ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

2022年桜井お花見(3)

2022-05-28 22:47:38 | 桜井お花見
4月7日(木)奈良・法隆寺ポタリング
桜井ー奈良(佐保川)ー法隆寺ー大和郡山ー桜井
走行距離:65Km、登坂標高:533m

木曜日は伯田歯科医院が休みなので歯科医の純ちゃんが先導し、Jimさんが最後尾、ドジ男を真ん中に挟んで自転車仲間三若爺で毎年恒例のポタリングをしました。桜井お花見ポタリングは2020年はコロナ禍により中止となりましたが、2017年から参加させて頂き今年が5回目です。当初は自分の自転車を輪行して参加しましたが、最近は毎回純ちゃんの自転車を貸して頂いています。回遊ルートは純ちゃんが事前に検討して設定してくれるので、ドジ男は単に先導者を追随するだけで歴史的な名所や桜の名所を巡ることが出来るなんて、「持つべき物は友だなあ」と思います。ギブアンドテイクでなくてお世話になりっぱなしで恐縮ですが。
古代大和盆地を南北に縦貫する幹線道路として上ツ道、中ツ道、下ツ道があり、中ツ道を北上しました。地元の人でなければ分からない古の道を走れるのはラッキーです。30Kmほど走ってUターンし、佐保川の桜並木を観光。5キロも川沿いに桜が咲いています。ちょうど満開で、桜吹雪の下をのんびり走るのは気持ちがいい。散歩している人の姿もありました。


奈良県立図書情報館にはトイレがあり、休憩するのはいい場所です。秋篠川との合流地点が桜並木の南端でした。


奈良は自転車道が多くあります。西ノ京斑鳩自転車道を大和郡山まで走行。ドジ男には何処を走っているのかさっぱり分かりませんが先導してくれる純ちゃんは自分の庭の様に慣れた場所だから安心して走れます。


郡山城は桜の名所で、以前にも来た事がありましたが、城跡へは初めて入りました。
 

次の目的地は法隆寺。ここは昨年Jimさんと訪問したので、境内には入らず桜井へ戻りました。


耳成山公園でトイレ休憩をしました。この山は登れるそうです。


伊勢街道を走っている時「ここが『中ツ道』だよ。」と先導の純ちゃんが停まって説明してくれました。彼は素晴らしい旅行ガイドです。


本日の走行ルートです。(Jimさんの記録から)

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2022年桜井お花見(2)

2022-05-13 10:38:31 | 桜井お花見
4月6日(火)明日香のポタリング
桜井ー藤原宮跡ーキトラ古墳ー桜井
走行距離:22Km、登坂標高:300m

Jimさんは自分の自転車を横浜から輪行されて来ましたが、最近自転車旅行には軟弱になってしまい、自分のDAHONを担いで輪行する元気が無くなってしまい純ちゃんの自転車を貸して頂きました。純ちゃんから借りた自転車もブランドはDAHONですが、私の物より1ランク上のミューというモデルで少し前にタイヤがバーストしたので新品のタイヤに交換されており、整備が行き届いて乗り心地よく仕上がっていました。宿泊場所の提供だけでなくて乗りやすい自転車まで貸してくれるなんて、いい友達に感謝です。

目的地は「藤原京跡の菜の花が綺麗だから行ってみたらいい」と地元の純ちゃんのお奨めの場所。自分でサイクリングを計画する時は出発前に道路地図を検討するのですが、桜井花見では毎年Jimさんがスマホを駆使してナビゲートしてくれるので、追いかけて走るだけのちょっと情けないサイクリストになって走っています。ヘルメットは嵩張るので、日野正平が自転車旅でよく使っている「カスク」と呼ばれる昔のタイプの折りたたむと小さくなるヘルメットを被って午後桜井を出発しました。
藤原京跡の北側に醍醐池があり、その北に「藤原京跡菜の花花園」があり、菜の花が満開で多くの人が集まっていました。一面の菜の花と満開の桜は確かに一見の価値があります。
 

 

次の目的地に向かって先導するJimさんが止ってスマホの地図を何度もチェックしてコースに間違いが無いか確認してくれます。本当に有難いことです。


明日香村を走ると多くの遺跡がありそれを説明する掲示が至る所にあります。坂が多くて走るには樂ではないけど、案内を読んで歴史を学び、同時に休憩も出来るからサイクリングで走るにはいい所です。古代の暮らしを支えた農業技術、キトラ古墳の石材がどこから来た?など出土した農具や当時の状況を知ることが出来る記載がありました。


キトラ古墳へ行きました。本当にこの周辺は遺跡が多い。古墳地形の復元模型がアルミ?で作られて展示してありました。古墳の壁画はここではなくてキトラ古墳壁画体験館「四神の館」にあるようです。




キトラ古墳の次に高取城の城下町=土佐街道まで行き古い町並みを進んで「街の駅城跡」で休みました。Jimさんは3年前にここから更に高取城までヒルクライムしたそうですが、私は十分な体力が無いのでここから戻ることにしました。
 

桜井へ戻る時にフッと目についた大砲は司馬遼太郎が描いた本にある高鳥藩の大砲(複製品)だそうです。


桜井にある純ちゃん別邸に戻ったあと、伯田歯科医院にて歯のレントゲンを撮り診察して頂きました。歯がグラグラして治療が必要と思われるので、自転車仲間でありかつ現役の歯科医である、純ちゃんが診てくれることになったのです。歯の磨き方が足りなかったのか歯を支える骨が無くなっているので抜歯は避けられないとの診断でした。

暗くなり、Jimさんに先導されてスーパーまで夕飯の材料を買い出しに行きました。いつもと違う経路を走ったので、道の右側に幅の広い側溝があって、危ないなあ・・と思っていました。左折した瞬間に前を走っていたJimさんがガタンと側溝に前輪を落として彼自身も溝に落ちてしまった。ヘルメットに暗いヘッドランプしか点けていなかったので、黒く見える道が実は側溝だと気付かなかったようです。幸い水深が浅く、落ちる時に上手く軟着陸(川底に)出来たので擦り傷程度で済んで良かったですが、予測していなかった事故に驚きました。私はキャッツアイの明るいLEDライトを握ってゆっくり走っていたので、同じ側溝に落ちることは免れましたが、暗い夜に不慣れな道を走るのは危険だと再認識する事故でした。


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