明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



私の寝付きの良いのは、寝る寸前まで起きているせいもある。お陰で無呼吸用の機器を着けないで寝てしまうことが多い。着けよう、と思った記憶はあるが〝ピストルで撃たれたよう”という、寝付きのせいで、気がつくと朝になっていた。眠ければいつでも寝リャいいや、という了見もいけないのだろう。クリニックに行くと、データがすぐに届くので。私の生活態度がモロバレである。女医先生の前で、職員室の小学生の如くになるのが情けない。反省しているかのような顔だけは得意である。治らないならせめて自分は正しいという顔だけはするな。はっきりいわれはしないが、間違いなく母の訓えである。 猫を虎化することを諦め、虎を猫化しようと企んだが、口だけでイメージがあった訳ではないので、まさに“月を見ないで指を見る“のことわり通り上手くいかない。虎のフォルムもカッコ良すぎる。しかしただ諦めるのも。目をターコイズブルーのキャッツアイに変えて悔し紛れとす。



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