昨日、北海道新聞社発行の「ヒグマ(増補改訂版)」門崎允昭・犬飼哲夫著2003.4.10 2刷発行を買って来ました。昨年、日高に入る前に調べて、この著者である門崎先生の「北海道野生動物研究所」のページも、結果的には見ていました。 この著書は、いろんな具体的な統計や、襲われた人の生々しい写真や、いろんな場面の写真や事例・実話が豊富で、アイヌ民族が弓・矢毒でヒグマにどう対応してきたか迄の記載があります . . . 本文を読む
今日は僅かに晴れの期待もしていたのですが、日勝峠に向かうと山沿いは、雲に覆われています。清水町に入ると雪がチラチラしてきます。やはり山沿いは別だったんです。今日は一時、一瞬日差しが出る事もありましたが、山沿いはほぼ1日中雪が降っていました。視界も良くて3km程度で、雪の日高山脈を見通せませんでした。 まず、取り付き点を捜すのに日勝大橋を渡ったトンネル入り口では、車を止めておけるスペースは十分で . . . 本文を読む
昨年も北から始めた日高でしたが、今年も近くの登り易そうな所から、無理せず始めたいと思い、持っている1/50,000地図を広げて眺めました。やはり北端の日勝峠が気になります。できれば芽室岳より北から登って見たいなと思います。 1/50,000地図では日勝峠はちょうど「千栄(ちさか)」と「御影(みかげ)」の地図の境目付近ですので、2枚の地図をつなげないと判りません。明日は、日勝峠付近から取り付けそ . . . 本文を読む
日高山脈を越えて西側に入ると広々とした馬の牧場だらけです。美しい優駿ビレッジ「AERU」や、「JRA日高育成牧場」・「二十軒道路の桜並木」などにも寄ってみました。 途中、北大病院の医師で単独縦走中でペテガリ岳を通過する予定の堀川さん (59)が下山予定になっても帰らないので捜索中という今の私にとって身近なニュースを偶然ラジオのニュースで聞きました。 次の神威岳あるいはペテガリ岳のために京都の男性 . . . 本文を読む
今日は、ひたすら札内川を下り、林道を帰るだけです。札内川を下る途中、川沿いの踏み跡が近道だろうと思えるものを見つけ、迷わずそちらを進みますが、直 ぐに途絶えます。その先は戻る気もなくひたすら薮漕ぎで突き抜けましたが、あまり時間短縮にはなりませんでした。 「七の沢出会」で、トレイルシューズに履 き替えてからは、ひたすら林道を歩き続けますが、終点近くになると、小雨が降り出しました。大雨になる前に何とか . . . 本文を読む
今日は、明るくなった5時半頃に出発します。今日もできるだけ水に入りたくありません。しかし、最初から暫くだけ渡渉しなければならない所が現れます。初めは両岸の樹林が迫って薄暗いのですが、やがて沢が右にカーブして暫くすると沢は明るく開けてきます。その内沢筋の先が急に見通しが出て、緑濃い優雅なカ ムエクの稜線が見えます。 視野に稜線が目に入ると俄然奮い立ちます。やがて背を越すような巨石の間を縫ったり、ある . . . 本文を読む
朝、札内川園地を出発します。ザックは軽量化しましたが20kg以上ありそうです。笛は首からひもで吊るし、鈴を(必要な所以外は鳴らさないようにして)ザックに付け、鉈は腰にぶら下げるといういでたちです。 札内川の左岸を1時間程進むと札内川ダムが見えてきて初めて、未だ車で先まで入れる事に気付きます。「日高山脈山岳センター」を「札内川ヒュッテ」と勘違 いしていたのです。仕方なく、右岸に渡ってからザックをデ . . . 本文を読む
