艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

石垣島へ行こう!その4

2013年12月29日 23時18分32秒 | 個人日誌
早く続きを書きたい書きたい思いながら、仕事がなかなか忙しくてさー。
今年はけっこう仕事に忙殺された一年だったかな。担当が変わって慣れない作業を憶えるのが難しかったり(脳が衰えている)、その代わりにぼくの作業を引き継いだ女のコが部署異動になってしまい、別の後輩にまたまた引継ぎを行ったり。
まぁ、忙しかったということです。仕事だからしょうがない。

そんなこと言いながらも石垣島に遊びに行ってるじゃあないか、って?
それでも時間を作るのが大人です( ̄+ー ̄)←38歳になった

石垣島最終日。
天気は薄曇。気温は20℃弱ってところかな。
羽田行の飛行機は16:15発ですから、この日もまだまだ動けます。でも最終日って言葉はホントさみしくなりますよね。

ホテルでの朝は、この日までわりと早起きが続いたので、最終日はのんびり起きます。それでもチェックアウト10分前に出る。
前日に予約しておいたレンタカーに乗り込み、地図を広げて「さて、どこ行こうか?」

飛行機の時間まで6時間ちょうどくらいあるし、島を一周できてしまうではないか。搭乗手続や荷物検査をジャーン!ジャーン!者どもっ!突撃じゃー!って強行突破さえすれば。

なんとなく西へ向かう。まるで無計画ですが、目につくものがあれば立ち寄る心積もりです。行き当たりばったりのようにみえますが、ちゃんとした作戦。「行き当たりばったりで目につく所に立ち寄ろう作戦」です。

10分も走らずに「唐人墓」という観光スポットに到着。



石垣島は位置的に本土よりも中国に近いし。



関羽将軍っ!( ̄O ̄;)
向かって右側、絶対関羽雲長ですよ!
思わず心の中で語りかけます。仕事だなんだで忙しく、三国志読み返すヒマもありませんが、あなたのことはいつも想ってます。


やっぱ関羽といえば赤兎馬ですもん。

ここから海岸線を北上します。テキトーに車停めつつ走りつつ。

写真はありませんが、どこかのポイントで。名前も忘れました(みね屋、だったかな?)が、なんか機織機みたいのがあって、そこで織ったかりゆし的なワイシャツみたいのが売っていました。
一着10000円くらいと、お高いものでしたが手にとると「これ欲しいっ」というくらいに素晴らしい一品で。
会社に着て行くには、ちょいとゆるい雰囲気のシャツでしたが、ラインはスリムで形がいい。初夏に来たいかんじ。(ホテルでもすでに半袖を一着買っている)

さらに海岸線を北上。助手席で海を眺めながらぼけぼけとしているのは、なんという幸せ。これでビールがあればな~。レンタカー屋のひとの好みなのか、車の中では倉木麻衣がずっとエンドレスで流れてました。

石垣でダイビングしたことは書いた。西表島に渡って水牛車に乗ったことも書いた。
しかし!この最終日に「石垣島に行くなら、ここに絶対行きなさいっ!ホント景色いいから」と、誰もにオススメしたくなる場所がありました。

それは川平湾(かびらわん)です。島の北西部に位置します。「これが石垣島だっ( ̄Д ̄)ノ」っていうくらい海も砂浜も最高にキレイ。




みてよ、この白い砂浜からの波打ち際、そして青へと変わる色の美しさ。

目の前に島のようなものがありますが、これはサンゴが高くなり高くなり、陸地になったそうです。相当大きくみえますが、実際はよね3の握りこぶしくらい。



白い砂は乾くとサラサラで、そこは普通の砂のようですが、水を含むともっちりしている。かる~く食べてもいいんじゃあないかな?ってほどにもっちりしている。
たぶんぼくが小学生なら、雪玉のようにこれを丸めて持ち帰って宝物にする。



