Sherlock Series 3 Episode 3
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
CAMさん新聞社オフィスビル。
テレビではジョン・ガーヴィー議員が汚職で逮捕されたというニュース速報が流れます。
ガーヴィー議員はこのエピソードの冒頭でスモールウッド議員と一緒にマグヌッセンを尋問していた方です。
ビルの入口でジョンがキョロキョロしていると後ろからシャーロックが話しかけます。
「マグヌッセンのオフィスは最上階にある。彼の居住用ペントハウスの真下になる。そこまでに14層のセキュリティがかけられていて、
そのうち2つはこの国では合法ではないものだ。僕たちがどうやって侵入するのか知りたい?」
「僕たち、それをやるわけ?」
「もちろん。それをやるんだ。」
「マグヌッセン専用のエレベーターは彼のペントハウスとオフィスに直通している。彼だけが使えるエレベーターで、
キーカードが必要だ。彼以外の人間がアクセスすると自動的に警備員に知らせがいく。」
シャーロックは説明をしながら一枚のカードを出します。
「これは一般用のキーカードだ。昨日盗んでおいた。食堂までしか行けないけど。
もしこのカードでエレベーターに乗ろうとしたら、どうなると思う?」
↑仮想のシャーロックがカードを使います。
「そうだな、停止のアラームが鳴って君は警備員に連行される。」
「その通り。」
「そのままとある小部屋に運ばれ、君はボコボコにされるんだ。」とジョンが続けると
「そこまでの描写は必要ないでしょ?」とシャーロックに「暇つぶしだよ。」とジョン。
「でも、もし僕がこうしたら・・・」
そう言いながら携帯電話にカードを重ねるシャーロック。
「もし君がキーカードを携帯電話に長時間接触させてたら、カードの磁気の部分が壊れて使い物にならなくなるよね。
よくある事だよ。キーカードと携帯電話を一緒にしないようにね。
で、今僕がこのカードを使ったらどうなる?」
「壊れてるから機能しないだろう。」
「でも、この場合は違うカードではなくデータの壊れたカードとして知らせが行く。
では、もし壊れていたら彼らはどうしてマグヌッセン本人じゃないとわかる?本人でも連行するのか?」
「それは無いな。」
「では彼らは何をする?何をしなければならない?」
「彼かどうか確認をするんだ。」
「あそこ、カメラがドアの右側、目の高さのところにある。カードを使った人物の映像がマグヌッセンのオフィスにいる
彼のスタッフのところに直接映し出される。信頼のおけるスタッフによって通されるんだ。
この時間だと、ほぼ確実に彼のPA(個人秘書)がそれをやる。」
「それが何の助けになるんだよ。」とジョンが聞くと、
「ヒューマンエラーだよ。僕さっき買い物してきたんだ。」
シャーロックはそう言って胸のポケットをポンポン叩くと、エレベーターに向かいます。
「さあ、行こう。」シャーロックはカードをシステムにかざします。
それを見たジョンが「君、マグヌッセンに全然似てないってわかってる?」と言うと
「今回はその事がかなり有利なポイントなんだ。」とシャーロックが答えます。
マグヌッセンのオフィスで映像を見たのはあのジャニーンでした。
「シャーロック、ここで何してるの?」と驚くジャニーン。
そしてその声を聞いたジョンも「え?待てよ、それって・・・」と驚きますが、
ジョンを制止して「ハイ、ジャニーン」と笑顔のシャーロック。
「僕を入れてよ。」と囁くシャーロック。
「バカ言わないでよ、出来るわけないでしょう。」
「僕にこんなマネさせないでよ、みんなの前でこんな事。」
「みんなの前で何をするの?」ジャニーンが聞くとシャーロックは一旦深呼吸。
そしてポケットから指輪の入ったケースを出します。
最後ににっこり笑顔。この時のジョンのリアクションが相変わらず秀逸です。
全力で女性を口説くシャーロック・ホームズはやっぱりセクシー路線だよねーと思いきや、
何ですか、このかわいこぶりっこは(笑)
指輪を見たジャニーンも笑顔ですぐにシャーロックを通します。
