぞ。一人で喋ってろ。誰の邪魔もしないように。
 ホントはいるんだぞ、あんたの周りにも。だけど、それに気がつかないなんてさ、自ら楽しみ奪ってるだけさ。こんな若輩者が意見するのもなんだけどよ~。

 一人でいれば毎日なんか単調なはずなんだけど、自分を中心としたときに確実にこんな狭い人間関係のなかでもめまぐるしい速さで物事は動いていて、単調なくせに忙しくて余裕はないとか言ってるから、それに気づかないことが多いけど。
 その動きの中で、こっちに行っては「おめでとう!」と祝福し、あっちに行っては一緒にお酒を飲み、かたやこっちでは「わかるよ、それも」とお互いが慰め合い、ときにはお互い黙っていても。


写真は本文とあまりにも関係ありません。

イーアル・カンフーの40面で動かなくなる

2008年01月17日 23時25分57秒 | 個人日誌
 ブログを始めてから今日でちょうど一年です。パチパチパチ。

 一年前のブログを読んでみたんですけどね…休みの日に車で遠出して、一人でラーメン食べに行ってるの。しかも札幌味噌ラーメンを。
 成長がないね。

 今日は仕事中になぜかイーアルカンフーの音楽が頭から離れずに、棒男と火吹き男、ヌンチャク男、手裏剣女、謎の男ウーを全部飛び蹴りでやっつけました。




 幸せをみつける能力ってのがある。
 普通に生きているだけでいろんな出来事が周りには満ち溢れているんだけど、その出来事ひとつひとつを幸せとして掴むのは、運とか実力とかの問題じゃあなくて、幸せだと気がつく能力があるのかないのかって話。

 例えばですね、二日前の話なんだけど。
 昼まで休日出勤して、会社帰りに自転車で信号待ちしてると、隣に並んだ同じく自転車に乗った見知らぬ男が、僕に向かってなにか言ってるんだよね。
 イヤホン耳に挟んだままだから、なに言っているのか全然聞き取れないんだけど、どう見ても僕に話しかけている。
 「なんだよ、うぜーな」と思ってると「その皮ジャンかっこいいですね。どこのブランドですか?」なんて尋ねてきた。
 営業という仕事に慣れたせいか、知らない人間に話しかけられてもそれほど抵抗はなくなったので、その場で皮ジャンを脱ぎ脱ぎ「いや~、僕もどこのブランドかよく知らないんですよ~ハハハ。え~となんて書いてあるのかな?」と返すくらいにはなった。
 「これは札幌で買いまして、かれこれ13年くらいは着てますかね~。でもちゃんと手入れしてないから皮も硬くなっちゃって」なんて話の長い僕。
 
 せっかく青に変わった信号がまた赤に変わり、そこでなんとなく見知らぬ他人であることを急に意識してしまった。
 向こうも、俺がこんなに喋るなんて思っていなかったに違いない。急に真顔になって「信号長いですね…」とか言い出した。

 「オマエが話しかけたからだろうがッ!!」とは思うが顔には出さない。
 間がもたなくなったと感じたのか、男は「そこまで買い物に行くんですよ」と喋りだした。「へー」
 「じゃあこれで」と言い残して自転車を漕いでいった謎の男ウー。
 そのとき思ったのは「これはブログのネタに使えるかな~?」ってこと。

 見知らぬ他人に話しかけられることなんか、仕事以外では滅多にない。道を聞かれたことすらないな。
 それなのに、アパートの向かいに住んでいる一戸建てのおばさんとは会えば必ず挨拶して「今日はあったかですね~」「明け方は寒いですよね~」なんて会話をする。

 「つーか、オマエ自転車こぐの遅いよ!」先に行った見知らぬ男の速度があまりに遅い。
 こういうとき礼儀としてさ~、礼儀じゃあないかもしれないけど、俺が追いつけないくらい先に行けよな~。それをまた俺が抜かすのってなんか気まずいじゃんか。距離が開くように信号のところでわざとイヤホンつけるのをトロトロしたり、皮ジャン着るのものんびりした俺の努力をオマエだけはわかれ。

 むりっくりに、物事をポジティブに考えるのはやっぱり無理です。
 なんでもないどうでもいい日常に意味を見出そうたって、無理な話。
 「なんでもない日常なんかない」なんて言うひとがいたら、オマエどれだけ自分好きなのよ!って思うな。
 ただ、面白いことってのはわりとそのあたりに転がっていて。それを見つけることができるか?それをおもしろおかしく話すことができるか?ってことがなかなか難しい。
 見つけることはできても、それを表現できなければ何も見つけていないのと同じなんだよな~。

