ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

2024夏 近畿輪行(3)那智山

2024-08-15 22:20:54 | 本土最西端
2024年8月9日 晴れ  

串本ー輪行ー那智ー那智山ー那智ー輪行ー近江八幡

走行:20.7Km 平均時速:ーKm/h 最高速度:ーKm/h

6時34分串本駅発の電車に遅れることなく乗れる様に、朝5時前に起きて洗濯物を取り込み、宿を出発した。車はまだヘッドライトを点けて走っていたが、無灯火で駅に向かった。(3Km)駅前にファミマがある事は分かっていたが、ローソンがあったので、とりあえずオニギリ1個を買ってカバンのポケットに入れておいた。ファミマでもオニギリを買って電車に乗ってから車内で食べようと思っていたが、十分時間があったので、カツカレーを温めてもらってイートインスペースで朝食として食べた。
 

串本駅は朝6時に駅員が改札に居なかったので、青春切符に今日の日付印を押してもらう為に呼び出すと、「宮崎で地震があり、南海トラフ地震臨時情報が出たので特急は運休となり、鈍行は徐行運転するので遅れる」と言われた。紀伊田辺発の電車なら串本へ着くまでに遅れが発生するが、始発電車は串本始発で目的地までの遅れはあっても出発は遅れないから良かったと思った。
紀伊田辺から新宮まではサイクルトレインと分かったので、駅まで走って来たままの姿で自転車をホームに持ち込み階段を降りる時、車輪を入れるレールが階段の横に設けてある事に気付いた。ちょっとした事だけど、サイクリストには有難い。
 

運転手がドアの動作確認などを済ませて「もう乗っていいよ」と声をかけてくれた。都会の電車と違ってすごく親切だ。定刻の6時34分に新宮に向けて電車は出発したが、徐行したので定刻の7時20分より遅く那智駅に着いたと思う。

工事中
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2024夏 近畿輪行(2)串本

2024-08-14 16:31:15 | Brompton試走
2024年8月8日 晴れ  

近江八幡ー輪行ー串本-大島(トルコ記念館)ー串本

走行:23Km 平均時速:ーKm/h 最高速度:ーKm/h

青春18切符は5枚つづりとなっており、福岡ー近江八幡間で3枚使い、2枚が余るので有効に使う為に那智山の西国33か所の第1番札所である青岸渡寺を目指す事にしました。
那智をgooglemapで調べると安宿が無さそうなので、少し手前の宿が多い串本で1泊して、翌日那智まで輪行してヒルクライムし、10時か12時に那智を出発すれば近江八幡に夕方には戻れる事をyahooの「路線」で確認しました。その旅をしようと思ったキッカケは2018年に自転車仲間のジムさんが桜井花見で奈良まで行ったついでに日本で一番長い路線バスに輪行して新宮まで行き、那智の滝まで行った事があり、いつか同じ様な旅をしたいと思っていた事。もう一つの理由は、自分に海外旅行の計画がない2024年にそのジムさんが、3回目のスペイン巡礼自転車旅行に出かけるので、一人どこへも出かけない自分が置いてきぼりにされている感じがして、走行距離は短くてもいいから自転車の旅がしたかったからでう。
串本は泊まる事だけ考えてネットでベイサイドイン串本を予約したが、当初は何も計画していなかった。ところが、串本着は午後3時頃であり、寝るまでに時間があるから、何処か観光ポタリング出来ればいいなあと思っていて、フッとトルコの戦艦が遭難したのは串本では無かったのかと閃いた。今年の2月にパック旅行でトルコへ行った時、日本はトルコの友好国であり、日本語を話せる多くのトルコ人と会って、彼等が日本の恩を感じている遭難事故の現場が串本なら、ぜひそこへ行ってみたいと思う様になった。地図を見ると駅から12キロほどの場所に「トルコ記念館」があると分かった。坂が多そうで楽では無さそうだけど、今回使用する自転車は坂道に強い前ギアに改造してあるのだから、「何とかなるだろう」(日暮れまでに宿まで戻れるだろう、と思い決行することにした。
写真はトルコのイスタンブールとカッパドキア。
 

