セント・ローズ、追い切り終ってやっぱり…。

続々と有力どころのレース予定が出てきている。　秋の大舞台の枠組みも出来つつあるね。　今週はセントライト。　ディーマジェスティは時計もエンジンの掛け方も余裕持たせた。陣営は一応の仕上がりという判断で、レースでは本来の脚使いは出来る状態か。　上がり馬ゼーヴィントは3頭併せで先着。　いい仕上がりのようだが、木村師は慎重な構え。　プロディガルサン、メートルダールは調整が順調のため、最終追いはやや軽目。まあ問題はなさそう。　もう1頭の実績馬マウントロブソンは、併せでムチも入ったが遅れと微妙。　川田騎乗だが少し人気を下げるかな。　栗東のノーブルマーズとプロフェットがいい動き。
　ローズSは人気のシンハライト、ジュエラーが無事に追い切りを終え、動きも不満はなく銀行レースの様相か。　他馬との能力差は大きく、特に上昇急な馬も…。動きはいいフロムマイハート、レッドアヴァンセに、ルメールが乗るアドマイヤリードが追い切り絶好で人気を上げそうだ。
　来週の神戸新聞杯は楽しみだね。サトノダイヤモンド、リオンディーズ、エアスピネル、ナムラシングン、ミッキーロケット、レッドエルディストなど、二四だからね。成長力というか、新たな姿も期待してみたい。
　コロナシオンがようやくゲート試験をクリアした。　何はともあれデビューへ向けてひとつ身軽になったぞ。

秋競馬、とたんに忙しい(笑)。

昨日はスコンク負けだった。我ながら情けない。　細かいことを云えばそれぞれ言い訳はあるけど、ほぼ遠吠えか。
　ロードクエストはきっちり勝ったね。　新潟2才の異次元が印象強いけど、また気性というか、危なっかさも感じさせた馬。　だいぶ大人になってきたようで、今後のマイル路線では主役を担う1頭なのは間違いない。　マツリダゴッホXチーフベアハート。いいね。応援したくなる。
　セントウルはビッグアーサーがドンと来いの逃げ切り。　1枠だったし、福永もスタート次第では行く腹積もりもあったかな。　なんとなく父を彷彿とさせる走りぶりだった。　ウリウリはもうひとつメリハリを利かせられなかった。9着とは意外な大敗。ま、2着から11着までの10頭はコンマ3差だけどね。
　フランス遠征のマカヒキはニエル賞で人気に応えた。　もう少し楽に勝つかと思っていたが、かなりのスローだったしね。　まあこれで確実にコンテンダーとしての地歩は固めた。　ただ、この辛勝でマカヒキが主役扱いされることはないな。　ポストポンド、アルマンゾールが人気を集めるのだろう。　まあ馬券的にはその方がいいとも云えるか。　
　今週はセントライト記念、ローズSと楽しみなレースがある。　開幕週残念だった人は(私だ)今週から始まると思ってしまおう。　
　セントライトは皐月賞馬ディーマジェスティが登場する。　ダービーもマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズというスターホースの中、この馬が1番人気だからね。　結果も3着とはいえ、何気にコンマ1の差。　ここは堂々たる主役だろう。　マウントロブソン、プロディガルサン、ゼーヴィント、プロフィット、メートルダール、カルヴァリオと、まずまず顔ぶれも揃った。　私は勿論ダービーでも気骨をみせた田辺のプロディガルを応援する。
　ローズSは桜花賞馬VSオークス馬という単純明快なレース。　特に要注意という存在も見当たらないし、普通にマッチレースになりそうだね。　犯人は3着馬探しの事件だ。
　フランスの中継を見ていて、スミヨンの顔が大写しになると、自然とブエナビスタを思い出した。　初仔コロナシオン。　背負ったものは大きいけど、やってくれると信じている。　ま、とりあえずゲート試験だな(笑)。
　

2重賞も、穴はながつき、木更津、新涼そして中山最終!

