菊花賞・穴党必見の馬は…。

　菊花賞というのは最早特殊なレースという趣。　実際にいきなりの三千というのは、本来馬にとっても、ファンにとってもリスキーな筈。　セントレジャーが衰退していったという展開もさに。ただ凱旋門3着馬のように、頑張っていると何となくホンワカした気分にもなる。　ひと頃はソングオブウインド、スリーロールス、ビッグウィークと、何やらセントレジャーぽくなっていたが、その後オルフェの三冠を始め、コールドシップ、エピファネイアとクラシックとしての威厳を果たす顔ぶれ。去年はキタサンが5番人気での優勝だが、それは買った人の認識不足が主な理由だろう。一昨年にしても勝ったのはトーホウジャッカルだが、サウンズオブアース、ゴールドアクターが馬券圏内で、クラシックの威厳は一応。　
　今年のクラシックは、皐月賞・ダービーと上位3頭が同じ顔ぶれ。もっと云えば掲示板すべて同じ5頭だった。信頼度は高いといえそう。特にマカヒキと共に「馬券」となったディーマジェスティ、サトノダイヤモンドの能力は疑いない。　あとは距離面だけということになる。なんとなくのイメージとしてはディーマジェスティにアドバンテージという雰囲気はあるが、ダイヤモンドとて、デビュー戦から二千を選んだわけだし、二四のダービーも勝ったようなもの。　大きく崩れる理由は見つけにくい。
　さて本題の穴馬。　ウムブルフは惜敗続きの後、3戦目に圧勝。山吹→皐月と形の上では完敗。ダービー週の平場を勝って、夏の札幌でステイブラビッシモ以下に大楽勝だった。　秋初戦は多少気になるも、間隔は2ケ月程度だからね。　先週のヴィブロスも間に2度大敗しているが、その後強いレースをして大輪に結びつけた。
　カフジプリンスは神戸新聞でも期待したが、間が悪いレースになっての4着。これは悲観することは全くない。また秋華の話になるが、パールコードも同じような感じで本番2着に食い込んでいる。カフジはすでに15戦消化と、初めのうちは芝、ダートで勝ち上がれなかった。ただ10戦目の初勝ちは圧勝だったし、新緑で大器ラヴィエベールを破る殊勲。阿寒湖の強さもハンパなかった。戻って3月の大寒桜ではレッドエルディストに負けているが、レッドはルメールで、カフジは大野だった。　今回はレッドが四位で、カフジは岩田。一発の可能性もなしとは。
　シュペルミエールは7戦してすべて3着以内と、勝負強さがあり、乗ってる木村厩舎も不気味か。ステイ産駒なんだけど、なんとなく感じるパワーは母方のクロフネが底上げしている印象だね。
　ジュンヴァルカン。これも初戦の4着以外はすべて馬券対象。初戦にしても流れに乗れなかった負けで、勝ったのもブラックスピネルだしね。勝ち味の遅さが嘘のような連勝で、本格化の兆しはある。問題は6月以来の仕上がり面になる。
　レインボーラインは福永だ。この馬、人気を見るというか、強いのか弱いのかわからない面はあるよね。マイルっぽいイメージはあるけど、前走札幌記念で3着と健闘。ダービーだってソコソコは走っていた。　しかし福永の牡牝連覇はさすがにどうか。まあ3着の穴的扱いがせいぜいか。
　ちょっと長くなってしまった。　私は穴イチの馬をもう決めている。おっとまだ火曜日か。ナイショ(笑)。
　

秋華賞・ほぼほぼ本線! 今週も行くよ!!

