明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



大谷翔平、手術後の経過も良く、新天地での活躍が楽しみである。私は普通の人と視点がちょっと違っていて、野球をすることによって湧き出る快感物質に取り憑かれた男の躍動する姿、笑顔を見たいのである。こんなあからさまな人間を始めて見た。 かつて、一時の性欲や手料理如きに胃袋捕まれ、結婚していく友人らに、友情を持って止めることを常としていた。それというのも、全ての人が、あの快感物質が湧き出ていると思い込んでいたからである。私にとって家庭生活=快感物質の湧き出るのを阻害するものでしかない。 学生時代の昼休み、小説を読んでいる間中、映像が浮かび続ける私は、他の連中がそうではない、と知って、びっくりしたのを覚えているが、そんな訳で〝お前ら頭おかしいんじゃないか?“と言わんばかりに説得していたことを、今では反省している。アレが湧き出ないなら、火中に身を投じる虫の如き行動も判らないではない。もっとも、全員アレに取り憑かれたら、人類の滅亡は間違いない。酒場でぐずぐず、なかなか家に帰ろうとしない男達は自業自得と思っていたが、滅亡を防いでいるのはああいった男達であろう。

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