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迷える古羊、どこへ行く/大隅教授

2017-04-14 07:33:48 | 日記

(今日は4日分です)

●10月1日(土)
・なななな何と、ちょっとしか眠れなかった。寝たとしても精々2時間。拙い。非常に拙い。完璧に拙い。
・今月の注目。野菜、安くなるか。台風とか日照不足で、野菜の高値が続いている。

・中国の人民幣(レンミンビ、RMB。CNY(チャイニーズ エン)。人民元って呼ぶのは日本だけ?)が今日から世界の主要通貨の仲間入りをした。

国連には世界各国の通貨・金融・為替などを調整するIMF(国際通貨基金)という組織があり、IMFの加盟国はその出資額に応じてIMFから直接資金を借りることが出来る(GDR)。
これとは別に加盟各国はやはり出資額に応じてSDR(特別引出権)という権利が与えられている。

そんでもってこのSDRっていうのは、世界の主要通貨の加重平均(0.5A+1.2B+0.08C・・・)で算出される、一種の仮想通貨。
加盟各国は外貨準備としての金(きん)やドルの他に、この仮想通貨SDRという権利を持つことにより、万が一、何らかの理由で外貨不足に陥ったときにはこのSDRと交換に特定の国から資金を借りることが出来る。

この仮想通貨SDRを構成する世界の主要通貨として、今日から中国のRMBが仲間入りしたということである。

因みに今日からの主要通貨とは、ドル、ユーロ、RMB、円、(英国)ポンドの5通貨。

・涼しい。
・スーパーのバイト。15~23時。
寝不足。かなりきつい。
いつもよりストレス感じる・・・ 寝不足とストレス、関係有るのかなあ・・・
あの笑顔が滅茶苦茶素敵な女性を思い浮かべるようにして、自分が崩れるのから耐えた。

●10月2日(日)
・今朝は一応ちゃんと寝た。
・ちょい暑で汗。
・スーパーのバイト。15~23時。
E・クラプトンのTシャツを着た人に、娘の名前を言ったが、無反応。あの曲を知らないらしい。
初めて見る長髪外人男、フー ファイターズのTシャツ。
「オー! デイヴ・グロール!」と言うと、
「イェーイ!」 ドラムを叩く仕草。腕にはffとタトゥー。
「他には誰がフェイバリット?」
「メタリカ・・・ レッド ゼッペリン・・・」さっきドラムを叩く仕草をしたので、
「オー! ボンゾ!」と言うと、彼はTシャツをめくって腹を見せた。
ツェッペリンの4枚目のジャケットに描かれている4つのシンボルマークの内、ボンゾを表すという「3つの輪」が彼の腹に彫られていた。
「ワオ!」
彼はまだ20~30代か。でも若い割りには大昔のバンドも好きなようだ。

ff男、また来ると良いけど・・・

・帰り、昨日は長袖2枚だったが、今日は半袖1枚。随分違う。毎日、着るものを考えるのが難しい。
・大河他。

●10月3日(月) バイト休み。
・ショボショボ雨だが、気温は低くない。Tバック1丁でも全然平気だ。
明日の予報は晴れで、気温は32度。10月なのに32度!? 冗談でしょ。

・母に電話。
「7日の金曜、顔を出したいんだけど」
「お父さん、日曜まで忙しいのよ」
「10日の月曜は広島に行くんで、また電話するよ」

・ブログを始めるも、たまに起こる頭痛が今日も起こりそうな予感。思い切って横になって寝たので、頭痛はどうやら収まった。

・ノーベル医学生理学賞に日本の大隅良典氏が選ばれたようだ。選考理由は「オートファジー」。よく分からないが、というより、全然分からないのだが、「自食作用」と訳され、細胞がタンパク質不足(アミノ酸の欠乏)になったときに、細胞自身が細胞内部のタンパク質や老廃物質などを集めて新たなアミノ酸を作り出すという、いわばリサイクル作用みたいな機能をいうらしい。

この場合、ファジーはphagy(食べる)らしい。どうもfuzzy(曖昧な)ではないみたい。

そういえば、ファジー ネーブルって言葉があったけど何だっけ・・・ そうだ、カクテルの一種だ。ピーチツリーをオレンジ ジュースで割ったものだ。
自分はドッケンバー時代に、ピーチツリーをグレープフルーツ ジュースで割った「ジェフ・ピルソン」という名のオリジナル カクテルを作ったことがある。甘みと苦みが絶妙にマッチした逸品だと今でも自負している。

話が逸れた・・・ ついでだ。自分も「オートファジー」。天然ボケ。というより、何だかいつも頭の中がボーッとしている・・・

・ブログ。1歩も出ず。

●10月4日(火)
・ある記事の見出し、「高齢期1人暮らし、8割超不安」
これって、どう意味だろう? 8割を超える人が不安に思っているということか、それとも8割の人が超不安に思っているのか・・・

自分は将来に対して超不安だ。

・高速バスの空きスペース(床下の部分)利用で、茨城から東京に野菜の産直をする試みがあるらしい。
良いアイデアだと思う。
列車も活用できる? トラック運転手が不足しているというし・・・

・来週前半、広島はどうやら概ね天気は良さそうだ。それより、明日、明後日、台風18号はどうなる?

