概要
2016年晩夏の北海道をほぼ3週間かけ、函館から最北端の宗谷岬まで北上して札幌まで戻る自転車旅行をしました。
もう少し時間があれば1周したかったのですが、休みが取れないので道北のみを目指す旅としました。今年は例年になく台風が北海道に上陸した年であり、北海道に着いた8月22日も台風が日高地方に上陸する日でした。台風や水害によって富良野、北見、網走、十勝等が被害を受け国道が通行止めとなったり鉄道が不通となったので北海道一周を計画しなくて良かったです。
函館から苫小牧までの最初の6日間はテニスをしたりホテルに泊まって観光する旅であり、最後の旭川から自宅までは自転車旅行というより旧友を訪ねたり動物園へ遊びに行く旅だったので本当に走ったのは苫小牧から旭川まで。その中でも、まる1日はバイクのタンデムツーリングで温泉旅行したので「ハードな自転車旅行だった」とは言えない贅沢な旅行だったと言えるでしょう。
パンクというトラブルと雨によって稚内からのルートは当初予定のオホーツク興部へ行くルートから内陸部の音威子府経由名寄に変更しましたが、その結果ライダーとの出会いがあり今までにない豊かな旅が出来たと思います。
1日15Km以上走った日は13日間。総走行距離は1052Kmで13日間の平均走行距離は78Km/日、最長走行距離は114.4Km/日でした。20日間の北海道で知人宅に泊めて頂いたのが7日間もあったから「キャンプ主体の旅」とはとても言えません。でもテントで寝るのは楽しかったし、ライダーハウスもいい経験の北海道でした。
各種データ
・期間:20日(2016/8/22~9/10)
・走行ルート
ー自宅(電車輪行)-函館(大沼)
ー大沼~苫小牧~札幌~石狩~留萌~天塩~稚内~浜頓別~音威子府~名寄~旭川(バス輪行)-札幌
ー新千歳空港(飛行機輪行)-福岡空港(マイカー)自宅
・自転車データ
ー総走行距離:1052Km
ー稼働日(%):65%(1日15Km以上走行日)
-平均走行距離:78Km/日
・天候
-傾向:台風の影響による風が吹いたり曇りがちの日が多く、「曇り」としている日であっても霧雨が少しパラついたり、夜中に雨が降る日もあり常に 空を気にしていました。テントやライダーハウスに泊まって空を見ても星が見えたのは1日のみ。8月末から9月上旬はまだ暖かさが残っていて防寒具はさほど必要が無いのかも知れない。雨はかなり多いと思っておくのが良いと思います。(6月末から7月の時期と比べて)
-滞在20日の内訳
晴れ:9日
曇り:5日
雨 :6日
・宿泊データ
-ホテル :4泊
-ユースホステル:2泊
-ライダーハウス:4泊
ーキャンプ :3泊
-知人宅 :7泊
★北海道のライダーハウスに初めて泊まりました。
バイクでツーリングする人達の宿ですが自転車で行っても歓迎されました。部屋だけを貸す所、食事付きのRH。色んなタイプのRHがあり、仲間と会って情報交換できるのが良かった。
★北海道のキャンプ場は景色が良くてトイレやコンビニが近くにあるので便利です。稚内の北防波堤ドームはテントを張る人が多く居ますがトイレはありません。でも近くの海の駅にはコインランドリーやシャワーがあるので快適なキャンプ生活ができます。
★日本のユースホステルに久しぶりに泊まってみました。羽幌はスポーツ公園の中にありとても静かでした。塩狩のYHは国道とJRの線路の間の森の中にありました。駅で野宿する人やキャンプ場が整った北海道では高額な宿泊費に思えますが時には食事付きで泊まって周辺の情報をオーナーに聞くのもいいなあと思いました。
・経費
-交通費:61,650円(台風の影響を受けない電車(新幹線)を使い、帰宅を早める為の飛行機を利用
したので海外旅行並みの高額となってしまいました)
-宿泊費:2058円/日(道南のホテル4泊を除くと、宿泊費は無料のキャンプと知人宅があったので
この数字となります。)
-日常経費:2,800円/日(うに丼や海鮮丼、ジンギスカンなど贅沢したかな?)
・行き先を決めない旅
60歳になって自転車を買いドイツのライン川を走って以来、最近は年2回の海外自転車旅行をしていましたが、全て出発前に決めたルートを走ってい ました。今回初めて現地でコースを決めて当初予定していなかった場所へ行きました。それが本当の旅の様な気がします。ガイドブックやネットで調べ るのもいいけど、例えば出会った自転車店のオヤジさんの勧めるルートを走ると予期しなかった出来事に会い旅が深いものになる。概略は決めておいて も、現地で体調や天候や会話の中で頂いた情報を元に旅をしていきたい。
・グルメ
せっかく遠くへ行ったのなら、毎日同じコンビニ弁当やオニギリだけでなくて「その場所でしか食べれない物」を食べておきたい。
今回の旅では日本語が通じるので当地の美味しい物を聞くことも出来る。食べて印象に残ったものは下の3つ。
-ジンギスカン:9月5日の豊富温泉のジンギスカンが本当に旨かった。・・第15日音威子府(3)を参照ください。
-うに丼:9月2日宗谷岬で食べたけど、感激するほど旨くはなかった。(2,900円)
-長万部温泉ホテルの夕飯:8月23日、1泊8,000円で2食付き。この夕飯が食べきれないボリュームで蟹・海老つき。凄かった!
