セミの声

裏山でセミの声、にぎやかです。
暑さを増幅させます。
セミもひと夏を懸命に生きています。

人間も土の上を行ったり来たりと忙しい。
八月もあっという間にきました。
忙しい、熱い、スイカと言っている間に月が替わり、八月。
なんとなく忙しい思いが募ります。
夏の大掃除をしようと思っていたのに、思うだけで過ぎてしまい
慌ててしまいます。
父が元気だったころは、毎年夏の大掃除をしたものです。
すべて出して、畳もすべて天日干し、天井もしっかり掃除し、汗を流し
畳をたたいて、入れた畳の感触にほっこりしたものでした。
今父亡き後、女二人は掃除という言葉があることを忘れたようです。
ずっと、掃除、掃除と頭だけで考え、できずにストレスと誇ほこりをためているようです。
あそこもここも、母屋も離れも、作業場もあちこち、掃除の手が入るのを待っているのですが、
主が動きません。
でもそろそろ、夏の暑い日、実行予定。
お墓も掃除を待っています。
お寺にもいかなくては、村の道の草刈も加わって、忙しくして、
お盆の季節を迎えます。
セミの声が早くと急き立てているようです。


この間まで、かえるの合唱だったのに、今、セミの熱唱。
帰ってこない時間だけがどんどん過ぎていきます。
ゆっくりしてから、すこしずつ、掃除開始！ゴー。