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迷える古羊、どこへ行く/初動対応遅れ?

2018-07-18 20:44:56 | 日記

●7月11日(水)
*米中貿易戦争勃発。
トランプ、「今やらなければ、やられる」

*うだるような暑さ。
銀行で少し引き出し。
昨日は電話に出なかったので、今日は社協の見回りボランティアの日じゃないけど、ノーアポでSさんを訪ねたが・・・留守のようだ。

買い物。
階段だけで、ジャンプは止め。

*「ガッテン」の中で時代を象徴する映像として、小川ローザの「オ~!モ~レツ」が流れた。
丸善石油のCMで、猛スピードの車が通り過ぎる時の風で、白いミニスカートがまくれる。その時の言葉が「オ~!モ~レツ」。
感じとして、歩道にある地下鉄の排気口の上に立つマリリン・モンローのスカートが下からの風でめくり上がるのとちょっと似ているかもしれない。

小川ローザとは何の関係もないが、石油ということで・・・
昨日、出光興産と昭和シェル石油の経営統合が最終合意されたらしい。3年前に一度会社としては合意まで行ったが大株主の出光家が反対、その後3年かけてようやく何とか合意にこぎ着けたとのこと。「何とか」という部分に不安がないわけではない。

出光といえば、自分には、タンカーの出光丸だ。確か史上初の総トン数10万トン超の船。子供心にも世界に羽ばたく成長日本の象徴的な存在のように感じたものだ。

今の子供にとって、日本の未来を明るく感じさせるような夢のある物ってなんだろう。

平成最悪の豪雨災害
今回の西日本集中豪雨で、政府の対応の遅れを指摘する声が挙がっている。

・5日(木)朝から大阪北部・京都市などに避難勧告が断続的に出される。

・5日(木)14時、気象庁は異例の緊急会見を行い、「記録的な大雨が数日間降り続く」と注意喚起。

・5日(木)夕方には、京都だけでも14万人に避難指示、大阪とか他も合わせれば20数万人に避難指示が出ていた。(避難指示は避難勧告より緊急性が強い)

・5日(木)夜、赤坂の議員宿舎で「赤坂自民亭」と呼ばれる飲み会が開かれた。“亭主”は竹下総務会長。他には岸田元外相、防相・法相等全部で50人くらいのベテラン・中堅・若手が顔を出したとか。「赤坂自民亭」は毎年恒例で今回で数10回目だそうだが、過去には首相が出席することはなかったらしい。そこに顔を出したのがアベ。9月の自民党総裁選挙に向けた出席というのがもっぱらの噂。
「自民亭」の大盛り上がりの様子は、アベの側近中の側近で、出席者でもある西村官房副長官のツイートにも写真入りで投稿されていた。我々が仲間と集まってワイワイやるのと何も変わらない和やかさだ。

・6日(金)朝までに、九州・四国・中国・関西の各地で河川の氾濫や土砂崩れが多数発生。その後も豪雨は降り続く。

・6日(金)18時10分、福岡・佐賀・長崎県に「大雨特別警報」が発令。
「“数10年に1度の重大な災害”が迫っている」
「これまで経験したことがないような大雨」
「重大な危険が差し迫った異常事態」
「土砂崩れや浸水による重大な災害が既に発生していてもおかしくない状態」

特別警報は、注意報や警報よりもさらに緊急性の高い情報で、「既に災害による被害が出始めている時点で発表されることもあり、この段階での避難は遅すぎる。もう既に避難が完了していなければならない」というくらい切迫した特別な警報。

・6日(金)夜、九州3県に続き、広島・岡山・鳥取・京都・兵庫にも大雨特別警報が発令される。

・6日(金)夜
~7日(土)朝、西日本各地で甚大な被害が次々と発生。

・7日(土)午前10時、豪雨に関する関係閣僚による会議。
但し15分で終わり、アベはこの後しばらくして渋谷区の自分の家に帰った。

・7日(土)14時、この時点では14人が死亡、安否不明者は少なくとも50人

・7日(土)20時、死者40人以上、安否不明者も40人以上

・8日(日)朝8時、政府はようやく「非常災害対策本部」を立ち上げた。
アベ、「救助・救命、避難は時間との戦い。引き続き全力で救命・避難誘導にあたってもらいたい」
「やれることは何でもやる」

・8日(日)14時、アベ、自宅へ。

・9日(月)夜、あちこちから政府の対応は遅かったんじゃないかとか、大雨が降っている最中にアベたちは飲み会なんかやってんじゃねーとか、楽しいんでる様子をわざわざこのタイミングでネットに投稿するのは如何なものか、など非難の声があることについて、西村官房副長官は民放テレビで、
「木曜日・5日午後(飲み会の前)の段階で関係省庁会議を開き、週末にかけて大変なことになるかも知れない
「気象庁も記録的な大雨の恐れがあるとの情報発信を行っていた」
つまり、政府としては5日の段階でことの重大性は認識しており、会議を開いて対応を検討、準備をしていたということだ。