お店で長寿草ジュースをいただきます。前に書いたすんごい香りのする葉っぱを、パインやバナナと一緒にミキサー大帝にインした飲み物。
一服しながら、ここで一泊したいと考える。でも今日は最終日だし、ぼくがいないと会社も回らないしね~。



あのグラスボート。乗ってみよう。



赤ん坊までもが、かぶりつきで船底を眺めます。
浅瀬のサンゴや魚が見えます。運がいいとウミガメやダーキシなんかにも会えるとか。

この川平湾は、これから石垣島に行くひとは是非お立ち寄りください。
お店のひとの話だと、晴れている日で午前中の早い時間が、海の色がとてもキレイだそうです。ホテルでの朝食前にさっと車で行くのもきっといい。でもたぶん夕方もいいだろうな~。暖かい時期ならビール6缶パックぶらさげて、砂浜に腰を下ろし、波音聴きながら。3本ほど空にした頃に、頭上に星空あった日には、たぶん泣く。

川平湾をあとにして立ち寄り立ち寄りで、ヒルギ群落という熱帯雨林っぽい場所に車を止める。



ファイナルファンタジーに出て来そうな道を歩く。
すでにこの辺りで島を半周していますが、ホテルを出てから2時間も経っていない。お昼ごはんとしましょう。


つらーっと入ったお食事屋さん。


ご夫婦でやっているようです。


前菜。前菜もいいけど、肉はまだか。

前日も食べましたが、石垣牛のシチューをいただきます。


そりゃあ美味いよ。

アイスもいただいて、時間はまだ余ってますが、お土産を買いたいので空港へ。
会社でみんなに分けたり、実家に持っていくためには生モノは買えない。そうなるとちんすこうくらいしか思い浮かばない。



手作り石鹸は、下の妹に喜ばれました。石鹸どうこうではなく、このネコの絵が。



一昨日、12月27日に仕事を終えたその足で、最終便のひとつ前の飛行機に乗り込んで札幌に帰ってきました。実家に着いたら、もう0時過ぎてたけど。
父さんのいない実家は、やっぱり寂しい。いつも「お、帰ってきたか」と待っててくれたからね。
それほど話をする父と息子ではなかったけど、富士山登ったさ~とか、100キロ歩いたさ~とか話すと「そうか。父さんもからださえ元気ならなー」と聞いてくれていました。
線香をあげて「ただいま。ダイビングしてきました」と報告する。「そうか」と話を聞いてくれてるような気がします。

石垣島へ行こう!その3

2013年12月11日 21時11分37秒 | 個人日誌
 父が亡くなり、それから二週間も経たないうちに長男は石垣島へ旅行。
 「こんなことしている場合ではないんじゃあないか?」と、普段はのほほんと自分勝手に生きているわたしも、さすがに少し考えました。
 でも、もしも旅行をとり止めれば、いつか必ず「大変な時期だったから行けないのはしょうがないではないか」と自分を納得させて、それって今後どんな予定のときであっても「今月は忙しいから仕方ない」「今日は無理だから明日でいいか」みたいな思考へと向かうような気がしました。
 つまりは物事を少しずつ諦めたり、「是非もない」なんて気持ちに傾くことになるんじゃあないかと。歳を重ねればそんな心の変化は当たり前のようにあるものですが、父の死をその理由にはしたくない。
 だから逆にどんなことがあっても石垣に行くと決めたなら行くんです( ̄Д ̄)ノだって約束したからね。海に潜るって。

 三日目。
 西表島へ行きます。前日にツアーデスクでプレゼンされるがまま(自転車レンタルを危ないと言った、えなりかずきくん似のスタッフでなく、この日はわたしとどっこいどっこいのイケメンでした)のツアーを組む。

 朝8時前にはホテルに迎えの車が来るというので、この日も前日のダイビングのときと同様に早めにベッドから這い出て、きっちり朝ご飯をいただきます。(一人でバイキング会場に行こうとしてカードキーを忘れ、かつ朝食券を忘れて部屋を出たことは内緒です)