 僕なんかはほとんどが部屋→会社→外回り→会社→スーパー→部屋の繰り返しな生活なんだけど、その中でも細かく分ければ「あ~今日も寒いな~、でも札幌はもっと寒いよな。こんな寒い日にはとりあえず部室に行って誰か誘って串鳥で熱燗でも飲みながら新一年生の批評でもして、GM KURAのとこでも行って三国志を朝までやりたいな~」なんてことを考えながら仕事に向かうし、通勤の道で猫が車に轢かれて死んでいると「どうして飛び出したのさ…」って思うし、仕事中も「お昼なにを食べようかな~」ってルンルンするし、スーパーではトロそうなバイトに心の中であだ名をつける。

 一日として同じ日なんてない、とかいうひともいるけど、それはウソだ。
 ほとんど同じ日でたまになにか出来事があって、その楽しみのために生きているのがだいたいほとんどの人間なんだろうと思う。

 一周年ってことで、さくっとした軽いこと書くつもりだったのに。悪い癖でなんか適当なこと書いちゃったな。書き始めたときはオチはあった気もするけど、飲んでるうちに忘れちゃった。

 僕、イーアル・カンフーの三角蹴り、めちゃんこ得意よ。

左手は、義手でよかったわい

2008年01月16日 23時47分39秒 | 個人日誌
 はい、ども。こんばんは。今日のおつまみはミニトマトオンリーです。

 昨日の話。
 休みなんだけど、朝から出勤しました。いつもいつも「仕事はダルイな~」と言ってますが、稀に休日出勤します。ホント稀に。給料つかないけど、やっておかないとなんつーか座りが悪い仕事もあるし、しょうがない。

 さくっと昼には終えて、ラーメンを食べに行きました。
 最近フェイバリットなラーメン屋があって、自分の部屋から(僕は絶対ここを『家』とは表記していないんだけど、どれだけのひとが気づいているかな?どうでもいいですけど)車で20分ほどかかる、近場とはいい難いお店なんだけど、おいしいんです。
 ジューシーにも食べさせてあげたい。(いや、別に企画モノってわけじゃあないよ、普通のラーメン屋ですから)
 味噌ラーメンしか提供しない、それも札幌ラーメンなんだけど、どこで食べた味噌ラーメンよりもおいしい。しゃきしゃきしたもやしもねぎもたっぷりで、チャーシューっつーか角煮なんかは一枚で普通の5倍の厚さがあります。麺もつるつるしていて、少しだけうねりがあるからスープによく絡んでいいカンジ。

 写真はありません。もう少し常連になってから撮ろうと思います。なんか気恥ずかしいんだよね~、写真撮るのって。カウンターだから勝手に撮るのもどうかなーって気もするし。

 病院に行きました。なんかヒマさえあれば病院に行ってるみたいだけど、ヒマなんです。
 見ればわかるように、湿疹や吹き出物が出やすい体質です。きっと日頃の不摂生とアルコール漬け、やめるやめると言ってるだけのタバコと5枚分のチャーシューのおかげですね。

 左の顎のあたりに妙なしこりがあるなァ~って年末から思っていたのですが、そのうち治るもんだとタカをくくっていたところ、わりと成長してコインくらいの大きさまでチュミミ~ンとしてきたので、「アチョー!」と首の頚動脈をプツーンと掻っ切られる前に、なんとかしてもらおうと皮膚科を受診しに行きました。

 皮膚科はお休みだったので、外科へ。

 「うむ…これは切り取りましょう」
 「えッ!おいおいおい。薬かなんか塗って包帯巻くだけじゃあダメなのかい?」
 「わたしのいうことたしかね わたし英国で医学 勉強したね ノープロブレムよ モーチョー手術もできるよ」

 そんなお医者さんに、麻酔をしてもらって切ってもらいました。
 「痛いですか~」
 「痛いわ!」

 関羽は矢に入られた肘の治療の際し、切開して骨を削りましょうという名医華陀に向かっておもむろに左肘を差し出すと「さぁ、やってくれ」と告げました。
 華陀といえば、人類で初の麻酔(麻沸散 まふっさん と読みます。「痛みの散るお湯と書いて『痛散湯』とは違う」)を使用した手術をしたらしいこと有名です。全身麻酔を用いて、治せぬ病気はないとまで言われた名医でした。(ドクターボンベとは違う。ドクターボンベは「麻酔を使わずとも一切の痛みを与えぬ」とか言い張るしね)

 華陀は関羽将軍が「麻酔はいらん」というのでびっくりしてしまいました。
 「お言葉ですが関将軍、麻酔なしで切開し、骨を削るのは相当な痛みを伴いますぞ」
 「日頃から戦場に出て、常に死と向き合っているのだ。医者の手術くらいで痛みを訴えていたら、敵とは対峙できぬ」
 
 これを聞いた華陀は「さすがは世に名の知れた関羽将軍。噂に違わぬ」と納得し、「それでは執刀いたします」と言い放って、メスを入れました。
 華陀が汗まみれになって肉を削ぎ、骨を削り、矢の毒を絞りだす間、関羽は平然と碁を打っていたといいます。
 