どうも乗りきれなかったな。というか開幕週は静観だった(笑)。　それにしてもビッシュは強かったね。　3角から馬なりでスイスイ上がって行くあたりは次元が違った。　シンハライト、ジュエラー相手でも楽しみが広がった感じ。　デビュー戦の強さが圧巻だったけど、やはり馬格がね。でも春よりはしっかりしてきた印象だし、心配はないかな。　期待したパールコードはどうも波に乗りきれないレースだった。でも持ってるモノはこんなじゃない筈。　巻き返しは当然と思う。
　さて京成杯AH。天候が少し気になるね。ロードクエストVSダノン勢という感じなんだが、あえて狙えばピークトラム。　関屋では私が期待したせいか思わぬ大敗。　イージーな予想をしたことを反省したが、ここは実績ある中山で、叩き3走目。どうみても前走の分を取り返す雰囲気。　過去にも大敗の後に勝ってるし、小牧の汚名挽回に賭けてみたい。　前記3頭は当然有力で、あとバラバラと付け足した。シーズントップだしね。　7から、10,5,14,3,11,13,8へ。馬連と3連は7-10からと、5-7からの流し。
　ながつき。　スマートが休養明けで、モルジが最内を引いた。　ならば大外リバーソウルの差し脚に期待する。昇級戦であまり人気ないようだが、叩き3走目で引き続き善臣騎乗。詰めたローテも浅見厩舎らしくていい。　16から、11,8,10,14,1,4へ。馬連と3連複。あと8-11,10-11も押さえるかな。
　木更津。　内からサトノ、シングン、マイネル、ヨイミヤ、キャプテン、アッラと頭数の割に行けるクチが多い。　ドーヴァー、メイショウが有力だが、強気に踏めばカシノピカチュウ。　善戦止まりが続くけれど、ここは展開がもうひと押ししてくれるかも。　3から、6,7,10,9,5へ。馬連と3-6からの3連複。
　最終。　ここも逃げ・先行馬のテンコ盛り。いくら千二でも直線勝負が台頭とみる。　スミレ、ビービーもチャンス充分だが、もっと大きく狙えばスモーダリングだ。　府中向きの感はあるけど、これだけ先争ペースになれば、枠もいいし伴クンのもう一丁あってもいい。　15から、12,9,5,16,4,8,6へ。馬連と3連複。あとオッズ次第では9-12,5-12,5-9も　押さえたいが。
　阪神のセントウル。ビッグアーサー太目とか云われているが、出てくる以上格好は付けるだろう。　ま、多少割り引くとしてウリウリを軸にしたい。　こちらも休み明けだが、追い切りの動きは絶好だし、次の舞台へもの思いで◎。　スプリンターズは外国馬来ないし、このレースからも盛り上げに入ってほしいね。　6から、1,2,3,10へ。馬連と1-6からの3連。
　西宮。　ここは人気でもブラックムーンには逆らえない。万全の仕上げでなくても能力はひとクラス上。　相手を絞らなければね。ブレイヴリーとメイショウコルノで、2-5,5-7。　カバーの5-8は取り紙かな。
　新涼。いきなり風情のレースだ(笑)。ハナっ速い馬が揃ったね。となればショコラブランが有力なんだけど、もの凄い大穴狙いでクーゲルはどうか。　着順だけみるととても買えないが、本来の走りはそんなには劣らない馬。　阪神千二は条件としてはいいし、何より流れが嵐を呼ぶ、かも。　4から、5,1,9,10,16,2,11へ。馬連と3連複。
　ニエル賞は物足りないメンバーだが、賞金も800万ぐらいらしいしね。1-5,3-5。まあ儲からないだろう。
　

開幕は人気サイドか? いい馬場は何より。

原則として開催替りは静観が正解。　まあ今日の番組は穴を探すのが難しい感じだね。
　紫苑S。重賞に格上げされて、さすがにいいメンバーになった。G2フローラ出走馬が7頭、G1オークス出走馬が5頭だからね。外の8枠に実績馬が揃ったけど、思い切って全部△に留める。　本命はパールコード。巨体で本来は真価発揮まで時間が掛かると思っていたが、デビューから春のレースを見ると、随所にキラリと光る才能が窺える。　将来的に大物牝馬へ育っても不思議ない存在だ。オークスに出なかった分はこれからいくらでも取り返せるだろう。　妙味ではパーシーズベスト、フロンテアクイーン、ヴィブロス。　10から、11.2.9.18.16.17へ。馬連と3連複。
　松戸。ここはルールソヴァールで仕方ないかな。重賞戦線でも戦えそうな素質はある。ならば相手を絞るのが勝負になるね。　アルファアリエス、アースコネクター、デグニティクローズの3頭が面白い。　8から、6.10.11へ。馬連と保険のワイド。
　阪神のエニフ。　ここも割とハッキリしたメンバー構成だ。　本命はゴーイングパワーの方で行く。大敵キングズガードに対しては、展開と和田の意気込みが必要になる。　そのキングズは当然勝機はあるし、内のメイショウ、先手のラテンも好勝負かな。 8から、11.1.7.2へ。馬連と8-11からの3連複。
　鳥取。これも人気が偏ってるね。　オールマンリバーの軸は崩れない感じ。　相手もキングカヌヌ。中谷でも何とか踏ん張れるのでは。　ということで、8-11の1本勝負にした。　馬連と保険のワイド。
　野分。　ここもねェ。ミルコのノガロ。この馬、勝ち味の遅さは感じるけど、逆にいえばこれから本格化する下地も見える。　ウインクルとタイセイが相手。5-7,1-7の2点。
　いい馬場で清々しいレースを見たいね。

秋競馬開幕! 小さな幸福感…。

秋の本場所、例によって少頭数のレースもあるけど、まずまず楽しみな開幕週である。　土曜は紫苑S。ビッシュ、クイーンズベスト、フロンテアクイーン、ヴィブロス、パールコード、エンジェルフェイス、ゲッカコウ、ギモーヴ、ルフォールと一応多士済々。
　日曜の京成杯AH。3才ロードクエスト、4才ダノンプラチナが中心になりそうも、流れひとつで予断を許さないメンバーだ。　阪神のセントウル。ここはビッグアーサーがデンと構える。　とはいえ、ダンスディレクター、エイシンブルズアイ、スノードラゴン、ウリウリ、ネロ、アットウィルと隙あらばの面々。
　さらに来週はセントライト記念。皐月賞馬ディーマジェスティが順調のようだ。　私はやはりプロディガルサンの覚醒に期待したい。　翌週の神戸新聞杯にはサトノダイヤモンド、リオンディーズを始め、かなりの顔ぶれが揃いそうだ。　各馬とも目標に向かっていいスタートを切りたいところ。
　話は変わってフランス遠征のマカヒキ。　今週のニエル賞はちょいと無風かな。　ハーザンドが出ないこともそうだが、この程度の相手では圧勝までありそうだ。　これまでの傾向からいきなりでも走れるタイプだしね。　マカヒキにとっては、前記のセントライトや神戸新聞杯の方が手強い感じだろう。まずは無事にクリアしてほしい。
　昔からそうだが、秋競馬開幕は、競馬ファンにとって冥利を感じる時だ。　せいぜい小さな幸福感に浸りたいね。