そこまでハッキリと対応は万全だったと言われると、だったら何でこんな大惨事になったんだ?と言いたくもなる。

番組の司会者が、「気象庁のメッセージを生かせずに、大きな被害が出たことについての課題は?」と訪ねたのに対しては、
西村、「落ち着いたところで、それぞれの自治体がどのように対応したのか、政府の呼びかけにどのように対応したのか、を検証していくことが大事」と答えた。

一方、「赤坂自民亭」の“亭主”であった竹下総務会長は、
「どのような批判もお受けしようと思っております」
「これだけ凄い災害になるという予想を私自身持っていなかった」

西村と竹下、どっちが正直か?

11日(今日)、岡山県を訪問・視察したアベは、政府の初動対応が遅れたのではないかとの指摘について、
「政府として一丸となって、発災以来全力で取り組んで参りました。現場の声を汲み上げ、国が自治体と一体となって対応していく考えです」と、対応に遅れがあったのではという考えを否定した。

現在、死者・安否不明者合わせて200人を越える、平成最悪の豪雨被害。
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今回の豪雨の初期段階でのアベを含めた飲み会、これは、まあ、しょうがないかなという気がしないでもない、と個人的には思っている。ただ、亭主の竹下は、あの時点でワイワイやっていたのはマズかった、非難されてもしょうがないと素直に反省している。

それに対して西村は、閣僚会議を開いたし、深刻度合いも認識していた、と述べた。であるならば、何故飲み会に参加したのか? こんな時だから飲み会はまた今度にしようよと言わなかったのか? 何故、今日は楽しかったと写真付きでツイートしたのか?
しかも、勿論後でいろいろな検証は必要であろうが、テレビでの発言は「我々政府としてはちゃんとやっていたが、自治体がちゃんとやらなかったからこんなに被害が広がったんだ」と言わんばっかりの発言に聞こえてならない。

政府としては何も手抜かりなかったと強調したいようだ。

それはアベも同じで、初動対応が遅れたのではとの問いを否定している。

ただ、8日の朝、非常災害対策本部を立ち上げたときにアベは「救助・救命、避難は時間との戦い」と言っているが、もうその前の日の7日の昼過ぎには死者が10人以上出ており、毎時間、毎時間、その数は増える一方、安否不明者も40~50人にも達していた。
しかも、更にその前の6日には、発令時点での避難はもう遅いと言われる大雨特別警報が10前後の県で発令されている。

つまり、救助・救命、避難に関して、アベが時間との戦いだと言うに値する行動をとったか、甚だ疑問に思わざるを得ない。

時間との戦いと言うのであるなら、非常災害対策本部は6日中にあってもおかしくはなかったと思う。どんなに遅くても7日の朝だろう。

実際7日の朝には、既に10ヶ所程から自衛隊に援助派遣要請があった中で、豪雨に関する関係閣僚会議が15分ほど開かれたが、アベはこの後、死者が次々と出る中、自宅に帰ってしまった。連絡は自宅にいてもいつでも取れると思ったんだろうが、折角関係閣僚会議を開いた割には、政府には危機感はなかったようだ。危機感があればこの時点で非常災害対策本部を立ち上げていてもおかしくはないくらい、既に被害は甚大であった。

「週末にかけて大変なことになるかもしれない」と認識していたはずの西村官房副長官は、アベに非常災害対策本部の設置を進言しなかったのだろうか?

非常災害対策本部が立ち上がったのは、この会議のほぼ1日後。既に50人もの犠牲者が出た後だった。

初動対応が遅かったのではという意見、自分も遅かったと思う。

しかしアベは、「発災以来、全力で取り組んできた」として、初動対応に遅れがあったとは認めなかった。

今回の予想を超える災害被害は天災である。犠牲者の方々には申し訳ないが、ある部分諦めなきゃならない面もある。
仮に政府がちゃんと手順を踏んで万全の体制で取り組んだとしても、被害は起こってしまっただろう。

ただ、やはり、初動体制に不備があったという指摘があるなら、真摯にそれを受け入れて、今後に活かすといった素直さ、謙虚さがあってもいいんじゃないか。

よく知らんが、関東東北水害の後「被災者ゼロ目標」っていうのがあるとかないとか。だったら、今回はそうはならなかったわけで、その点でもアベにはもっと素直に過ちを認め、謙虚に人の意見に耳を傾けるということを実践してほしいと思う。

な~んちゃって。
アベに対してこんな優しい言い方したのは初めてじゃないかな?

