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迷える古羊、どこへ行く/4つの日

2018-07-01 19:00:21 | 日記

●6月22日(金)
*麻雀会。まあ、こんなもんかな。
会長さんから麻雀に誘われ、そのままご自宅へ。カレーをご馳走になった。

*夜12時前に帰宅。
そういえば、1週間前の麻雀会で傘立てに置いた傘がなくなってしまった件、誰か間違って持っていかなかったか皆に訊くのを忘れた。

●6月23日(土)
*母に電話。午後は雨のようだし、父が少々お疲れでゆっくり休養したいからということで、今日は来なくてもいいと言われた。

父は、生活の多くの時間を合唱に費やしていて、合唱が生き甲斐となっている。最近は秋の発表会に向け練習が週3回の時もあるとか。その練習場所は区内何ヶ所かあって昨日は経堂だったので、赤堤から経堂まで2キロ近い距離を往復歩いたとかで疲れたらしい。
練習は、立っているだけで腰が痛いし、声は出ないし、黄班変成で楽譜は読みづらいし、楽譜も重い・・・
少しでも身体が衰えないよう、練習に参加してあえて身体を動かすようにしている父だが、本格的な暑さはまだまだこれから。無理は禁物だ。

*OPEC(石油輸出国機構)が来月から原油の増産をすることで合意したとか。

*EUからアメリカに輸入される鉄鋼・アルミ製品にトランプが高率の関税をかけ輸入制限を実施したことに対抗して、EUがアメリカ製品や農産物の一部に報復の高関税を課す決定をしたことは数日前に述べた。

このEUの決定に反発したのがトランプ。
決定を取り下げなければ、EUの車に20%の関税をかける新たな処置をとるぞと脅しに入った。

反発するもしないもない。元々喧嘩をふっかけたのはトランプの方だ。

中国に対してもそうだが、独りよがりの脅しでアメリカの貿易赤字を減らそうとするなんて所詮無理がある。
高い関税をかければ相手国は困るだろうが、結局ブーメランとなって最終的に困るのはアメリカ自身だ。
そんなことも分からず、ただ混乱を生むだけのトランプ。

貿易赤字の削減には売れる物作り、これしかない。

*受動喫煙防止対策強化を審議中の国会厚生労働委員会で、意見を述べていた参考人に対して「いい加減にしろ」と発言した自民議員は、どこかの県のガン研究財団の理事長だったが、辞職したとか。

委員会で意見を述べた参考人は肺ガン患者であり、そもそも受動喫煙防止対策強化は、受動喫煙によって引き起こされる肺ガンなどのガンや人間の健康を害する様々な病気を少しでも減らすのが目的。

その肺ガンなどのガンをなくす活動をしているはずのガン研究財団の理事長が、ガン患者でもある参考人に“ヤジ”を飛ばすなんて、理解不能、言語道断の振る舞いである。

何のためにガン研究財団の理事長をやっていたのか。

理事長辞任に追い込まれて当然である。

*毎年8月に定例的に行われてきた米韓合同軍事演習は、今年は中止すると発表されたが、マティス国防長官は更に2つの米韓交流軍事訓練も無期延期するとの方針を明らかにした。

キムに譲歩し過ぎ。

そもそもシンガポールでの米朝サミット後、速やかに、確かサミットの翌週にでも非核化へ向けた米朝高官協議が始まる勢いだったと思ったが、未だ始まる気配はない。

恐らく朝鮮が何だかんだ言って、協議を先延ばしにしているのだろう。

朝鮮キム、信用できない。

*皇室を敬愛する日本人なら、今上天皇が日本人が忘れてはならない4つの日として挙げる日を当然知っているはずである。

と言うか、天皇がどうのこうのでなくても、この4つの日は日本人なら当然知っていなければならない日である。

今日はその内の一つ、沖縄慰霊の日。沖縄戦が“終結”した日だ。

太平洋戦争末期、沖縄で民間人を巻き込んだ大規模な地上戦で、米軍人2万人を含む20万人が犠牲となった。自分が間違ってなければ沖縄戦は日本で唯一の地上戦じゃなかったかな。(間違っていたらご免なさい)
この戦いで沖縄県民の4人に1人が命を落としたと言われ、戦闘に巻き込まれた10万人近い一般の民間人が、この世のものとも思えぬ悲惨な集団自決などで失わなくてもよい命を落とした。

