farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

種を考える

2012-11-06 09:24:08 | Weblog
久しぶりにメールを開けてみると、何時送った質問だったのか忘れていましたが、
回答が届いていました。
以下にコピーします。
関心のある方はシェアーしましょう。


 返事が遅れました。申し訳ありません。
 農林センター園芸部の末留(すえとめ)と申します。
 F1種子についてのお問い合わせについて、以下のように考えられます。

 1)なぜF1種子か?
  ①おわかりと思いますが、F1種子とは、雑種第1代の意味です。 
   両親を決めて、その交配から生まれた後代が雑種第1代です。
   この種子を、消費者が買って、家庭菜園などで栽培しているわけです。
  ②F1種子の利点は、いくつかあります。
   ・ある特定の両親の間で交配することで、両親以上の収量が得られる後代を得ることができます。これを雑種強勢と言います。
   ・これ以外に、生育が早い。生育の揃いがよい。病気に強い。品質がよい。などの利点があります。
   ・種苗会社ですから、毎年、種子を購入してもらわないと、商売が成り立ちません。
    その意味では、購入した種子をまいて育て、そこから次の代の種子をとっても、その種子からは同じ形質の野菜には育ちません。

    このように、生育や収量の改良、商売上の利点から、F1種子が増えてます。
    伝統野菜のような固定種を栽培すると、F1品種との違いがよく分かります。
    固定種は、生育が遅い。揃わない。病害虫に弱い。収量が少ない。などの栽培上の問題があります。
    伝統野菜等の固定種をなぜ作るか? それは、作りにくくても、「独特の味、風味」をもとめてのことだと思います。
 
    F1品種だから一概に悪いとは言えないと思います。上記のように利点もあります。



専門家に尋ねるのが一番です。
私も再度考えたいと思っています。勿論綾部にお住まいに若杉友子さんにお会いしたいと思っているのは、今もです。

これから仕事で失礼。
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ほっとする11月

2012-11-06 07:34:46 | Weblog
いつかいつかと思っていた羽二重モチ米も白くなりました。
2日、三男が一人で籾摺りをしてくれてました。
おまけに、母の耕運機、二台用のの収納小屋を廃材や余分の木を使って作ってくれました。思いついたようにつくったので、屋根がまだですが、まあ、二台が収まりました。
畑の中の小屋で便利です。ミニミニ小屋で、井戸のモーター小屋と並んで、便利になりました。大き目の小屋は肥料は資材でいっぱいです。
零細農業にも、小屋が要ります。

さて、さて、2日、文化の日の3日は小字総出の共同作業の山際にメッシュ張り作業。前日は、準備会合で、連続の出役です。
女性は電気柵用の不要になりつつある線の整理、小屋の整理です。
お陰で倉庫もきれいになりました。女性5人で楽しく仕事をしました。
たまにこんな作業もいいものです。
いい異年齢交流の場です。いやもう皆シニアで同じですね。
60、70、80歳代のおばさんたち、いやおばあさん達です。
私もその中に見事に納まっているから、面白いです。
2日の作業で村前面はメッシュで囲われました。
背面はまだ電気柵。
これは、国からの作業です。
棒が何本、メッシュが何枚といろいろ細やかな詳細で、検査もあるそうで、ちょっとぴりぴりした、作業だったでしょう。
資材を提供されるだけでは足りません。人件費もつけてと思います。
農村は、自然環境保全という大きな仕事を受け持っているのですから当然の要求だと思います。
高齢者ばかりの作業ですから、ちょっと国は考えるべきだと思う。
いやこちらから、要求していくべき。もっと中山間地域の事情を知らしめなければいけないと思います。机上だけでなく、現場を見るが大切。
もっともっと声を出して、獲得していく姿勢が大切と思っています。
久しぶりに汗をかき、共同作業の楽しさも思いました。
でも、これでいのししや鹿の害がないのかと思うと、疑問符がつきます。
今、村や、柵内の小山などに潜んでいるのでないかと思います。
来年はどんな成果がでるのか、来年もまたブログでいのししの事を
書いているかも知れません。

元気についでに終わってから、肥料まきをしたので、疲れがありますが、秋の大仕事が終わったので、なんとなくゆっくりします。11月、ゆっくりの作業しましょう。
殆どの田は起されましたが、私の田んぼは私の登場を待っています。
まだモチ田の稲木もほったらかしで、かたずけないと、青空の日にかたずけます。

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