明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



下駄箱の上の(今は下駄箱といわないのかも?)水槽で飼っている熱帯魚フラワーホーンだが、今まで30センチに到達しようか、という頃に突然体調を崩し死んでしまっていた。飼うのは容易で、水道水でも平気な丈夫な魚である。とにかくガツガツと餌を良く食べる。餌やリが飼育の一番の楽しみだが、長生きさせるために食べ過ぎは禁物、最初の頃は消化不良で死なせていた。 いくら餌をくれとジタバタしても我慢し、場合によってはジタバタしているのを見ないようにして、やりすぎに注意していた。ところが二日前に前触れもなく突然調子を崩した。またか。どうしてもこの壁を越えられない。フラワーホーンは人工的に作られた魚種なので、遺伝的に難しい点がありそうである。朝見るとヒレはボロボロ体中から粘膜を出し、そのせいで水は濁り、目は白濁し腹がふくらみ横倒しに水面に浮かんでいる。どう見ても死んだ魚である。すでに死臭も漂いだしている。それでも良く見ると胸鰭が僅かに動いた。ならばと死ぬ前に水を換えてやろう。多量の『伯方の塩』も投入した。ところが。夕方にはボロボロながら立てになって浮かんでいるではないか。腹にガスが溜まって浮かんでしまい、眼が見えないのであろう、底のありもしない餌を探っている。再び水を換えさらに塩。一夜明け、昼ごろにはガスが抜けたか中層を泳いでいる。ゾンビか?なんという生命力であろう。褒美に生鮭をやる。凄い奴だ。 だがしかし。だったらお前、あんな簡単に具合悪くなるんじゃないよ!

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コメント
 
 
 
魚が大好き (マツカワ)
2011-05-08 22:56:44
先生のお魚さん元気になりましたか?私は金魚が一時期パタパタ死んでしまって
恐ろしくなって、水質にすごく神経質になってしまいました。で、バクテリアのアンプルに
そのバクテリアを活性化するアンプル、さらにジクラウォーターを入れてます(どんだけ金がかかるんだ-!)
カルキ抜きをしない東京水で飼えるなんてスゴい魚ですね!塩素でエラが溶けそう
で怖い!なんにしても賢い魚はカワイイですよね。あんまり他人に理解されないのがサビシーですが(笑)
 
 
 
おかげさまで (石塚)
2011-05-09 18:42:16
ヒレが半分なくなりましたが、峠は越えたかと。ただいつもこの辺りで死ぬので安心できません。 知人で鯉を水槽で飼ってる人も、水道水を使っており、おかげで病気にならない、といってます。ベテランなのでマネをしてよいかは判りません。私の場合、何かあったら水換えと塩です。とにかく活が入りますし、水の傷みを押さえます。
 
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