ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第16日 バガン(オールドバガンと人形劇)

2018-02-20 23:40:57 | Myanmar (Inle Bagan) ミャンマーバックパック
2018年2月2日(金)晴れ 16.5~29.1℃

Guesthouse-オールドバガン-GuesthouseーレストランーGuesthouse
39Km 17,838歩 宿:Shwe Na Diゲストハウス連泊

朝食は6時から10時。6時半に食堂に行きました。ミャンマーの宿は全て食事付きです。泊まった初めての朝、どんな食堂でどんな料理が出てくるのか楽しみです。自分で取りに行くのでなく見えない台所から給仕の若い男性が運んでくれます。卵焼きとパンとコーヒー、ジュース。揚げたものも。


バガン観光1日目。レンタサイクルを2,000チャットで借りて効率よくオールドバガンのお寺を巡りたい。eバイクが一般的な様だけど、チャリダーとしてはここで距離を稼ぎたいからペダル式の普通の自転車。ママチャリを借りましたがバスケットも荷台もありません。ペットボトルを荷台に縛る為に日本からゴムロープを持ってきましたが不要でした。シート高さを調整したはずでしたが、上げ足りないのでゲストハウスを出発して数百メートル走った場所で停まってサドルを上げようとネジを緩めて作業していたら、自転車が倒れない様に支えてくれる人が居る。えっ??と思ってよく見ると近くに停めていた馬車の御者に人だった。困った人を見ると黙って手を差し伸べるミャンマーに人って親切だなと思いました。
近くを頭に荷物を乗せた女性が通って行ったので思わずシャッターを切りました。東南アジアのグラビアに出て来そうな、とてもいい雰囲気を醸し出しているように見えました。


今日の目標はオールドバガン地区のお寺の制覇。7時半にゲストハウスを出発して約5Km走り①タラバー門に着きました。気温は16.5℃。


ここからがオールドバガンです。先ず高台に登って全体を見渡したいので②Shwegu Gyi Phayaへ行きました。先に登っていた現地の人とツーショットを撮ったつもりでしたが台湾からの観光客でした。


西の方向には考古学博物館の屋根とゴドーパリィン寺院が見えます。


何気なく(たぶん北西方向)取った仏塔群が自分の写真の中では最もバガンらしい風景だと思います。


お寺の中では砂絵やお土産を売っていましたが、自分用の小さいタナカを300チャット(25円)で買いました。


次のお寺は③Thatbyinnyu Phaya。地元の参拝者がお坊さんと写真を撮っていたので一緒にお願いしました。自転車はバスケットが無いのでカメラやウインドヤッケは黒い色のカメラマンベストのポケットに入れ、貴重品はショルダーバッグに入れて観光しました。


タビニュ寺院は塔頂部までの高さが61mあり、バガン随一の高さです。回廊の開口部正面に規則正しく仏像が祀られています。




2016年8月24日午後5時に発生した震度6.8の地震で被害を受けた様子が写真で展示されていました。


お寺の前の土産物の売り子の一人は日本語が話せて「(10枚セットの絵葉書を買って。パンツはどうですか?日本人の墓地に案内します」など押し売りしようとしますが「もう買ってしまった」と嘘を言って逃げました。


次のお寺は④Mahabodhi Temple。高い塔は何層にも装飾を施したレリーフで覆われており、インドの寺院を模したものだそうです。


9時30分、気温は22.5℃まで上がってきました。⑤Gawdawpalin寺院です。


こんな太いタナカの木をお寺の前で売っていました。


夕日が綺麗だという川沿いの⑥Bu Phaya。


⑦Shwesandaw Phayaはここからの夕日が有名だから塔の台座に登ることを楽しみに訪れましたが、昨年10月の集中豪雨により壊れたので上がれないという警告文があり登れなくて残念でした。




この寺の前で土産物を売っているモモさんという名のオバサンが熱心にパンツを勧めるのでカミさんのお土産に買ってもいいか?と思ったけど本人の色の好みを聞かないと喜んでもらえないので宿に帰ってカミさんと連絡が取れたらまた買いに来ると約束してしまった。パンツは仕入れているのでなくてミシンを2台持っていて自分で縫うそうです。だから孫の土産にするなら指定のサイズで仕上げるよと言ってくれました。ヤンゴンでは4000チャットを値切ってやっと3500チャットでしたがここは3000チャットです。


土産売りのモモさんが⑧Shinbinthahlyaungの寝仏を案内してくれました。


11時過ぎ、⑨Ananda Templeに入ろうとしたら靴を脱ぐ場所で入域料を求められました。船着場でも宿でも徴収されていなかったので25,000チャットを支払いました。これは5日間有効です。