「わかった?人間が存在する限りその数だけ弱点も存在するんだよ。」とエレベーターに乗ろうとするシャーロックに
「あれジャニーンだよね。」とジョン。
「もちろん、ジャニーンだよ。彼女はマグヌッセンのPAなんだ。重要なポイントだよ。」とシャーロック。
「オフィスに入るために婚約したのか?」
「うん。君の結婚式で彼女に会えたのは幸運だったよ。君のおかげだと言えなくもない。」
「待てよ、シャーロック。彼女は君を愛してるぞ。」
「知ってる。さっきも言ったけどヒューマンエラーだ。」
ジャニーンの気持ちを「ヒューマンエラー」と言っちゃうシャーロック。すごくらしいけど、ジャニーンが報われないわ・・・
「行ってどうするつもりなんだ。」
「もちろん結婚するわけではないよ。」
「彼女に何ていうつもりなんだ。」
「彼女との関係は、彼女の上司のオフィスに侵入するための策略だったと話すよ。
そうすれば彼女も僕と会うのをやめるだろう。でも、女性に関しては君の方がエキスパートだと思うけど。」
オフィスに入りますがジャニーンの姿がありません。
「彼女どこに行ったんだ?」とジョンに「ちょっと失礼だよね、僕プロポーズしたのに。」とシャーロック。
奥に入っていったジョンは倒れているジャニーンを見つけシャーロックを呼びます。
「気絶しているのか?ホントにそんな事あるの?」
「頭を殴られてる。呼吸はしてるな。」ジョンは診察しながらジャニーンに呼びかけます。
「もうひとりいる」シャーロックは倒れている警備員を見つけます。
「彼は助けが必要か?」とジョンにシャーロックは男の推理をします。
「前科者。このタトゥーは白人主義者のものだ。こっちはほっといていいからジャニーンのそばに。」
「ジャニーン、僕の声をよく聞いて、僕の声が聞こえる?」とジョンが介抱しシャーロックは現場の観察と推理です。
まずはマグヌッセンの椅子の温度を調べまだ温かいことを確認します。
「おい、奴らはまだここにいるぞ。」とジョン。
「マグヌッセンもいるんだ。椅子がまだ温かい。奴はディナーのはずなのにまだこのビルにいる。上の階だな。」
とシャーロックにジョンが「警察を呼ぼう」と言うので、
「僕ら不法侵入してるのにか?君は本当にこういうの苦手だな。」とシャーロック。
「いや、待て。」とシャーロックは残り香に気づき、様々な香水が浮かびます。
やがて「Claire-de-la-lune」と確定させますが「何で僕はこの香りを知ってるんだ?」
「メアリーがつけてるよ。」とジョンが言うと「違う、メアリーじゃない。他の誰かだ。」
その時上の階から物音がします。シャーロックはジョンの呼びかけにも答えず階段を駆け上がります。
ペントハウスに入るとマグヌッセンの話し声が聞こえてきます。
「ここに来たことをあなたの夫はどう思うでしょうね。あなたの愛する夫。公正で尊敬に値する英国人。
あなたの夫は何て言うんでしょうね。」
声のする方に近づいていくとマグヌッセンは膝をついて何者かに銃で脅されていました。
「あなたは真実を隠すためにこんな脅迫をするんですか?そんな事を彼が望みますか?」
マグヌッセンが震えながら訴えています。
「それと、もしあなたが殺人を犯すなら香水は変えた方がいい。スモールウッドさん。」
シャーロックが銃を持った女性の背後から近づき話しかけると、
「え?誰だって?これはレディ・スモールウッドではないよ、ミスター・ホームズ。」とマグヌッセン。
その時、女性が振り向きます。
メアリーでした。
続きます。
Written by Steven Moffat
Directer by Nick Hurran
S3E3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
CAMさん新聞社オフィスビル。
テレビではジョン・ガーヴィー議員が汚職で逮捕されたというニュース速報が流れます。
ガーヴィー議員はこのエピソードの冒頭でスモールウッド議員と一緒にマグヌッセンを尋問していた方です。
ビルの入口でジョンがキョロキョロしていると後ろからシャーロックが話しかけます。
