イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

That’s his bread and butter

2005年11月06日 | NBA
録画しておいた、デトロイト・ピストンズvsボストン・セルティックスの一戦を観戦
しました。
開幕戦を共に白星で飾った両チーム。ピストンズは新任のフリップ・ソーンダー
スHCの色がどれだけ出ているか、ボストンはベテランのウォーカー、ペイトンが
抜けた穴をどの様にカバーして行くのか、という点に注目して観てみました。

試合は序盤から接戦の展開で試合終盤へ突入。残り16.8秒、チャウンシー・ビラップス
のシュートのこぼれ球をラシード・ウォーレスがティップインして、ピストンズが80-79と
リード。
しかし残り0.8秒にマーク・ブラントのシュートが決まって81-80とボストンが逆転!ブ
ラントはチームメイトの手荒い祝福を受け、ボストンのTDバンクノース・ガーデンの熱気も
最高潮に。
これで決まったかに思われましたが、タイムアウト明けの最後のプレーでリチャード・ハミ
ルトンがブザービーターを決めて、ピストンズが土壇場で大逆転!82-81でピストンズ
が勝利を収め、ガーデンはついさっきまでの大歓声が嘘であったかの様に静まりかえっ
てしまいました…

<決勝シュートについて>
「テイショーン(・プリンス)が素晴らしいパスをくれたし、ベン(・ウォーレス)とラシードが最
高のスクリーンをかけてくれた。最後のプレーで僕に打たせてくれたHCに感謝してるよ」
:ハミルトン
「あの場面でシュートを任せられるのはリップしかいないよ。それが彼の仕事なんだ」:ビ
ラップス
「真のクラッチ・シューターはデカイ仕事をするって事だよ。リップは真のクラッチ・シュータ
ーだって事だ」:ポール・ピアース(ボストン)
殊勲のシュートを決めたハミルトンは26得点、2st、4rebでした。

試合はピストンズが勝ちましたが、ゲームはボストンのペースで進んでいる様に見受けら
れました。若手が揃った事で経験不足は否めないものの、とにかくよく走る。速いゲーム
展開に持ち込んだ事もあってか、ピストンズのミスが多発していました(ターンオーバーが
18)。
しかし、ピストンズも相手のペースで試合が展開していたにもかかわらず、きっちり勝って
しまう所は流石の一言。ソーンダースHCと言えば、ゾーン・ディフェンスを使って来るかな
と思ってましたが、今回の中継ではそれらしき場面は見られませんでした。

それにしても0.8秒で試合が引っくり返ってしまうとは…月並みではありますが、勝負は
最後の最後まで集中していなければダメなのだ、という事を改めて思い知らされたゲーム
でした。

Richard Hamilton


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
セルティックスに注目 (rip)
2005-11-07 14:54:18
放送予定が変わった事で予想外にこの試合を見ることが出来ました。結果はHPで知っていたのですが、残り0.8秒となってかなりどきどきしました。本当に決められるの?!って感じで。試合はセルティックスの押せ押せムードだったのでは?あのスピードに着いていくべく、選手交代も激しく行われていましたね。リップのコメントなど見れてうれしいな~。
返信する
Unknown (wakkanai097)
2005-11-07 21:15:28
こんばんは!!

この試合!!私も録画を観ました!!

終了直前に「デトロイトに勝つぞ!!」と湧き上がった場内が、あのブザービーターで瞬時に凍りついたのが、「録画中継の録画」なのに、画面から伝わりましたよ…
返信する
DET@BOS (イヴァン)
2005-11-07 22:24:19
>ripさん

ボストンの速い展開に対して、ピストンズは「じっくり時間を使って攻めよう」という意図が感じられましたが、シュートの精度が芳しくなく、ミスも多かったですね。

それでもこんなに苦しい戦いに勝ってしまうのは、チームに地力のある証ではないでしょうか。負けが無いチームは、他にバックス、ウィザーズ、クリッパーズのみです…



>wakkanai097さん

そう!凍り付いてましたね!ボストンの勝利は九分九厘決まっていたのに…「自分のシュートで相手のアリーナを沈黙させたんだ。たまんないね」というハミルトンのコメントもありました。

まだ開幕して間も無いのに、ここまでは大熱戦が多いシーズンとなっていますね!(毎年そう思ってるかも)
返信する