ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

Myanmar travel ミャンマー旅行(まとめ)

2018-03-16 16:09:52 | Myanmar (Inle Bagan) ミャンマーバックパック
I traveled in Myanmar from January to February in 2018.
My blog was about bicycle travel up to now, but this article is a record of a trip without my bicycle.I visited Yangon, Inle, Mandalay and Bagan , this time.
In Yangon I was surprised that the bus was very beautiful and it was an air conditioner car. Three years ago, there was a bus in Sule Pagoda 's bus stop with windows and doors open. However, this time the air conditioner bus "YBS" was stopped in the same place. I realized that Myanmar is modernizing in just three years, including that the Yangon airport has become remarkably new. I rented a bicycle at Inle, Mandalay and Bagan and took a sightseeing. The total mileage was 213 Km. On Inle, I enjoyed a boat trip with Dominique from Switzerland. I was able to meet a kind person who is full of hospitality in all the cities. Myanmar in this season is a wonderful country to visit because climate is good and prices are cheap. I will send my gratitude to all the people I met during my journey.

概要)2018年早春、3年前のミャンマー試走に続き3箇所の観光地をレンタサイクルで走ってきました。
2015年にヤンゴン→バゴー間をDAHONで走りましたが、20Km以上走ったのは1日だけ、ミャンマー滞在は合計で5日間の短い旅でした。
今回はミャンマーの滞在期間が15日、主要な観光地であるインレー湖、マンダレー、バガンへ行きました。随分開かれた国になりましたが、ミャンマーでは外国人が旅行出来る地域が限定されており、自由に自転車で回れる訳ではありません。そこで今回は自分の自転車を持参せずに現地で自転車を借りて観光地だけを走りました。「自転車旅行」と言うより個人旅行で、貸し自転車で観光した旅です。


僅か3年ですが、ヤンゴン空港は見違える程広く近代的になっていました。国際線の飛行場なのにこんなトイレなのか?と3年前に撮った写真です。これが今回は普通の洋式便器の快適なトイレになっていました。ラウンジも3年前にはありませんでしたが、今はあります。


3年前はヤンゴンの中心部スーレーパゴダ前のバス停にエアコンが無くて窓を開けるだけでなくてドアも開けたままのバスが居ました。凄いなあ!と思って撮った写真です。




2018年の1月にはエアコンが効いた大型の快適なバスが同じ場所で見られました。




外国人が泊まれる宿はまだ制限されています。また個人宅に許可なく泊めて貰うと国外退去になるのが現状です。でも、近々入国ビザが要らなくなるだろうと言う噂もあり、今後ミャンマーは観光地としてポピュラーになって行き、チャリダーにとっても走れる国になる日が来るでしょう。

自転車で走るにはどうなのか?それを探る為にインレーからマンダレーまでの幹線道路を昼間バスで移動しましたが、旅行者が立ち寄れる食堂やお店は殆どありません。外人を乗せたバスが停まって食事するレストランはゼロではありませんが、自転車で2~3時間走って到達できる距離ではなくて、1日走ってやっと着ける距離。途中に外国人が泊まれる宿があるようには見えませんでした。世界を駆け巡る冒険チャリダーはミャンマー内に違法で存在することはあっても、気軽に自転車旅行できる場所ではないと感じました。

治安という意味では良い国です。観光地インレー・マンダレー・バガンの外人専用の宿では英語が通じます。wifi環境も悪くありません。
大型の放し飼いの犬は居ますが全く狂暴ではありません。

カンボジアはポルポト時代に多くの大人が殺されて若い国だから子供が多く、人懐っこくて「ハロー」と陽気に声をかけてくれる子供と会いますが、ミャンマーは恥ずかしがりなのか見知らぬ人に声を掛ける子供とは会いませんでした。と言うより子供は比率としてそんなに多くない。

宿は朝食付きが一般的です。観光地ではレストランが十分あり、安くて旨い。炒飯なら少し高級なレストランでも2500チャット(約210円)で食べれます。

航空運賃を含めた総経費は13万円弱でした。2013年以来、毎年1~2月はタイを起点に東南アジア旅行をしていますが、ミャンマーは一番安い旅行費で抑えることが出来そうです。


各種データ
〇期間:24日間(2018/1/18~2/10)
〇主な訪問地:
ー沖縄:2日(那覇)・・・・トランジット利用の観光
ータイ:7日(バンコク)
ーミャンマー:15日(ヤンゴン、インレー、マンダレー、バガン)

〇自転車データ
ー総走行距離:213Km
ー稼働日(%):33%(ミャンマーのみ)
ー平均走行距離:42.6Km/日

〇天候
ー晴れ:24日(ミャンマー滞在中タイでは大雨が降っていると友人がメールしてきましたが、旅行中全く雨に降られることはありませんでした)

〇宿泊データ
ーホ テ ル : 3泊
ーゲストハウス:16泊
ー機内・車内泊: 3泊
ー空港ベンチ泊; 1泊
・・・・今回の旅は滞在型。同じ宿に最低でも2日間は滞在しました。