「マグヌッセンのオフィスは最上階にある。彼の居住用ペントハウスの真下になる。そこまでに14層のセキュリティがかけられていて、
そのうち2つはこの国では合法ではないものだ。僕たちがどうやって侵入するのか知りたい?」
「僕たち、それをやるわけ?」
「もちろん。それをやるんだ。」
「マグヌッセン専用のエレベーターは彼のペントハウスとオフィスに直通している。彼だけが使えるエレベーターで、
キーカードが必要だ。彼以外の人間がアクセスすると自動的に警備員に知らせがいく。」
シャーロックは説明をしながら一枚のカードを出します。
「これは一般用のキーカードだ。昨日盗んでおいた。食堂までしか行けないけど。
もしこのカードでエレベーターに乗ろうとしたら、どうなると思う?」
↑仮想のシャーロックがカードを使います。
「そうだな、停止のアラームが鳴って君は警備員に連行される。」
「その通り。」
「そのままとある小部屋に運ばれ、君はボコボコにされるんだ。」とジョンが続けると
「そこまでの描写は必要ないでしょ?」とシャーロックに「暇つぶしだよ。」とジョン。
「でも、もし僕がこうしたら・・・」
そう言いながら携帯電話にカードを重ねるシャーロック。
「もし君がキーカードを携帯電話に長時間接触させてたら、カードの磁気の部分が壊れて使い物にならなくなるよね。
よくある事だよ。キーカードと携帯電話を一緒にしないようにね。
で、今僕がこのカードを使ったらどうなる?」
「壊れてるから機能しないだろう。」
「でも、この場合は違うカードではなくデータの壊れたカードとして知らせが行く。
では、もし壊れていたら彼らはどうしてマグヌッセン本人じゃないとわかる?本人でも連行するのか?」
「それは無いな。」
「では彼らは何をする?何をしなければならない?」
「彼かどうか確認をするんだ。」
「あそこ、カメラがドアの右側、目の高さのところにある。カードを使った人物の映像がマグヌッセンのオフィスにいる
彼のスタッフのところに直接映し出される。信頼のおけるスタッフによって通されるんだ。
この時間だと、ほぼ確実に彼のPA(個人秘書)がそれをやる。」
「それが何の助けになるんだよ。」とジョンが聞くと、
「ヒューマンエラーだよ。僕さっき買い物してきたんだ。」
シャーロックはそう言って胸のポケットをポンポン叩くと、エレベーターに向かいます。
「さあ、行こう。」シャーロックはカードをシステムにかざします。
それを見たジョンが「君、マグヌッセンに全然似てないってわかってる?」と言うと
「今回はその事がかなり有利なポイントなんだ。」とシャーロックが答えます。
マグヌッセンのオフィスで映像を見たのはあのジャニーンでした。
「シャーロック、ここで何してるの?」と驚くジャニーン。
そしてその声を聞いたジョンも「え?待てよ、それって・・・」と驚きますが、
ジョンを制止して「ハイ、ジャニーン」と笑顔のシャーロック。
「僕を入れてよ。」と囁くシャーロック。
「バカ言わないでよ、出来るわけないでしょう。」
「僕にこんなマネさせないでよ、みんなの前でこんな事。」
「みんなの前で何をするの?」ジャニーンが聞くとシャーロックは一旦深呼吸。
そしてポケットから指輪の入ったケースを出します。
最後ににっこり笑顔。この時のジョンのリアクションが相変わらず秀逸です。
全力で女性を口説くシャーロック・ホームズはやっぱりセクシー路線だよねーと思いきや、
何ですか、このかわいこぶりっこは(笑)
指輪を見たジャニーンも笑顔ですぐにシャーロックを通します。
「わかった?人間が存在する限りその数だけ弱点も存在するんだよ。」とエレベーターに乗ろうとするシャーロックに
「あれジャニーンだよね。」とジョン。
「もちろん、ジャニーンだよ。彼女はマグヌッセンのPAなんだ。重要なポイントだよ。」とシャーロック。
「オフィスに入るために婚約したのか?」
「うん。君の結婚式で彼女に会えたのは幸運だったよ。君のおかげだと言えなくもない。」
「待てよ、シャーロック。彼女は君を愛してるぞ。」
