エプソムC・府中千八出世レースになるか。

 昨日はサートゥルナーリア産駒が圧勝して、ナダルの仔も勝った。当然世の習いとして新種牡馬の仔が走らなければ業界の活性は滞る。この2頭の産駒は普通に期待したい。ナダルを無印にしていた血統評論家がいたっけ。どういうのォ?(笑)。
　エプソムC。昨日は惨敗を覚悟した流れの中、最終で一発逆転のマーゴットレーヴ!! 助かった(汗)。少し気が楽になってのエプソム。3着までなら軽く10頭は圏内か。サイルーンを本命にした。重賞での3段跳びは簡単ではないが、血統からはOPで不思議ないし、爪の状態良化で成績が上がったと。新馬戦でサリエラと一騎打ちしたように素質は元より。望来も今日の新馬ブラックセイバーを任されるなど、川田を追う存在としての地歩を固めつつある。中団からの進出に期待したい。 一応はレーベンスティールを相手にするが全幅とはで、ルージュリナージュ、ニシノスーベニアが妙味あるか。アルナシーム、グランディア、トゥデイイズザデイと続く。ヴェルトライゼンテは割と好きな馬だが、今回は来たら諦める。
　夏至S。好調馬多く注目度高いね。ただ攻め手としての逃げ馬はいない。人気的には三つ巴か。それを承知の上でイグザルトから好配狙う。状態は良くゲート克服すれば通用の素地。善臣先生のお手馬に、テン乗りエダテル。40年目から35年目へのリレーじゃ(笑)。当然サルヴァトーレ、コンティノアール、ウェイワードアクトへ厚目に。押さえはストライクとマリアナトレンチ。
　八王子。自在性あるムジェロを軸にしたい。兄ショウナンアデイブも奮闘しているが、やや奥 手に出るのかも。ムジェロも当初のレースぶりよりこなれてきて戸崎起用ならいきなりでも。 ここも絞れそうな顔ぶれ。キングサーガ、トクシースタローン、フミヤングフェイスが有望。加えてもベルウッドグラスぐらいかな。
　最終。ここは流れてくれることを願ってドリーミングアップ本命。3才馬9頭いるので、古馬相手でも普通に走れそう。出遅れないに越したことはないが、鞍上も手慣れているので。 ニュージーズ、クリーンエア、ヴァンガーズハート相手で大体いいと思うが、ロジプラヤとジャグアールは加えたい。あとヴァルドルチャも中間動き良く小さい△。
　三宮S。ここはウェルカムニュース本命で。唯一の京都戦は内容良かったし、中間の調教過程もうまく行った感じ。テン乗り淳也の立ち回り次第で勝機ある。 当然オメガギネスが強敵で、アルーブルトも好調持続。デシエルトにゴールドハイアーも圏内。あとはマリオロードを。
　安芸S。ここはボナンザを信じよう。京都千二の川田で、中間の密度濃い調教と好走必至か。 タイセイブリリオ、グットディール、サザンエルフの3頭相手なら会心として、ペプチドヤマト、スクーパー、シラキヌと押さえる。
　常盤。3才インザモーメントの首位有望だね。血統馬体からも重賞級と思うが、54k川田なら信頼性高い。前走は馬場バイアスもあったし、中途でチグハクな形で人気を裏切ったけど、充分巻き返せる。 相手に面白いのは昇級も馬が上がっているローレルキャニオン。ダノンターキッシュとリンフレスカンテは当然圏内で、タガノバルコスを加えておきたい。
　函館スプリント。特性を含んでの参戦だけにひと筋縄では…。洋芝合うと見てビッグシーザー◎。ここ2週は軽い調整だけど、これだけの馬が出てくる以上は信用しよう。瑠星もスピード馬のやり合いを想定して、4角手前からの仕掛けで差し切るか。 サトノレーヴ、ジャスティンスカイ、アサカラキングを相手に、オタルエバーとゾンニッヒが続く。キミワクイーンも昨年の覇者少し加える。
　今日の新馬は府中が注目か。オークス馬チェルヴィニアの弟アルレッキーノに、ブラックセイバーとクロワデュノールと評判馬がぶつかる。　京都はナダル産駒のポートデラメールが人気。エプソムに出るアルナシームの妹だ。昨日に続いて産駒勝利ならナダルの評価がグンと上がりそう。　
　川田とルメールが遂に1勝差となった。エッ、別に?  まあ6月だしね(笑)。23日は前期の締めとなる宝塚記念だが、ルメはまだ重賞2勝と物足りない。スプリングSとオークスだけだ。レーベンスティールや如何に。