自作カレンダーの作成には
もちろん手間がかかります。
年末のなんとなくバタバタしているときに、
アトリエにこもるのです。
母ちゃんの冷たい目に耐えながらです。
先日は今年初めてアトリエに暖房が入りました。
寒くなりましたねえ。
でも何かに向かって一生懸命やってると
へいきへいき、寒さなんてへっちゃらですね。
ひとつずつ作業を済ませてゆき、
ほぼその辺は終了しそうになってきました。
なのでそれが終わるとカレンダー完成か
と言いますとそうではありません。
必要な物品を揃えていかないといけません。
まず一つは紙です。
カレンダーに使用しているのは、
両面印刷なので厚手の紙が必要です。
使用しているのは「特厚」といわれている紙です。
厚みは1枚0.12mm程度です。
そして色は、何度かグリーンとか
ピンクとかも使いましたが、
絵の色なんかを損なわないように
するにはもちろん白ですが、
それだとあまりにも事務的で味がありません。
で、結局使うのはこれまでも
使っている薄い黄色なのです。
これをねえ注文するのが、
難しいのです。
アイボリー、レモン、クリームと
いろんな呼び名があります。
たぶん基準があるのでしょうが
それがよくわかりません。
微妙に色が違うので、毎年悩み、
なんか頭の中が少し混乱しています。
去年、おとどしはなぜか、
その辺の色の紙がなくなっており、
発注がしにくかったです。
なので、岸和田の文房具店に行き、
50枚入りを数パック買いました。
これは割高ですね。
ネットでは500枚単位で購入するのですが、
こういうパックの買い方だとまあ値段的には
倍以上かかるでしょう。
今年は、そんな需要を見込んでか、
この手の色はネットでも
不足がないので大丈夫でしょう。
昨年のパック買い紙の資料を見てみると、
どうも色の種類は「クリーム」で
よさそうな感じです。
発注をしました。
ネットの販売もすごいですね。
発注後、二日後には届きます。
色はとみると、ここのクリームは
黄色が強すぎましたねえ。
残念、使用しようかな、どうかなあと迷っています。
ほかの用途に使わざるを得ないかなあ。
ミセスはこの色でいいやんと言います。
でもまあ一度、また文房具家へと
向かうことにしましょう。
混在も可能かな。
ああ、しかしなんて効率の悪い
お絵描きおっさんなんでしょう。
次は、やはりこのカレンダー作成事業で
最も経費がかかるものを買わねばなりません。
プリンターのインクリボンです。
金額は一万円以上します。
カラーを使うことが多いですから、
その辺の補充は絶対必要です。
何年か前からファックス機能のある
プリンターを使ってますから
機械は大きいですが頑丈です。
普段は、絵のコピー作成や
自治会の書類作成、地蔵講の作成などに
使うことが多く、大容量のインクパックが
ほぼ一年で消費されるような感じです。
近くの電気屋さんへ購入に行くのですが、
ここで事件が発生しました。
古いインクリボンって電気屋さんの
カートリッジ回収があるじゃないですか。
そこに持っていこうと、
一緒に持っていきました。
そしたらさあ、その古いカートリッジを
入れている紙袋の底に
黒のインクが少しこぼれていたのです。
ポンと後ろの席に置いていたら、
じわっとこぼれてしまって
いましたからこれがもう大変。
古いタオルで何度こすっても
黒い色が撮れません。
プリンターインクって落ちないよねえ。
これはもう、普段から清掃を続けつつも
座布団を置いて触れるのを
防がないといけませんね。
ああ、もうこのおっさんは
やることなすこと、ちょっとした
大騒ぎばかりです。
しかしそんな事件はあったのですが、
インクリボンは無事に購入しました。
何とかはなるオジサンなんで
そこは何とか大丈夫ですね。
これで、あと文房具屋で残りの紙を買ったら
全部そろうだろうと思ったら大間違いです。
あとカレンダーを収納するビニール袋も
必要です。
これも文房具屋に向かいましょう。
そして、今年はお絵かき展示会に
来てくれた人にも渡したり、
送ったりしようと思っているので
作成部数も多くなるかな。
送るための封筒と、84円の
切手も必要ですね。
あ~なんかいろいろと必要じゃな。
年末のバタバタする中
おっさんはのんきに
そんな感じでカレンダーの
仕上げにかかっているのです。