出発準備完了

ドイツでの走行コースなどを検討していましたが、いよいよ明日出発します。

当初は家からバス停まで自走し、駅前で分解して輪行袋に詰め込むことを考えていましたが、２台の自転車を衝撃対応に保護する為の段ボールを同梱する作業も含めて行うには時間がかかるし、路上でやるのは大変です。

駅まで歩いても２０分で行ける距離なので、事前に梱包して車に積み、出発の朝荷物とパートナーを乗せてバス停まで走って降ろす。その後、僕は家に戻って車を車庫に入れてバス停まで歩くことにしました。

折畳みのDAHONは前輪の軸が輸送により変形したので軸まわりに補強部材を同梱しました。フレームを２分割できるPanasonicのランドナーは後輪のブレーキが飛び出しているので輸送時に変形した事があり、ここを重点的に保護する段ボールを同梱しました。


２台の自転車を車のトランクに積みました。


福岡から大韓航空でインチョン経由フランクフルトへ向かいます。

モーゼル・ライン川の旅 Mosel und Rhein

２０１５年夏の自転車旅行はドイツのモーゼル川とライン川を２人で走ります。
ずっと一人旅で気儘に走っていましたが、今回は妻にも自転車旅行の楽しさを体験させてあげる事にしました。google地図を調べてみると、トリアーからコブレンツ経由マインツまでの距離は僅か２７３Km、１５時間５０分で走れると出ました。
このルートは既に走ったことがあるので、僕一人なら４日もあれば十分行ける距離に思えます。でも妻は初めての自転車旅行であり、体力が無いので９日かけて走る計画を立てました。
妻は折畳み自転車DAHONに乗り、僕はPanaのランドナーを使います。２台の自転車と荷物を持って空港まで行くのは重労働！
自転車素人の妻に伴走・案内をする為に事前に自転車道の地図にある民宿情報を調べたり、万一事故や雨降りの場合はどんな列車が走っているのかドイツ国鉄の時刻表をチェックするなど準備してきました。
ブレーキの掛け方も熟知していない妻を遠賀川河川敷まで連れ出して、事前トレーニングをしましたが、天候が悪化して８Km程の走行で中止しました。


出発は１週間後の６月２４日。福岡空港から大韓航空でインチョン経由フランクフルトへ行き、列車でモーゼル川上流のトリアーまで移動します。
トリアーではMinheimで２年前に知り合ったフリッケさんと再会して街を案内して頂く予定です。
トリアーからモーゼル自転車道を下りますが宿を予約したのは１軒だけ。自転車道沿いには多くの民宿があるので現地でモーゼルワインが美味しい宿を捜して泊まります。

モーゼル川とライン川が合流するコブレンツの町からはライン川中流域の古城を見ながらマインツまで走ります。