まずは秋華賞。私がこの系統を本命にすることは少ないのだが、ヴィブロス期待に応えてくれた。とにかく2走前の次元の違う圧勝と、紫苑は大きな不利での「大楽2着」これは完全に馬が変ってきた、という見立てだった。　好発を抑えて、ちょうどポケットの位置と、レースにも恵まれた。福永もそうだろうが、私も向う正の時点で、早くも来ると思っていた。小さい体でこの成長力。ハルーワの遺伝力は素晴らしい。　パールコードもやっぱり走ったね。週中では本命も考えた馬だから、こちらも満足だ。3連複も7-10と3-7からの流し(13点)と云ったように、実にうまいこと行ったね。　昨日は障害は別にして、勝負したのは3つだけ。その分いつもより強気に行きたいと云ったが、なんと全部当たってしまった。　秋華が馬連3550円、3連複20940円。アイルランドが馬連1830円、3連複4850円。神奈川新聞は3連複だけだが、1980円一応拾った。　凱旋門の第一本線的中に匹敵する感じ。　そういえば、英チャンピオンSはアルマンゾルがファウンドを返り討ち。これで10戦8勝か。　クイーンエリザベス２世Sはマインディングが勝った。　共に来年は凱旋門に出てくる可能性ありそうだね。
　注目の京都千八の新馬戦。　前半はどうなることかと思わせたコロナシオン。終ってみれば快勝だった。　それにしてもルメールがあんなに押し気味なのに、全然進んで行かなかったね。　まだ馬なり調整ばかりで臨んだデビュー戦。　やはり7分程度の状態なのかな。それにしても直線向いてから、ルメールがあまり追わずにいたよね。一瞬もう諦めたのかと思ってしまったが、そこから間に合うというか、あの脚だ。それに随所にブエナビスタの血を継いでることが窺われ、この能力は信頼して良さそうだ。あのレース振りなら、むしろ距離が延びてさらに精度を上げて行きそうで、オークスはかなりのチャンスだろう。とはいえビワハイジ→ブエナビスタ→コロナシオンという伝承から、当然マイルでもG1なら照準に入ってくるだろう。次はどうするかね。阪神JFを頭に置くなら、11月に使うことになる。デイリー杯、黄菊、白菊などが浮かぶところ。
　さて菊花賞。これは私としても当てたいレース。でないとグリーングラスに申し訳ない。　一応2強対決っぽいね。　まあそれは認めざるを得ない。　仮に2頭が人気に応えたとしても、3連がある。　穴馬候補も結構いることはいるよね。ウムブルフ、カフジプリンス、シュペルミエール、ジュンヴァルカン、レインボーライン…。そこそこ人気でもエアスピネル、プロディガルサン、ミッキーロケット、レッドエルディスト。こうみると結構面白い菊という気がしてきた。　私、要するに好調なので(笑)今週もビッシビッシ行きたい。　アッ、ソウルスターリングVSペルシアンナイトの土曜決戦もあるよ。
　

秋華賞・サバイバル、牝馬の消長を象徴するね。

昨日はヤバかったが、新潟のメイン行ってラッキー。あの3連複120倍がないと大幅ダウンになるところ。今日は新潟見てない(笑)。
　秋華賞。　今回は結構ビデオ見たな。シンハライト、チェッキーノ、メジャーエンブレムと同世代の強い馬がいない。　ジュエラーの前走をどう解釈するか。ならばビッシュを信用する手も充分だろう。あえてひねれば前回ビッシュに完敗のヴィブロスか。　とにかく紫苑のビッシュは強いのひと言。3-4角馬なりでスイスイ進出。直線も余裕かましての圧勝。　ただヴィブロスに関してはまだ色々とエクスキューズというか、引き出すポイントもある。　今となってはむしろチューリップ→フラワーの惨敗が何故、という感じ。　まあ福永が乗ってのここ2戦の内容は、前記3頭のいないメンバーなら胸を張れるもの。中団から間合いを計っての抜け出しに期待する。　本来はビッシュ、ジュエラー相手に絞る手もあるが、牝馬のレースだし、バラバラと流したい。　7から、10,3,4,2,11,8,14,15へ。馬連と、7-10からと、3-7からの3連複。
　京都は秋華だけにして、アイルランド。　マイネルハニーの逃げを、エイシンとフロストが追う形か。気骨あるハギノハイブリッドに期待した。ノングレードなら常に好戦できる力量馬だし、中間からして今回は気持ちが入っている印象。ノリも秋天のアンビシャスが決って張り切っている筈。　9から、3,12,6,1,8,4へ。馬連と3連複。
　東京ハイジャンプ。珍しく障害戦を。ウインヤードから。格下感はあるけど、お買得の走りが続いている。　まあチョッチ遊ぶだけだ。7から、1,2,8へ。馬連と3連複。
　最終神奈川新聞杯。今日はここが勝負レースかな。人気はまあまあ割れそうな感じ。　正直仕上がりには一抹の不安もあるが、ここでは能力が違う筈のハレルヤボーイだ。早くからいい走りを見せ、トーセンファントムやるじゃん、と思わせた1頭である。東スポ杯でも通用するんじゃと印を付けた記憶がある。仕上がり? 初の千四と全幅とまでは云えないが、ここでは負けてほしくない。　7から、13,5,9,2,3,8へ。馬連と3連複。　
　今日は障害を別にすれば、3レースだけにした。その分いつもより強気に行きたい。
　新馬戦はコロナシオンVSレッドオルガ。G1デーの千八だから、他の馬もそれなりの存在か。まあ無事に走ってもらいたいね。本心隠して(笑)。

走るのは今日かアスカ?

