大谷翔平、肘の半月板故障で、投手としては今シーズン投げられないかもしれないという思わぬことが起こった。打者としては問題なさそうであるが、心配ではある。何しろ幼い頃、力道山で、ヒーローも死ぬ場合があるという経験をしている。 寒山拾得は、辿り着くべくして辿り着いた、と思いながら、作っている本人は良く判っていない。忘備録がわりのブログを読み返したい、と常々思いながら、今なら判っていることも、気が付かずに、日々ジタバタする有様を見るのは実に億劫である。行き当たりばったりで、考えるな感じろの癖に、熟考の割に、ここに至った、という顔をしたがる所もある。ブログでは相手の顔が見えないから、余計なことまで正直に書いているが、個展会場で〝なんだかわからないけどこうなってしまいました”ではあまりに格好が悪い。 何故寒山拾得を作るのか?現在答えてくれそうなのは、横尾忠則さんただ一人だろう。何で今時寒山拾得なんだよ、なんて輩が最近いなくなったのは、ひとえに、来月から『寒山百得展』を開催する、横尾さんのおかげではないか、という気がしている。