 治療は無事に終わり。
 「あなたは名患者でございますな」
 「名医と名患者では、どんな怪我も病気も尻尾を巻いて逃げ出すであろうな」
 と、華陀も関羽もおおいに笑いました。

 話は戻りますが。医者にシャワーを禁じられたので、困りました。しばらくの間プイ~ンと生きていくことになるのかな。
 そのあと、腰のリハビリのために整形外科も受診の予約をしていましたが、時間がないのでキャンセル。
 今夜はりちゅさんとランドマークタワーに昇りに行くのです。

 ランドマークタワーの展望台は、えらい高いというもっぱらの評判でしたが、こんなん僕がいつも見ている景色と変わらないではないか。
 そんな僕の目線に関して、詳しくはりちゅさんの日記でどーぞ。

 翌日、つまり今日は午前中からまた病院に行きます。あーめんど~だ。
 自分のからだのことだからしょうがないじゃんって声もありますが、自分のことが一番面倒なんです。
 傷口を、見たこともないような器具でグイグイやられて(それが自分には見えないのが幸せなのかも)、しっかり防水してもらいました。よかった。シャワー浴びたいもんね。
 さすがに32歳ともなると僕もお酒交じりの加齢臭漂う青年14歳だし。今、シジマあたり「死臭じゃあないんですか?」とか思ったべ?ひどいやつだ。

 お腹も空いたので、最近は休みの日には恒例となったカツカレーを食べました。さすがに毎週のように来ていると、チェーン店であっても店員が「いつもありがとうございます」と言ってくれるのが嬉しい。

 絆創膏の大きいやつは、看護婦さんが丹念に貼ってくれたにも関わらず、シャワーを浴びたらあっという間に剥がれました。どうしたものか…「このジョセフ・ジョースターが戦いにおいて貴様なんかとは年季が違うということを、これから思い知らせてやる」ってカンジです。

 とは言ったものの、これからどうすればいいんじゃ…。
 医者には二日に一回は包帯を換えに来てくださいと言われるし、今日診てもらった整形外科の先生にも「一週間に2、3回は通ってください」と言われるし。仕事休みたいな。本気で治す気があるなら。でも休まないんだろうな~。
 休みはもっとこう、遊ぶときのためにとっておきたいじゃん。だいたい未だ風邪を引いてもなんでも体調不良で休んだことはないので、ここは意地だ。
 とは言いながら、営業職で外回りのいいところは自分のペースで仕事ができるってことだね。どうしても具合悪ければ車の中で休むもんね~だ。

 夕方、座椅子の上で少しだけ眠ろうと思って、あっという間に寝てしまい気がついたら4時間も経ってました。
 どこかでバランスを保とうとしているんだよな。からだも。僕が病んでいるこの腰も皮膚もそれに費やした時間も、いずれはその分だけバランスを保とうをしてくれるのか。
 本当に癒される、幸せな時間という形で。

みつかるかな

2008年01月14日 23時47分27秒 | 個人日誌
 昨日の夜のことなんですがね。

 いつもどおり適当につら~っと仕事して会社を出たとこで、自転車置き場にあべくんの自転車を発見しました。
 正確には自転車置き場横の、少し段差になっているところにひっそりと佇んでいるのをみつけました。帰ってきたか。
 でも鍵とか壊された形跡はないんだよね。つーことは盗まれてない。誰がこんなところに置いたんだろう?いや、いくら僕が物事覚えていないっても、こんな所には置いたのを忘れたってわけじゃあないし、そもそもこんなところに置かない。
 自転車は泣きも笑いもしないけど、なんか悪いことした気分だ。いつからここにあったんだろう?見つけられなくてごめんな。つーか、言えよ、ここにいるってさ~。
 みつかるまで待ってるなんて、やっちゃあいけないことだ。

 なにはともあれ帰還したあべくんのチャリですが、新しいの買ってしまったし…。放置プレーだな。そういうの好きでしょ、あべくんも。

 今日は成人の日らしいですね。何年前からだろう?祝日が週の月曜日になったのって。俺が大臣になったらこんな制度、即廃止だな。
 だってさ~三連休になったからって、どこ行っても混んでるでしょ。たしかこの案が国会で出たときって「これで国民の消費も上がって景気回復のひとつの転機になる」とか、そんな理由だった気がするんだけど、じぇんじぇん関係ないじゃん。
 僕は休めないので、妬みです。だからなに?