・世の中には色んなことをしている人がいるもんだ。
先日のクリトラの討論会でそれぞれが何回瞬(まばた)きをしたか?
過去の例では、民主・共和の各大統領候補10組の内、瞬きの少ない方の勝率は9割。そして今回の瞬き回数は1分間につきクリントンが・・・忘れた・・・ とに角、クリントンの方がトランプより少なかったようだ。

選挙の結果や如何に。

・30度以上のようだが、さほど蒸し暑くはない。
・スーパーのバイト。15~21時。

・ノーベル賞の大隈氏、会見で『基礎研究の大切さは、ヘソ曲がりであること』として、次のように述べた。

「サイエンスって、どこに向かっているかってのが分からないところが楽しいことなので、だから「これをやったら必ずこういう良い成果に繋がります」っていうことをサイエンスで言うのはとても、実は難しいことだと思うんです。
え~、勿論すべての人が成功できる訳ではないんだけど、そういうことにチャレンジするっていうのが科学的な精神であろうと私は思っているので、基礎研究を見守ってくれるような社会になってほしいと常々思っていて、そういう意味で私も少しずつでも努力してみたいと思っています」

「今、ノーベル賞受賞者がたくさん出ているから日本は凄いんだっていうのは、とっても間違っていて、日本の科学は空洞化するよという危機感を私は非常に強く持っています」

「こういう問題を解きたいんだということをですね、若い人たちが本当に思えて、そういうことをサポートするような社会の雰囲気っていうのが、とても大事だと思っています」

「人がやってないことをやる方がとっても実は楽しいんだ。チャレンジするっていうのが科学的な精神だろうと私は思っているので」

若い研究者へのメッセージ。『流行(はやり)を追わない』
「(大人になると)段々何か知ったような気分になってって、そういう基礎的な疑問みたいなものを忘れていく。若い人には、自分が疑問に思ったり、面白いなと思ったことはとことんやってみよって。将来そういう人たちが科学者になってってくれるんじゃないかというふうに思っています」

大隅氏の知人、
「(彼の)研究の原動力は子供の頃からの悪戯(いたずら)心」

大隅氏の兄、(弟について)
「気が弱いから人と競争したくないから、誰もやらないことをやっていれば、その分野に関しては自分が一番偉いと思っていられるしね」

大隅氏は、自然科学での基礎研究の重要性が今の日本で理解されているのか、基礎研究の重要性を繰り返し強調していた。

一方、アベ、
「後に続く若手研究者たちへの大きな励みになるのではないかと思います」
文部科学大臣、
「我が国の科学技術のレベル(の高さ)と層の厚さを世界に示したものだと考えています」

全く・・・ 2人とも何なんだよ。何考えているんだよ。話にならない。

大隅さんの声は届いているのかよ。大隅さんが繰り返し強調していた基礎研究の重要性を心から理解しているのかよ。
仙人なら霞を喰って生きていけるかもしれないけど、研究者は大きな励みだけじゃやっていけないよ。
2人とも口ではもっともらしい立派なことを言っているが、実際には基礎研究のようなすぐに役立たないものは、どんどん予算を減らされている。

いや、減らされているのは基礎研究だけじゃない。

実際、ノーベル賞受賞者で、あのiPS細胞の山中伸弥教授“でさえも”、
「私の研究所“でさえも”国の補助金が少なくて、非正規を雇っている」
つまり、研究の手助けをしてくれる人の人件費を抑えざるを得ない。非正規だと継続的安定的に手伝ってもらえないので、研究にも影響が出ているというのである。

ノーベル賞受賞者の研究所“でさえも”そういう状況であるということは、後は推(お)して知るべし。他の普通の研究所がどんな状況かは、容易に想像がつくというものだ。

国の補助金は圧倒的に少ない。

アベにも文相にも、科学者の気持ちは全然伝わっていないばかりか、やっていることはむしろ逆である。

恥を知れ。

蛇足ながら、自分は大学時代の夢を、毎月毎月コツコツと貯金することによって、17年間かけて実現させた。
DOKKEN BARは結局17年あまりで潰れたので、あまり偉そうなことは言えないが、「どんなつまらないことでも、自分が面白いと思ったことは、変に大人にならず、ヘソ曲がり的にとことんチャレンジしてみよう」という大隅教授のお考えには、分野こそ違うが、大いに賛同するものである。