戦争で命を落とした人、家族を奪われた人、日本中が辛く苦しい思いをしたが、地上戦があった沖縄県民の経験は最も苛酷であったと言ってもいい。

ある日突然赤紙が届いて一家の大黒柱や若者・学生が戦場に送り込まれる。
空襲で、原爆で、人々は虫けらのように殺される。

悲惨無惨に命を落とすのは、戦争に駆り出された一般国民であり、戦闘に巻き込まれた一般の庶民である。

膨大な数の何の罪もない人の命が、何の躊躇もなく失われる。

大地震の教訓(逃げろ!)がいつの間にか忘れられてしまうのが歴史であるのと同様、戦争はもう懲り懲りだと思ってもまたいつの間にか繰り返されてしまうというのも歴史である。

4つの日、終戦記念日すらちゃんと言えない人が増えているというが、記憶が薄れ危機意識がなくなったところに戦争好きの人間は付け入る。

戦争だけは絶対に起こしてはならないという沖縄県民はじめ日本国民の心の底からの切実な想いは、次の世代、そしてその次の世代へと確実に引き継がれていかなければならない。

そうでなければ、また必ず戦争は起こる。

日本人なら4つの日、その意味するところを忘れてはならない。

忌野清志郎、「政治に無関心でいると、いつか自分の子供が戦争に行くことになっちゃうわけよ」

*トランプは対朝鮮制裁を1年間延長すると議会に伝えたとか。

「朝鮮半島での兵器に使用可能な核分裂物質の拡散の現実とリスク、及び朝鮮政府の行動と方針は、米国の安全保障・外交・経済に引き続き異常で並外れた驚異をもたらしている」

う~ん・・・
トランプは、今月12日のシンガポール米朝サミットの翌日のツイッターで、「もはや朝鮮の核の脅威はない」。
また先日の閣議では、プンゲリの核実験場の廃棄を例に挙げて、「朝鮮の非核化は既に始まっている」。

どっちが本心?

外交には駆け引きが付き物だから全く心にもないことを言うこともあるのかもしれないが、例えば、もしトランプがプンゲリ廃棄を信じているとしたら、大統領としていくら何でもそれはあってはならぬことである。

自分みたいなド素人でも、核実験場廃棄はマヤカシだと信じて疑わない。

まあ、いずれにせよ、対朝鮮制裁継続は当然である。

●6月24日(日)
*今日の日の入りは7時01分。今日から10日ほどが1年で最も日の入り時刻が遅い時期。
今日はそんなでもないが、明日からは30度を超えるような暑い日がしばらく続くらしい。

*麻雀会。まあ、こんなもんだろう。
誰か傘を間違えて持っていかなかったか皆に訊いたけど、間違えた人はいないようだ。

となると、通りかかった人が交流館前の傘立てから盗んでいったと考えるのが一番可能性がありそうだ。
もしそうだとしたら実に情けない話だ。
もし勝手に持っていったとすれば、その人は哀れな人だ。

買い物。ジャンプ500回。

*「大河」。
韓国時代劇ドラマ「オクニョ」の放送、今日は中止。サッカーW杯日本vs.セネガル戦のキックオフは0時で、どうやら民放?で放送のようだが、NHK「オクニョ」の23時~0時は何故かサッカー関連番組。サッカーと直接時間が重なっているわけでもないのに、毎週楽しみにしている「オクニョ」の放送がなくなって非常に恨めしい気分だ。

たまたまスマホを見たらセネガルに1点先制されたようだが、そこで歯を磨いて寝た。朝になれば嫌でも結果が分かる。

●6月25日(月)
*サッカー、引き分けに持ち込んだんですね。しかも1-1じゃなくて、2-2。2度追いついたんですね。
素晴らしい! 予選リーグ突破に望みが繋がった。
*東京、今日の予想は33度とか。

*麻雀会。こんなもんかな。
買い物。
階段は上ったが、ジャンプは暑くて中止。

*代々木駅前のある店に男が刃物を持って立てこもったとかで、画面に居酒屋「花火の宴」と出ていた。マップを見たら、そこって昔マックがあった所じゃないかな? 夕立で入ったマックの2階から駅前のスクランブル交差点を眺めていたような気がする。