 バイキング形式の朝食って、ホント食べすぎてしまう。この日は前日と同様のおかずにプラスして、ベーコンとハムもいただきました。お米はお茶碗一杯だけに抑える。白米の他にジューシーもあります。

 本日のツアーはどういうものなのか、わたしの表現力豊かな文章をもって申しますと、
 ①石垣港から船→②西表島→③なんかいろいろみる、夕方くらいまで→④船で石垣に戻る。
( ̄ー ̄)そんなカンジ。ここまで詳しいと、まるでこれを読んでいるみなさま方も、旅行を体験している気になるってもんですね。

 石垣港から高速船に乗れば45分ほどで西表島に到着します。

 

 すんごい揺れた。

 なんせ三日目の天気は雨。風もビュンビュンで寒い。波もけっこうある。しかしそんなことでは挫けません。長男だから。

 みなさんが想像する西表島ってどんな島ですか?

 ①エメラルドグリーンの海と白い砂浜が眼前に広がる、リゾート感たっぷりの南の島。冬などないっ。

 ②ビーチパラソルの下でジンライムとかを飲みながら、水着を着た店員の女のコに目配せひとつ送ると、おかわりがすぐに運ばれてくるような、そんな世界

③人間は狭い壁の内で暮らし、壁の外では巨大化したイリオモテヤマネコが君臨する世界

 違います。
 ジャングルです。
 川を上ったり下ったりするクルーザーに乗った日なんかは、浦安あたりのテーマパークにもあるけど、あれ以上のリアルジャングルクルーズですぞ。


 

↑川を上ったり下ったりするクルーザーに乗った日


 そしてそこから見える風景

 
マングローブからのマングローブ

 これはもう出るとこ出たって亜熱帯。
 マングローブについて語ると(受け売りですが)話が長くなりますので省略。
 この木の下にはシジミが生息しているらしいです。シジミは肝臓に効くんだよね~。ぜひともお味噌汁にして飲みたい。


 
 
 きゃ~! ( ̄O ̄;)味噌汁無理っ


 西表島は人口2300人(たぶん)。西野の人口とほぼ変わらない(うそ)。
 波照間島や沖縄本島から渡ってきた入植者や黄巾の民、シジマの子孫とその家族で構成される集落がいくつかある。その集落も数えるほどしかない。集落ったってホント家が少し集まりました程度の規模。
 島の面積は石垣島より大きい。その面積のほとんどが山や森林となだらかな坂で形成されている。道路を作ることのできる地形にも限りがあり、大変な労力とお金がかかるため、島をぐるりと一周できる道はありません。
 島内でも車では行けずに船しか交通手段がない集落もあるそうです。

 バスでの移動中に歩行者一人もいなかったし。
 信号機もふたつしかないそうです。子供たちがいずれ島を出たときに困らないように学ばせるための信号機。

 ではでは、この西表島から由布島(ゆぶじま)へ渡ることに致しましょう。
 船で?いやいや先生、ほら、よく旅行の雑誌に写真が載ってるじゃん。きっと誰もが乗ってみたいであろうアレで渡るに決まってます。

 

 みなさん、もうお判りですね。


 

 そう!水牛車ですっ
 これで、由布島までの浅瀬をどんぶらこどんぶらこと渡るんですね。
 しかしながら風が強い。あまり考えずに薄着(デニムシャツの下はTシャツ、ユニクロのパンツ)で来てしまったぼくは乗っている間「寒いよ~」としか思いませんでしたヽ(´o`;
いや、いいもんなんだけど。水牛車。
 水牛を操る御者のおじさんが三線かまえて唄いだす。

