BACK TO 2004#2

今回はＮＦＬ03-04シーズンプレーオフ、キャロライナ・パンサーズ＠セントルイス・ラムズの一戦を
観戦してます。
ＣＡＲはプレーオフ1stラウンドでダラスに完勝しているだけに、ホームで戦えるラムズと言えど、油
断は出来ないところ。

試合はラムズが押し気味に進めますが、ＣＡＲの水際の防御が非常に堅固でゴールラインを越え
られず、ＦＧを重ねるに止まります。一方のＣＡＲはラムズが攻めあぐねているうちに、Ｂ・フーバー
のＴＤラン等で、23-12とリードを拡大。

この年は試合終盤や接戦に異様に強かったＣＡＲだったので、これで簡単に逃げ切れるかと思わ
れましたが…

ラムズは先ずＭ・フォークのＴＤラン等で３点差に追い上げます。そして第４Ｑも残り２分台という事
情もあり、直後のキックオフでオンサイド・キックを選択。
ジェフ・ウィルキンスの蹴ったボールは両軍の誰にも触れずに大きく跳ね上がり…それをキャッチし
たのは、何とキックしたウィルキンス！―というアンビリなプレーが飛び出して（汗）、ラムズの攻撃
は続行。
結局このドライブを確実にＦＧに結び付けたラムズが、２３－２３と追いついて延長戦に入ったので
した―そうそう、この日もウィルキンスの左手薬指には指輪が…（８月１９日の記事参照）(;^_^A

延長戦では両軍に決勝ＦＧの好機が訪れたものの、モノに出来ず…しかし、地元の大声援を受け
たラムズ守備陣がＣＡＲを圧倒し始めたので、ラムズの勝利が何となく近付いている様に感じられ
ました。そんな中、ＣＡＲの攻撃中に延長戦第１Ｑが終了し、試合は同第２Ｑへ…

―延長戦第２Ｑがはじまり、その最初のプレーでした(*'o'*)

ＣＡＲのＱＢジェイク・デロームから、ＷＲスティーブ・スミスに電光石火のパスが決まり、レシーブし
たスミスは鋭いステップでラムズ守備陣を切り裂いて独走―これが決勝ＴＤとなり、29-23でＣＡＲ
が勝ち、ＮＦＣ決勝進出を決めたのでした。

この試合は、ＣＡＲの守備陣の粘り強さに尽きると思います（ＣＡＲのＳ・デイビス、Ｄ・フォスター等
のラン攻撃も強力だったんスけど）。
ＤＥのＪ・ペッパーズは、ラムズのＱＢバルジャーに大いにプレッシャーをかけてましたね～それに
ＤＢのＭ・ミンターのタックルは強烈でしたし、同じくＤＢのＲ・マニングＪｒが、ラムズの看板ＷＲトリ
ー・ホルトからボールを奪い取ったプレーはお見事でした。

この年はＮＥに敗れたものの、ＳＢまで駆け上がったＣＡＲ。やっぱりＳＢ目指すなら、強力守備陣
の構築？…な～んて考えてましたが、現地７日には開幕なんスよね（汗）今季も熱い戦いを期待
したいっスね(o^-')b

ＩＶＡＮ