8日朝5時半に目覚ましに起こされて八幡の家で起き、前夜にコンビニで買ったパンとお茶の簡単な朝食を食べた。6時過ぎに家を出発して、近江八幡駅までの2.7Kmを走り、自転車を輪行バッグに入れて6時33分の新快速に乗って大阪へ移動した。紀州快速のトイレは何処にあるか?大阪駅の連絡橋の階段で人の誘導をしていた係員に聞くと「5号車」と教えてもらった。5号車の足元マークで電車を待ち、電車に乗ってみて分かった事だが紀州路快速は後ろ4両で、関空快速の前4両と繋いであり、それを知らないで関空快速に乗ってしまうと日根野の駅で切り離されてしまって和歌山へは行けなくなってしまう。途中で小便をしたくなくと困るからトイレの車両を聞いたので、行先を間違わずに乗れて良かった。和歌山行きの電車のエアコンが強くて寒かったので、バッグに取り出しやすく入れておいたアロハシャツを重ね着して防寒した。日根野の手前で「関空行きは前の4両だから、この車両は行かない」と車内アナウンスしているにも拘らずヘッドホンで音楽でも聴いているのか、動こうとしないマレーシア人らしい旅行客に「この車両は関西空港へ行かない!空港へ行くなら次の駅で降りて前の車両に乗り換えないと、切り離して別の場所へ行く」としっかり説明してあげた。自分が海外旅行をしている時に自転車を担ぎ上げて助けてもらった事があるから、日本に来ている外人観光客に親切にしようと常に思っているから、人助けをすることが出来て気分が良かった。ブロンプトンはコンパクトだから、座席の横に置いても他の乗客に殆ど迷惑をかけないから、輪行には便利な自転車だと思った。


和歌山行きの先頭車両が5号車でトイレ付き。


御坊駅で、紀伊田辺行きの乗り継ぐのでホームに自転車と荷物を置いたまま、駅の外に売店があれば食料を買おうと出てみたが、何もなかった。ホームに居る人がのんびりしていて、荷物を放置しても持ち逃げされる気配が全くなかった。特急列車が通過して行った。金があって暇が無い人は特急に乗るのだろうなあ。
   

 

紀伊田辺行きの2両の電車に乗る時、行先明示の左に自転車のマークがあった。ヨーロッパの自転車を乗せてよい車両の様に見えたので車内を捜すと「サイクルトレイン」の説明があった。分解しなくても自転車を乗せていいらいい。
 

自分の自転車は近江八幡で輪行を始める時に折りたたんで袋に入れていたので、トイレ前のスペースに置いたが、途中駅で学生が自転車を押して電車に乗り込んできた。まるでヨーロッパ。何だか楽しくなってきた。
 

紀伊田辺での乗り継ぎ時間が1時間以上あるので、昼食を食べることにした。駅前にラーメン屋があったので、店の前に自転車を置き、自転車が見える席で餃子定食を食べた。価格は800円で美味しくて量が多くて良かった。
 

13:42紀伊田辺を出発した新宮行きの電車は15時6分串本駅に着いた。自転車は紀伊田辺で輪行バッグから出して電車にヨーロッパの様にそのまま乗せていたので、串本駅を出て、トルコ記念館を目指して走り出した。


ハンドルに取り付けたガーミンGPSに目的地と、通貨地点となる大島への橋を登録しておいたが、眩しいカンカン照りの中で小さい画面が見づらいので、通行人に道を尋ねて大島への橋を上って行った。前のギアの歯数を50から44に小さく改造したので軽快に走れた。


事前にグーグルマップでトルコ記念館への道路が坂道で一度下ってまた登ることを調べて知っていたので、少しづつ疲れても、ペダルを踏み続けた。トルコ記念館に到着したのは16時03分でした。


「メルハバ」(トルコ語のこんにちわ)と声をかけて記念館に入ると係員の女性がニコニコ笑顔で迎えてくれて、昨日もトルコ人が来たと親しげに話し、荷物を預かって写真を撮ってくれました。
 

 