 川は~流れて どこどこ行くの~
 ひとも~流れて~ どこどこ行くの~♪


 流れて神奈川へ。そこから意外と流されずに留まり、一人で過ごしています。そしていまは西表から由布島へ水牛車で渡っています。お父さん。

 由布島での滞在時間はあまり長くはない。駆け足で散策。


 

 なんとなく足を向けた植物園みたいなところでびっくりするものを見ました。


 

 さなぎ( ̄O ̄;)

 こんな金色あるのかっ!?ってほど金色です。みなさんに実物を見ていただきたい。

 

 オオゴマダラという蝶らしいです。


 

 幼虫はけっこうひどい。


 再び水牛車で西表へ戻る。

 
 
 このあとお昼ご飯をいただきました。
 御膳っぽいお弁当の中に、味噌があり、その味噌の下に葉っぱが敷いてあるのですが。「この葉っぱは食べると長寿になると云われています。香りがキツイので無理はしないでください」という葉っぱを、そりゃあ食べる。


 星砂の浜へ到着。



 星型の砂粒をみつけると幸せになれると云われています。(これまでの人生のを考えると)バケツいっぱいになるくらいみつけないと、足りないんではないか?(シジマは)
 しかし、この浜に来て「あるのかな~」と砂を掘り返している行為と、その時間を持てたことが、すでに幸せなんだなー。

 

 夕方までのんびりのバス観光は、とても体力的に楽だし、なにより初めて訪れる地ですから、スポットが絞れて良かったです。バスの運転手さんも気さくで「ちょっと時間空いたんで、寄り道しましょうか」と見晴らしのいい展望台や川辺に連れてってくれたし。

 

 写真撮りたいとお願いすると、バスをゆっくり走らせてくれました。

 石垣島に戻ったのは18時前だったかな。石垣港からホテルまで車で送ってくれるはずだが、係員っぽいひともいない。
 よっしゃ!ホテルに戻らずこのまま飲みに行ってしまえっψ(`∇´)ψ←ハナからそのつもり

 石垣は食べるお店がたくさんあります。観光客向けから地元のひとが集うお店までたくさん。

 
 この日は「普段は満員で予約しないと入れない」というお店にやってきました。電話してあったのですぐに案内される。「ひとし」というお店。
(実は電話したときには「あと10分くらいで行けます」なんて言ってあったのに、アーケード街とか見物していました)
 なに食べようかな~。

 

 ウニ、いただきます。
 この量で1100円。スーパーのお値段です。もちろん美味しい。


 

 お刺身ももらいますか。一番奥に盛り付けてあるの貝なんだけど、名前なんていったかな~?少し生臭い味わいで、ちょい苦手かも(ー ー;)コリっとして、ぐにっとしている。

 

 石垣牛のシチューっぽいやつ。こんなもんマズイわけがない。


 

 テビチと軟骨ソーキのマース煮です。とろとろの脂肪部分はコラーゲンたっぷりで女性には嬉しいかもですが、わたしくらいの脂性にはプラスにプラスを掛けるようで、胃にガツンときます。これはビールではなく泡盛が合うかなー。

 実は旅行中は一杯も泡盛も飲んでいません。古酒「長老」はもちろんお見受けいたしましたが、その危険性は身に沁みておりますので自粛。
 前回、前々回の日誌で書いたように初日は焼肉で瓶ビール1本。二日目はジョッキで4杯ほど。この日はビール2杯にシークワーサービール2杯。ホテルでは寝酒に毎日1~2杯くらい。
 これだけで泥のように眠れました。

 考えてみると、父がなくなる前はいつもどおりに5連勤で、そのご札幌でお通夜、お葬式。忌引休み明けには休みを返上して5連勤。そのまま石垣だもの。(そのあと6連勤)
 気持ちは「旅行楽しむぞ~」だけど、からだはついていかなかった感がちょっとある。

 

