明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



YouTubeで鯉の捌き方を見た。職人の爺さんが、鯉コク用の切り身はあまり血を洗うと脂まで流れてしまうといっていた。新鮮だからの話だろう。そこに玄関に人の気配。女性二人の声がするので、もしや、と思って出ると、エホバの証人』無言でドアを閉める。あまり水で洗っちゃダメだそうだぜ?鯉だけど。 曇天なので撮影に出かけてみた。名石も松の木もいくらでもあったが、撮ってるうちに私の作品には私が作った岩や、松の木も盆栽こそが似つかわしい気がして来る。まあせっかく来たのだから、と目ぼしい物を撮っておく。ここ何年も、達磨大師の面壁九年ではないが散歩嫌いが座りっぱなしで、それこそ足腰弱り、くたくた。出不精もついに極まり、中国の山水風景も作業台の上で。ということとなった。 陰影については、光の方向性をさだめるのを止めさせれば自由になれるが、実はそれだけのことであり、立体制作者として肝心なのは濃淡による立体感であろう。結局は写真は光なのだ、と思うに至った今日この頃。

Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念

10月13日(木)〜11月6日(日)

コミュニケーションギャラリー ふげん社

03-6264-3665

〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12

アクセス:

・目黒駅より徒歩15分 ・目黒駅西口発 東急バス「元競馬場前」下車 徒歩1分

 

 



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