ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

藁焼きな日々

2022-12-12 21:18:49 | グルメ

最近よく行くお店がある。

とまあそんなことを書いても、
よく行く宝石屋とか高級呉服店
というわけではないですよ。

居酒屋さんなのです。

その店はねえ、和泉府中の駅前にあって
おいしいつまみを出してくれるので、
昼呑みもできるから、
日曜なんか昼間でもいっぱいでしたねえ。

その店の料理の特徴は
魚を藁焼きして出してくれるのです。



見ていると調理室の方で
炎が立ち上がっているのが
見えたりします。
これがまたうまいのです。

カツオ、ブリ、サーモンなんかは
絶妙なおいしさだ。
ほかの魚でも藁焼きメニューに
入っていたりもするから、
こんどはあれいおうとか思いながら
ついついセットメニューを
頼んでしまうので、
今度は見極めてみようと
思ったりしています。

それからねえ、大根の唐揚げもうまいね、



イカの丸焼きなんかはもう
定番のおいしさなんです。

そんなこの店に、
ここんところ立て続けに
3回お邪魔しています。

メンバーはというと、
いつもの中のいい友達や、
むかしよく一緒に運動した仲間と
山の帰りに、そしてジムで
最近よく遊ぶおっさんなんかと
行っているのです。

こんな日々を何というか、
そうまさに「藁焼きな日々」なわけです。
値段も安いんですよ。
この店で最近見つけた
メニューがあります。

それが「ヤゲン軟骨」です。



よくある鳥の軟骨の周りに
肉がついたもの。
鳥の良く動く部分で、
希少な部位ですから
あまり出回ってないですよねえ。

これがねえ柚子胡椒で
食べるとめちゃんこうまい。
初めて食べる食感でした。

じゃこれはどうして手に入れるの
って聞くと、山に登った友達は
売ってるよと教えてくれました。
それはどこかといいますと、
なーいーしょなんです。へへ。

ではその「ヤゲン」て何?
て思うでしょ。
これは諸説あるんですが、
多分「薬研」から来ているんじゃないか
という説が有力です。



漢方薬で実を磨ってつぶすときに、
こすり付ける粉砕機を
受ける道具なんです。

細長い楕円形をしていて、
真ん中がへこんでいるみたいなやつで、
形はそんな形なんです。

これの調理方法を知っていた友達に
調理方法を聞くと、
簡単に塩焼きにするんだそうですよ。

そして友達はさらにそこに
カレー粉をかけるんだそうですが、
まあそこまではまだ到達できません。
でもできるところまでやってみよう
と思い、試しに1パック買ってきて
それを作ってみました。

するとねえ、これが手軽で
とてもうまかったのです。

ひとつ料理の腕が進歩しましたね。
これでいつ家を追い出されて
一人暮らしになっても生きていけますね、
ってそんな重いのか―い。

まあ晩になったら魚を藁で焼いて
ヤゲン軟骨を塩焼きして食べる
ってなんかSDGsな
生き方じゃないですかねえ。



そんなことも知った
これらの集まりを
忘年会と位置付けるなら、
今年も忘年会は10回近く
いきそうですねえ。
あまりカロリーとりすぎないように
しないとなあ言いながら、
藁焼きの日々を思い出しつつ、
ひとつに割れた腹をこすっている
doironなのでした。

コメント
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