明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



実話裏歴史SPECIALVol.15 (ミリオン出版)その死に歴史あり!日本の自決秘録
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昨年の三島由紀夫へのオマージュ展より『男の死』が2P掲載されている。(文中三島の死が72年になっている)このシリーズは、三島自身が演じ、亡くなる寸前に篠山紀信氏に撮らせた未刊の写真集『男の死』の存在を知らぬ私が、これは三島本人にウケるだろうと考えたのが三島に三島好みの人物になってもらい、様々な状態で死ぬ様を描いた本作である。本家が出版されるより一日でも早く発表しないと滑稽だ、と思って制作したが、どうも本家は出さない約束が結ばれているらしい。急ぐ必用もなかった訳だが、これは順次、作り足りない物を加えていくつもりである。昨年中止になった深川祭り。今年は神輿を担ぎながら、恍惚として死んでいる三島を作る。それにこうしてみると、血が大好きであった三島なのに、展覧に供する作品として少々遠慮している。血も足すつもりである。 どうせやり尽くした、満足した、と死ねないのは判っている。完成など最後までしなくても良いのである。
房総の海に浮かべて泳がすつもりの河童は、棲み家である内陸の沼から空を飛んで、房総に遊びにきたおかげで災難に遭う。といっても自業自得なのだが。最初の一体目が坐っているところで、猫背でもあり、泳いでいる状態に延してみたら食用蛙くらいのサイズになった。はたして思惑通り、水中モーターを着けて、水スマシのような航跡を描きながら泳いでくれるであろうか? ※今気がついたが、なにもモーターで自力で泳がさせずとも、今回も数日手伝いに来る予定のKさんに、テグスを着けた河童を引っ張ってもらう手もあった。その様子をはたから見ると、海水浴に来た河童が、子河童に泳ぎを教えているように見えるであろう。

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