 ホテルに戻ると、みなさん踊ってました。島唄で。ちょっぴり恥ずかしさありながらうしろで踊る。

 もうあと一日で終わりだと思うとさみしい気持ちになります。三泊四日って短いなー。あと三十泊くらいしたいです。そしたらダイビングのライセンス取得して、潜り放題。石垣牛食べ放題。ただ遊ぶのも芸がないから、短期の仕事でも探して日銭を稼ぎ、海の見えるところに土地探して家を建て、心ゆくまで暮れてゆく夕陽を眺めるのに。永住。

石垣島へ行こう!その2

2013年12月03日 21時18分41秒 | 個人日誌


 寒い地方に住んでいると、人間って必ず南下したがるんだよな~。おそらく。北方人は南へ南へと領土を拡げたがるっつーか。

 昨日、仕事が終わってからいつものようにセブンイレブンで晩ご飯を買っていると「今日は遅かったですね。仕事忙しいんですか?」とバイトの男の子が話しかけてきました。「そうかな?まぁ、こんなもんだよ」(たいして働いてな)
と、そこからその男の子の今後の進路の話を聞きつつ、ぼくのたいしたことのない人生観を語りながら。最終的には「キミならだいじょうぶ」「いろいろ迷ってたんですけど、すごく気持ちが楽になりました」みたくなって。
 この男の子は高校3年生で、来年は専門学校に行くことが決まってるみたいなのですが、楽しみでもあるし不安もある~なんて話を聞きながら、なんかまぁ、若いって素晴らしいな~とか思いました。ぜひ石垣に行きなさい( ̄Д ̄)ノ←

 つーわけで石垣二日目。

 メインイベントであるダイビング。ダイビングからのダイビングです。
←これはただ単に同じことを言っているのではなく、海へ二度潜ることを申し上げています。ノーマルのプランというか、潜ったことのない素人(あべくんや関井くん)は一日一回なんでしょうが、わたしくらいになると午前中一回、午後一回くらい潜らせていただきます。

朝ご飯に白飯、納豆、アーサー(アオサ)のお味噌汁、謎の魚、お新香、玉子焼き、大根の煮物、サラダ、牛乳などバイキングを満腹までいただきつつ、港までの迎えの車を待ちます。
7時55分(普段仕事のときなら、起きる時間です)に到着した車に乗り込み港へ。

車の中ではインストラクターのかたが早速ダイビングの心得をお話されます。
「ドッピオさん、神奈川から来てるならマックシェイクわかりますよね?」
なんだそれ?なんか新しい技か?「マクドナルドの」あー、それですか。「あのシェイクって息をたっぷり吸わないとストローから出てこないじゃあないですか。ダイビングの呼吸もあの要領です」。おっけー、ばっちりわかった( ̄Д ̄)ノ←




こんな船で沖に出ます。
天気も良く、陸上では風もあるかないか程度でしたが、沖に向かうとそこそこ波がある。まぁ、ちゃぷんちゃぷん程度。



船内にはコーヒーや温かいお茶もインスタントながら用意されており、ぼへ~っとタバコも吸えます。トイレと簡易シャワーもあり。

インストラクターがハンドシグナルを教えてくれました。初心者ではありますがハンドシグナルなら俺もひとつ知ってるぜ~とポルナレフばりに返したいとこですが、ぐっと堪える。
「潜る前にまずはシュノーケリングから始めてみましょう」と仰るので、ウェットに着替え、マスク(目を覆うゴーグルが鼻までカバーできるようになっている)をかけ、足ヒレを装備すると否応にも「ホントに潜るんだ」と気持ち高ま…怖いよ~。

シュノーケリングについて申し上げると、ぼくは海水をいいだけ飲み、呼吸はンパンパ。「だいじょうぶ、問題ありません」とか強がって言ってましたが、このままダイビング本番やった日には、「たすけて~」かもしれない(ー ー;)

重さ10kgにもなるボンベを背負い、いざ海中へ。
このときの緊張感ったらないよ。許されるなら、今すぐホテルに戻って空気ボンベの必要ない大浴場で湯船に浸かっていたい。ビール冷えてるかな~とかのほほんと考えながら。