*2、3日前にも受動喫煙のことを散々ブログに書きまくったが・・・
受動喫煙対策強化の東京都条令案、今日委員会可決、明後日には本会議で可決成立の見込みだそうだ。や~~っとここまで辿り着いた。
従業員のいる飲食店は全て喫煙不可。
都自民は、従業員がいるのかいないのか分からない場合がある(従業員が1人だと、その人が辞めたときはどうする)などと訳の分からない子供じみた屁理屈で条令案に反対したが、全く人の命の大切さを度外視した自民の反対ぶりには、全く呆れるばかりである。

実施は2020年の4月からとやや先だが、これで先進国の中で最も時代遅れの受動喫煙対策だと言われた日本のタバコ対策の状況が、オリパラを前にしてそれなりに世界に通用するものとなった。

それにしても、国はお粗末。
厚労省が去年作成した受動喫煙対策改正法案は自民が強硬に反対。確か国会に提出すら出来なかったんじゃないかな。その後厚労省が新たに作り直した改正法案は、自民のバカ議員に忖度して大幅に骨抜きの内容となった。今の国会に提出されたんだっけ? そこは分からないが、厚労省の法案が仮に成立したとしても、そんな骨抜き法律、逆に世界の笑い物になるだけだ。自民議員が世界から嘲り笑われるだけだ。

ほとんど意味がない厚労省。

*シンガポール政府によると、6月12日の米朝会談でシンガポール政府が負担した費用は、5000人の警備関連費など、日本円で13億2000万円程だったとか。

その中に、会談前に話題になったキム等の宿泊費が含まれているかどうかの詳細は未公表。

自分は、キムが恥ずかし気もなくシンガポールに費用を出して貰ったと思う。

*昨夜のサッカーW杯の日本vs.セネガル戦、1ー2の劣勢から本田圭佑選手がゴールを決めて同点に持ち込んだんですよね。
サッカーのことは全然知らない素人だけど、何でも、今まで本田選手は結果を出せなかったのか何だか理由は知らないけど、とにかくネット上で叩かれていたらしいが、昨夜の同点ゴールで、「今まで叩いていたけどご免なさい」といったような、謝罪の投稿が溢れかえったとか。

溢れかえったということは、それだけ叩いた人が多かったということなのだろう。

数日前のブログに、「日本との試合で負けたコロンビアの新聞がコロンビア選手をやり玉に挙げているという話を聞いたけど、そういうのは好きじゃない」と書いた。

選手は常に体を張って全力でプレイしているのに、ミスったとき・ダメなときは叩いて、良いときは持ち上げる。それで良いのか? それが本当のサッカーファンというものなのか? 自分だったらミスしないで出来るのか? 自分が何か上手くいかないことがあった時に叩かれたらどういう気持ちになる?

本田選手が、
「自分以外の選手を叩くのは止めてほしい」
「上げ下げを楽しむのは僕だけにしてほしい」
と言ったとか、書いたとか。
「上げ下げ」って「誉めたり叩いたり」ってことかな。

何度も言うように、自分はサッカーも知らないし本田選手のことも名前ぐらいしか知らないし、本田選手がどういう理由で叩かれたかも知らない部外者であるが、何にしてもこの本田選手自身のコメントを見る限り、やはり場数を踏んで、いくつもの修羅場を経験し、とことん鍛え上げられた人間は、言うこと考えることが違う。
自分もそうだが、凡人とは違う。

そもそも、「上げ」るのは良いとしても、本田選手を「下げ」て何になるの。

それより、公僕の身でありながら全く国民の生活を顧みず、多くの人々を貧困に追いやっている人間がこの世の中には少なからず存在している。
その一方で、自分のことは二の次にして世のため人のために活動している人が沢山いる。

「上げ」も「下げ」ももっとそれに相応しい人は大勢いると思う。

スポーツ選手を皆で寄ってたかって「下げ」るなんて、実にちんまい人間のやること。

「下げ」るんだったら、本当に「下げ」るに相応しい人間を「下げ」てほしい。