福井の宿で目を覚ましました。
朝から少し散歩をしようと思いますが、
周りにあるのは枯れた蓮の花満載の
池と田んぼだけ。
7月から8月にかけては
蓮の花がキレイんでしょうね。
それから「そまやま温泉」というのは、
近くにハイキングコースもある
杣山というやまがあるからなんですね。
ちょっと舌を噛みそうな名前ですねえ。
う~ん、がんばってくださいね
と人出を見てたら思う温泉ですねえ。
結局、宿の周りだけくるりんと回りました。
朝飯はこんな1膳方式でした。
宿はいい宿でしたよ。
温泉もよかったしね。
旅割とクーポンを使って
格安で泊まることができたので大満足でした。
さあでは、旅行の2日目です。
効率よく回ってゆきましょう。
まずは紙の神様の訪問です。
名前は岡太神社・大瀧神社
というところです。
越前市の山の方にあります。
南越前からいったん武生の町の
端っこを抜けて走ってゆきます。
走るにつけ、昔この辺りを
福井マラソンで走ったなあ
という記憶がよみがえってきます。
制限時間が3時間20分のフルマラソン。
小さな子どももつれてきて、
観光がてら走ったのを思い出します。
30キロの関門が2時間ちょっとと
めちゃくちゃきつくて、
そこを超えたら完走という感じでしたねえ。
今もまだ田畑の真ん中を
きれいな道が走っている
という感じでした。
ナビに導かれてどんどん
山の方に入ってゆくと、
越前和紙と書かれた
観光看板が増えてきます。
そしてやっと目的の神社のところに着きました。
ここまでけっこう坂道を
登ってきましたので、
ここをチャリンコで移動するのは厳しいかな。
仕方ないので歩いて、
じっくり回ることにしましょう。
まずは神様に会いに行きます。
背の高い杉に囲まれた境内に
入ってゆきます。
じつはこの神社は、
この地方に紙の作り方を教えた
川上御膳という人なんだそうです。
きれいな水なんかもとても
よかったんだそうですね。
で、この川上御膳は紙と
ご縁のあることから、
この人が教えた紙で
日本で初めてのお札である
「太政官札」が作られたので、
お金の神様でもあると
言われているようです。
そうかあ、なおさらしっかり
お祈りしとかないといけませんね。
裏から神社に入って行ったのですが、
正面から出てゆき、
和紙の里の方まで歩いていくことにしました。
鳥居の方から出てゆき、
額束を見てみると、
大瀧神社と岡太神社と並列で
書かれてありました。
山の上部には両神社があるのですが、
下宮では両神社が本殿を共有しています。
なので両神社にお参りしたことに
なるんでしょうねえ。
これらの神様は「紙祖神」と
呼ばれているようです。
紙祖神様よろしくお願いします。
さあでは坂道を下って、
和紙の里の方へと向かってゆきます。
500mくらい歩くと
こんな石碑がありました。
秩父宮が侍従を差し遣わした
という記念碑ですねえ。
どういう差し遣わしかわかりませんが、
何かを考えてのことなんですねえ。
石碑だけでは全くわかりません。
でもねえ、こうして目にしたものを
ネットとかで調べようとしたら、
その他の項目もいろいろ出てきて
勉強になりますね。
旅をした後にまた別の面で
この地方を旅するみたいな
側面が出てきます。
そんな石碑のところには
一の鳥居があります。
両部鳥居ですね。
この神社には木造の十一面観音がいたりして、
神仏混交なんですね。
なので鳥居が両部鳥居に
なっている理由が良くわかります。
あちこち歩いている成果が
こういうところで発揮されますね。
鳥居をくぐって、
越前和紙の里の方へ行くには、
その先を右折して進んで行きます。
続く