「知ってる。さっきも言ったけどヒューマンエラーだ。」
ジャニーンの気持ちを「ヒューマンエラー」と言っちゃうシャーロック。すごくらしいけど、ジャニーンが報われないわ・・・
「行ってどうするつもりなんだ。」
「もちろん結婚するわけではないよ。」
「彼女に何ていうつもりなんだ。」
「彼女との関係は、彼女の上司のオフィスに侵入するための策略だったと話すよ。
そうすれば彼女も僕と会うのをやめるだろう。でも、女性に関しては君の方がエキスパートだと思うけど。」
オフィスに入りますがジャニーンの姿がありません。
「彼女どこに行ったんだ?」とジョンに「ちょっと失礼だよね、僕プロポーズしたのに。」とシャーロック。
奥に入っていったジョンは倒れているジャニーンを見つけシャーロックを呼びます。
「気絶しているのか?ホントにそんな事あるの?」
「頭を殴られてる。呼吸はしてるな。」ジョンは診察しながらジャニーンに呼びかけます。
「もうひとりいる」シャーロックは倒れている警備員を見つけます。
「彼は助けが必要か?」とジョンにシャーロックは男の推理をします。
「前科者。このタトゥーは白人主義者のものだ。こっちはほっといていいからジャニーンのそばに。」
「ジャニーン、僕の声をよく聞いて、僕の声が聞こえる?」とジョンが介抱しシャーロックは現場の観察と推理です。
まずはマグヌッセンの椅子の温度を調べまだ温かいことを確認します。
「おい、奴らはまだここにいるぞ。」とジョン。
「マグヌッセンもいるんだ。椅子がまだ温かい。奴はディナーのはずなのにまだこのビルにいる。上の階だな。」
とシャーロックにジョンが「警察を呼ぼう」と言うので、
「僕ら不法侵入してるのにか?君は本当にこういうの苦手だな。」とシャーロック。
「いや、待て。」とシャーロックは残り香に気づき、様々な香水が浮かびます。
やがて「Claire-de-la-lune」と確定させますが「何で僕はこの香りを知ってるんだ?」
「メアリーがつけてるよ。」とジョンが言うと「違う、メアリーじゃない。他の誰かだ。」
その時上の階から物音がします。シャーロックはジョンの呼びかけにも答えず階段を駆け上がります。
ペントハウスに入るとマグヌッセンの話し声が聞こえてきます。
「ここに来たことをあなたの夫はどう思うでしょうね。あなたの愛する夫。公正で尊敬に値する英国人。
あなたの夫は何て言うんでしょうね。」
声のする方に近づいていくとマグヌッセンは膝をついて何者かに銃で脅されていました。
「あなたは真実を隠すためにこんな脅迫をするんですか?そんな事を彼が望みますか?」
マグヌッセンが震えながら訴えています。
「それと、もしあなたが殺人を犯すなら香水は変えた方がいい。スモールウッドさん。」
シャーロックが銃を持った女性の背後から近づき話しかけると、
「え?誰だって?これはレディ・スモールウッドではないよ、ミスター・ホームズ。」とマグヌッセン。
その時、女性が振り向きます。
メアリーでした。
続きます。
こちらこそこんな僻地のブログを見つけてくださり本当にありがとうございます!
のたうちまわる感情←爆笑しましたw
やっぱりバレバレですか?本人結構冷静に書いてるつもりなんですけど(笑)
それにしてもDVD、10月だなんていくらなんでも遅すぎじゃないですか!
BS観れない方も沢山いらっしゃるし、そんな1年近くも待たされるなんてヒド過ぎですよ。
このブログでほんの少しでも癒していただければ本望ですので頑張りますね^^
2日前に 「SHERLOCK3 ネタバレ」で検索していて
こちらに辿り着き、読ませていただいてる者です。
いつもUPしてくださって ありがとうございます(*^-^*)
訳や表現をわかりやすく伝えて下さり、画像もたくさん載せてくださってて♪感想や主様の、のたうちまわる感情も含め(笑)、楽しく読まさせていただいてます♪
日本は5月 NHKBSプレミアム放送とありますが、
うちはBS見れませんし、日本語訳のDVD発売は10月?みたいですし…そんなに待てないですもん><。
この気持ちをこちらで潤して頂き、本当に感謝しております!