 成人の日か…自分のときはなにしていたかな。
 僕はもともと東区の住民で、18になったばかりの頃に西区に移ったものだから、成人式に出席しても、懐かしい友人だとか、幼なじみとかには会えないしでどうでもよかった。
 それ以前に、式典ってやつは苦手なんだよね。じっと座ったり立ったりしてよくわかんない話とか聞いてなきゃあいけないし。

 大学の入学式は遅刻しました。
 たしかその頃は自動車学校通ってたし、そっちのほうが重要だと思って。厚生年金会館だかに私服でのんびりやってきて「どうしてみんなスーツなんだろう?」と思った。
 しかも途中で帰ったな。ダルイとかつまらないとかじゃあなくて、意味がわからなくて。知らない人の集団の中に入っていくってイヤじゃん。電車でもそうだけど。
 卒業式も出てない。
 成人式も、たぶん「バイトのほうが優先」と考えて行かなかったんだろうと思う。その時期ってもう冬休みは終わっていたかな。
 どうでもいいか。

 明日はDVDとCDを返しに行かないとな。

 このまえ「『ゆれる』を観てゆれました」と書きましたが、他に借りてきたものをメモ程度に。


デスノート
 言わずと知れた作品ですね。それはそれとしても藤原竜也さん、けっこう好きです。
 真顔でたんたんとしているのに、たまにはにかんだりんだりするのが好き。他の作品は「新撰組!」くらいしか観たことないのだけど。


スガシカオのシングルばかり集めたやつ。
 『春夏秋冬』が一番好きです。つーか、それくらいしか知らない。

 ♪あなたの明日に僕ができること ひとつくらいみつかるかな

 みつかったためしがない。僕なんかがそんな簡単にみつかってたまるかい!

コツーン…コツーン…

2008年01月13日 23時45分04秒 | 個人日誌
 コツーン…コツーン…

 これは試練だ。過去に打ち克てという試練と俺は受け取った。
 人の成長は未熟な過去を乗り越えることにある。え?オマエもそうだろう?J.P.ポルナレフ。

 この場面好きなんですよね。

 それだけ。

 寒いのでエアコンをつけました。だって寒いんだもん、しょうがないじゃん。

 しかしJOJOは面白いね~。
 初めては高校生のときになんかのキッカケでコミックを読んで、ダービーと承太郎のポーカーのあたりだったと思う。前後関係よく知らないけどなんかすごいな~って感想だったね、たしか。
 毎回欠かさず読むようになったのはDIOが「このDIOがッ!!頭を砕かれて立てないだと~ッ!!」とか言ってるとこでした。



 JOJO好きを公言するわりには、遅いんだよね、スタートは。
 大学に入ってからは、show先生やマドモアゼル唯先生と、北炉や部室や串鳥あたりでひたすらJOJO話だけで飲むこともあったりして、気がつけばすごく好きになっていた。

 今やってるSBRはなんかイマイチ面白さがわからない。読むけどね。とってつけたようなスタンドが多い気がするんだよな~。偉そうに言わせてもらうとさ~。

 このブログの中ではたま~に好きな音楽や読んだ本なんかについて書くけど、漫画についてはまだないな。あ!キン肉マンくらいか。
 好きな漫画ってなんだろうな~。今ふと頭に浮かんだのは「寄生獣」と「めぞん一刻」と「AKIRA」くらいでした。ジャンルに脈絡ないね。

 実はあまり漫画を読みません。週刊誌とかも全然買わないし。キライなわけじゃあないんだけどね。

 「そうだな…わたしは結果だけを求めていない。結果だけを求めようとすると、ひとは近道をしたがるものだ。近道をしたとき真実を見失うかもしれない、やる気も次第に失せていく…(中略)大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。真実に向かおうとする意志さえあれば(中略)いつかは辿りつくわけだろう。向かっているわけだからな。違うかい?」
 「うらやましいな…」

 このセリフも好きです。僕もここを読んだとき「うらやましいな…」とアバッキオみたく思いました。

 JOJOはセリフがかっこいいよね。

ほろほろり

2008年01月12日 23時38分33秒 | 個人日誌
 寒いよ~死んじゃうよ~。朝、目が醒めると部屋が冷え冷えとしています。耐え切れないので朝だけエアコンOKにしました。自分ルール。
 コンタクトもなんか冷たくなってて、その冷たいのを目に入れるのがなんともイヤなんです。だから最近また眼鏡かけてます。

 寒さくらい精神力でなんとかしてやるぜ!と一人意気込んでいたのですが、やっぱ腰が痛いので、無理はいけないかなと。

 たまに香ばしいコメントが届くこのブログですが、だいぶ前に書いたものに「腰痛アドバイザー」なるひとが、たぶん遠隔自動操縦型コメントなのでしょうがやってきました。「コッチヲミロ~ッ!」
 腰痛を治すためなら毎晩飲むビールを一本くらいは減らしてもいいかな?くらいには真剣に痛いので、その治療法を読んでみました。

 なんだかんだ言って小難しく面倒なことか書いてあるのかな~と思ったら「え?こんな簡単に痛みが緩和されるの?」と面食らったので、早速やってみることにしましたが、面倒なのでやめました。
 面倒つーか、コルセットを巻いてそれを折り曲げてアレをアレして…みたいなものなのですが、マイコルセットは折れ曲がらない構造なのでそこで断念しました。