しかし、来ちゃったし。この石垣の海に。ダイビングに。やるしかない。

口にガッと入れてるレギュレーター(背中のボンベから空気を送る)を、奥歯でぎゅっと噛みながら「これ離したら死ぬなー」と考える。




なんとか海底に到達。
すぐに魚が寄ってきたψ(`∇´)ψこれこれ、わたしはエサじゃあないよ。

ダイビングするにあたって注意することはジョセフ・ジョースターも教えてくれたように「あわてないこと」それが一番だいじ。
呼吸は深く、吸うことよりも吐くことに集中して。波紋の呼吸を思い出せ。



写真だとわかりづらいかもしれませんが、クマノミとの遭遇


手を伸ばしたら逃げられました。まるであのコのようです。あのコって誰さ?( ̄O ̄;)
それでも、このあとにクマノミに近づくとチューしてくれました。あのコのように。誰さ?!( ̄O ̄;)

サンゴの写真はありませんが、海の底にはサンゴがいっぱいです。足ヒレでがっつりぶつかりましたが事故事故。わかってるべ、サンゴも。

潜っても最大で10メートルほど。よね3なら足がつく程度の深さです。
テレビの画面で見るように、カラフルな魚や、触ると引っ込む謎のサンゴや、ブクブクと自分から溢れる息を眺めていると、「こんな世界があるのか」と思わずにはいられません。
呼吸も慣れればなんてことはない。海底10メートルはなかなか困難だが素晴らしい世界です。

潜水時間15分ちょいくらいかな。時間の感覚がなくなります。もしかしたら45分くらいかなーってくらい、からだもあたまもふんわりします。
船に戻ってお昼ご飯。あんかけラーメンをいただきました。

乗員はインストラクター4名。客は我々を含めて6名。
それがさ、お客さんの中の3人が二十歳出たくらいの女のコ三人組でして。
話をしてみるとライセンスとるために来ているとのこと。ウェットを着たり抜いだり、目の前で公然と行われるそんな姿をなるべく見ないように、わたしはあくまでも石垣の素敵な海を眺め…すみません、みてました( ;´Д`)
でも、もしも女のコたちがぼくの視線を感じたとしても目が細いから寝てると思われたことでしょう。
もしも、よね3が一緒に来ていた日には、二人とも寝てると思われ

終わってみれば、潜ったの二回(シュノーケリング含むと三回)。なんならもう五回くらい潜ってやらぁ~ってほどに余裕シャクシャクだったのに、ホテルに戻って横になるとすぐにぐーぐーでした。からだが海を漂っているような、心地よい疲れ。

2時間ほど眠ったのちに、「さーて、飲みに行くぞ!」( ̄Д ̄)ノまだ夕方。
前の日は肉を食べましたから、なんか気分は魚かな。

石垣二日目の晩ご飯は、送迎バスの運転手さんからオススメいただいたお店へ。



たしか「源」という名前のお店。地魚のお料理がたくさんあります。

だが、肉をいただく。


石垣牛のにぎり

沖縄本島もそうなんだけど、石垣も居酒屋は食べ物が安い。まずこの店はタイムサービスとはいえ、ビールジョッキが300円。この石垣牛のにぎりは
1000円くらい。シークワーサーをかるく絞ってどうぞ。


写真を撮るまえに、やっぱり食べてしまった刺し盛り。店員さんに「これ何の魚ですか?」と訪ねても「さぁ?」という返事がきますが、そのへんは沖縄ならでは。


たぶん、こんな魚。


アバサー(ハリセンボン)の唐揚げをいただきま~す。

初めてアバサーを食べました。あっさりした白身で柔らかく、臭みもなく。ただ、骨が多い。
ガッと口に入れると、骨がたくさんあるので、それを取り出しながら食べる。女のコと二人でいるときに食べてはいけないものかもしれません。食べますが。


