今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

さらば桑島孝春。青春のロッキタイガー。

2010-05-07 | 地方競馬

  桑島孝春が引退する。 例のロッキータイガーでのJC激走は語り草となっているね。 もう25年も前のことか。 当たり前のように直線抜け出すシンボリルドルフ。 その後方から派手なアクションでロッキーと桑島が追い込んでくる。
 その前段として、大井でロッキータイガーVSテツノカチドキのJC代表決定戦があった。 当時の雰囲気として、甲乙付け難しで、レースも火の出るような壮烈なマッチレース。 ウオッカVSスカーレットじゃないが、ほんの僅かの差でロッキーが勝った。 しかもテツノの方が斤量背負ってただけに「両方出してやれ」という声は多かったものだ。 結果的にJC本番でのロッキーの銀メダルを見れば、あながちいきがりとも云えなかった。
 桑島孝春はデビューしてすぐ、その甘いマスクとケレン味ない乗りっぷりから、またたく間にスターというかアイドルというか、南関東を代表するジョッキーになった。 実際に、船橋競馬場の食堂で働くオバちゃん、オネエちゃん達も、タカ坊とかタカちゃんとか呼んで、レースが行われている時は、手を休めてスタンドへ応援に行った、というほどの人気ぶりだった。
 南関東は、的場文男、石崎隆之と、息の長い活躍をしているジョッキーがいる。 それはそれ各人の考え方だし、JRAでも岡部のように調教師を目指さない生き方はあるよね。 
 桑島孝春。 間違いなく地方を代表する名騎手だった。 ロッキータイガーと共に、青春の思い出と共に、ひとつの幕が下りる。 クワジマァー! 
  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3才三大決戦! 新緑を疾駆する... | トップ | 新緑競馬に突撃! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

地方競馬」カテゴリの最新記事