第１７日 帰国

7月10日 晴れ　　

ＫＡＬ　KE906機内ー仁川空港-福岡空港ー自宅

夕方５時４６分フランクフルト空港を飛立った大韓航空KE906便の機内食を食べた夜の９時は時差７時間の韓国（日本）時間では１０日の朝４時です。


川は見続けましたが、海を見ない大陸の旅。９時間５５分のフライトが終わる頃になってやっと海が見えました。




韓国のインチョン空港での乗り継ぎは５時間３０分です。免税店などを見て歩いていると、韓国ドラマのテレビでよく見る衣装の団体が空港内を行列して歩いていました。


プライオリティーカードが使えるラウンジが２つあり、自転車仲間Jimさんお勧めのMatinaラウンジに入るとカルビや焼き飯、スープなどリッチな食事が出来ました。


６時３５分発の福岡行きKE781便に乗り、福岡空港にのターンテーブルでない窓口から出てきた自転車を受取って到着ロビーには午後８時７分に出ることができました。




連絡バスで国際線ターミナルから国内線ターミナルに移動し、新飯塚行きの最終バスを利用して家に近いバス停まで帰りました。カミさんと荷物をバス停に置いて一人家に戻り、車で折り返して自転車などを回収し、午後１１時、モーゼル自転車旅行を終えました。

第１６日 フランクフルト空港Frankfurt Flughafen

7月9日 雨のち晴れ　　

Frankfurt Hbf-市内ーFrankfurt Hbf-SバーンーFrankfurt空港ー機内

走行:7.6Km 累積距離:328.1Km 平均時速:5.4Km/h 登坂積算/日:ーm 標高最高:ーm

朝起きて窓の外を見ると雨上がりらしく路面が濡れていた。天気予報では６時間に２回の雨が降るらしい。朝食なしでチェックアウト１１時なので９時にフランクフルト中央駅のキオスクへパンとコーヒーを買いに行きました。


１０時半に２階から自転車と荷物を１階に降ろし、ドアの中で出発準備をした後鍵を部屋に戻し、ホテルを出ました。今日も涼しい日です。


空港へは午後に行けばいいので、再度レーマー広場までポタリングしました。駅前からヨーロッパ銀行、レーマーへと進みました。








午後１時、市内観光を終わって中央駅に戻りSバーンで空港へ向かいました。


帰国便の大韓航空が出発するのは第２ターミナル。到着時はリムジンバスで移動しましたが、帰国の今回は連絡シャトルに乗りました。


レストランで最後のビールと僕はシュニッツェル、カミさんは白ソーセージを食べました。


午後３時、チェックインゲートのすぐ横で自転車を分解して輪行バッグに緩衝材を貼り付けて収納しました。同じ様に自転車を梱包していた人に声をかけると日本人のＨさんでした。彼はヴェーザー川などを走り約１ヶ月の旅だったそうですが、雨が多かったそうです。

第１５日 フランクフルト Frankfurt

7月8日 晴れ　20.1～22.8℃　

Mainz JH-Mainz Römisches Theater-列車ーKonstablerwacheー駅前

走行:6.8Km 累積距離:320.5Km 平均時速:5.1Km/h 登坂積算/日:ーm 標高最高:ーm
宿：ホテル FreddApp One　４７ユーロ／２人　N50.06.14.5,E8.39.51.4

７時半に朝食を食べ、９時過ぎユースホステルを出発しました。


マイン川自転車道はフランクフルト空港付近が迷い易いので、Sバーンでフランクフルトのレーマーを目指すことにしました。レミシェスシアター駅の３番ホームでSバーンの電車を待っていると、到着直前になって「４番ホームに変更」と電光表示されホームに居た人達が階段を下りて４番ホームへ移動を始めました。慌てて自転車をエレベータに乗せてホーム移動の通路まで降りましたが４番線のエレベータが故障中だったので自転車を担ぎ上げました。電車は発車直前で乗客が足でドアーを閉まらない様に開けていてくれたので何とか乗り込めましたが、カミさんが遅れてヨロヨロしていたが最後に「火事場の馬鹿力」で自転車を担ぎ上げて何とか間に合いました。自転車を乗せるべき車両では無かったけど、誰も嫌な顔をしなかった。


Konstablerwacheで電車を降りレーマーまで繁華街を観光して歩きました。


マイン川沿いの自転車道でパンを食べ、中央駅まで川沿いに走りました。雨が降りそうな雲が出て、風が冷たく寒い日。コブレンツの暑さが信じられない気温でした。


予約していた宿はチェックインが午後２時となっていましたが、ベルを押しても全く応答がありません。携帯で電話してみましたが繋がりませんでした。日本を出てフランクフルトに到着した日に泊まったホテルへ行って応答が無いので電話して欲しいとお願いすると、「１５分くらいで来るから待っていろ」と言われました。本当に現れるのか不安に思いながら待っていると英語を話せるフレンドリーなオジサンが車で現れ、ドアを開けて部屋のキーを頂き、wifiも使えることが解りました。自転車は２階の部屋へ入れました。
wifiでメールをチェックしてみると、２日前にこのホテルからメールがあり、「到着１時間前にメールか電話をしてください」とありました。安くて便利だけどスマホが無いと使えないホテルだなあと思った。


ドイツ最後の夜はフランクフルト名物のアップルワインを飲むべくザクセンハウゼンへ行きました。Sバーン、Uバーンで行こうかと思ったけど、街を見ながら歩いて行きました。欧州中央銀行のユーロマークは工事中で青いユーロと黄色の星がありません。


