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迷える古羊、どこへ行く/アユタヤ

2017-04-03 11:57:42 | 日記

(今日は5日分です)

●9月19日(月・敬老の日) バイト休み。
・11時、母から電話あり。
「今日、2人ともいるから来ない?」 「いいよ」
何だろう?・・・ 何か特別な話でもあるのか?

・総務省の人口推計によると、9月15日における65歳以上の高齢者の人口は、
 男   約1499万人
 女   約1962万人
 合計  約3461万人
高齢者が総人口に占める割合は、27.3% (女性は30.1%)

更に総務省の労働力調査によると、働く高齢者は、730万人(平成27年)で、12年連続増加で、過去最多を更新中。

働く高齢者が増え続ける理由を言っていたが、忘れた。年をとってもまだ元気だとか、高齢で働くことが定着してきたとか、そのようなことを言っていたかもしれない。

自分は、働く高齢者が増えている理由の一つに、年をとっても働かざるを得ない、働かないと生きていけない、というのがあると思う。

自分も来年は65歳、高齢者の仲間入りだ・・・

・仏教遺跡で有名なタイのアユタヤで、およそ100人が乗った船が転覆し、13人が亡くなり、行方不明者もでているとのニュース。

自分も同じ船かどうか不明だが、アユタヤで船に乗ったことがある。

今から10数年前、東南アジア5カ国をぐるっと廻った時のことである。
バンコクから列車でアユタヤに着くと、駅前は想像とはまるっきり違って、林が広がり、その手前にテントや屋台といったような簡単な食べ物処が数軒あるだけ。家もなければ、店もない。これからどうやって遺跡巡りをしたらいいの?

まあ、慌てず取りあえず食事でもしようと腰をかけたら、女の人が寄ってきて、遺跡を廻るならトゥクトゥク(小型の三輪自動車で荷台に人を乗せる)はどうかと持ちかけてきた。これからどうしたらいいのと思っていたので、あ~、そうか、そういうことか、ここで客待ちをしているんだ・・・
ということで、行きたい遺跡など7~8カ所を言って、チャーターした。
記憶が定かでないが運転手がいて、彼女は自分と一緒に荷台だったような・・・

アユタヤといえば先ず思い浮かぶ、あの樹の根っこに挟まれた仏頭があるアユタヤ歴史公園をはじめ、王宮の離宮や山田長政の墓など、行きたかった箇所を全部巡り終わって戻ってくると、今度は賑やかな街中で、ここで降りるかどうか訊かれ、時間はたっぷりあったので、取りあえず降りて市場などを歩いたり、何でもない喫茶店みたいなところで休んだりしていた。

やがて、それも済んでしまって、でもまだまだ時間はたっぷりあるし。仕方なくさっき教わっていた駅の方向に行くと、そんなに大きいとはいえないが川があり、渡し船の発着所。川を渡り反対側に行くとさっきまで賑やかだった街とは一変、林が広がっていてまたテントやら屋台が現れた。

そうか・・・ そうだったのか・・・ 岸から駅までは100メートルあるかないかくらいだったと思う。着いたときも戻ったときも林のせいで周りの様子が全く分からなかったのだ。

先ずは朝入ったのと同じテントでビール、そして腹ごしらえ。しばらくするとさっきの運転手と女性がやってきて、一緒に乾杯。そして彼女が家で汗を流していかないかと言ってきた。最初は遠慮して、というか日本、特に都会じゃそんなことあり得ないよね、何か下心でもあるんじゃないかと警戒していたけど、でも来い、来い、と何度も言うのでそうすることにした。

勝手に駅敷地内の線路を渡って駅の反対側へ行ったところに、彼女の住んでいる長屋があった。一軒家ではなくまるっきり庶民の住む長屋。シャワースペースは長屋の各家の前に、長屋に平行してズラッと並んだ天井もないような粗末な囲い。

家の中に置かせてもらった荷物が全く気にならないというわけではなかったが、まさか警戒心丸出しにして、荷物をシャワースペースの中に持って行くわけにもいかないし、取りあえず財布だけは持って行った。

普通なら体験できないような、仏教に信心深いといわれるタイ人の普段の生活と、純真・素朴な心というか、そんな一面に直(じか)に触れられた貴重な時間であった。

バックパッカーであったからこそ経験できたことだと思う。

そのあと駅で数時間過ごしてから、遅れに遅れてやって来た寝台車に乗り、ラオス国境の町、終着駅のノンカイに向かった。

ところで、大事故のあった川と自分が渡し船で渡った川とが同一かどうかは不明。

・霧雨の中、チャリで実家へ。
やはり父は自分たち夫婦の将来、そしてこの独り暮らしのバカ息子の将来のことをかなり気にしているようだ。今は2人とも満身創痍(そうい)ながら何とか寝込むことなく生活しているとはいえ、いずれ片方、もしくは両方が家で暮らせなくなる可能性がどんどん大きくなっている。
かといって今の内に何か手を打っておくことも出来ない。このバカ息子は、少なくとも経済的には親を支える力はない。

困った、困った、困った・・・

・帰り、思った以上の雨。
・オリパラ、両方とも先月終わっていたと思っていたが、パラの方は今日(?)終わったんですね。勘違いしてた。

●9月20日(火)
・シャワーのあとTバック1丁でいたら、さすがに寒くなってきた。ここのところずっとスッキリしない天気が続いている。というか今日はこれから台風らしい。
もうお彼岸か。夏も終わったようで、何となく寂しい気がする。