スクガラスは基本。あらためて味わうと塩辛さが際立つので、そんなに抵抗なくいただける。豆腐よりもグラタンとかに合うんじゃあないかな。




シメにはイカスミのスープを注文しました。出汁がきいてておいしい。イカスミは苦手を克服した食材ですが、満腹のため少しだけ残してしまいましたヽ(´o`;

居酒屋を出て、ぬる~い風に当たりながらホテルで飲むお酒を買う。
そのほか、石垣特有の飲みもので、なんとかゲンキというカツゲンっぽいものと、なんか鮫の絵が描いてある飲み物を買いました。写真撮り忘れましたので、石垣に行くひとは是非現物をご賞味ください。

さて、三日目は西表島でイリオモテヤマネコを手なずけます( ̄Д ̄)ノネコのことなら任せとけっ


石垣島へ行こう!その1

2013年12月01日 21時41分27秒 | 個人日誌
おーりとーり、ドッピオです( ̄Д ̄)ノ
石垣島へ行って参りました。11月23日土曜日から26日火曜日までの3泊4日。

石垣島、そこは最後のフロンティア。
羽田空港から飛行機で3時間半。最大ワープなら2秒くらいの、沖縄県八重山諸島のひとつです。那覇から西へ400キロ(たぶん)、東京から2000キロくらいかな~。石垣島そのものは台湾からだと200キロくらいの距離らしいです。もう外国じゃん。

そんなあたりの地理的なことや島の面積、人口なんかのバックグラウンドを全く調べていなかったので、石垣空港で降りたときもあまり「来たぜ~石垣ィ~」という実感はありません。



だが、それがいい。

天候区分では亜熱帯に属するようで、着いたこの日の気温は26℃。11月下旬なのに。
あなた、この気温は札幌ならビアガーデン行ってきま~すって話さ。半袖でも充分ですが、ここは敢えて長袖着てます。曇りの日は20℃くらいまで下がる。夜は19℃くらいでした。
邪魔するやつは指先ひとつでダウンベストを着て行ったので、初日は暑いのなんのって( ̄O ̄;)

ホテルから送迎バスが出ているので、空港でアイスをいただいたのち、バスに乗ります。
(アイスの味の種類は忘れてしまいましたが、聞いたことないようなフレーバーもたくさん有るので、石垣空港に着いたらまずはアイスを食べることをオススメいたします)

今回、ツアープランにレンタカーは入れませんでした。そんな大きな島でもないし(ぐるっと車で一周しても6時間くらいらしいです。最大ワープなら2秒)、車なしでもおっけーくらいの気持ちで。その気になればこちとら歩きは得意ですから。100キロくらいは歩きます。

今回の旅行の目的はただひとつ。
それはダイビングです( ̄Д ̄)ノ
石垣のキレイな海に潜り、人生まだまだこれからだ!、ぼく達の冒険はまだ始まったばかりだ!と自分に知らしめてやりたい。
そして、忘年会あたりでよね3やジューシーに「石垣いいよ~。ダイビングいいよ~」とジョッキ片手にくどくど喋りたい。

さて、初日はホテルに着いたのは17時近かったので、この日はそれほどアクティブに動けません。



ホテルのロビーを抜けたところの風景

いやもう、ホテルがすごくキレイで。ぼくはちょいとお値段が高めでも部屋がキレイで施設も充実しているとこが好きなので(普段あまりホテルなんか泊まらないから、たまの機会に贅沢したい)、予約のためにあちこちホームページ覗いた一ヶ月前なんかは、ホテルの選択にはかなり真剣に考えました。仕事以上に。
昨日自分のブログみてたら、この「グランヴィリオ」というホテル、4年前に「泊まってみたい」と書いていました。偶然。忘れてたけど。

