明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先日2000年前後の頃、月刊太陽の人形特集の撮影でみえた須田一政さんに、オイルプリントをお見せして、面白がっていただけたことを書いたが、その直前、個展の告知記事を、某写真雑誌に載せてもらったので、話が判るかも、とその編集者にオイルプリントを見てもらった事を思い出した。その編集者は、水彩画用紙に、油性絵の具をブラシで叩いてプリントした作品を前に「今はこういうのはコンピューターで出来ますから」と言い放った。私は写真を始めたのが遅かった。写真展を見に行くと、販売している気配がなく、プロというのは印刷媒体の仕事をする人達をいうらしい。先達はプリントの価値を高めておいてはくれていなかったと感じた。私は須田さんのおかげであの編集者がボンクラだと知れて良かった。AI技術の時代到来で、これからボンクラが大活躍することになるだろうう。ちなみに盆暗は博打用語である。



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