2016年晩夏の北海道をほぼ3週間かけ、函館から最北端の宗谷岬まで北上して札幌まで戻る自転車旅行をしました。
もう少し時間があれば1周したかったのですが、休みが取れないので道北のみを目指す旅としました。今年は例年になく台風が北海道に上陸した年であり、北海道に着いた8月22日も台風が日高地方に上陸する日でした。台風や水害によって富良野、北見、網走、十勝等が被害を受け国道が通行止めとなったり鉄道が不通となったので北海道一周を計画しなくて良かったです。
函館から苫小牧までの最初の6日間はテニスをしたりホテルに泊まって観光する旅であり、最後の旭川から自宅までは自転車旅行というより旧友を訪ねたり動物園へ遊びに行く旅だったので本当に走ったのは苫小牧から旭川まで。その中でも、まる1日はバイクのタンデムツーリングで温泉旅行したので「ハードな自転車旅行だった」とは言えない贅沢な旅行だったと言えるでしょう。
パンクというトラブルと雨によって稚内からのルートは当初予定のオホーツク興部へ行くルートから内陸部の音威子府経由名寄に変更しましたが、その結果ライダーとの出会いがあり今までにない豊かな旅が出来たと思います。
1日15Km以上走った日は13日間。総走行距離は1052Kmで13日間の平均走行距離は78Km/日、最長走行距離は114.4Km/日でした。20日間の北海道で知人宅に泊めて頂いたのが7日間もあったから「キャンプ主体の旅」とはとても言えません。でもテントで寝るのは楽しかったし、ライダーハウスもいい経験の北海道でした。
各種データ
・期間:20日(2016/8/22~9/10)
・走行ルート
ー自宅(電車輪行)-函館(大沼)
ー大沼~苫小牧~札幌~石狩~留萌~天塩~稚内~浜頓別~音威子府~名寄~旭川(バス輪行)-札幌
ー新千歳空港(飛行機輪行)-福岡空港(マイカー)自宅
・自転車データ
ー総走行距離:1052Km
ー稼働日(%):65%(1日15Km以上走行日)
-平均走行距離:78Km/日
・天候
-傾向:台風の影響による風が吹いたり曇りがちの日が多く、「曇り」としている日であっても霧雨が少しパラついたり、夜中に雨が降る日もあり常に 空を気にしていました。テントやライダーハウスに泊まって空を見ても星が見えたのは1日のみ。8月末から9月上旬はまだ暖かさが残っていて防寒具はさほど必要が無いのかも知れない。雨はかなり多いと思っておくのが良いと思います。(6月末から7月の時期と比べて)
-滞在20日の内訳
晴れ:9日
曇り:5日
雨 :6日
・宿泊データ
-ホテル :4泊
-ユースホステル:2泊
-ライダーハウス:4泊
ーキャンプ :3泊
-知人宅 :7泊
★北海道のライダーハウスに初めて泊まりました。
バイクでツーリングする人達の宿ですが自転車で行っても歓迎されました。部屋だけを貸す所、食事付きのRH。色んなタイプのRHがあり、仲間と会って情報交換できるのが良かった。
★北海道のキャンプ場は景色が良くてトイレやコンビニが近くにあるので便利です。稚内の北防波堤ドームはテントを張る人が多く居ますがトイレはありません。でも近くの海の駅にはコインランドリーやシャワーがあるので快適なキャンプ生活ができます。
★日本のユースホステルに久しぶりに泊まってみました。羽幌はスポーツ公園の中にありとても静かでした。塩狩のYHは国道とJRの線路の間の森の中にありました。駅で野宿する人やキャンプ場が整った北海道では高額な宿泊費に思えますが時には食事付きで泊まって周辺の情報をオーナーに聞くのもいいなあと思いました。
・経費
-交通費:61,650円(台風の影響を受けない電車(新幹線)を使い、帰宅を早める為の飛行機を利用
したので海外旅行並みの高額となってしまいました)
-宿泊費:2058円/日(道南のホテル4泊を除くと、宿泊費は無料のキャンプと知人宅があったので
この数字となります。)
-日常経費:2,800円/日(うに丼や海鮮丼、ジンギスカンなど贅沢したかな?)
・行き先を決めない旅
60歳になって自転車を買いドイツのライン川を走って以来、最近は年2回の海外自転車旅行をしていましたが、全て出発前に決めたルートを走ってい ました。今回初めて現地でコースを決めて当初予定していなかった場所へ行きました。それが本当の旅の様な気がします。ガイドブックやネットで調べ るのもいいけど、例えば出会った自転車店のオヤジさんの勧めるルートを走ると予期しなかった出来事に会い旅が深いものになる。概略は決めておいて も、現地で体調や天候や会話の中で頂いた情報を元に旅をしていきたい。
・グルメ
せっかく遠くへ行ったのなら、毎日同じコンビニ弁当やオニギリだけでなくて「その場所でしか食べれない物」を食べておきたい。
今回の旅では日本語が通じるので当地の美味しい物を聞くことも出来る。食べて印象に残ったものは下の3つ。
-ジンギスカン:9月5日の豊富温泉のジンギスカンが本当に旨かった。・・第15日音威子府(3)を参照ください。
-うに丼:9月2日宗谷岬で食べたけど、感激するほど旨くはなかった。(2,900円)
-長万部温泉ホテルの夕飯:8月23日、1泊8,000円で2食付き。この夕飯が食べきれないボリュームで蟹・海老つき。凄かった!