レーマーからザクセンハウゼン地区へ渡る鉄の橋Eiserner Stegには恋人達が願いと共に掛けた鍵がいっぱいです。風が強くてカミさんの髪が吹き飛ばされそうです。


地球の歩き方に載っていたアドルフワグナーでカミさんには豚のすね肉ハクセに挑戦してもらいました。カミさんは頑張って殆ど食べましたが、「もういい」と一言。ドイツは何でもデカイ！


本日の宿：フランクフルト中央駅から歩いて５分程の宿は出発前にbooking.comから予約し、カードで既に料金を支払い済みでした。管理人は駐在しておらず、連絡すると来てくれます。２階に３つの部屋があり、トイレとシャワーは共用で１つだけ。隣りの部屋には韓国女性２人が泊まっていました。自転車を持たずにフランクフルトを安く旅するなら駅に一番近くて、安い利用価値のある宿だと思いますが、旅慣れていないと特にチェックインが難しいでしょう。

第１４日 マインツ Mainz

7月6日 晴れ　21.3～29.6℃　

Bingen-列車ーMainz Hbf-Mainz JH

走行:11.0Km 累積距離:313.7Km 平均時速:5.7Km/h 登坂積算/日:37m 標高最高:150m
宿：ユースホステル Rhein-Main-Jugendherberge　５４ユーロ／２人　　N49.59.12.9,E8.17.43.5

7時半食堂へ行くと学生の団体が２つあり、一般客は相席で隣りのカップルはベルギーのブルージュの人だった。９時半に前輪のタイヤを加圧してユースホステルを出発。


８年前に走ったビンゲンからマインツまでの３６Kmは見晴らしが悪くて楽しくない道だったから、最後のランは止めて列車移動することにしました。ビンゲン中央駅でチケットを購入。駅員が居る駅だったのでクレジットカードが使えました。自転車込み２人で１３．６ユーロでした。






マインツの駅を出て前輪がパンクしている事に気付きました。駅前の雑踏の中でパンク修理したくなかったので、ポンプで加圧してライン川まで押し歩きました。
タイヤに釘などの金属が刺さっておらず、以前パンクして貼ったパッチの接着力が弱くなって空気が漏れていました。




交換したチューブにも修理跡があり、何時空気が抜けるのか心配なので即新品のチューブを買うことにしました。通りかかったチャリダーにパンク修理したが心配なので自転車店を紹介して欲しいとお願いすると先導して近くの自転車店に連れて行ってくれました。自転車仲間はありがたい！

チューブを買って安心したのでライン川自転車道に戻って進みました。




マインツの旧市街を歩き、大聖堂へ行ってみるとマーケットをしていました。




午後３時、予約してあったマインツのユースホステルにチェクインしました。いつもの様にシャワーを浴びて洗濯をして窓に干します。今までの宿は窓からの眺めがいい場所ばかりでしたが、マインツは公園の中で川が見えません。シャワー、トイレ付きですが、狭い部屋でした。




ビアガーデンで自転車旅行が終わった乾杯をしていると夕陽が大聖堂に落ちて行ったのでライン川の鉄橋まで行って見ていました。

第１３日 ビンゲン Bingen

7月5日 晴れ　18.9～26.4℃　

Bachrach-Niederheimbach-Bingen-Rüdesheim-Bingen

走行:25.6Km 累積距離:302.7Km 平均時速:9.3Km/h 登坂積算/日:ーm 標高最高:ーm
宿：ユースホステル Rhein-Nahe-Jugendherberge　５４ユーロ／２人　　　　N49.58.06.8,E7.52.45.0

お城のユースホステルは朝食が７時からだったので７時には部屋から地下の食堂に降りました。窓の外のライン川を見ながらゆっくり食事しました。


ライン川自転車道もゆっくり楽しみたいので今日はビンゲンまでの短い距離を走るのでチェックアウトは９時２０分。昨夜知り合ったKさんに送られて出発しました。


シュターレック城から坂を下ってバッハラッハの旧市街の城門を抜けて川沿いの自転車道に出ました。先を急ぐ旅ではないので、１時間ほど、泊まったお城を下から眺めたり、ライン川を行きかうタンカーや客船を見て過ごしました。






１１時に走り始めると対岸の家や教会が綺麗なカウプが見えます。


１時前にはゾーネック城Burg Sooneck、ライヒェンシュタイン城Burg Reichenstein、ラインシュタイン城Burg Rheinsteinが自転車道の右上の線路の上に順に現れました。






13:47、ビンゲンを通り過ぎリューデスハイムへのフェリーでライン川の右岸へ渡りました。自転車込み２人往復で９ユーロでした。


つぐみ横丁の音楽が流れるレストランでリースリングのワインを飲みました。






今日の宿はビンゲンのユースホステル。出発前に予約しておきました。
17時半、ビンゲンへのフェリーに乗り、丘の上のユースホステルに着きました。自転車は鍵を借りて自転車庫へ入れます。






朝食付きの予約でしたが、夕食をお願いしました。食堂へ行くと名札が置いてあります。昔、ヴォルムスのユースホステルに泊まった時も食堂に名札があり、歓迎されている気がしたものですが、嬉しい気がします。


窓からライン川が暗くなって行くのをずーっと眺めていました。エーレンフェルス城Burg Ehrenfelsも窓から見えていました。