次にはいよいよ、北海道らしい山に取り掛からなくちゃと、次の目標としてカムイエクウチカウシ岳に定めます。この山は北海道らしい山で、登山道は無くて沢筋を遡るのです。しかし、かつて1970.7.26に八の沢カールで福岡大学ワンゲル部員の日高縦走パーティーの3人が、ヒグマに食い殺されるという悲惨 な事故があった山なので、実際どんな山かと思いを馳せてはビビリます。 沢も実際行ってみないと判らないので、ヘルメ . . . 本文を読む
続いて、偵察する山を芽室岳(1,754m)にします。ペケレベツ岳より少し奥深いですが、ペケレベツ岳より尾根道がしっかりしていそうです。しかし、登山口が判り難いのです。勘で奥まで進めそうな道を進みます。 案ずるより生むが易しですんなり登山口にある立派な山小屋「芽室岳」が見つかります。山小屋付近に10台は止 められそうな駐車場がありました。小屋の中にはマキで暖がとれるタンク形暖炉があり、小屋横には水が . . . 本文を読む
朝からパークゴルフ場には中高年の町民が車で続々集まって来る光景に出くわ しました。今日から天気も良くなりそうなので、いよいよ登りの偵察に入る具体的計画の検討に入りました。日高山脈の北の方から順番に南下しようと考えて、最初は尾根道があり、易しくて短いペケレベツ岳(1,532m)からかかる事にしました。 車で日高川町から日勝峠を越えて十勝に入りましたが、何も調べていませんでしたので日勝峠から注意して下 . . . 本文を読む
今日は、道の駅「うりまく」から日高山脈方面を眺めながら南下して、日高町から来た時に最初に着いた清水町に戻ります。 北海道は広くて道路も真っ直ぐで気持ち良いのですが、天気は昨日までずっと今一で、全く寒くありません。本州でも、たまに見るのですが、道路脇の支柱に赤い矢印が下向けに取り付けられていて道路境界を表示している事や、車の運転の吹雪対策として防雪林、防雪柵などが道路の片側だけに整備されているのが . . . 本文を読む
北海道に少なくとも1年程度は住んでみたいので、道の駅に貼ってあった日高町移住・体験ハウスの案内が目に入りました。朝から日高町役場で情報収集をします。かなり安く住めそうです。場所を教えてもらって見に行きました。都会から見ると贅沢な環境で魅力を感じますが、生活が便利ではないのがたまに傷だろうなと感じました。 日高山脈館の開館は10:00からなので待っていられません。日勝峠に向かいます。峠付近を注意して . . . 本文を読む
まず、札幌に向かい、日高の国土地理院の5万分の1の足らずまいの地図を紀伊國屋書店札幌ロフト店で購入してから日高に向かいます。 石勝樹海ロード(R274)で沙流郡の日高町の道の駅「樹海ロード日高」に到着して今日はここまで。日高山脈館は月曜が休館日だったので入れなかった。ここにはAコープまであって便利です。 【札幌駅前も通過】 【石勝樹海ロード(R274)で沙流郡の日高町に向かう】 【道の駅「樹海ロー . . . 本文を読む
今日は、先ず青森の下北半島の先端の「大間」に向かう午後便のフェリーに乗り、函館では準備できていなかった日高の国土地理院の5万分の1の地図をカーナビを駆使して捜したけれど、道央までしか置いておらず道東は手に入ら無かった。高速で札幌方面へ向かう途中のPAで一泊 する。【大間でフェリーに乗る】 【本州を離れる】 【函館の街が】 【近付く(函館山)】 . . . 本文を読む
日本に帰ってから早く行きたいと、待ちに待っていた日高の山への偵察の旅に出発です。マナスル後編の原稿を何とか送り終えた後、慌ただしく早朝に出 発しました。 雨の中の高速を北陸道経由で進みましたがしっかり調べておらず、新潟から日本海沿いに秋田~青森につながっていると勝手に思い込んでいて日本海東北自動車道に進みました。途中で「荒川胎内」という所で高速が終わっていて高速を出てしまいした。 でもその先どこ . . . 本文を読む