壁の穴が開いていて、エルトゥールル号が遭難した場所が見え、ガラス板の船のシルエットが座礁した岩と重なって見える様な工夫がされていました。展望台に上がって岩と綺麗な海を観ることが出来ました。
 

見学が終わった後、自転車と一緒の写真を係員の女性が撮ってくれました。
 

トルコ記念館から150m程先のトルコ軍艦遭難慰霊碑まで行き、記念撮影後、今日の宿であるベイサイドイン串本へ向かいました。


42号線沿いにある宿に着いたのが17時30分。暗くなる前で良かった。ネット予約した宿は無人でメモと鍵が受付に置いてあり、102号室に自転車を持ち込みました。
  

輪行として電車に乗っていたのが約8時間半、走って観光したのが約2時間半。走った距離は22キロ余りでした。コンパクトなBromptonは列車輪行が容易に出来るし、坂道も走れることが分かった1日でした。
コンビニもレストランも近くに無かったけれど、お昼の餃子定食の量が多かったので、宿の中にあったジュースと水を飲み夕飯は食べないで10時前には寝ました。
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2024夏 近畿輪行(1)大阪

2024-08-13 21:28:49 | Brompton試走
2024年8月7日 晴れ  

近江八幡ー輪行ー大阪-高麗橋(LORO)ー道頓堀ー大阪ー輪行ー近江八幡

走行:15Km 平均時速:ーKm/h 最高速度:ーKm/h

7月28日にLOROサイクルワーク大阪で購入したBromptonの前のギアを50Tから44Tに交換する為に近江八幡の家から駅まで2.7Km走り、新快速に乗って大阪駅まで輪行した。



自転車店の開店時間が10時半であり、早く大阪駅に着いたので、西口で降りて「大阪に着いたぞ」と言う意味で梅田スカイビルの写真を撮ってみた。




大阪駅から御堂筋を南に走ると大江橋がある。どうって事ない川だけど、昨年ミャンマーの友人に案内する為に歩いていたらここで写真を撮った。何処が日本らしいのか、いつも見慣れた大阪出身の私には理解できないが、大阪生まれでない人にはこの景色が特異に見えるのかも。


御堂筋は大阪梅田と難波を結ぶ大動脈で昔は北へも南へも走れる銀杏並木でしたが、いつの頃からか南方向への一方通行になってしまっています。


ローロサイクルワークス大阪でギアを変更しようと思ったのは、シンガポールの友人であるKevinが「改造した方が坂に強くなるし、長距離走る為に彼の仲間は皆やっているよ」とアドバイスのメールをくれたから。彼とは私が2013年2月にタイ自転車旅行をした時、アユタヤの駅で出会いFacebookで繋がっていた。事前にメールにてローロ大阪にギア交換を打診してあったので、10時半の開店と同時に改造作業を行って頂いた。(2.7Km走行)30分程でギア交換作業は終わりましたが、前輪タイヤの空気漏れに対してチューブ交換を無料でして頂いた。


LOROでの改造終了後、御堂筋に戻り、道頓堀まで走った。(3Km)渋谷はスクランブル交差点がランドマークとなっていますが、大阪の道頓堀はグリコの絵が見える、通称「ひっかけ橋」がランドマーク。多くの観光客がいました。宗右衛門町は学生時代にクラブのボーイのアルバイトをした懐かしい町です。
 

 

 

12時から道頓堀ホテルにて高校時代の体操部の同窓会があるので参加しました。今年79歳になる1年先輩の高群さんが企画した同窓会は17期から25期まで年度が違う布施高校の体操部だった人を集めて3時間の親睦を深める初めての同窓会でした。
  

60年前の学生服が着れる先輩は若い!年代が違うので学生時代には会った事がなかった人でも、同じクラブ活動だったから共通の話題が見つかって楽しいひと時を過ごす事ができました。
 

同窓会が終わって、北行きの一方通行である四ツ橋筋を走って大阪駅まで戻りました。(3.9Km)


大阪駅から近江八幡駅まで輪行し、近江八幡駅から2.7Km走って自宅に戻り大阪ポタリングを終了しました。
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