 別に病気自慢じゃあないのですが、どんくらい痛いかというと寝てても寝返り打つと目が覚めてしまうくらい。痛み止め飲んでればけっこう楽にはなるんだけどね。
 今は少し楽です。酔ってるから。まぁ、このくらいの歳になれば持病のひとつもあって当然なのかな、しゃべれないとか目が細いとか。

 今月は久しぶりに営業成績を達成できました~。わーい。先月先々月とヒドイものだったしね。それにしてもたいして働いていないのにけっこう給料くれるものだ。
 今日なんて夕方どうしても眠くて眠くて、このままじゃあ運転しながら寝てしまうかもしれないと思ったので、会社戻ればいいのにコンビニで小一時間も寝てしまいました。

 晩御飯は昨日と同じメニュー。マグロと鮭と実家から持ってきたいくらを乗せて海鮮丼にして、キムチとやはり実家から持ってきた南蛮味噌をおかずに、さいごはとろろで混ぜて飲み物状態にしてビールで流し込みました。

 なんか朝から小雨で、気温も上がらずな天気で、そんな中で仕事はそこそこ上手くいって、夜はいつもどおり飲んで、特別に書くこともない一日でしたが、それでもいいか。毎日こんななら困るけど。
 いつかきっと楽しい日が来ることを信じてないとやってられない。まぁ、お天道様に顔向けできないようなやましいことはしていないし(ヤラシイことはしている)、他人にはどう見えるかわからないけど基本的に笑顔でいられているので、そんな日々がどれだけか続けば、たぶんいつか報われる日は来るんだろう。

 なんだかここ数日のブログの内容を読み返してみると「やー最近滅入っちゃって…」っぽいカンジなんですけど、ホントそんなことないです。
 むしろ最近はもっといろんな本を読みたいとか、新しいギターが欲しいとか、靴も欲しいし、温泉も行きたいし、もっとビールも飲みたいし、やりたいことだらけ(?)なのに眠いし、体力尽きるし、すぐ夜になるし、一日が35時間くらいあればいいのにな~と思ってます。

ぐでんぐでん

2008年01月11日 23時45分22秒 | 個人日誌
 今日はブログはナシで。え?書いているじゃあないかって?こんなん書いていないも同然です。
 書くってのは、やっぱよね3に斜め読みされるくらいじゃあないと。UMEさんにも「最初の一行だけ読んだ」って言われるくらいは書かないと、書いたうちに入らないです。

 三国志の続きを少しづつ書き溜めてるんですけど、なんか以前のようには書けなくて。よね3に「なんかだんだん遊びがなくなってきたよね」と言われたのが正直プレッシャーになってます。
 そのへんは無駄に長くして量感でカバーしよう!と思うのですが、そうなるといろいろなエピソードを盛り込む必要もでてきて、頭の中だけじゃあ人物名も地名も曖昧だし、資料もないので(実家からもってくればよかった…)「うむー」って止まってしまいます。

 自分的解釈の三国志を書くという方向性は間違っていない気はする。そこにオリジナリティーを盛り込むためには、なにをすればいいんだろう。自分の言葉だけじゃあなくて、なにかもっと新しいもの。それを考えると筆が進みません。

 ジャンルの性質上しょうがないのだけど「誰が読んでも楽しめる」ってものは無理。まず三国志の知識がないとわかりづらいだろうし、そもそもこのブログは僕を知っているひとですら読んでもわかりづらいだろうから。
 べつに万人に読んでもらうわけじゃあないから、そんなんどうでもいいかもだけど。
 せめて僕のことを知っていてこのブログを毎回読んでいただいている友人のかたがたにだけでも「三国志は全然知らないし、なんかいっぱい出てくる人の名前は漢字が読めませんが、とりあえず最後まで読みました」と言ってもらえるくらいのクオリティーにはもっていきたい。

 昨日の続きじゃあないけど、上記のようなことを延々一人で考えても、答えはないんだよな。
 実際に読んでいただいてその感想を聞かないことには自分のこの書き方はこれでいいのか?って疑問は絶対に氷解しないし、もっとこう流れ変えれば面白さあるのに~って忌憚ない意見も、一人で悩んでいるだけじゃあ聞けない。

 新年会で。たしか新年会のときだったと思うけど、ダーキシくんに「俺の三国志で『ここがツマラナイ』とかあったら言ってよ。その指摘を受けて、たぶんもっといいもの書こうとするから。もっとぶって!」みたいなことを言った気がする。あれ?忘年会でジューシーに言ったんだったかな?
 まぁ、どっちでもいいや。

 このブログを読んでいるひとってどのくらいいるんだろう?毎回コメントを入れる固定メンバーがいて、読むけど入れないひともいるし、以前は入れてくれたけど今は読んでいただけているのかどうかわからないひともいる。
 それを責めるわけじゃあないし、責めることなんて書いている僕の立場からすればおこがましいし、コメント入れる入れないなんてのはどうでもよくて。