2009年4月2日のブログ
http://blog.goo.ne.jp/doppio-1222/s/%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%F4%A5%A3%A5%EA%A5%AA
(一緒にいてくれるひとがいるなら、奢るっ!とか書いてるな…じぇんじぇん奢ってないし)

なんせ部屋はオーシャンビューψ(`∇´)ψ
竹富島が見えます。
テラスが小さいながらもついているので、一緒のひとが非喫煙者でも、部屋でタバコを吸わずに外で吸えます。



三年くらい住んでもいい。

あとね~、ホテルにツアーデスクがあってさ。明日からの行動なんかが無計画のままでも、そこで相談すれば最適なプランをすぐに教えてくれる。行き当たりばったりなぼくにも優しい。明日どころではなく、向こう30年くらいの人生プランも是非とも相談したいくらいです。シジマが。

オーシャンビューってことは、当たり前ながらホテルを出ればすぐに海です。夕方、浜辺を歩きながら海水に触れてみました。「冷たいっ」(; ̄O ̄)やはり11月ともなれば水温は低い。
しかしながら、石垣はやっぱり西に位置しているだけあって、陽はホント長いです。神奈川くんだりではこの時期は17時には真っ暗なのに、石垣では19時くらいまでまぁまぁ明るい。
その代わりにもちろん日の出は遅くて。翌日は7時頃にテラスでタバコ吸ってたけど、ようやく明け方みたいなカンジ。

このまま初日をホテルで過ごすのも芸がないと思い、ツアーデスクでレンタルの自転車を借りようとすると、「陽が落ちると道は真っ暗ですから危ないですよ」と、えなりかずきくんみたいなスタッフに、やんわりと断られるどころかけっこうなイキオイで否定されました。
道には街灯とかあるし、陽が落ちただけでそんな暗いわけ…(; ̄O ̄)真っ暗だぁ~。
(結局自転車は借りなかったんだけど、石垣の夜はかなり暗い。ひとも歩いてないし)

さーて気を取り直して、晩ご飯食べにいくぜよ。
先ほど申し上げたように車はないので、無料の送迎バスを使う。ホテル→空港行きを途中下車して市街地へ。
バスの運転手さんの運転中にさんざん道を尋ねた挙句に、「わかました。じゃあバス降りたら右ですね!( ̄Д ̄)ノ」「いや、左です」。



きたうち牧場というところから石垣牛を仕入れている焼肉屋さんです。やはり石垣に来たからには石垣牛は外せませんねー。



奥はハラミ。写真撮るまえに半分ほど食べちゃったけど。手前はマース漬けのロースだったかな。マースとは石垣で「塩」のこと。ハラミが食べたい食べたいと騒いだぼくですが、マース漬けのほうが美味しかったです。塩が程良くて、塩なのにどういうわけか甘味もあり、肉が柔らかく、まさに憎っくき肉片。

「ドッピオさんのことだから、きっと気持ち高ぶって初日から飲みすぎたんじゃあないの~」と思われるかたもいらっしゃると思います。
美味しいお肉をいただきながら、実はオリオンビールを一本しかいただいてません。なぜ?( ̄ー ̄)
前日にshow先生と横浜で飲んで二日酔いだったんですね~。
朝起きて、持っていく荷物も着替えも用意していないので慌てて鞄に詰め込む体たらく。この二日酔いのために初日はあまり飲めず(ー ー;)

慌てて準備したせいで、ベルトをしていくのを忘れてしまい、3泊4日全て同じジーパンで過ごしました。ユニクロとかないかな~と探しましたが、もしかしたら石垣にはないのかも。
焼肉のあとはスーパーでビールを買い(やっぱりもう少しだけ飲む)、タクシーでホテルへ戻ります。

いよいよ、二日目は待ちに待ったダイビングです。
わたしくらいになると、きっと初ダイビングで深海2000メートルくらいまでイッキに潜ってみせます( ̄Д ̄)ノ

…to be continued