世論調査でアベ内閣を支持しない理由のトップは断トツで「人柄が信用できないから」。そして、支持する理由のトップはやはり断トツで「他に適当な人物がいないから」。

アベの性格が正直でないのは万人周知のこと。

今更アベに素直になれと言っても、所詮無理な話であった。

*今日は多分一言も喋ってないと思う。

●7月12日(木)
*朝早く、雨がザーッと降っていたが、それも上がって晴れてきた。
*ウォルマート、傘下の西友を売却する事にしたそう。
自分は自宅付近ではスーパーだけでも6~7軒の店を利用しているが、その中で一番店員の態度が良くて、店に活気を感じるのはオオゼキである。世田谷・松原駅前のオオゼキ(現在建て直し工事中)も同様で、「いらっしゃいませ」の声があふれている。どこのスーパーでも社員教育は行っているんだろうけど、それが店内の現場にちゃんと反映されているとは限らない。

きっとオオゼキは社員教育が徹底しているんだろう。
大手だからといって社員教育が徹底しているとは限らない。

まあ、そうは言っても、じゃあ、自分はオオゼキにしか行かないのかというとそういうわけでもない。

商品って同じ物がどこの店にもあるかというと、結構そうじゃない。また、同じ商品でも店によって結構値段に差がある。だから、この商品はここ、この商品はここ、と店ごとに買う商品が大体決まっている。
基本は値段。同じ商品なら少しでも安いところで買う。店の雰囲気は二の次だ。

これ、貧乏人の基本。

*冷凍庫の霜(氷)取り。自分は野菜など10種類以上の冷凍食材を利用している。狭い庫内を少しでも広げてもう少し種類を増やそうと思っている。

*うだるような暑さ、先ず、近所のスーパー。クリーニングを引き取り、パン・牛乳・鶏レバー。
荷物をイエに置いてすぐ、昨日留守だったSさんのアパートへ。今日も留守のようだ。

特に今すぐ必要な買い物はないし暑いし、これからどうしよう? 何となくブラブラと高田馬場駅の方に。スーパーの前を通っても特に買うものないなあ・・・ 新大久保まで散歩で歩こうかと馬場駅からから少し歩いたが、暑いしダルいし、新大久保は無理だ。すぐにUターンして馬場。結局何の意味もなく、暑い中をただブラブラしただけで団地に戻ってきた。団地の中庭の日影の椅子に腰掛けてしばらくボーッとしていたが、これって、本当に何もやることがない老人が日がな一日公園でボーッと時間を潰すのと何も変わらないなあ・・・
風が少しあったので日影にいて少し楽になった。そうだ、チャリで新宿に行こう。

新宿の酒屋で鶏レバー入りテリーヌ。
新大久保の何軒かで安いリンゴを探したけどなかった。暑いので休憩で、どこかでお茶でも飲んでいこうかなと、滅多に考えつかないことを思ったが、勿体ないので団地に戻ってきた。

でも、やっぱりイエに入りたくない。
チャリに乗ったまま、そうだ、もう一度Sさんをもう一度訪ねてみよう。

Sさんのイエの近くで麻雀会の会長さんとバッタリ出会った。
「ちょうど良かった。後で電話しようと思ってたのよ」
(もしかして麻雀のお誘いか?)
「明日の麻雀会に、もしかしたら時間に行けないかもしれないのよ。私の代わりに利用手続きしてもらえるかしら」
(残念。麻雀じゃなかった・・・)
「はい、大丈夫ですよ」

Sさん、まだ留守のようだ。

これでやっとイエに戻る決心がついた。
階段は上ったが、ジャンプは止め。

*何だかダルくて食事する気が起きないが、トマト、ラッキョー、缶詰のコーン、ナッツ類、めかぶ、飲み物など、火を使わないもの。

今からこんなにダルくては、この夏、先が思いやられる。

*夜、トイレの中でデカいゴキブリが出た。ここに来て多分5年、3~4匹目のゴキだ。殺虫剤ないし、どうしよう。台所から食器洗い用洗剤を持ってきてゴキにぶっかけた。
トイレットペーパーの芯の中に逃げ込んだので、勿怪(もっけ)の幸い、洗剤をたっぷりかけたつもりだったが・・・

後で芯の中を見たら、影も形もなく消えていた・・・

因みに、何故台所洗剤が良いかというと、ゴキブリは肺呼吸の他に皮膚呼吸の割合が高くて、洗剤で全身をベットリと覆われると呼吸が出来なくなるからだ、と聞いたことがある。
実際、過去に何度か台所の流しで見つけたときには、洗剤で殺すことに成功している。

ゴキ、どこへ行った。