さすがにバガン最大でもっともバランスの取れた寺院というだけあってとにかく広い!中の4体の仏像を見て回っていた入口が何処だったか判らなくな一瞬迷子になったかと思った程です。最初に撮った仏像をスマホで確かめて、やっと靴を脱いだ入口にたどり着けました。
南:Kassapa迦葉仏


東:Konagamana拘那含牟尼


北:Kakusandha拘楼孫仏


西:Gotama釈迦牟尼


南の門から入って反時計回りに回廊を巡りました。途中の壁面にも多くの像がありました。






広い境内ももちろん裸足で歩きます。日本から個人旅行で来ていた女性に写真を撮って頂きました。


天井の絵を見ていた時、マンダレーからの船で出会った台湾の呉さんと再会しました。彼も自転車で回っているそうです。


⑩Bitakat Taik1058年創建のピタカタイです。


⑪Than Dawkya Gu Phayaここでは気温が29.1℃でした。ミイラを思わせる仏像。


⑫Nathlaung Templeバガンに残る唯一のヒンドゥー寺院です。


⑬バヤーンガーズー寺院群。オールドバガンからゲストハウスに戻る途中でバスが停まって観光客が見えたので立ち寄ってみました。
ゴミ入れのボックスの看板にHITACHIと書いてあり、日本の企業がここまで来ているんだと気づきました。


パゴダの一つが日本人の寄付によって修復されたと書いた石碑を見つけました。




⑭Htilominlo Temple最後のお寺では回廊を巡って入口に出たはずが靴を置いた場所ではなくて本当に迷ってしまいました。


オールドバガンからゲストハウスがあるニャウンウーに戻る途中で人形劇が見られるレストラン「Nanda Restaurant」を見つけたので今夜の予約をしておきました。

午後2時前にゲストハウスの手前で簡単にモヒンガー(500チャット)を食べて帰りました。


ゲストハウスの受付にポッパ山のシェアタクシーが10,000チャットと書いた札が立っていたので明日は自転車によるお寺巡りをしないでポッパ山へ行くことにして予約しました。バガンから行けるポッパ山に魅力を感じていましたがタクシーをチャーターすると30,000~45,000チャット必要だし、まる1日かけて何をするのか事前チェックした時に行かないと決めていたのです。半日でしかも安いなら変化を持たせるのも面白いだろう。

シャワーを浴びて洗濯を済ませ夕方6時に懐中電灯を持って、自転車でナンダレストランへ行きました。
ショーは6時半スタートです。楽隊の前の席でした。ディナーでなくてもいいので、メニューを見せてもらって缶ビールと酢豚ライスにしました。




人形劇が始まる6時半には多くの団体客で席は殆ど満席。日本の団体も2つ来ていました。
ストーリー性はあまりなくて短い時間の踊りなどですが馬と馬子のユーモラスな出し物もありました。上のカーテンを時々開けて人形を操る人の様子も見せてくれました。町のレストランより洗練されたご飯とアルコールの料金は合計で8,000チャット。日本円で僅か680円!マンダレーで夕食は1,000チャットだったから、8,000チャットって凄く高い気がするけど、日本円に置き換えたら700円以下でビールも付いて40分も人形劇が見れるなんて、安い!!








本日の走行距離は39Km。登った坂の累計高さ:110m 標高最高:98m 最高時速:48.1Km/h 平均時速:7.9Km/h
走行時間:4時間59分 以上がGPSの記録です。(最高時速はママチャリで急こう配の坂があった訳ではないからGPSのミスと思われます。)

バガンの1日目はGPSに入力しておいたウェイポイントを全て回れて、夜には人形劇付き高級レストランで食事が出来て素敵な1日になりました。

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2 コメント

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仏様も様々ですね (Jim)
2018-02-23 12:41:52
パゴダの形が様々なら仏様の姿、衣装、顔つきも多種多様。極論すればキマリなくそれぞれ自由な発想で作られているような気がします。日本の仏さまも海外の人から見るとやはりそう見えるのかな?
人形劇、東南アジアに限らずヨーロッパでも結構一般的な見世物かと思います。動きが軽くて人間クサい。それに較べると日本にも人形浄瑠璃なんかはあるけどそんなに一般的じゃなく動きも固い。僕だけの印象かもしれませんが…。
そのお値段で食事付きなら、得した気分になれますね。
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お寺と人形劇 (ドジ男)
2018-02-23 18:11:07
地球の歩き方を参考に頑張ってお寺を回りました。写真を撮っておけば後になって比較したり研究も出来ると思います。写真ではサイズや背景が解りませんが行って、見ておけば何か参考になる。日本の仏像とは違いますね。
人形劇はプラハで見たいと思いましたが観れなかったので是非行きたいと思っていました。庶民の文化と言うより外国人観光客用かも知れませんが、これも日本とは違います。
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