 もともとなかなか会えない仲間や友人に「ふーん、元気にやってるんだ」って思わせる酔っ払いの戯言ってのが、このブログの当初の目的だったしな。
 でもそれでも「いや、それは違うでしょ」「そこはもう少し書き方変えたほうがいい」「あなたはおかしいよ、やっぱり」「これについて書いて」なんて意見がもっと欲しい。
 そこで痛いとこ突かれるくらいの的確なコメントもらって、へこむ僕がいたりするかもだけど、それによって伸びることもあるかもしれない。
 身長が。

 じゃあなくて、もっとなにか見える気がする。たかだか32歳で守り入ったら、このあとの人生どうすんの。俺。

 一軒目でちょろちょろとズローペースで飲んでいたら、なんか「今日はイマイチのりきれないな~」って思うこともある。もっともっとグイグイ飲めば同じシュチュエーションでも感覚が変わるはずなのに。
 仮に僕だけ飲み過ぎて、そのとき逆に一緒に飲んでいるとあなたは幻滅するかもしれないけど、ここを読んでいるひとは今さら僕のそんなぐでんぐでんな姿に驚かないでしょ。

DRUNKEN MONKEY

2008年01月10日 23時15分48秒 | お酒
 やってましたね、民放で。いつもだいたい見てしまう。今日もお昼にヒレかつ定食をいただきながら新聞を読み「うむー、今夜は『酔拳2』をやるのか~」とたまたま目についたけど、仕事を終えて帰ってきたら忘れてた。

 酔拳みると思い出すのは。
 自分が何年生のときだったか忘れたし、もしかしたら記憶もあやふやなので全然事実じゃあないのかもだけど(ヘタしたら夢かも)。
 北炉かどっかで飲んでいて、いい加減酔っ払った頃にどういう流れか「よし!わかった!そーいえば、尚ちゃんと本気でケンカしたことないもんな!かかってこい!」みたくなって、僕がまずとった構えがイキナリ酔拳でした。

 尚ちゃんの柔道技に2秒で仕留められたか、普通に「あなた飲みすぎ」と言われて宥められたのかは覚えてないけど、それだけ飲んでたらまず間違いなくGM KURAの家には泊まっただろうね。

 さてと。
 正直に申し上げると、年末年始休み以来イマイチです。なんかこうイキオイがね。別になにかあったわけじゃあないけど、休みボケかも、未だに。
 まぁ、そんなときもあるわな。

 ここ何年とか十年くらいの話だけど、やれメタボだのやれ拒食症だのADHDだのッセックスレスだのうつ病にも種類があるだの、今まで当たり前にあったことがやっと病気と認知されだして、放って置かれた人々が治療を受けられるようになった。
 このまま未来になれば、たぶん人類全員がなんらかの病気だと認識されるようになる。それは大げさかもしれないけど、この社会で生きているほとんどの人間がどこかしら病んでいるって話になると思うんだよね。
 いやいや、「世の中は病んでいる」とかそんなグローバルな、よく言われている陳腐な意味じゃあなくて。病名がついて初めて病気じゃん。
 例えば、僕なんかも痩せてて異常に背が伸びる「ドッピオ病」とか病名つけられて、症状は「筋肉の発達と骨の成長がバランスを失ったために急激に身長が伸び、結果として腰痛などの症状を引き起こす病気」として認知されるかもですよ。

 少し本筋からはなれましたが(本筋は酔拳だったのにね)。
 つまり、「うむー、なんか少しのらないな~」なんてことはけっこう誰にでもごく自然にあるわけだ。
 「だからそんなときもあると思って、時間が解決してくれるのを待ちましょう。」…

 「そんなん待てるか!」

 いやー、なんか落ち込んでいるときってさ~、理由はないようでもなんか心の奥深くにある気もするし、それがわかっていて、なにであるかを掴んでいても、うまく解決できないことは理解していて、じゃあどうすればいいのさ!って開き直るほどの元気もなくて。
 元気があってもそれだけじゃあ物事はなにも進まないし、わかってるんだけど、わかってるんだけど、なにこのカンジ?これが恋?いいえ、恋ってもっと楽しくてでも切なくて、胸が張り裂けるほどに(張り裂けるほどって変な表現だよなー。正確にはなにか両胸をギュっと両端から押されるような痛みじゃあない?そんで真ん中が「う~ん」ってなって、目をギュっと閉じるような)、苦しくて…って気分じゃあない?