店に来るあるタトゥーのお客さんとも「これから先長袖になるとタトゥーが見せられなくなって、何となく残念な季節になりますよね」と話をしていた。
それも残念だが、女性の肌の露出度が段々少なくなるのも残念。
夏は蒸し暑くて嫌だけど、それなりに良いところもある・・・

・Kさんから電話あり。
イエスのライブチケットをとって貰ったが、やっぱ行かないって伝えてからしばらく経ったので、もう一度改めて謝ろう、チケットがさばけたかどうか訊こう、と思い2度ほど電話をしていた。
でも話が出来ないでいたので、やっぱ怒っているのかなと思っていたところだった。

「大丈夫ですよ。全然気にしなくて良いですよ。最前で良い席だったので、かえって高く売れましたよ」
いつも通り明るく接してくれた。Kさんの気遣いのお陰で気が楽になった。

・まだ雨は弱いが、チャリは止めて電車。店に着いたときは結構強い雨になっていたのでチャリ止めて正解。
・スーパーのバイト。15~22時。
風邪で1人休み。残業頼まれた。胃が鈍痛。
台風で暇だと思ったが、思っていたより忙しかった。
帰りは台風のピークは過ぎていたので、傘は必要だったが割と楽に帰れた。気温低い。

●9月21日(水)
・日銀の今回の金融政策会合では、過去3年半の金融緩和政策を検証し直した上で、短期の金利は今まで通りとし、超長期金利を引き上げるため、10年物国債の金利を0%程度に誘導するという方針を明らかにした。

黒田、「俺はやるべきことはやった。でもアベがやるべきことをやらないから物価上昇率2%も達成できない」
そう言いたげ。

その通りだ。アベノミクスはもはや死語。我々庶民、とりわけ貧乏人の生活に明るい光は届いていない。

・台風一過とはならず曇天。
・スーパーのバイト。14~21時。忙しかった。

・豊洲に関する都の内部調査の一部が、ブラジルから帰ってきたオバさんに報告されたそうだが、いくら一部の中間報告といえ、報告書が紙っぺら1枚だったことに、オバさん、かなりムカついた模様。

・東大で、複数の教授による複数の論文について、グラフなどのデータに不自然なものがあるという内部告発があり、それを受けて行われていた調査の結果、大学は、外部の人間を含めた委員会を立ち上げて本格的調査を行うことを決めたそう。

真偽はこれからだが、まあ、今の日本、不正、手抜き、ねつ造、虚偽、欺瞞、疑惑、誤魔化し、事件・・・ そんなもので満ちあふれている。
政治家は言うに及ばず、例え東大で不正があったとしても、何の不思議もない。

●9月22日(木・秋分の日)
・アメリカのFRB会合、今回は金利は現状維持のようだが、イエレンの会見では、次回(12月)の会合で利上げはほぼ間違いなくやる予定ですよという雰囲気だ。

・今日も天気がスッキリしない。一体どうなってるの・・・ 小雨の中チャリ。
・スーパーのバイト。15~23時。
帰りも小雨。

・この間から、富山市議の政務活動費の不正受給が問題となっているが、以前自分は「国や地方のあらゆる分野でチェック機能を設けるべき」と述べたことがあるような気がする。

日本では市民オンブズマンなるものが、こういった公費不正支出を追及することがあるが、これを“市民”ではなく、公的な制度として確立させるというのはどうだろうか。

今回の富山では不正に使われた政活費の総額は3300万円にも上るという。何年間で3300万か知らないが、公的オンブズマン制度でチェックされるとなれば不正に対する抑止効果になるし、市民オンブズマンと連携するのも良いかもしれない。

教育費を削るより、もっと積極的に教育に“投資”をする事により、将来の経済波及効果を高めたり、予防医療予算を増やす事により、将来の医療費を大きく減らすことが出来るという考え方もある。
公的オンブズマン制度で多少費用がかかっても、結局は安上がりということである。

そもそも政治家の不正は許さないという姿勢が大切である。

我々が払った税金は我々のためのものであって、奴らの私腹を肥やすためのものではない。

●9月23日(金) バイト休み。
・ゴミ、半分だけ捨てた。半分だけ・・・
・生命保険会社で溜まったポイントを商品に変えるためのカタログを数ヶ月前に貰っていて、申込期限は9月だと記憶していた。
今日、あまりギリギリで申し込むのはなんだと思い、少し時間的に余裕がある内に済ませてしまおうとカタログを見たら・・・
申込期限は9月16日、もう過ぎていた・・・ 半端な日だなあ。
まあ、いいか・・・

・今日も今にも降りだしそうな生憎の雨模様。
ここのところチャリで何度も雨に降られている。もう濡れるのはご免だ。
墓参り、止めた。

・暗くなってから買い物。
・給料振り込み確認のため銀行で通帳記帳。前と比べて全然増えてない。クレジット会社の年会費引き落としがあったからなあ・・・

・半額のウナギまぶしご飯。今年初めてのウナギだと思う。「まぶし」なので安かった上に半額だからこそ奮発して買ったが、やはりまぶしはまぶし、すしネタくらいの大きさのものが4枚と隙間だらけ、満足のいく量ではなかった。
味を噛みしめながら食べたが、特に美味しくもなかった・・・ そんなに良いウナギではない?

・音楽関係。録画するスペース、2カ所ともほぼ満杯。今日は暫定的だが、この次はもう少し本格的にやらないと。