明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最後のⅠカット、唐獅子牡丹を背負った三島に着流しに番傘の4人組。映画のポスター調。人形を作りながら調整していたが、ほとんど寝ていないせいで、はっと目が覚めるとマウスをどうかしたのかデザインがかわっている。そんなことを繰り返し、なんとか完成。途中でドリルや絵の具を買い会場へ。イベント屋のSと近所に住むHさんが助っ人。私はというと会場の隅にテーブルをだし、人形制作。職員の方も総出で2メートル超のプリントを設置。例によってレイアウト案がまったく浮かばない私は、その件に関して一言も発せず。ニジンスキーと九代目團十郎が隣り合わせなのは意図的であろうか。先日乳輪30センチと書いたが、改めて見たら20センチないくらいであった。 田村写真の田村さんが所有してくれているロバート・ジョンソンの人形を持って来てくれる。本日あがった十字路で取引するため悪魔を待つロバート・ジョンソンのプリントも雰囲気が出ている。 良い悪いはともかく、感心されるくらいなら呆れられたい私としては、その点に関しては合格だと、見回りに来た警備員さんの台詞で確信。しかし人形は、完成していない作品がまだまだ家で待っているのであった。

『特別展 深川の人形作家 石塚公昭の世界』

フェイスブック『石塚公昭の世界』

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特別展『百年目に出会う 夏目漱石展』神奈川近代文学館 漱石像出品

『タウン誌深川』“常連席にて日が暮れる”第4回



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