 僕なんかはさー、そんな気持ちのときは「誰にも会いたくない…(けれど飲みには行くぜ~)」っぽくなって、「こんな感情のままじゃあ、誰かと会っても楽しい気持ちになれっこないよ。それが悟られてしまって気を使わせるのはもっとヤダ」とかすんごい弱気。

 でも、まぁ、逆に、俺はそんなひとがいたら、こりゃあ放っておけないな。たまには放っておくかもだけど。そんなときだからこそ「なんと言われようとオマエと飲む!」っておせっかい。

 ホントおせっかいだと思うし、そのとき僕なんかも「わー、今は一人にしておいて」なんだけど、あとあとになって「あのとき放って置かれるのと、かまわれるのとどっちが良かったんだろう?」って考えると断然後者。
 逆にそのとき悩んでいたことを酒のネタにしちゃったくらいにしてね。

 なにが言いたいかというと、自分でもよくわかってないのだけど。
 一人でブルブルしていても、たいした解決への道はないし、考えようもないじゃんってことだね。
 ひとはやっぱしコミュニケーションの生き物で、それは別に電話でもメールでもネットでも直接会うでも、抱き合うでもなんでもいいのだけど、ひとりでは考えられないようにできている。一人で考えるってのは、それは本当の意味で考えるとは意味も質も違う。

 (例えば、読めよ!この日記。「それが」「その」「あれが」とか抽象的すぎてなにがなんだかわからんぞい。まったくよ~)

 一人はろくなことにならない。でも周りになかなか気の合う仲間もいないし、いても会う機会そんなにないしだけど、そりゃあしょうがない。だってそれを望んだでしょ?望んでなかったかもしれないけど、「しばらくそれでもいいか」ってことをチラリと頭をかすめて、そこから何かをしようとしなかったわけでしょ?努力した?

 落ちた気分を一気に持ち上げようとしないほうがいい。腰を痛めますから。まずは膝を柔らかく使って、かがみこんで、その荷物を脚の力と背筋でクイっと持ち上げましょう。
 わかりやすく説明すると、同じ景色を他の誰かと一緒に見るといいよ。気の合う誰かならなお良し。わかってるつもりでも、物事の真理っつーか見方って一通りじゃあないってことをまざまざと体験して理解できるからね。

 ひとりでいるときはなにも頭に浮かべずにただ飲んだほうがいい。それがドランクンモンキー。

ゆれます

2008年01月09日 22時38分26秒 | 個人日誌
 今日も朝からピンポーン。「は~い、どなた?」

 ガス屋さんがガスをアレしに来てくれました。この部屋でガスを使用するものは温水器しかないのですが、やっぱ水シャワーは困る。いつもよりお湯をアツアツにしてシャワーを浴びました。やっぱ文明ってすごいよな~。

 午後からなにしようかな~と思ったまま、ぼーっと座っていたら夕方4時。いや、寝てませんよ。テレビ見ているわけでもなく。
 仕事が休みの日になにもせずにいるって、なんて無駄なんだろう。タバコ一本吸う時間があれば洗濯物をもう少しきれいにたたみ直すとかすればいいのに、俺。

 車に乗っておでかけ。さすがにただ晩御飯だけ買って帰るのはもったいない気もしたので、無駄に家電製品や家具などを眺めて。
 いろんなものが欲しくなるんだけど、いつも「ホントに必要か?なくても生きていけるじゃん」って理由で買わない。例えばソファとか。なくてもいいじゃん、部屋が狭くなるし。でもこれあったらこっちに配置して、そうなるとテレビはこっちに持っていったほうが角度がいいし~とか想像して楽しんでいます。
 今日迷ったのはラグですな。これがあれば足元も暖かなんじゃあないだろうか?「でもなくてもいいじゃん」そっか。
 欲しいものはたくさんあるんだけど。
 あとはホームセンターで「この工具ってなにに使うの?」とか一人で当てっこしたり。

 ほとんどお金を使わない休日だったな~。それはそれで節約としてはいいんだけど、なんかインプットが足りないよね。これじゃあほとんど食べて飲んで寝ているだけじゃあないか。

 晩御飯にかつおのたたきを買い(まぐろと迷った)、まるまる太ったカキフライとキムチ。他にパスタソースや牛乳、水、ミニトマト、キュウイ、ヨーグルト、パン、ビールを買い込んで。
 珍しく飲み始めるまえに食事を摂ったので満腹でお酒が入りません。ビールしか。すでに軽く眠いしね。

 ここ何日かブログの内容がずっと独り言。男一人じゃあ毎回まいかい書くことなんかないって。なぁ、シジマくんよ~。

 ひとって一人でヒマになるとたいしたこと考えないっつーか、なにも考えなくてもなんとかなってしまうとこが危険だな~。
 借りてきたDVDでも観るか。

 ちなみに借りてきたのはこちらです。


 「これを観てゆれろ」とのことでしたので、ゆれます。

エアコン禁止令

2008年01月08日 23時45分38秒 | 個人日誌
 朝からピンポーン。「は~い、どなた?」

 布団を取りにきた業者さんでした。昨日も書きましたが、今まで貸し布団だったのでそれがなくなったため、今夜までに布団を買いに行くことが決定しました。

 しかし、布団なんてかさばるものは買いたくないんだよね、ホントは。なにか大きなものを買うときはいつもいつも「こんなん札幌帰るときに荷物になるじゃんかよー」ってことを考えてしまう。クローゼットももうパンパンだしね。