〇経費データ
ー交通費計:60,170円(航空45,083【受託荷物21ドル含む】、船4410円、夜行バス6,754円、タイ国内MRT等2005円、その他)
ー宿泊費計:21,309円(ミャンマーではbooking.comにて事前予約して若干高い料金になりましたが、現地で捜すと1日9ドルで朝食付きのゲストハウスが利用できます。連泊する場合、1泊目だけ予約しておいて現地で残りの日の宿泊を手配すればもっと安くあげることが出来ます)

ー日常経費計:47,118円

・・食事込みの日常経費=47,118÷24日=1963円/日
 ☆観光地の入域料(インレー10ドル、バガン2,118円)、ボートツアー850円、ポッパ山ツアー850円、首里城820円等、有料の観光の積み重ねとお土産、好きな果物ドリアン、アボカドの購入、伊勢海老BBQなどのちょっとした贅沢が積もって経費を押し上げた様です。

〇輪行→現地調達
ー輪行:自転車を輪行するにはLCCの場合追加料金が必要となります。また、空港での自転車受取りに時間を要し空港からの列車移動時に階段を担ぐ必要があり、かなりのストレスになります。今回は輪行しなかったので航空運賃を安く抑える事ができ、宿までの移動も15Kg程の自転車が無いので楽でした。
ーレンタサイクル:現地で調達できるのはMTBもありますが「ママチャリ」が殆どです。
         複数台の中からブレーキや変速機の異常が無いものを選びますが、日本ではシートポストが短くてシートを必要な高さまで上げられない自転車を経験していますが、この部分だけ海外では交換してあるのか背の高いヨーロッパ人でも脚の長さに合わせることが出来る自転車が多かったです。シート位置を高くする事により漕ぎやすくなります。急な坂が無くて平坦な観光地ではママチャリでも1日50Kmは軽く走れました。

〇通信・記録機器
ー携帯電話:タイ国内のみsimを購入して電話連絡出来る状態にしました。僅か49バーツで待ち合わせ場所での連絡などが出来て便利です。
      ミャンマーではsimを購入しませんでしたが一人旅で通話相手が居ないから不便とは思いませんでした。
ースマホ:宿や空港のラウンジにてwifiを使ってネット接続しSNSの投稿などに利用。コースは事前に決めた通りに行動したので旅先でのネット検索の必要性がなくて特に不便さを感じませんでした。デジカメ以上に写真を多く撮りました。

ーGPS:今ではスマホのアプリの方がナビをするのは便利な時代ですが、ガーミンのGPSは充電式の単3電池で丸一日使えるので目的地を予め設定しておくとナビするには電池寿命を気にすることなく使えます。
     記録としてトラックを残すテクニックをまだ学習していないので、どう残すのかスマホを含めて今後の検討課題です。
ーデジカメ:自転車走行中の写真を撮るには手首にストラップを通しておけば落としてしまう危険性がなくてスマホより扱い易いですが、撮った写真を現地で小サイズに加工したりスマホに取り込むのが面倒なので、使う頻度が減ってしまいました。
ー水彩絵の具:一人旅では夜の時間にスケッチが可能ですが、2人旅では夜の自由時間が少なくなって描けない日が多い。趣味として今後も水彩用具は携行したい。

〇健康
☆健康障害:ミャンマーにて少し下痢気味になりました。原因は食べ過ぎ!カレーなどはご飯も野菜もお代わりが出来るので「食いだめしよう」と常に食べ過ぎていたから腹がまいったのでしょう。食べる量を少なくしたら治りました。
☆虫刺され:蚊避けのスプレーを購入しましたが使うことを忘れるくらい蚊の出没が少なかった。タイやカンボジアに比べると1~2月はミャンマーでは蚊が少ないのかも知れません。
☆体重:出発時と帰国時の体重は殆ど差がありません。激しい運動をした訳でもないし、大飯ぐらいは途中で修正したから通常の体重がキープできました。

〇携行品特記
ー衣類:高速で走り続ける自転車旅行では汗だくになりますが、連泊でママチャリ移動ではそれ程汗を流すことも無く衣類は少なくて済みます。
    今回は土産にシャツを2枚と象のプリントのパンツ1枚を買い、旅の途中で知り合った人から半ズボンをプレゼントされたので着ない衣類が多くありました。
ーリュック:折り畳み自転車の荷台に取り付けるには26リットルのサイズが丁度いいのですが、自転車無しでLCCに乗るには制限いっぱいの40リットルのリュックの方が良さそうです。
ーバッグジャケット:LCCに乗る時、制限重量以上の荷物をジャケットのポケットに収納し、飛行機を降りた時はバッグとして使えるジャケットをバッグジャケットと呼んでいるようですが、英国製の1万円クラスのバッグジャケットでは靴やパソコンまで収納することが出来ます。今回はそれに代わってポケットが多いカメラマンベストを使ってみましたが、効果は確かにあります。追加荷物料金を支払わないで安く旅行する為のアイテムとして検討する価値があると思います。

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