秋華賞は、昨日になって予想を変えた。それはまた。　府中牝馬S。G2にしてはメンバーが寂しいね。スマートレイアーにマジックタイムか。いい馬ではあるけどな。私はアスカビレンの一発に期待する。条件特別を連勝して別定のG2はいきなり、という感じ。ただ昨年の秋華賞でもそんなに差はなかったし、ここへきての充実は結構本物っぽい。松田にはG2と思わずに乗ってほしいね。　前記2頭にクイーンズリングは強敵だ。　9から、6,1,13,5,12,10へ。馬連と3連複。
　白秋S。意外に人気になりそうなドーヴァーだが、初戦チェッキーノに快勝、2戦目はアーバンキット以下に勝って連勝。クロッカスの後長期休養。豊栄を叩いて前走はキッチリ勝った。Aムーンの代表産駒の1頭になれる素材だとは思う。　15から、11,14,4,8,13,2へ。馬連と3連複。
　最終。何気に福永が主戦のクロムレック。札幌で復帰後除外もあったが、この条件なら少なくとも見劣りはしない。流れに乗れれば巻き返しは充分か。　7から、15,8,16,2,9へ。馬連と3連複。
　清水S。叩いたセウアズールで攻めたい。前走はもう少し伸びるかと思ったが、馬場の影響もあった感じ。京都のマイルはスピード・瞬発力を発揮するいいチャンス。人気になる前に走ってほしい。当然ノガロとムーンが強敵だな。　7から、3,6,2,1へ。馬連と3-7からの3連複。
　紫菊賞。比較対象が難しいが、素質ありそうなワンダーブチェックに期待。川田がサトノクロノスでなくワンダーに乗るのは先約だったのかな。初戦、渋った馬場を武豊で勝ったあたり、まだ秘めたる部分も多そう。川田でここは連勝と行きたい。　4から、1,2,5,7,8へ。馬連と3連複。
　新潟の妙高。先行馬がかなりいる。開催初日で何ともいえないが、一応差し追い込みを優位にとって、本命はエンドレスシャイン。ひと息入っているけど、追い切りは速い時計。まあ急仕上げ感はあるけど、北村友起用で、岩室の再現だ。　4から、8,14,6,15,3,7へ。馬連と3連複。
　秋華は本命候補が6頭ぐらいいた。　凱旋門の時のように、最終判断が吉と出てほしい。　

リオン引退…、新たなマイヒーローは。

まずはリオンディーズの引退。昨日の昼に知ったが、一瞬だけクラッときた。休養へ入る時点でかなり重症ぽかったので、カムバックは難しいかな、と思っていたけど、現実にこうなってみると、やはり虚しいね。　なんとか彼のフットワークを信じて、1頭でも多く産駒が誕生することを祈るだけだ。少なくともルーラーシップぐらいのポテンシャルはあったと思うんだけどね。ルーラーファンの方、気を悪くしないで。　中途で引退の馬だから、何を云ってもただの妄想さ。
　秋華賞。変則日程のため、昨日追い切った馬は少ない。　中では注目のジュエラー。まあ普通に良化はしている感じかな。　ビッシュは順調という雰囲気だ。元より小さい馬だし、ある程度は加減しながらの調整。それでもスケジュール通りにこなしているのは何より。
　シンハライト、チェッキーノが不在で、少し全体レベルは下がるだろうが、穴馬探しはかえって熱が入る。　今回はローズ組が6頭だけど、紫苑組がなんと8頭もいる。重賞になったらすぐに効果反応が出たか。　今日の追い切りも見てだが、一応穴馬は絞っている。
　凱旋門賞のワンツー、ファウンドとハイランドリールが今週の英チャンピオンSに出走する。　凱旋門をパスしたアルマンゾルと昨年の覇者ファッシネイティングロックも加わって、これは相当な戦いになりそうだ。
　新馬は秋華の日の千八。　コロナシオン、レッドオルガ、サトノシャークなどレベルは高そうだ。　先週のヴィニー同様に、コロナシオンも叩いた方がいいと云われているが、私としては負けるシーンは勘弁願いたい。折しもリオン引退で、心を委ねる存在がほしい私。　
　今日、今週の出走馬が決り、明日は新聞が出る。　予想通り今週は早い(笑)。