 布団はなくなりましたが、まだ眠い。座椅子の上で少しだけ寝ようと思っていたら、そのまま夕方にshow先生からメールが来るまでぐっすりでした。
 どっかの大学の教授とかで「ひとはどれだけ眠れるのか?」ってことを研究テーマに僕のこと使ってくれないかな。日給2万円くらいで。

 showさんからのメールは親戚と会うので、飲まない?ってものでした。いやー、これは是非とも飲みたいところだよ。あることないこと喋り散らかしたいしさ。いやいや、いい意味で。
 たぶん俺なんかは、やたらとshowさんのこと褒めるね。もしくは親戚もてなさずにずっと三国志とローマ話だね。

 シャワーを浴びて出かけようと思ってお湯の蛇口を捻ると…あれ?お湯が出ないぞ。
 賃貸契約になったってことは賃貸アパートと同様に、ちゃんとガスを開けてもらわないとならないんですね~。なんつーか、書類上では「今日引越してきた」ってことになってるわけだ。
 でもさー、今日になって初めて電気と水道の新規契約のお知らせがポストにはいってるしさ~、もう少し早めにお知らせしてくれよ~。むー、僕が自分であらかじめやっておくべきことか。しょうがない。
 そんなわけで水シャワー。なんで今冬かなー。

 外に出ると温かい。水シャワーのおかげですね。

 で、敷布団と掛け布団と毛布を買いました。枕も一年以上使っているのでだいぶへたってきてるし買いたいところだけど、まぁいいか。
 敷布団ってこんなにペラペラなものだったかな?やっぱマットレスあったほうがいいかなー。腰のためにも。

 数年前まで、僕の心の中で色は青ないしは赤、そんでたまに黒、ってのが決まりだったのですが、最近はグレーや黒を着ることが多くなってきたので、布団もグレーとか黒に…うむー、なんか寒々しいな。
 去年買った座椅子がベージュだったので、それに合わせてベージュにして。薄手の毛布は茶色にしました。シブイね~、シブイね、おたく。

 もともと部屋にある絨毯もだいぶくたびれてまいりました。テ-ブルも傷だらけ。新しいのにしちゃおうかな。ついでに模様替えやってしまおうか。ちょいとこじんまりしたサイドボード買ってきて、液晶テレビも買って、そこにスピーカー繋げて。

 そんなお金はないっす。
 せめてもの節約に今晩はエアコンをつけずに過ごしてみます。エアコンって電気代かかるんだよな、たしか。今まで使い放題だから全く気にしなかったけど。浴室乾燥機とかもけっこうヤバイんでない?でもこれがないと洗濯した服どうしようって問題もあるしな。部屋干ししたらタバコのニオイが移りそうだし~。

 こんなこと言ったらなんだけど、僕は地球のためにとか温暖化防止のためだなんだとかで、電気を使わないようにしようとか全然思わない。
 地球のためにとかいったって地球は地球のことしか考えていないし、そもそも考えるとかないだろうけど。僕だってせいぜい僕の周りのひとたちくらいのことしか考えない。それ以上のことをしようする必要はない。それは自分の器を計り間違えることにもなりかねない。
 だいたいひとなんてなにかを壊しながら生きてるんじゃん。それを今さら変えられないよ。革製品は着心地いいし、肉だって食べちゃうもんね。極端なこといえば、本気で地球のためを思うなら子供産まないほうがいいんじゃあないの?でもそんなことはできないし、子供かわいいしね。そう思うのがひとってやつだから、別に地球に優しくなくてもいいから、誰かにやさしくすればいいだけで。でも優しくできないひとはダメですね。酔っぱらって車を運転して、幼い子供を殺してしまうようなやつは、酔った誰かに車で轢き殺されるの刑だな。

 なんかの映画じゃあないけど、一人の人間が誰かもう一人を幸せにできれば、それでみんな幸せになるのに。別に十人幸せにすれよってわけじゃあないんだから、お互いの努力でなんとかなりそうじゃん。
 「従業員全員が」とか「国民みんなが」とか「世界中のひとが」とかはスケール大き過ぎるんだよな。せいぜい家族くらいにしておこうよ。それでいいのに。

 エアコンを使わないと少し寒いけど、飲めば温かくなります。ビールだけだとなかなか温まらないな。ワインでも買ってくれば良かった。

 どこに向かって歩いてるんだろうな。わからないから面白いのだけどとも思うけど、少しくらい教えてくれないもんかな。そのほうが安心するじゃん。「あなたは今こっちに向かって歩いていますよ」「そうか、ならばこのまま行く」とか「じゃあぼちぼち方向転換しておくか」とか。
 なにも決まらない。